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第3章 虚ろなる人形
第82話 明菜殺害
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明菜の首に両手をかけた勅使河原だったが、すぐには殺害しなかった。
このまま、彼女の首を絞めるのは容易なことだが、その前に、少しお楽しみがしたかったのだ。
そう、あの渡辺真理の時のように。
明菜は、決して美人というほどではないものの、やはり人好きがしやすい容姿はしている。このまま殺してしまうのは惜しいだろう。
一旦は明菜の首に当てがった両手を、今度は涙に濡れる明菜の両頬に回す。そして、明菜の唇を奪った。
「ふぐぅ!」
いきなり接吻され、驚愕のあまり目を白黒させる明菜。勅使河原は、明菜の唇に、自身の舌をねじ込ませて、彼女の舌をも翻弄する。
「んんん・・・んふぅ」
真理の時と反応はほぼ同じだった。勅使河原の舌を拒否できず、それどころか積極的に受け入れているようにも思えた。
ー可愛いわね、この子もー
だからこそ、この娘の首を早くあるべき形にしなくてはならない。そして、破滅が訪れるその日まで、彼女の首を補完し続けて、共にあるのだ。
「んん・・・ぷはあぁぁ」
勅使河原が唇を離す。いきなり接吻された明菜の頬は紅潮し、その表情も、先ほどまでよりは幾分和らいでいるようにも見えた。
ー馬鹿ね、これから殺されることには変わらないというのにー
「勅使河原さん・・・」
明菜が力なく呼びかけてくる。おそらく、彼女自身どう反応していいのかよくわからないといったところだろう。
勅使河原は、改めて明菜の首筋を見た。真理同様、小柄な彼女は小顔で、それを支えるその首も細い。見た目は、真理よりも細く、そして白かった。
女性のうなじや首筋を見て興奮する男子がいるという話を聞いたことがあるが、顔の美醜は別にしても、明菜の首筋は確かに見る者を惹きつける要素があった。
「・・・!勅使河原さん、いったい、何を・・・?」
勅使河原は、今度は明菜の喉に舌を当てがった。そのまま、彼女の喉を舐めあげる。勅使河原の舌が卑猥な音を立てながら、明菜の喉を濡らしていく。そして、そのたびに明菜もまた、鼻にかかったような声を上げた。
ーこの子の首が欲しい。早く、首を絞めて切り離したいー
ますます殺害への欲求は強まっていく。
だが、もう少しー殺してしまえば、お楽しみは終わりだ。もう少し、この娘を弄んでやりたかった。
「・・・んあああ!」
勅使河原は、今度は明菜の秘所に指を入れたー既に、彼女の秘所は濡れていた。
「イケない子ね・・・これから殺されるというのに、こんなに濡らしちゃって」
「はあはあ・・・はああん」
明菜が身をよじって抵抗しようとするものの、全身を椅子に拘束されており、それもままならず、結局は勅使河原のいいように秘所を弄ばれるだけだった。これから殺されるというのに、体は快感には耐えられないのだろう。明菜の声はより艶っぽく、そしていやらしくなっていくー
ーそろそろ、頃合かしらねー
勅使河原自身も、自分の下腹部が熱を帯びていくのを実感した。明菜ばかりではなく、自分もまた興奮が抑えきれなくなっていたようだ。
真理を殺害した時には思わず失禁してしまったが、あの時は行為の最中には気が付かないほどだった。初めての殺人ということもあったのだろう。
勅使河原は、明菜の秘所から指を抜くと、再び彼女の首に両手をかける。まだ余韻に浸っている明菜は、気が付くのが遅れた。
「勅使河原さん・・・あぐぅ」
勅使河原が、両手に力を込めた。少しずつ、だが、確実に死に向かう明菜。真理と同じく、もがきながら、言葉にもならない声で、勅使河原の名を呼びながらー
ーさあ、あなたも私の作品におなりなさいー
勅使河原は、その口の端を愉悦に歪めながら、苦痛に満ちた明菜の顔を見つめ続けた。
このまま、彼女の首を絞めるのは容易なことだが、その前に、少しお楽しみがしたかったのだ。
そう、あの渡辺真理の時のように。
明菜は、決して美人というほどではないものの、やはり人好きがしやすい容姿はしている。このまま殺してしまうのは惜しいだろう。
一旦は明菜の首に当てがった両手を、今度は涙に濡れる明菜の両頬に回す。そして、明菜の唇を奪った。
「ふぐぅ!」
いきなり接吻され、驚愕のあまり目を白黒させる明菜。勅使河原は、明菜の唇に、自身の舌をねじ込ませて、彼女の舌をも翻弄する。
「んんん・・・んふぅ」
真理の時と反応はほぼ同じだった。勅使河原の舌を拒否できず、それどころか積極的に受け入れているようにも思えた。
ー可愛いわね、この子もー
だからこそ、この娘の首を早くあるべき形にしなくてはならない。そして、破滅が訪れるその日まで、彼女の首を補完し続けて、共にあるのだ。
「んん・・・ぷはあぁぁ」
勅使河原が唇を離す。いきなり接吻された明菜の頬は紅潮し、その表情も、先ほどまでよりは幾分和らいでいるようにも見えた。
ー馬鹿ね、これから殺されることには変わらないというのにー
「勅使河原さん・・・」
明菜が力なく呼びかけてくる。おそらく、彼女自身どう反応していいのかよくわからないといったところだろう。
勅使河原は、改めて明菜の首筋を見た。真理同様、小柄な彼女は小顔で、それを支えるその首も細い。見た目は、真理よりも細く、そして白かった。
女性のうなじや首筋を見て興奮する男子がいるという話を聞いたことがあるが、顔の美醜は別にしても、明菜の首筋は確かに見る者を惹きつける要素があった。
「・・・!勅使河原さん、いったい、何を・・・?」
勅使河原は、今度は明菜の喉に舌を当てがった。そのまま、彼女の喉を舐めあげる。勅使河原の舌が卑猥な音を立てながら、明菜の喉を濡らしていく。そして、そのたびに明菜もまた、鼻にかかったような声を上げた。
ーこの子の首が欲しい。早く、首を絞めて切り離したいー
ますます殺害への欲求は強まっていく。
だが、もう少しー殺してしまえば、お楽しみは終わりだ。もう少し、この娘を弄んでやりたかった。
「・・・んあああ!」
勅使河原は、今度は明菜の秘所に指を入れたー既に、彼女の秘所は濡れていた。
「イケない子ね・・・これから殺されるというのに、こんなに濡らしちゃって」
「はあはあ・・・はああん」
明菜が身をよじって抵抗しようとするものの、全身を椅子に拘束されており、それもままならず、結局は勅使河原のいいように秘所を弄ばれるだけだった。これから殺されるというのに、体は快感には耐えられないのだろう。明菜の声はより艶っぽく、そしていやらしくなっていくー
ーそろそろ、頃合かしらねー
勅使河原自身も、自分の下腹部が熱を帯びていくのを実感した。明菜ばかりではなく、自分もまた興奮が抑えきれなくなっていたようだ。
真理を殺害した時には思わず失禁してしまったが、あの時は行為の最中には気が付かないほどだった。初めての殺人ということもあったのだろう。
勅使河原は、明菜の秘所から指を抜くと、再び彼女の首に両手をかける。まだ余韻に浸っている明菜は、気が付くのが遅れた。
「勅使河原さん・・・あぐぅ」
勅使河原が、両手に力を込めた。少しずつ、だが、確実に死に向かう明菜。真理と同じく、もがきながら、言葉にもならない声で、勅使河原の名を呼びながらー
ーさあ、あなたも私の作品におなりなさいー
勅使河原は、その口の端を愉悦に歪めながら、苦痛に満ちた明菜の顔を見つめ続けた。
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