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第14話:ラジオにて②
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放送終了後、TAMAKIの所に差し入れのコーヒーを持ってきたのはMINAMIだった。
「TAMAKIさん、お疲れ様。」
「MINAMIちゃん、お疲れ様。」
「これ、差し入れ。」
MINAMIは、そう言って、缶コーヒーを渡した。
「ありがとう」
MINAMIは、月曜の昼のラジオを担当している。TAMAKIとは、同時期にパーソナリティになって、プライベートでも、仲の良い一人だ。
「ラジオ聞いたよ。オフ会、やるんだって?」
「うん。これ、見てよ。」
TAMAKIは、そういうと、男と女のメッセージとリクエストをMINAMIに見せた。
「二人とも、偶然、幼なじみに会ったってメッセージなんだけど。」
「これ、この二人が幼なじみってこと、だよね。」
「やっぱり。そうだよね。」
「それに、お互い両思いじゃない?」
「だよね、だよね。」
TAMAKIは、MINAMIも同じように思っていたことに嬉しくなった。
「そう思ったから、折角なら、イベント主催して、そこで気持ち伝えてもらおうかなって思って。オフ会にしたら、怪しまれないかなって。」
「なるほど。それは良いね。」
「それで、MINAMIちゃんにお願いしたいことあって。」
MINAMIが「何?」って首傾げるとTAMAKIが言う。
「MINAMIちゃんの担当の月曜お昼の「のんびりステーション」と僕の「ばんじましてインフォメーション」代わってほしいな。」
「何日だっけ?」
「7月15日の海の日だよ。」
MINAMIは、自分の予定を確認した。
「その日、ちょうど検定試験があって、って、未だ上の人たちに伝えてないけど。だから、私も代わって欲しかったんだよ。」
どうやらお互いの予定的にWin-Winだったようで、放送上の問題は直ぐに解決した。
「MINAMIちゃん、何の検定試験受けるの?」
「P検の5級だよ。」
「P検?パソコン始めたの?」
「うん。」
「でも、パソコンの検定ってMOSって聞くけど。」
「今は、MOSよりP検受ける人が多いんだって。」
「そうなんだ。頑張ってね。」
「ありがとう。じゃあ、私行くね。」
「うん。お疲れ様。」
そう言って、MINAMIは帰っていった。
TAMAKIも片付けをして帰った。
翌日、TAMAKIは、FMいずもにやって来て、改めて上の人にオフ会のことを伝えることにした。
「勝部ディレクター、今、良いですか?」
「TAMAKIさん、お疲れ様。どうしました?」
「昨日、私のラジオでも言ったんですが、私の思いつきだったので、改めて、勝部さんに伝えようと思いまして。」
「オフ会のことだね。良いと思いますよ。リスナーさんとの交流機会あるって素敵なことですから。でも、当日のパーソナリティは、どうするんですか。」
「昨日、放送後にMINAMIさんと話をして、お互いの番組を代わることになりました。」
「お昼の番組と夕方の番組のパーソナリティを入れ替えるってことですね。」
「そうです。」
「了解しました。大丈夫ですよ。」
ディレクターの勝部さんは、快く承諾してくれた。
「それで、会場なんですが。」
「会場は、キララコテージなんか、どうですかね。過去も、FMいずものイベントで使ったことあるので、大丈夫だと思いますよ。」
「キララコテージ、良いかもしれない。電話してみます。ありがとうございます。」
TAMAKIは、早速、キララコテージに電話してみた。
結果、無事に会場を押さえることが出来た。
「ヨシッ。とりあえず会場は押さえることが出来たからプログラム、考えよう。何しようかな。」
TAMAKIはプログラムを考え始めた。
「あの二人が来るなら、告白タイムは設けようかな。あとは、ビンゴとかあると盛り上がるかな。」
TAMAKIは一人、プログラムを考えていると、勝部さんが、TAMAKIの所にやってきた。
「どうですか、TAMAKIさん。会場押さえること出来ましたか?」
「はい。無事に押さえることが出来ました。」
「何か、プログラム考えてますか?」
「そうですね。今のところ、ビンゴをしようかなと思っています。」
「良いですね。景品は何にするんですか。」
「まだ、これから決めるところです。」
「楽しみですね。」
勝部さんは、そう言って、離れて行った。
「ヨシッ。もう少し、詰めてみよう。」
TAMAKIは、オフ会の計画を再開した。
翌週、17時。また、いつものようにラジオが始まる。
「7月1日月曜日。時刻は17時になりました。ばんじましてインフォメーション月曜日、TAMAKIがお送りします。今日も19時までの2時間、お付き合いください。」
TAMAKIは挨拶を終えると続けてオフ会のお知らせをした。
「先週、お話した、オフ会について。会場と時間が決まりましたので、お知らせします。16時開場、16時30分開始。予定としては20時までです。参加される方はメールにて連絡先を添えて送ってください。
参加者には、後日、案内書を送りますのでよろしくお願いします。」
放送終了後、TAMAKIは、届いたメッセージを確認すると、無事に二人の名前があるのを確認できた。
「ヨシッ。これで実行できる。」
-続く-
「TAMAKIさん、お疲れ様。」
「MINAMIちゃん、お疲れ様。」
「これ、差し入れ。」
MINAMIは、そう言って、缶コーヒーを渡した。
「ありがとう」
MINAMIは、月曜の昼のラジオを担当している。TAMAKIとは、同時期にパーソナリティになって、プライベートでも、仲の良い一人だ。
「ラジオ聞いたよ。オフ会、やるんだって?」
「うん。これ、見てよ。」
TAMAKIは、そういうと、男と女のメッセージとリクエストをMINAMIに見せた。
「二人とも、偶然、幼なじみに会ったってメッセージなんだけど。」
「これ、この二人が幼なじみってこと、だよね。」
「やっぱり。そうだよね。」
「それに、お互い両思いじゃない?」
「だよね、だよね。」
TAMAKIは、MINAMIも同じように思っていたことに嬉しくなった。
「そう思ったから、折角なら、イベント主催して、そこで気持ち伝えてもらおうかなって思って。オフ会にしたら、怪しまれないかなって。」
「なるほど。それは良いね。」
「それで、MINAMIちゃんにお願いしたいことあって。」
MINAMIが「何?」って首傾げるとTAMAKIが言う。
「MINAMIちゃんの担当の月曜お昼の「のんびりステーション」と僕の「ばんじましてインフォメーション」代わってほしいな。」
「何日だっけ?」
「7月15日の海の日だよ。」
MINAMIは、自分の予定を確認した。
「その日、ちょうど検定試験があって、って、未だ上の人たちに伝えてないけど。だから、私も代わって欲しかったんだよ。」
どうやらお互いの予定的にWin-Winだったようで、放送上の問題は直ぐに解決した。
「MINAMIちゃん、何の検定試験受けるの?」
「P検の5級だよ。」
「P検?パソコン始めたの?」
「うん。」
「でも、パソコンの検定ってMOSって聞くけど。」
「今は、MOSよりP検受ける人が多いんだって。」
「そうなんだ。頑張ってね。」
「ありがとう。じゃあ、私行くね。」
「うん。お疲れ様。」
そう言って、MINAMIは帰っていった。
TAMAKIも片付けをして帰った。
翌日、TAMAKIは、FMいずもにやって来て、改めて上の人にオフ会のことを伝えることにした。
「勝部ディレクター、今、良いですか?」
「TAMAKIさん、お疲れ様。どうしました?」
「昨日、私のラジオでも言ったんですが、私の思いつきだったので、改めて、勝部さんに伝えようと思いまして。」
「オフ会のことだね。良いと思いますよ。リスナーさんとの交流機会あるって素敵なことですから。でも、当日のパーソナリティは、どうするんですか。」
「昨日、放送後にMINAMIさんと話をして、お互いの番組を代わることになりました。」
「お昼の番組と夕方の番組のパーソナリティを入れ替えるってことですね。」
「そうです。」
「了解しました。大丈夫ですよ。」
ディレクターの勝部さんは、快く承諾してくれた。
「それで、会場なんですが。」
「会場は、キララコテージなんか、どうですかね。過去も、FMいずものイベントで使ったことあるので、大丈夫だと思いますよ。」
「キララコテージ、良いかもしれない。電話してみます。ありがとうございます。」
TAMAKIは、早速、キララコテージに電話してみた。
結果、無事に会場を押さえることが出来た。
「ヨシッ。とりあえず会場は押さえることが出来たからプログラム、考えよう。何しようかな。」
TAMAKIはプログラムを考え始めた。
「あの二人が来るなら、告白タイムは設けようかな。あとは、ビンゴとかあると盛り上がるかな。」
TAMAKIは一人、プログラムを考えていると、勝部さんが、TAMAKIの所にやってきた。
「どうですか、TAMAKIさん。会場押さえること出来ましたか?」
「はい。無事に押さえることが出来ました。」
「何か、プログラム考えてますか?」
「そうですね。今のところ、ビンゴをしようかなと思っています。」
「良いですね。景品は何にするんですか。」
「まだ、これから決めるところです。」
「楽しみですね。」
勝部さんは、そう言って、離れて行った。
「ヨシッ。もう少し、詰めてみよう。」
TAMAKIは、オフ会の計画を再開した。
翌週、17時。また、いつものようにラジオが始まる。
「7月1日月曜日。時刻は17時になりました。ばんじましてインフォメーション月曜日、TAMAKIがお送りします。今日も19時までの2時間、お付き合いください。」
TAMAKIは挨拶を終えると続けてオフ会のお知らせをした。
「先週、お話した、オフ会について。会場と時間が決まりましたので、お知らせします。16時開場、16時30分開始。予定としては20時までです。参加される方はメールにて連絡先を添えて送ってください。
参加者には、後日、案内書を送りますのでよろしくお願いします。」
放送終了後、TAMAKIは、届いたメッセージを確認すると、無事に二人の名前があるのを確認できた。
「ヨシッ。これで実行できる。」
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