キミに溺れて

ユーリ

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中編

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(どうしてこうなった…)
ベッドに腰掛ける雪代の膝の上に乗る形の七海はできれば現実逃避がしたかった。
しかし、筋肉質の硬い男の膝に乗せられては否応なしに現実へ引き戻される。とにかく膝が硬くて痛い。
発端はこうだった。
今日の一時間目の数学の授業が始まる直前、隣の席の住人である雪代にこう言われた。
『七海、勝負だ』
『え?』
『小テストだろ? 高い点数取った方の勝ちで、勝ったほうは…』
『え、なに? チャイムで聞こえないよ! なんてなんて!?』
チャイムに邪魔されて雪代の声が聞こえない。
『なんだ? 逃げるのか?』
そう言われて引き下がるわけにもいかず、ムッとしながら内容も聞かずにこう言い返してしまった。
『受けてたつ!』
ーーあの時の僕に言いたい。契約内容はしっかり確認しましょう、と。
「あの…雪代くん? あのときキミなんて言ったの?」
「勝負だ」
「そのあと」
「勝ったほうは負けた人の膝に乗る」
「…ん? それ勝っても負けてもキミがハッピーエンドじゃない?」
「おう」
あのときの僕に言いたい。契約内容はしっかり確認しましょう、と…。
夕方のホームルームで返された小テストは、三点差で七海の勝ちだった。七海にとっては勝っても負けても一緒である。
(いや、僕が負けたらこの子膝に乗せたの?)
雪代は筋肉質で背が高い大男である。筋肉ほぼゼロの自信がある七海はゾッとした。
「…僕を膝に乗せて楽しい?」
「楽しい。すっげー興奮する」
「えぇー…」
心なしか背中から聞こえる鼻息が荒い。
「七海くん。オプションで抱きしめてもいいでしょうか」
「そんなオプションはありません」
「七海くん。オプションで抱きしめてもいいでしょうか」
「…」
ちらりと背後を見る。雪代は青い瞳をうるうるさせていた。
(だめだ…子犬にしか見えない…)
こうやって見つめられれば弱いのは早くから自覚はしていた。
少しだけなら、と言うが早いか、にゅっと両脇から腕が伸びて勢いよく抱きしめられた。
「うっ…くるし…」
「わりぃ。我慢してくれ。ああああ七海ぃぃぃ」
あれ、雪代くんってこんな感じだったっけ?
少なくとも告白を受けた二週間と一日前までは、クールでイケメン、でも優しくてかわいい末っ子感溢れる子だと思っていた。
「七海めっちゃ柔らかいなんでなんでなんでなんで」
「…キミに比べて筋肉ゼロだからかなぁ。ていうかキミさ、僕に引っ張られたフリとかつまずいたふりしてフツーに僕に抱きついてきたじゃない…」
「それとこれとは全然違う。合法七海」
「えぇー…」
「それにすげーいい匂い。この香り詰めて俺の部屋に撒き散らしたい」
それは僕を何かに詰めるのでしょうか。怖くて聞けない。すんすんすんすん鼻を鳴らして匂いを嗅がれているから余計に怖い。
というかすごく聞きたいことがひとつある。
「…くさい? 大丈夫?」
「七海っていつも匂いのこと気にしてない? なんで?」
「…僕さ、妹がいるんだよね。一つ下の双子の妹が」
「うん」
「すごく、すごくかわいいんだよ。兄の贔屓目なしにすごくかわいいんだ。でもさ、妹たちが中学入ったぐらいから僕に言うんだ。お兄ちゃんくさい、って…。双子だから二倍言われるんだよ。同じ顔で同じこと毎日二倍言われるんだよ。僕の心は折れます。…ははは、僕が全寮制の高校選んだのはこういう理由さ…」
「お、おう…。大変だったなお兄ちゃん…。でも七海はいい匂いだから安心してくれ。俺が保証する」
キミに保証されても嬉しくない。
「そろそろ離してください」
「やだ」
「やだじゃない。ほら、雪代くん離して」
「…ケチ」
文句を言いながらも、睨まれながらもなんとか解放してくれた。七海は雪代の隣に座る。
ちらりと雪代を見る。雪代は、頬を赤くして七海を見下ろしていた。
「アンコール。おかわり。ワンモア」
「うわあ強欲…」
「じゃあさ、じゃあさ、手でいいから。…ダメか?」
「…キミ絶対自分の顔の良さ知ってるよね」
「お、もしかして俺、七海にイケメンって思われてる? やった」
「…はいドウゾ」
片手を差し出すと即座に両手に包まれた。相変わらず早い。
それにしても、と自分の手のひらを見る。身長も筋肉もなければ手も小さい。現に雪代に包まれる自分の手のサイズを思い知らされてすごく嫌になる。
そんな七海の気も知らず、雪代は七海の手をキラキラした目で見ていた。
「七海の手かわいい。ちっちゃい。柔らかい。舐めたい」
「やめてください」
「ああああごめんごめんごめんなさい。ついでにもう片方も」
「何がついでだ。…はいドウゾ」
「七海の手がかわいいいい」
雪代は壊れているのだろうか。両手を掴みむにむに揉みながらの発言がおかしい。というかさっきからずっと様子がおかしい。
(…僕のこと本当に好きなんだなぁ)
これが好きな人に対しての態度かと聞かれるとちょっと難しいが、それでも雪代が嬉しそうで楽しそうなのは確実だ。
七海は笑った。
昨日、長年片思いし続けた幼馴染にフラれたばかりなのに、もう笑ってる。
ひとりでいたら絶対に引きこもっていた自信があるから、こうやって和ませて(?)くれる雪代の存在は正直ありがたい。
七海は小さく「…ありがとう」と呟くと同時に異変に気づく。
「キミ…何してんの?」
両手を取られたまでは覚えている。しかし今、取られた両手はなぜか雪代のデニムのファスナーを下ろそうとしている。
「え?」
「え? いや、七海の手がかわいすぎるから、このままシコってもらおうかと」
逆にきょとんとされて七海は困惑した。
「え、あれ、これ僕がおかしいの? え…え?」
「俺がおかしい」
「だよね! 待って、待って待ってホントに待って!! 雪代くん! ストップ!! ちょっ…わあっ!」
ぐいっと両手を引っ張られて、雪代の腕の中に囚われる。
突然のことに意味がわからないでいると、今度は顎を掴まれ無理矢理上を向かされた。
「んむぅっ」
唇が何かに塞がれる。七海の大きな瞳に映るのは雪代のドアップだ。
キスされてるーーそう思ったときにはもう離れていた。
「わりぃ、我慢できなかった」
手のひらに口付けながら雪代はそう言った。ちらりと見上げるその青い瞳は、悪いなんて一言も思ってなさそうに見える。
「俺、ファーストキス。七海は?」
「僕、も…」
「へへ、うれし。ファーストキス、どうだった?」
なんでキスしたの、とか、僕たち付き合ってないんだよ、とか言いたいことは色々あったはずなのに。
「…よくわかんなかった」
「じゃあもう一回するから、今度はちゃんと覚えてて。感想聞くから」
「え、あっ、んんっ、んっ…」
頬に手を添える手つきは優しいのに、半ば強引に奪うようにキスされる。
さっきみたいに重ねるだけだと思ったのに、ぬるりと舌が入ってきて七海は驚いた。
「んんっ!? んっ、はぁ、む、ぅう、ッ…」
上顎をくすぐられる。口内全体を舐め回される。その度にビクビクと体が震えて、下半身に熱が溜まるのがよくわかった。
抵抗する気力がなくなるほどキスは長く続き、最後に名残惜しむかのように唇をぺろりと舐め上げられてようやく終了した。
七海は体の力が抜けて、ただただ雪代に身を預けるしかない。
「キス、どうだった?」
「どうだったって言われても…。……そういう雪代くんはどうなんだよ…」
「七海かわいい、って思った。すげービクビク震えてんのかわいい。七海の唇柔らかかった。かわいい。七海いい匂いした。かわいい。七海の舌熱かった。かわいい。…勃起してんのもすげーかわいい」
ぐっ、と膝を押し付けられて飛び上がった。
ーーバレてる。
隠しきれていると思ったのに、スウェット生地だから反応がわかりやすく不自然に盛り上がっている。
「あ、ゃ、…ぐりぐりしな、い、で…ッ、んっ」
「我慢汁出てる」
「ッ」
「スウェットすげー色変わってる。俺にこうされるの、もしかして気持ちい? 七海ってドM?」
「ちがうもん…ッあ、やっ」
膝を押し付けられスウェットの色が変わり、中身はどんどん膨らんでいく。
やめてほしいのに気持ちよくて気持ちよくて、目元にじんわりと涙が溜まっていった。
「腰動いてる。そんなに気持ちい? 七海が俺にちんこ擦りつけてんじゃねえの?」
雪代の腕の中でふるふると首を横に振ると、耳元で囁かれた。
「俺の膝でイくのと俺の手でイくの、どっちがいい? 七海に選ばせてやる」
再び首を横に振ると押し付け方がひどくなり「んん!」と危うくイきかけてしまった。
「ぅ、ぅう…雪代くんの、手が、いい…」
「なに? 聞こえねえ」
「雪代くんの手でイきたい…」
「じゃあ俺のも触ってね」
そう言って素早く七海のスウェットを下げたあと、ファスナーを下げたデニムから雪代自身が飛び出す。自分より遥かに大きなものに、こんなときなのに七海はしっかり驚いた。
「ひっ」
な、なにこのサイズ! 僕のと全然違う…。
露わとなった二人分の性器を、思わず何度も見比べてしまった。
「どした七海。そんなに俺のちんこ見て」
「…同じ男としてショック受けてるだけです」
「七海のはかわいい。手の中すっぽりって感じでちょうどいい」
「キミのは…」
片手では無理そうです。
え、これ触るんですかと目線で聞くと雪代は大きく頷いた。
「あ、でも難しかったら咥えていただいても」
「手でします」
チッと舌打ちされたけれど聞こえないフリをして、七海はごくりと唾を飲み込んだ。
(なんでこんなことになってるのかよくわかんないけど、でも、僕もイきたい…)
もじもじと内腿を擦り寄らせていると、もっと近くに来てと言わんばかりに腰に回る雪代の腕に力が込められる。二人の体はさらに密着した。
あまりにも近づきすぎたため、すでに先端が濡れている性器同士が重なった。
「!!」
「お、気持ちい」
すかさず雪代が二人分の性器をまとめて掴み、上下に擦り始めた。
「ぁああっ、あっ、ぁあっ」
「七海もちゃんと手動かせ」
「う、んっ、んんっ、ふ、ぅ、ぅ…」
片手では無理なので両手で包み込むように掴むと、その上から雪代の大きな手のひらが重なった。
ぐちゅぐちゅと、音が響く。
自分で動かしているからコントロールできるはずなのに、上から雪代の手で覆い被されるのでリズムが掴みにくくて、いつどのように快感が来るのかわからない。
急に波が来たかと思えば、緩い動きでまた引き戻される。
「七海、イきたい?」
ぺろりと喉元を舐められ背筋が震えた。
「イき、たい…ぁぅッ」
「どうやってイきたい?」
「あ、ぁん…雪代くんの、手で…」
「他には?」
「ん、んんっ、キス、されたい…」
「俺にキスされながら俺の手でイきたい?」
「…ぎゅって、されたい…」
「七海の方がよっぽど強欲だろ」
喉元を舐めながら雪代が笑う。その振動すら気持ちよくて「ぁん」と甘い声が漏れ出てしまった。
「七海…七海」
名前を呼びながらさらに抱き寄せられる。目と目とが合い七海が目を閉じるとキスされる。雪代の手が、さらに力強く上下に動かされる。
ーー気持ちいい。
「ゆきしろく…ぅ、きもち、い…んんっ、あぁっ、は、あぁ…」
「俺もすげー気持ちいいよ、七海…」
ふたりの手の中で、ふたりはほぼ同時に吐き出していた。
荒い呼吸の中、ばたりとベッドに倒れ込む。狭いシングルのベッドだから重なるようにして呼吸を整えていると、雪代が擦り寄ってきた。
「七海ぃ、ちゅーしたい」
「もうしたじゃん…」
「もう一回。はい、ちゅー」
ちゅ、ちゅ、と目元に、頬に、唇に啄まれる。
このままだと流されそうな気がした七海は早々に起き上がり、枕元に置いていたティッシュ箱を手にして下半身を拭う。
どろりとしたものの濃さと量に、自分で自分に驚いた。
(まあ確かに気持ち良かったけれども! けれども! ああもう僕はなんてことを…!)
七海の股間にそーっと伸びてきた手に、思い切りティッシュ箱を乗せてやる。
「はい、ティッシュ!」
「ムードない」
そういうものは付き合ってから求めなさい、と言いかけてスマホが鳴っていることに気付いた。
画面を見ると母からだ。できれば手を洗いたかったけれど、もう一回ティッシュで拭ってから着信に出た。
「もしもし、うん、元気にしてる。うん…うん…え? 相部屋? ウソでしょ、待って待って、…わかるけど、わかるけどっ、え、もう!? ちょ、ちょっ! …切れた」
最悪だー、と言いながらベッドに雪崩れ込むと「どした」と雪代にのしかかられた。
「重っ」
「話聞こか」
「…さっきの電話、お母さんからだったんだけど…下に双子の妹いるって言ったじゃん? 今年受験で…色々物入りだから、寮を個室から相部屋に移動しなさいって言われたんだ…」
七海は肩を落とす。
この寮には二種類の部屋があり、ひとつは個室、もうひとつは相部屋だった。
もちろん個室の方が料金が高くなり、入学直前まで揉めに揉めたがなんとか個室に入れてもらったというのに。
「もう電子申請してあるからあとは僕の申請書だけでいいって言われたよ…。やだなあ、相部屋とか絶対やだよぉ。だって怖い先輩と相部屋になったらどうするんだよ!」
年間を通して個室から相部屋、相部屋から個室のへ移動は可能だ。
相部屋の相手はランダムで決まるか、ルームシェアという形で友達同士や先輩後輩でも申請できる。
が、もう秋も過ぎようとする微妙な季節である、この中途半端な時期からルームシェアしてくれる相手を探すのは難しいだろう。
「七海、個室じゃなくなるのか?」
「そうだよ…グッバイ僕の楽しい寮生活…」
家計の問題である、ここで駄々をこねるわけにはいかない。下半身を出したままで言うのも変だが。
「いつ部屋変えてもいいように荷物まとめないとなぁ…うぅ、個室がよかった…」
涙が出そうだ。
でも相部屋へ移れば今日のように雪代に変なことをされずに済む、と気楽に考えていると、今度は雪代がスマホを耳に当てていた。
「もしもし、母さん?」
電話がかかってきたのかかけたのかはわからないが、相手は母親らしい。
「うん、元気。うん、うん…ウチさ、弟ふたりいるだろ? 俺よりずっと頭いいし、できれば弟たちに金かけてほしいんだ。だから母さんたちの負担減らしたくてさ、寮を個室から相部屋に移そうと思うんだ。うん、うん…ああ、ルームシェアしてくれるって友達が言ってくれてさ。そいつ下に妹ふたりいて、ウチと同じような環境でさ。…うん、すげーいいやつ」
通話しながら雪代が、にっこりと七海の目を見て笑った。
「七海和人っていうんだ」
ーー嫌な予感しかしない。
「俺も申請書出しとくから母さんも今すぐ電子申請しといてくれ。うん、うん…よろしく。じゃあ」
ぽいっとスマホをベッドに投げる。
雪代は、笑っていた。
同じクラスになり同じ時間を過ごした半年とちょっとの間で見た笑顔の中で、一番良い笑顔。
「七海ぃ」
瞳の青が、より一層深くなる。
「卒業まで同棲ごっこできるな」
七海は思わず恐怖で震える自分の体を抱きしめた。
ちなみに電子申請は二日で通り、三日後には部屋移動が待っていた…。
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