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番外編1
あれから一年……09
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大きな目が零れんばかりに大きくなるが、実際に零れ落ちたのは透明な雫だった。
小さく赤い唇から「よかった」と僅かに漏れた。
安堵に綻んだ顔は次第に別の想いを含んで歪んでいく。何度も「良かった」と呟いてから本音が零れ出る。
「久乃さんの身代わりかと思ってたから……」
「どうしてそうなるんだ。本当に美濃部さんには特別な感情はない。番になりたいと思っているのは樟だけだし、私が全身で守りたいのもお前だけなんだ。そこは理解してくれ」
「……恐かったんです。だって僕にはなにもないから……」
その身一つであるのは耀一郞が一番理解している。寄る辺ない状況にあるのも。
実家はもうないに等しく耀一郞に放り出されたら、それこそあのNPOを頼るしかないほど劣悪な環境で育った彼は、孤独感を常に抱えて生きているのだろう。
縋る社会的地位もなければ、資産もない。それでなにに縋り付けばいいのかわからなくなるはずだ。
今の日本社会では、性風俗業以外でオメガを喜んで雇い入れる会社などない。政府がどれだけ世界標準に合わせるために推進していても、経営者は嫌厭して一層オメガは使えないというレッテルが貼られる。
小野電機工業も、オメガの就業率は低いままだ。条件として番がいることを掲げてしまうのは、社内風紀と発情したときの危機回避体制が整っていないせいだ。
重役になるほどアルファが占める割合が多い上場企業において、やはりオメガは脅威でしかない。同時に、アルファの考えに追随するようにベータも彼らを卑下にする。誤った知識で性的接待に使う事例が過去に横行していて、今も撲滅されているとは言いがたい。
隆一郎もその中で気に入ったオメガを噛んで無理矢理に番にして囲っていたのだ。
この細く小さな身体で彼は一人で己の身を守れるはずもない。
そして、耀一郞を都合よく利用してやろうという逞しい精神もない樟は、ただ怯えるしかないのだ。
涙を零す細い身体を抱き締めた。痛くならないよう、力を調整して腕の中に閉じ込める。
いつも最初は身体を強張らせ、それからゆっくりと力を抜いていく樟の、過去の傷ごと抱きすくめる。ここがどこよりも安全な場所であると教えるように。決して逃げ出すことなど考えることのないように。
「発情したその時、うなじを噛んでいいか? 同情などでなく、本当にお前だけが欲しいんだ。それ以外はいらない。不安なら誓いを立てる」
「どうしてそんなに……」
「理由を聞かれてもわからない。でも本能がお前以外はいらないと訴えるんだ。条件なんてくそ食らえだ。樟がいれば、それだけでいい。お前を失いたくない」
真っ直ぐな気持ちをぶつけて、この細い身体が受け止められるか心配だった。あまりの重さに途中で怖くなるのではないかと、耀一郞も不安だ。
今まで知ることのなかった執着に触れ、けれど樟は僅かに身体を震わせて「本当に僕でいいんですか」ともう一度問うてきた。
「欲しいんだ、樟だけが。それ以外など目に入らない。だからお前が慕うあの医師が馴れ馴れしく話しかけるのが気に食わないんだ」
「でも安井医師は主治医で……僕を治すために色々と話しかけてくれてます」
「距離が近すぎる。私はそれが嫌なんだ」
「じゃあ、行かないようにします」
あっさりと受け入れてしまう彼に、弾む心とは裏腹に良識や理性がストッパーをかける。このままでは彼のためにならないと。どんなに自分が安心しても、治療のことを考えれば安井に任せるのは、最善なのだ。
「いや、そこまでしなくていい……単純に私の心情の問題だ。ただその場面を目の当たりにしてしまうと自分を制御できない」
どれほど社会で成功していようと、どれほど彼が自分から離れないと理解していようと、こればかりはどうにもならない。己の安寧のためだけに樟を振り回すのもいけないと理解していても、アルファ特有の執着心だけはどうにもならない。
「嬉しいです」
小さな呟きが、耀一郞を救い上げる。
ダメだとわかっていても細い樟が痛いと思うくらいに腕に力が入れて抱き締めた。
「アルファは、好きな人に執着するって今日教えて貰って……耀一郞さんが僕のことをそう思ってくれるの、嬉しいです」
「なら理解してくれ。私以外のアルファにはなるべく近づかないでくれ、親しくしないでくれ。父の名刺を見つけたときも心臓が止まるかと思ったからな」
「どうしてお義父さんの名刺を見ただけで、そうなるんですか?」
「…………ニュースを見ていないのか?」
小さな頭が愛らしく横に倒された。
辛い日々を送ったのに、どうやら樟の中に「人を疑う」という感情がないようだ。自分があの鬼畜に狙われていたなどと思い至らないその純粋さすら愛おしいが、これからはそのままではいけない。
少しでもいいから危機感を抱いて欲しいと願うのは、常に一緒に居られないジレンマからだろう。
「父はお前も番にしようとしたんだ」
「どうして? だって僕は耀一郞さんの配偶者ですよ」
「常識的に考えればそうだろうな。だがそれが通用しないんだ、あの鬼畜は。お前のことを結婚式で気に入り、会わせろとうるさかったし、あの日もお前の兄が来なければ襲っていたのは父だっただろうな」
「うそ……」
信じられないだろう、まさか舅に襲われそうになっていたなんて。
だがこれが現実だ。
「理解したなら、例え私の関係者でもアルファには気をつけろ。当然、ベータの男にもだ、わかったな」
こんなにも嗜虐心を擽る存在を目にしたら、発情のフェロモンを感じられないベータでも襲ってしまうだろう。
「私の心の安寧のために少しは危機感を持ってくれ」
懇願すれば、やっと樟の手がシャツを掴んだ。ワイシャツの肩口に目元を乗せ、小さく頷いてから甘えた猫にも似た仕草で擦り付けてきた。癖のあるふわりとした髪が顔を擽り、耀一郞と同じシャンプーの匂いが鼻腔を通り抜ける。
想う相手と同じ家に住んでいることが、胸を熱くするほどの幸せと感じるのか。
「愛しているんだ、樟」
あの日と似ていて、けれど意味の違う言葉を形の良い耳に注ぎ込む。
「え……あっ……それって……」
一瞬にして赤くなった耳朶が耀一郞を誘った。
耳殻に沿って舌を這わせさらに赤味が増した耳朶を食んだ。甘く歯を立てれば鼻から抜けた甘い音が耀一郞を煽り立てる。
まだ食事もしていないだとか、昨夜もしたはずだとか、警鐘を鳴らす理性をあっさりと無視して、甘い雰囲気を醸し出す。
「もうあの医師に気安く頭を撫でられるな。運転手から報告を受けて、どれほど腸が煮えくり返ったか。頼むからお前だけを愛しているんだということを忘れないでくれ」
言葉は魂を宿し彼の心へと居座り続けるだろう。
言霊など信じていなかったが、樟の心を繋ぎ止められるならば、もう言葉を惜しまない。言葉だけではなく、態度でも示さなければ樟に伝わらないなら、自分のスタンスすら変えよう。
こんなにも想っているのだと知ってほしいのだ。
「努力……しま……んっ」
いつか発情したときには、躊躇うことなく噛もうと目論んでいるうなじに口づけの跡を残すと、樟が小さな頭を振った。愉悦を堪えるときの癖だ。
僅かな触れあいでも感じてくれるのが嬉しい。
彼が過去に経験した性行為は痛みを伴うものだった。オメガがどれほど妊娠できるとしても、発情期でなければ受け挿れる場所が濡れることはない。時間を掛けて慣らした上で潤滑剤をたっぷりと使わなければ、痛みだけでなく裂傷も起きてしまう。その知識がないベータたちにおもちゃにされ続けた彼は、性行為を痛いものだと認識していた。時間を掛けそうではないと教えてきてこの一年でようやく、樟が期待に甘い声を上げるようになった。
それが耀一郞にとって嬉しいことこの上ない。
もっと溶けた証の甘ったるい啼き声へと変えるための努力を惜しまず感じやすい部分を刺激していけば、脊髄を失ったように凭れかかってきた。
「私がどれだけ愛しているか、ベッドで教えていいか?」
樟が一人で立てないほど溶かしてから聞くなどずるいとわかっていて、伺いを立てる。案の定、樟は小さく頷いてから耀一郞の首へと両腕を巻き付けた。
膝の下に腕を入れ抱いて立ち上がり、彼の頬に口づけを贈りながらリビングから寝室へと移動した。
小さく赤い唇から「よかった」と僅かに漏れた。
安堵に綻んだ顔は次第に別の想いを含んで歪んでいく。何度も「良かった」と呟いてから本音が零れ出る。
「久乃さんの身代わりかと思ってたから……」
「どうしてそうなるんだ。本当に美濃部さんには特別な感情はない。番になりたいと思っているのは樟だけだし、私が全身で守りたいのもお前だけなんだ。そこは理解してくれ」
「……恐かったんです。だって僕にはなにもないから……」
その身一つであるのは耀一郞が一番理解している。寄る辺ない状況にあるのも。
実家はもうないに等しく耀一郞に放り出されたら、それこそあのNPOを頼るしかないほど劣悪な環境で育った彼は、孤独感を常に抱えて生きているのだろう。
縋る社会的地位もなければ、資産もない。それでなにに縋り付けばいいのかわからなくなるはずだ。
今の日本社会では、性風俗業以外でオメガを喜んで雇い入れる会社などない。政府がどれだけ世界標準に合わせるために推進していても、経営者は嫌厭して一層オメガは使えないというレッテルが貼られる。
小野電機工業も、オメガの就業率は低いままだ。条件として番がいることを掲げてしまうのは、社内風紀と発情したときの危機回避体制が整っていないせいだ。
重役になるほどアルファが占める割合が多い上場企業において、やはりオメガは脅威でしかない。同時に、アルファの考えに追随するようにベータも彼らを卑下にする。誤った知識で性的接待に使う事例が過去に横行していて、今も撲滅されているとは言いがたい。
隆一郎もその中で気に入ったオメガを噛んで無理矢理に番にして囲っていたのだ。
この細く小さな身体で彼は一人で己の身を守れるはずもない。
そして、耀一郞を都合よく利用してやろうという逞しい精神もない樟は、ただ怯えるしかないのだ。
涙を零す細い身体を抱き締めた。痛くならないよう、力を調整して腕の中に閉じ込める。
いつも最初は身体を強張らせ、それからゆっくりと力を抜いていく樟の、過去の傷ごと抱きすくめる。ここがどこよりも安全な場所であると教えるように。決して逃げ出すことなど考えることのないように。
「発情したその時、うなじを噛んでいいか? 同情などでなく、本当にお前だけが欲しいんだ。それ以外はいらない。不安なら誓いを立てる」
「どうしてそんなに……」
「理由を聞かれてもわからない。でも本能がお前以外はいらないと訴えるんだ。条件なんてくそ食らえだ。樟がいれば、それだけでいい。お前を失いたくない」
真っ直ぐな気持ちをぶつけて、この細い身体が受け止められるか心配だった。あまりの重さに途中で怖くなるのではないかと、耀一郞も不安だ。
今まで知ることのなかった執着に触れ、けれど樟は僅かに身体を震わせて「本当に僕でいいんですか」ともう一度問うてきた。
「欲しいんだ、樟だけが。それ以外など目に入らない。だからお前が慕うあの医師が馴れ馴れしく話しかけるのが気に食わないんだ」
「でも安井医師は主治医で……僕を治すために色々と話しかけてくれてます」
「距離が近すぎる。私はそれが嫌なんだ」
「じゃあ、行かないようにします」
あっさりと受け入れてしまう彼に、弾む心とは裏腹に良識や理性がストッパーをかける。このままでは彼のためにならないと。どんなに自分が安心しても、治療のことを考えれば安井に任せるのは、最善なのだ。
「いや、そこまでしなくていい……単純に私の心情の問題だ。ただその場面を目の当たりにしてしまうと自分を制御できない」
どれほど社会で成功していようと、どれほど彼が自分から離れないと理解していようと、こればかりはどうにもならない。己の安寧のためだけに樟を振り回すのもいけないと理解していても、アルファ特有の執着心だけはどうにもならない。
「嬉しいです」
小さな呟きが、耀一郞を救い上げる。
ダメだとわかっていても細い樟が痛いと思うくらいに腕に力が入れて抱き締めた。
「アルファは、好きな人に執着するって今日教えて貰って……耀一郞さんが僕のことをそう思ってくれるの、嬉しいです」
「なら理解してくれ。私以外のアルファにはなるべく近づかないでくれ、親しくしないでくれ。父の名刺を見つけたときも心臓が止まるかと思ったからな」
「どうしてお義父さんの名刺を見ただけで、そうなるんですか?」
「…………ニュースを見ていないのか?」
小さな頭が愛らしく横に倒された。
辛い日々を送ったのに、どうやら樟の中に「人を疑う」という感情がないようだ。自分があの鬼畜に狙われていたなどと思い至らないその純粋さすら愛おしいが、これからはそのままではいけない。
少しでもいいから危機感を抱いて欲しいと願うのは、常に一緒に居られないジレンマからだろう。
「父はお前も番にしようとしたんだ」
「どうして? だって僕は耀一郞さんの配偶者ですよ」
「常識的に考えればそうだろうな。だがそれが通用しないんだ、あの鬼畜は。お前のことを結婚式で気に入り、会わせろとうるさかったし、あの日もお前の兄が来なければ襲っていたのは父だっただろうな」
「うそ……」
信じられないだろう、まさか舅に襲われそうになっていたなんて。
だがこれが現実だ。
「理解したなら、例え私の関係者でもアルファには気をつけろ。当然、ベータの男にもだ、わかったな」
こんなにも嗜虐心を擽る存在を目にしたら、発情のフェロモンを感じられないベータでも襲ってしまうだろう。
「私の心の安寧のために少しは危機感を持ってくれ」
懇願すれば、やっと樟の手がシャツを掴んだ。ワイシャツの肩口に目元を乗せ、小さく頷いてから甘えた猫にも似た仕草で擦り付けてきた。癖のあるふわりとした髪が顔を擽り、耀一郞と同じシャンプーの匂いが鼻腔を通り抜ける。
想う相手と同じ家に住んでいることが、胸を熱くするほどの幸せと感じるのか。
「愛しているんだ、樟」
あの日と似ていて、けれど意味の違う言葉を形の良い耳に注ぎ込む。
「え……あっ……それって……」
一瞬にして赤くなった耳朶が耀一郞を誘った。
耳殻に沿って舌を這わせさらに赤味が増した耳朶を食んだ。甘く歯を立てれば鼻から抜けた甘い音が耀一郞を煽り立てる。
まだ食事もしていないだとか、昨夜もしたはずだとか、警鐘を鳴らす理性をあっさりと無視して、甘い雰囲気を醸し出す。
「もうあの医師に気安く頭を撫でられるな。運転手から報告を受けて、どれほど腸が煮えくり返ったか。頼むからお前だけを愛しているんだということを忘れないでくれ」
言葉は魂を宿し彼の心へと居座り続けるだろう。
言霊など信じていなかったが、樟の心を繋ぎ止められるならば、もう言葉を惜しまない。言葉だけではなく、態度でも示さなければ樟に伝わらないなら、自分のスタンスすら変えよう。
こんなにも想っているのだと知ってほしいのだ。
「努力……しま……んっ」
いつか発情したときには、躊躇うことなく噛もうと目論んでいるうなじに口づけの跡を残すと、樟が小さな頭を振った。愉悦を堪えるときの癖だ。
僅かな触れあいでも感じてくれるのが嬉しい。
彼が過去に経験した性行為は痛みを伴うものだった。オメガがどれほど妊娠できるとしても、発情期でなければ受け挿れる場所が濡れることはない。時間を掛けて慣らした上で潤滑剤をたっぷりと使わなければ、痛みだけでなく裂傷も起きてしまう。その知識がないベータたちにおもちゃにされ続けた彼は、性行為を痛いものだと認識していた。時間を掛けそうではないと教えてきてこの一年でようやく、樟が期待に甘い声を上げるようになった。
それが耀一郞にとって嬉しいことこの上ない。
もっと溶けた証の甘ったるい啼き声へと変えるための努力を惜しまず感じやすい部分を刺激していけば、脊髄を失ったように凭れかかってきた。
「私がどれだけ愛しているか、ベッドで教えていいか?」
樟が一人で立てないほど溶かしてから聞くなどずるいとわかっていて、伺いを立てる。案の定、樟は小さく頷いてから耀一郞の首へと両腕を巻き付けた。
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