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キミと一緒にいられたら…2
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「…真実…浅川さんと少しは…話せたの?」
真実が困ったように笑った。
「ああ。お前らのおかげだな。」
「…そう。ならいいんだ。」
…本当は良くなんてなかった。
…けどどうしようもないことがある事を自分は知っている…。
…どうしようもない事を少しでもなんとか解決できる力やいい方向に持っていける様な能力が欲しいと思った。
…例えば今回の浅川さんのことは浅川さんを養ってやれるだけのお金があれば何とかなったのではないだろうか…。
…こんなことがもしも泉の身に起こってしまったら…。
何がなんでもどうにかできる力をこの先手に入れる必要がある。
そのためには大学に進学して、いろんな経験をを学び続ける必要がある。
…早く大人にならなければいけないな…。
隣で無邪気に笑っている泉を見つめる。
「?透どうしたの?お腹すいた?」
「いや…うん。そうなのかな…」
よくわからない返事をしてしまったが泉は微笑んでくれる。
★
「透…おはようっ」
泉の声で目を覚ます。
「おはよう泉。今日は早いね」
「朝から真実に起こされちゃって…。真実ってばもう引越し先に行くんだって」
…真実の大学は水野家から数駅離れた場所だったのでわざわざ引っ越す必要無かったとも思えたが、いつまでも親元にいるわけにはいかないと大学と同じ駅の近くに部屋を借りた様だった。
いつでも遊びに来いよ?
そう言いながら微笑んだ真実の顔を思い出す。
…みんな離れて行くのかな…。
少しだけ不安になる。
「大丈夫。私はそばにいるよ?」
気づいたのかそう言いながら泉が抱きついてくる。
「…うん。俺は幸せだな」
泉を抱きしめて目を閉じる。
幼い頃帰る場所がなくて暗い川面を一人で眺めていた。
殴られるのを恐れて押し入れに隠れて震えていた自分。
…。
それらを全て思い出だと笑える日が来るだろうか?
分からなかったがただ一つ手に入れた幸せはここにある。
暖かくて優しくて、綺麗で愛おしくって…。
「泉…愛してるよ」
泉の首筋に顔を埋めて思い切り深呼吸する。
「くすぐったいよ透…」
嬉しそうに笑う泉…。
一生守っていこうと決めた。
★
卒業式の後、泉の両親に泉とこのまま付き合い続けたい、一緒に暮らしたいと報告をすると二人ともすごく喜んでくれた。
同時にいつでも遊びに来なさい、困ったことがあったらなんでも相談する様にと言ってくれた。
泉の荷物を透の家に運び入れる。
泉が透の両親の部屋を使うのは気が引けると言うので透の部屋を使ってもらうことにした。
「…部屋分けないでも良いよ?」
照れた様に笑う泉。
「まあ部屋は余ってるしさ、一応…」
泉の荷物を部屋に入れる。
流石に泉の着替えを毎回見るわけにはいかないだろうし…部屋は別の方が良いだろう。
「ん…でも夜は一緒に寝ても良い?」
赤い顔でそう言ってくる泉…。
……!!
「…うん。いつでもおいで」
…そうは言ったものの…。
ドキドキと胸が高鳴る。
……。
「…泉…」
そっと泉を抱きしめる。
泉が背中に腕を回して抱きしめ返してくれる。
…泉の柔らかな胸の感触…。
突然携帯電話が鳴り出した。
…。
「…誰だって…真実だ」
ふっと泉が笑う。
「もう、真実のバカっ…」
苦笑しながら泉が離れたので携帯に出る。
「真実?引っ越したんだって?新しい部屋どう?」
少しだけいじけてしまった泉の頭を撫でながら真実と話す。
変わりつつある生活。
でも変わらないものもあるのだと思った。
ずっと一緒に居たい…。
そう思える人たちにやっと出会うことができた。
【終わりっ★】
この後の話は
【彼女が好きすぎてガマンできないっ】
【妻が好きすぎてガマンできなくてツライ】
に続きます。
真実が困ったように笑った。
「ああ。お前らのおかげだな。」
「…そう。ならいいんだ。」
…本当は良くなんてなかった。
…けどどうしようもないことがある事を自分は知っている…。
…どうしようもない事を少しでもなんとか解決できる力やいい方向に持っていける様な能力が欲しいと思った。
…例えば今回の浅川さんのことは浅川さんを養ってやれるだけのお金があれば何とかなったのではないだろうか…。
…こんなことがもしも泉の身に起こってしまったら…。
何がなんでもどうにかできる力をこの先手に入れる必要がある。
そのためには大学に進学して、いろんな経験をを学び続ける必要がある。
…早く大人にならなければいけないな…。
隣で無邪気に笑っている泉を見つめる。
「?透どうしたの?お腹すいた?」
「いや…うん。そうなのかな…」
よくわからない返事をしてしまったが泉は微笑んでくれる。
★
「透…おはようっ」
泉の声で目を覚ます。
「おはよう泉。今日は早いね」
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いつでも遊びに来いよ?
そう言いながら微笑んだ真実の顔を思い出す。
…みんな離れて行くのかな…。
少しだけ不安になる。
「大丈夫。私はそばにいるよ?」
気づいたのかそう言いながら泉が抱きついてくる。
「…うん。俺は幸せだな」
泉を抱きしめて目を閉じる。
幼い頃帰る場所がなくて暗い川面を一人で眺めていた。
殴られるのを恐れて押し入れに隠れて震えていた自分。
…。
それらを全て思い出だと笑える日が来るだろうか?
分からなかったがただ一つ手に入れた幸せはここにある。
暖かくて優しくて、綺麗で愛おしくって…。
「泉…愛してるよ」
泉の首筋に顔を埋めて思い切り深呼吸する。
「くすぐったいよ透…」
嬉しそうに笑う泉…。
一生守っていこうと決めた。
★
卒業式の後、泉の両親に泉とこのまま付き合い続けたい、一緒に暮らしたいと報告をすると二人ともすごく喜んでくれた。
同時にいつでも遊びに来なさい、困ったことがあったらなんでも相談する様にと言ってくれた。
泉の荷物を透の家に運び入れる。
泉が透の両親の部屋を使うのは気が引けると言うので透の部屋を使ってもらうことにした。
「…部屋分けないでも良いよ?」
照れた様に笑う泉。
「まあ部屋は余ってるしさ、一応…」
泉の荷物を部屋に入れる。
流石に泉の着替えを毎回見るわけにはいかないだろうし…部屋は別の方が良いだろう。
「ん…でも夜は一緒に寝ても良い?」
赤い顔でそう言ってくる泉…。
……!!
「…うん。いつでもおいで」
…そうは言ったものの…。
ドキドキと胸が高鳴る。
……。
「…泉…」
そっと泉を抱きしめる。
泉が背中に腕を回して抱きしめ返してくれる。
…泉の柔らかな胸の感触…。
突然携帯電話が鳴り出した。
…。
「…誰だって…真実だ」
ふっと泉が笑う。
「もう、真実のバカっ…」
苦笑しながら泉が離れたので携帯に出る。
「真実?引っ越したんだって?新しい部屋どう?」
少しだけいじけてしまった泉の頭を撫でながら真実と話す。
変わりつつある生活。
でも変わらないものもあるのだと思った。
ずっと一緒に居たい…。
そう思える人たちにやっと出会うことができた。
【終わりっ★】
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【彼女が好きすぎてガマンできないっ】
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に続きます。
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