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一話
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「っていうゲームなんだけど一緒にんない?」
俺、小鳥遊空は家に遊びに来ていた幼馴染の河辺大地に来週からサービスが始まる『Space Craft Online』というVRゲームに誘っていた。
「なんか無駄に壮大だな・・・
取り敢えず数カ所つっこんでも?」
「どうぞ」
「まずスペースベースとアバターってそのまま過ぎるだろ」
「それは思った」
「しかもこれ海賊みたいに他の船襲ったりも出来るんだろ?
敵も増えるじゃねえか」
「ちなみにNPCで数調整するらしいからどっちにしろ海賊は増えるよ」
「そして最後!
ゲームの名前Space Development Forceじゃねーのかよ!」
「本当にね」
短い説明文でツッコミ所あり過ぎだろとか思うけど、
「まあ中身は多分まともだから、多分」
「多分て、まあやるけどな。
で、いつからだ」
「さっすが大地!来週の水曜日の朝九時からだよ!」
「水曜、か。
楽しみにしてる。
んじゃ俺そろそろ帰るわ」
「ほーい、ちゃんと水曜までに買っとけよー」
しかし大地が楽しみにしてるって珍しいな。
まあ水曜日からやりまくってやる!
待ちに待った水曜日。
俺はVRゲーム用のヘッドギアを付けて時間になるのを待っていた。
因みにヘッドギアというのは正式名称では無いが長すぎてみんなヘッドギアとかギアと呼んでいる。
閑話休題
九時になったので『Space Craft Online』にログインする。
先ずはキャラメイク。
ゲーム内では時間が二倍になっているとはいえ有限だ。
自分の姿から髪を少し伸ばして髪の毛と目の色を変えるぐらいにしておく。
変えたくなったら変えれば良い。
次は名前だ、安直に『クウ』にしておこう。
と、思ったら文字が少なすぎると言われた・・・
マジか
五分程悩み『スカイホーク』にした。
悩んだ割には安直だって?
うるせえ!
っとそんなことは置いておいて次はチュートリアルだ。
「チュートリアルを開始しますか?」
はいを選ぶ・・・ところで外から呼び出し、これからって所だけど辞めないと後が怖いのでログアウトして自室からリビングに向かう。
するとそこには大地の姿が。
「空!旅行行くぞ!」
俺、小鳥遊空は家に遊びに来ていた幼馴染の河辺大地に来週からサービスが始まる『Space Craft Online』というVRゲームに誘っていた。
「なんか無駄に壮大だな・・・
取り敢えず数カ所つっこんでも?」
「どうぞ」
「まずスペースベースとアバターってそのまま過ぎるだろ」
「それは思った」
「しかもこれ海賊みたいに他の船襲ったりも出来るんだろ?
敵も増えるじゃねえか」
「ちなみにNPCで数調整するらしいからどっちにしろ海賊は増えるよ」
「そして最後!
ゲームの名前Space Development Forceじゃねーのかよ!」
「本当にね」
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「まあ中身は多分まともだから、多分」
「多分て、まあやるけどな。
で、いつからだ」
「さっすが大地!来週の水曜日の朝九時からだよ!」
「水曜、か。
楽しみにしてる。
んじゃ俺そろそろ帰るわ」
「ほーい、ちゃんと水曜までに買っとけよー」
しかし大地が楽しみにしてるって珍しいな。
まあ水曜日からやりまくってやる!
待ちに待った水曜日。
俺はVRゲーム用のヘッドギアを付けて時間になるのを待っていた。
因みにヘッドギアというのは正式名称では無いが長すぎてみんなヘッドギアとかギアと呼んでいる。
閑話休題
九時になったので『Space Craft Online』にログインする。
先ずはキャラメイク。
ゲーム内では時間が二倍になっているとはいえ有限だ。
自分の姿から髪を少し伸ばして髪の毛と目の色を変えるぐらいにしておく。
変えたくなったら変えれば良い。
次は名前だ、安直に『クウ』にしておこう。
と、思ったら文字が少なすぎると言われた・・・
マジか
五分程悩み『スカイホーク』にした。
悩んだ割には安直だって?
うるせえ!
っとそんなことは置いておいて次はチュートリアルだ。
「チュートリアルを開始しますか?」
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