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Ⅲ 奪取の魔女
第38話 深夜の
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シノに嘘がばれた。でも、マドカ先輩と約束した。他言無用と。わたしも、親友の心を壊したくない。
けど、シノは受け止める覚悟の表情でわたしを見ていた。
「後悔しない?」
「そんなの、魔女になったときから後悔している」
わたしは、全てシノに話した。マドカ先輩と約束したけれど、全てを話して受け止めるのも、わたしたちなんじゃないかな。
全てを知るのも、一番良いのではないだろうか。
シノは、暫くうつむいて黙り込んでいた。やっぱりわたしのように、絶望に打ちつけている。言った自分が後悔した。
シノを傷つけてしまった。
「シノ……」
恐る恐る顔をうかがった。シノは、いつもと変わらない表情。きっと、心の中では平静を保とうと必死なんだ。わたしが絶望に打ちのめされているとき、マドカ先輩がやっていくれていたように、わたしもシノの手を握った。
「大丈夫。シノは一人じゃないよ」
ぎゅと握った。暫くそうしていると、シノから手を放した。
「いつまで握ってるの」
「だって、こうすると安心するでしょ?」
「それはユナだけじゃない?」
シノは、素っ気ない態度。絶望に打ちのめしているのだと思ったら、案外けろりとしている。わたしはたじろいた。
「え? 平気なの?」
不安になって訊くと、シノは少し唇の角度があがったのを見過ごさない。
「最初はショックよ。私も信じて戦っていたもの。でも、アリス様が本当に神様だったり、先祖が犯した罪だったり、知った真実はどれも残酷で、こんなの今更知ってあとはもう、何も怖くない」
シノは全部を受け止めた。
受け止めてから、前を向いた。中々できることじゃない。良かった。本当に良かった。でも、このことはシノ以外教えられない。
みんな、困惑するし絶望する。
シノもナノカには伏せていこうと、忠告した。
「あの子、ノルンを狩ることを何よりも充実しているから」
「ただのストレス発散じゃないの?」
不思議に訊くと、シノは首をふった。真面目な表情で
「ノルンを狩って、街の人からの声が好きなの。昔は、ストレス発散だっただろうけど」
五年前はただのストレス発散方法しかなかった。けど、今は街の人からの支持する声、歓声を浴びて、鼻の下を伸ばしているんだ。
傲慢。
人間の欲だ。
「ナノカが知ったら、発狂どころじゃすまされないわね」
シノは、悟った表情で電動スイッチを押した。音もなく、わたしから離れていく。寮まで押していきたかったのに。でも、シノはそんなちんたらしていたら、読書の時間が削ると言って、スピードを加速させた。
§
深夜。みんなが寝静まり、死体のように静寂。それは突然やってくる。いつも、奴らは突然だった。
わたしたちの部屋を叩き割るようにノックした人物が現れた。その音で、深い夢に堕ちていたわたしを、現実世界に戻させた。
リュウとお花畑の中で遊んでいたような、まるで天国のような場所だったのに、いきなり現実。あまりにも残酷だ。
カッと頭にきた。叩き起こした人物をコテンパにやっつけないと、気が済まない。
起きたばかりの体だけど、怒りでそれを忘れ、スタスタと扉の前に歩いた。扉を開けて、一発この拳で頬をお見舞いしないと。
扉を開け、腕を頭の上に掲げた。
「起きまして! 任命ですわ!」
そこに立っていたのは、スズカ先輩。
腰に手を当て、まんざらでもなく活気の表情。
廊下についている一つの照明が、眩しく彼女を照らして、黒い影がわたしたちの部屋の中まで入っている。
「え、任命?」
わたしは、息を飲んだ。掲げてた腕をピタリと止める。まさか、スズカ先輩だったとは。しかも、こんな時間に律儀に制服。
「何ですの? この腕は」
掲げてた腕を怪訝に睨みつけた。わたしは、急いで腕を戻した。
〝任命〟ということに、心臓がやけに反応した。やけに高鳴り、スズカ先輩まで聞こえているんじゃないか。
神経と血が「嫌だ」と言ってくる。けど、逆らえられない。こればかりは。
わたしとシノは、急いで制服に着替えた。私服のままだったら、楽なんだけだ。わたしたちは生徒会という立場にあるから、そうも行かない。
生徒会とは、ときに威厳を見せないといけないから。でも、深夜だし。生徒全員寝ているし、見せる人間いないしいいのでは、と口が裂けても言えない。生徒会の昔からのしきたりなので、わたしはどうこう言えない。
あの場所へと集まったのは、書記のナズナ先輩除く生徒会メンバー。それとそのメンバーのバディ。
リュウとダイキも突然の出動で、半分顔が寝惚けている。わたしも同じく叩き起こされたけど、もう今はスッキリしている。スズカ先輩があんなにしつこく叩き起こしたから。
ナズナ先輩がいない理由は、今回なんと選ばれていないのだ。生徒会なのに。ゲートを通るのは、毎回五人の魔女が必要。
一人足りない。
もう一人を選んでいる時間もなさそうだ。
ゲートが突然開いた。中からモクモクと綿菓子みたいな雲が出現。そこから、人影のようなものが現れた。
暫く、霧が晴れるまで待っていると、その人影が誰なのかを判別できるようになってきた。魔女だ。たった二人の。
ボロボロになって、傷だらけで生還。
一人がもう一人を肩で支えて、支えられてるほうは、死んでいるのか生きているのか、ぐったりしている。
マリア先生が駆け寄った。傷だらけの箇所を、薬物をいれた注射器で刺す。一切の無駄のない手つき。ぐったりしているほうは、他の先生たちに運ばれて、この室内を出ていく。残ったのは、その場で治療中の彼女。
マドカ先輩が駆け寄った。
「よく頑張りました。報告をお願いします」
その子は、魂を抜かれたように呆然として、人形のような虚ろな目。絶望の最中を歩いてきたんだ。無理もない。
けど、マドカ先輩が彼女の耳元に唇を近づけ、一言二言言うと、彼女はポロリと泣き出した。虚ろな目に、微かに光が宿る。体全身震え、マドカ先輩の服にしがみついた。
「あれは、あの数は無理! 攻撃型ノルンがいて、他にも知性型ノルンがいた。他にも、他にも……大きな」
彼女は精神がまだ、安定していない様子。壊れた人形のように経緯を話し、子どものように泣き出した。
マドカ先輩が彼女の肩に手を置いた。
「ありがとう御座います。ご無事で何よりです。あとは、私たちに任せて下さい」
優しい声。神経がすっと溶ける声だ。にこっと笑いかけると、彼女は緊張の糸が解れたのか、パタリと意識を失った。
マリア先生が彼女を運ぶと、マドカ先輩は、こちらに向いた。
「彼女によると攻撃型ノルン、知性型ノルンが同時にいます。皆さん、くれぐれも気をつけてくださいね」
スズカ先輩が真剣な表情で、顎に手を置いた。
「この頃、ノルンの勢力があがっていると思いましたわ。これほどとは……」
わたしとシノは、顔を見合った。たぶん、リュウとダイキも。ノルンの勢力があがっている、ということは、神たちの怒りが爆発しそうになっている。
ウルド様を取り返しに、数千年の長き戦いを終わらせようとしている。
「でも、この人数でやれるの?」
シノが不満そうに言った。
それは同意。五人でやっと勝利なのに、四人なんて無理がある。最強のマドカ先輩、スズカ先輩がいても、この戦況はどうしても不利だ。
「やれます。やらなくては困ります。生徒会ですから」
優しい声が、鋭い刃のような口調だ。
「生徒会とは、どんなに強いノルンも倒してこそが、生徒への鏡。やれなかったら、恥ですわ!」
スズカ先輩が、ふんと鼻をならした。腰に手を当てて。さっきからすごい勝ち気だな。
ぐるぐると、お腹の中で黒いのが漂っている。爆発しそうなほど大きく。
バディから薬を渡される。
「生きて帰れよ」
「分かっている」
渡された薬を飲んだ。味がしない。当たり前だけど。リュウも心配そうに、こちらを見ていた。少し、ほっとした自分がいた。
誰かが心配してくれることは嬉しい。生きて帰ってくることを、信じている。わたしもその期待に応えたい。
それと、リュウは申し訳なさそうに懐から、もう一つの薬をわたしの前に。見たことある薬だった。
その間、ハヤミ先生とマドカ先輩が話していた。マドカ先輩が普段指揮るので、ハヤミ先生は顔を出さない。けど、ノルンの勢力があがっている今、マドカ先輩に指示している。
この戦況がどれだけか、物語っている。
マドカ先輩ももちろん、バディから薬を渡され飲んだあとだった。ハヤミ先生からも、薬を渡された。それは、戦況が難しくなったら、通常の時間を越えてまで、ノルンを狩れという指示だった。マドカ先輩は、その薬を即決で飲んだ。
「つまり」
「つまり……人体に影響覚悟で、挑めてこと?」
リュウから渡されたものは、残酷なことに、五年前ココアと盗んだものだった。その薬のせいでわたしは左耳を、シノは両足を、ナノカは喉を失った。
その薬は、見たくなかった。
もう二度と、飲まないと誓った薬。
目の前に、リュウから渡された。
けど、シノは受け止める覚悟の表情でわたしを見ていた。
「後悔しない?」
「そんなの、魔女になったときから後悔している」
わたしは、全てシノに話した。マドカ先輩と約束したけれど、全てを話して受け止めるのも、わたしたちなんじゃないかな。
全てを知るのも、一番良いのではないだろうか。
シノは、暫くうつむいて黙り込んでいた。やっぱりわたしのように、絶望に打ちつけている。言った自分が後悔した。
シノを傷つけてしまった。
「シノ……」
恐る恐る顔をうかがった。シノは、いつもと変わらない表情。きっと、心の中では平静を保とうと必死なんだ。わたしが絶望に打ちのめされているとき、マドカ先輩がやっていくれていたように、わたしもシノの手を握った。
「大丈夫。シノは一人じゃないよ」
ぎゅと握った。暫くそうしていると、シノから手を放した。
「いつまで握ってるの」
「だって、こうすると安心するでしょ?」
「それはユナだけじゃない?」
シノは、素っ気ない態度。絶望に打ちのめしているのだと思ったら、案外けろりとしている。わたしはたじろいた。
「え? 平気なの?」
不安になって訊くと、シノは少し唇の角度があがったのを見過ごさない。
「最初はショックよ。私も信じて戦っていたもの。でも、アリス様が本当に神様だったり、先祖が犯した罪だったり、知った真実はどれも残酷で、こんなの今更知ってあとはもう、何も怖くない」
シノは全部を受け止めた。
受け止めてから、前を向いた。中々できることじゃない。良かった。本当に良かった。でも、このことはシノ以外教えられない。
みんな、困惑するし絶望する。
シノもナノカには伏せていこうと、忠告した。
「あの子、ノルンを狩ることを何よりも充実しているから」
「ただのストレス発散じゃないの?」
不思議に訊くと、シノは首をふった。真面目な表情で
「ノルンを狩って、街の人からの声が好きなの。昔は、ストレス発散だっただろうけど」
五年前はただのストレス発散方法しかなかった。けど、今は街の人からの支持する声、歓声を浴びて、鼻の下を伸ばしているんだ。
傲慢。
人間の欲だ。
「ナノカが知ったら、発狂どころじゃすまされないわね」
シノは、悟った表情で電動スイッチを押した。音もなく、わたしから離れていく。寮まで押していきたかったのに。でも、シノはそんなちんたらしていたら、読書の時間が削ると言って、スピードを加速させた。
§
深夜。みんなが寝静まり、死体のように静寂。それは突然やってくる。いつも、奴らは突然だった。
わたしたちの部屋を叩き割るようにノックした人物が現れた。その音で、深い夢に堕ちていたわたしを、現実世界に戻させた。
リュウとお花畑の中で遊んでいたような、まるで天国のような場所だったのに、いきなり現実。あまりにも残酷だ。
カッと頭にきた。叩き起こした人物をコテンパにやっつけないと、気が済まない。
起きたばかりの体だけど、怒りでそれを忘れ、スタスタと扉の前に歩いた。扉を開けて、一発この拳で頬をお見舞いしないと。
扉を開け、腕を頭の上に掲げた。
「起きまして! 任命ですわ!」
そこに立っていたのは、スズカ先輩。
腰に手を当て、まんざらでもなく活気の表情。
廊下についている一つの照明が、眩しく彼女を照らして、黒い影がわたしたちの部屋の中まで入っている。
「え、任命?」
わたしは、息を飲んだ。掲げてた腕をピタリと止める。まさか、スズカ先輩だったとは。しかも、こんな時間に律儀に制服。
「何ですの? この腕は」
掲げてた腕を怪訝に睨みつけた。わたしは、急いで腕を戻した。
〝任命〟ということに、心臓がやけに反応した。やけに高鳴り、スズカ先輩まで聞こえているんじゃないか。
神経と血が「嫌だ」と言ってくる。けど、逆らえられない。こればかりは。
わたしとシノは、急いで制服に着替えた。私服のままだったら、楽なんだけだ。わたしたちは生徒会という立場にあるから、そうも行かない。
生徒会とは、ときに威厳を見せないといけないから。でも、深夜だし。生徒全員寝ているし、見せる人間いないしいいのでは、と口が裂けても言えない。生徒会の昔からのしきたりなので、わたしはどうこう言えない。
あの場所へと集まったのは、書記のナズナ先輩除く生徒会メンバー。それとそのメンバーのバディ。
リュウとダイキも突然の出動で、半分顔が寝惚けている。わたしも同じく叩き起こされたけど、もう今はスッキリしている。スズカ先輩があんなにしつこく叩き起こしたから。
ナズナ先輩がいない理由は、今回なんと選ばれていないのだ。生徒会なのに。ゲートを通るのは、毎回五人の魔女が必要。
一人足りない。
もう一人を選んでいる時間もなさそうだ。
ゲートが突然開いた。中からモクモクと綿菓子みたいな雲が出現。そこから、人影のようなものが現れた。
暫く、霧が晴れるまで待っていると、その人影が誰なのかを判別できるようになってきた。魔女だ。たった二人の。
ボロボロになって、傷だらけで生還。
一人がもう一人を肩で支えて、支えられてるほうは、死んでいるのか生きているのか、ぐったりしている。
マリア先生が駆け寄った。傷だらけの箇所を、薬物をいれた注射器で刺す。一切の無駄のない手つき。ぐったりしているほうは、他の先生たちに運ばれて、この室内を出ていく。残ったのは、その場で治療中の彼女。
マドカ先輩が駆け寄った。
「よく頑張りました。報告をお願いします」
その子は、魂を抜かれたように呆然として、人形のような虚ろな目。絶望の最中を歩いてきたんだ。無理もない。
けど、マドカ先輩が彼女の耳元に唇を近づけ、一言二言言うと、彼女はポロリと泣き出した。虚ろな目に、微かに光が宿る。体全身震え、マドカ先輩の服にしがみついた。
「あれは、あの数は無理! 攻撃型ノルンがいて、他にも知性型ノルンがいた。他にも、他にも……大きな」
彼女は精神がまだ、安定していない様子。壊れた人形のように経緯を話し、子どものように泣き出した。
マドカ先輩が彼女の肩に手を置いた。
「ありがとう御座います。ご無事で何よりです。あとは、私たちに任せて下さい」
優しい声。神経がすっと溶ける声だ。にこっと笑いかけると、彼女は緊張の糸が解れたのか、パタリと意識を失った。
マリア先生が彼女を運ぶと、マドカ先輩は、こちらに向いた。
「彼女によると攻撃型ノルン、知性型ノルンが同時にいます。皆さん、くれぐれも気をつけてくださいね」
スズカ先輩が真剣な表情で、顎に手を置いた。
「この頃、ノルンの勢力があがっていると思いましたわ。これほどとは……」
わたしとシノは、顔を見合った。たぶん、リュウとダイキも。ノルンの勢力があがっている、ということは、神たちの怒りが爆発しそうになっている。
ウルド様を取り返しに、数千年の長き戦いを終わらせようとしている。
「でも、この人数でやれるの?」
シノが不満そうに言った。
それは同意。五人でやっと勝利なのに、四人なんて無理がある。最強のマドカ先輩、スズカ先輩がいても、この戦況はどうしても不利だ。
「やれます。やらなくては困ります。生徒会ですから」
優しい声が、鋭い刃のような口調だ。
「生徒会とは、どんなに強いノルンも倒してこそが、生徒への鏡。やれなかったら、恥ですわ!」
スズカ先輩が、ふんと鼻をならした。腰に手を当てて。さっきからすごい勝ち気だな。
ぐるぐると、お腹の中で黒いのが漂っている。爆発しそうなほど大きく。
バディから薬を渡される。
「生きて帰れよ」
「分かっている」
渡された薬を飲んだ。味がしない。当たり前だけど。リュウも心配そうに、こちらを見ていた。少し、ほっとした自分がいた。
誰かが心配してくれることは嬉しい。生きて帰ってくることを、信じている。わたしもその期待に応えたい。
それと、リュウは申し訳なさそうに懐から、もう一つの薬をわたしの前に。見たことある薬だった。
その間、ハヤミ先生とマドカ先輩が話していた。マドカ先輩が普段指揮るので、ハヤミ先生は顔を出さない。けど、ノルンの勢力があがっている今、マドカ先輩に指示している。
この戦況がどれだけか、物語っている。
マドカ先輩ももちろん、バディから薬を渡され飲んだあとだった。ハヤミ先生からも、薬を渡された。それは、戦況が難しくなったら、通常の時間を越えてまで、ノルンを狩れという指示だった。マドカ先輩は、その薬を即決で飲んだ。
「つまり」
「つまり……人体に影響覚悟で、挑めてこと?」
リュウから渡されたものは、残酷なことに、五年前ココアと盗んだものだった。その薬のせいでわたしは左耳を、シノは両足を、ナノカは喉を失った。
その薬は、見たくなかった。
もう二度と、飲まないと誓った薬。
目の前に、リュウから渡された。
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