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殺し屋と一人
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アイリスは机上に地図を広げた。この街一帯の地図だが、一つの建物に対しては詳細な見取り図が描かれている。アイリスはその建物を人差し指で示した。
「今回の依頼ですが、要人暗殺です。ここの建物に会議で訪れるらしいですが、建物が乱立しておりますので地形的に狙撃は不可能。そのため、私は単体で、ミュルお姉様とクロレお姉様はペアで潜入することになります」
「待って、アイリス。ミュルが一人、の間違いじゃなくて?」
それを聞くと、ミュルは大笑いした。うるさい。私は鼓膜がびりびりと振動するのを感じながら素早く耳を塞いだ。しばらくしてから、ミュルは、ああ悪い悪い、と言ったのが分かり、手を離した。アイリスが私の事を確認すると
「ミュルお姉様は見ての通り……さながら檻から放たれた狂える獅子です。獅子奮迅などとは正にミュルお姉様のためにあるもの。裏を返せばどこで暴れだすか分かりません」
「私は猛獣使いというわけ?」
「それなら今日でリストラだぜクロレ」
「誰のせいだと……っ」
私はミュルを睨み付けたが、意に介する様子もなく煙草をふかし始めた。アイリスは目を閉じて、軽く息を吐き出した。嘆息というよりは諦めの溜め息だろう。
「……そうですね。ミュルお姉様の手綱など握りようもありません。しがみつくくらいでしょうか。なので……クロレお姉様は……」
お経でも読み出すかのような仏頂面を私に向ける。その目はいつでも吸い込まれそうな程の空虚を孕んでいるが、この時ばかりは気の毒そうな目でこう言った。
「自らを足枷、とでも思っておいてください」
足枷、か。アイリスが私を馬鹿にしている訳ではない。むしろこの狂獣を抑えようと立ち入った人間は皆一様に蹴散らされてしまう。枷にすらならない塵なのだ。
そこまで理解しつつも、私はどうにもいい気分にはなれなかった。人として生まれたというのに、この猛獣に振り回されるとは。
だが受け入れるしかない役割に、次女も楽ではないなと強く感じた。私はため息を吐く。
「はあ……分かったよ。それで? アイリスはどう動く?」
「私は単独で御二人に降りかかるであろう障害を排除します。露払いです。なので主戦力には数えずにサポート程度にお考えください」
「オッケー、オッケー。アイリスがサポートなら気に病むことはなにもないな、なあクロレ」
「慢心はおよしくださいませ、ミュルお姉様」
「おお、真面目なこった」
大袈裟な抑揚でアイリスをからかいながら、ミュルは席から立ち上がった。アイリスが無反応であるのを認めると、ミュルは一際大きな声で、
「まあ、そんじゃ一通り終わったなら……私は少し眠らせてもらうぜ。さすがに一晩寝てねえのは堪える」
そう言ったあと、ゆらゆらと階段へと歩き出した。
そういえばそうだった。ミュルは昨日の仕事が長引いたといって今日の現場には直接来てもらったのだ。しかし、彼女の見回りは綺麗だったがその肌に浮かぶ血液反応は夥しく、仕事が長引いたのではなく、彼女が殺しを長引かせたのは容易に想像できた。一週間前の血液反応まで分かる私の目には、幼少期以来、彼女が血塗れ出なかった日などない。
その邪悪な手をひらひらとさせながらミュルが消える。嵐が去った気分だった。肩に入っていた力を抜く。
アイリスは私の正面に、人形のように座った。
「クロレお姉様、お疲れのようですね。お茶をお出ししましょうか?」
「ああ、いや……ありがと。でも今はいいや」
ミュルに振り回された疲れは確かにあった。しかし、私の疲労の原因はそこではなかった。
ミュルの短剣にも似た鋭い視線。脳裏から離れず、壊れたテープのように何度も私の中で再生を繰り返す。その度に身体は思い出すように筋肉を強ばらせるのであった。
あの間はなんだったのだろうか。
「……アイリス」
「はい、なんでございましょうか」
「殺しに感情を持たないのは、イカれてると思う?」
アイリスは小首を傾げた。
「申し訳ありませんが、それは私の事を言っているのですか?」
ああそうか、しまった。私は慌てて、忘れてくれと言った。アイリスこそ一番の無感情ではないか。そんなことも頭から抜け落ちてしまうとは、私の動揺も相当なものだ。私は眉間を軽くマッサージした。
「どうしてそんなことを?」
「ああ、いや……ミュルに殺しに感情が無さすぎるって言われたもんだからさ、少し気になったんだ」
アイリスは唇を親指でなぞって、はて、と呟いた。
「今に始まった話ではないじゃないですか。そうだとして……まず嬉々として殺しを行う方が”イカれてる”と言うのです」
「ああ……そうだよね」
しかし、アイリスの言う通り、私は今まで通りの否定を放っただけなのだ。変わったことと言えば軽口くらいなものだが……。
私はあの時なんと言っただろうか。そうだ、紅茶を楽しめると、朝焼けを美しく思えると、そう言ったんだっけか。もしかしてこれがミュルの中にある何かを刺激してしまったのだろうか。しかし紅茶ならアイリスも嗜んでいるものだ。アイリスも紅茶が好きなはずだ。
「アイリス、話変わるんだけど紅茶は好き?」
するとアイリスは首を傾げた。アイリスの無感情な目がこちらへと向く。
「おかしなことを聞きますね」
その口元がほんの少しだけ綻んだ。私はほっとした。
「ああ、おかしなことを聞いた。そうだね、聞くまでもない」
「ええ。特段思うところはございません」
心臓が跳ねた気がした。一気に不安が身体の芯からぶわっと広がった。鼓動が早まる。
「……え? 待って、じゃあなんで紅茶を……?」
「ご説明いたしませんでしたか。紅茶の成分には集中力を高め、同時にリラックス効果が期待されます。狙撃の際にはそういった要素が強く求められるため――」
アイリスの説明は途中から耳に入らなくなった。それではなんだ、この三姉妹の中で紅茶を楽しんでいたのは私だけだとでも言うのか。キーーーンと耳鳴りが響く。聴力を根本から奪う冷たい音、ぐらりと世界が揺れた。
気がつけばアイリスが心配そうな目で私の手を握っていた。脈でも測っていたのだろう。意識を取り戻した私は肩で荒く息をしており、心拍がひどく上昇していた。
「大丈夫ですか、クロレお姉様」
私は黙って頷いた。喉がきつく締まっている気がして声を出そうという気にもならなかった。屈んでいたアイリスがゆっくりと立ち上がる。
「……クロレお姉様は正常です。至極正常な方」
アイリスは窓の外を見た。鬱陶しい雨が、アイリスの予言通りに降り続いている。しかし室内に居れば、雨はまたその様相を変える。それこそ、情緒ある水滴達に。
「クロレお姉様は……この雨をどう感じていらっしゃるのでしょうか」
アイリスが私に向き直る。
「私にとって雨はノイズとなり得ます。足音を誤魔化すことが出来る。強いものとなれば視界の阻害ともなりますがこれは状況によって機転を効かせなければならない、戦略的一要素でございます。そして、それ以上でもそれ以下でもございません」
アイリスは私の目を覗き込む。硝子玉のように透き通り、しかし一切の生気を感じさせないその目に見つめられ、私はどきりとした。
「クロレお姉様は、昔こうおっしゃいました。雨はいい、と。その音を聞くと落ち着く、と。今のクロレお姉様の目に、耳に、口に鼻に触覚に……どう感じてられるかは全くの不明です。しかし、人間というものはどうやらそのようにできているらしいのです」
アイリスの捲し立てるような喋りに、私は半身を引いた。威圧感というよりは刃物をゆっくりと近づけられているような感覚。疑問の切っ先を私は無感情に向けられているのだ。
アイリスはしばらく近づけた顔を離しはしなかったが、やがてその姿勢を軍人のように、しかし可憐に正した。
「ミュルお姉様は、クロレお姉様の中に人間を感じたのではないでしょうか」
「人間を……? 待って、それじゃあまるで――」
あなたたち二人はどうなるの。私の言葉を待たず、アイリスは即座に答えた。
「殺し屋です。私たちは殺すために生まれたのです、クロレお姉様」
「今回の依頼ですが、要人暗殺です。ここの建物に会議で訪れるらしいですが、建物が乱立しておりますので地形的に狙撃は不可能。そのため、私は単体で、ミュルお姉様とクロレお姉様はペアで潜入することになります」
「待って、アイリス。ミュルが一人、の間違いじゃなくて?」
それを聞くと、ミュルは大笑いした。うるさい。私は鼓膜がびりびりと振動するのを感じながら素早く耳を塞いだ。しばらくしてから、ミュルは、ああ悪い悪い、と言ったのが分かり、手を離した。アイリスが私の事を確認すると
「ミュルお姉様は見ての通り……さながら檻から放たれた狂える獅子です。獅子奮迅などとは正にミュルお姉様のためにあるもの。裏を返せばどこで暴れだすか分かりません」
「私は猛獣使いというわけ?」
「それなら今日でリストラだぜクロレ」
「誰のせいだと……っ」
私はミュルを睨み付けたが、意に介する様子もなく煙草をふかし始めた。アイリスは目を閉じて、軽く息を吐き出した。嘆息というよりは諦めの溜め息だろう。
「……そうですね。ミュルお姉様の手綱など握りようもありません。しがみつくくらいでしょうか。なので……クロレお姉様は……」
お経でも読み出すかのような仏頂面を私に向ける。その目はいつでも吸い込まれそうな程の空虚を孕んでいるが、この時ばかりは気の毒そうな目でこう言った。
「自らを足枷、とでも思っておいてください」
足枷、か。アイリスが私を馬鹿にしている訳ではない。むしろこの狂獣を抑えようと立ち入った人間は皆一様に蹴散らされてしまう。枷にすらならない塵なのだ。
そこまで理解しつつも、私はどうにもいい気分にはなれなかった。人として生まれたというのに、この猛獣に振り回されるとは。
だが受け入れるしかない役割に、次女も楽ではないなと強く感じた。私はため息を吐く。
「はあ……分かったよ。それで? アイリスはどう動く?」
「私は単独で御二人に降りかかるであろう障害を排除します。露払いです。なので主戦力には数えずにサポート程度にお考えください」
「オッケー、オッケー。アイリスがサポートなら気に病むことはなにもないな、なあクロレ」
「慢心はおよしくださいませ、ミュルお姉様」
「おお、真面目なこった」
大袈裟な抑揚でアイリスをからかいながら、ミュルは席から立ち上がった。アイリスが無反応であるのを認めると、ミュルは一際大きな声で、
「まあ、そんじゃ一通り終わったなら……私は少し眠らせてもらうぜ。さすがに一晩寝てねえのは堪える」
そう言ったあと、ゆらゆらと階段へと歩き出した。
そういえばそうだった。ミュルは昨日の仕事が長引いたといって今日の現場には直接来てもらったのだ。しかし、彼女の見回りは綺麗だったがその肌に浮かぶ血液反応は夥しく、仕事が長引いたのではなく、彼女が殺しを長引かせたのは容易に想像できた。一週間前の血液反応まで分かる私の目には、幼少期以来、彼女が血塗れ出なかった日などない。
その邪悪な手をひらひらとさせながらミュルが消える。嵐が去った気分だった。肩に入っていた力を抜く。
アイリスは私の正面に、人形のように座った。
「クロレお姉様、お疲れのようですね。お茶をお出ししましょうか?」
「ああ、いや……ありがと。でも今はいいや」
ミュルに振り回された疲れは確かにあった。しかし、私の疲労の原因はそこではなかった。
ミュルの短剣にも似た鋭い視線。脳裏から離れず、壊れたテープのように何度も私の中で再生を繰り返す。その度に身体は思い出すように筋肉を強ばらせるのであった。
あの間はなんだったのだろうか。
「……アイリス」
「はい、なんでございましょうか」
「殺しに感情を持たないのは、イカれてると思う?」
アイリスは小首を傾げた。
「申し訳ありませんが、それは私の事を言っているのですか?」
ああそうか、しまった。私は慌てて、忘れてくれと言った。アイリスこそ一番の無感情ではないか。そんなことも頭から抜け落ちてしまうとは、私の動揺も相当なものだ。私は眉間を軽くマッサージした。
「どうしてそんなことを?」
「ああ、いや……ミュルに殺しに感情が無さすぎるって言われたもんだからさ、少し気になったんだ」
アイリスは唇を親指でなぞって、はて、と呟いた。
「今に始まった話ではないじゃないですか。そうだとして……まず嬉々として殺しを行う方が”イカれてる”と言うのです」
「ああ……そうだよね」
しかし、アイリスの言う通り、私は今まで通りの否定を放っただけなのだ。変わったことと言えば軽口くらいなものだが……。
私はあの時なんと言っただろうか。そうだ、紅茶を楽しめると、朝焼けを美しく思えると、そう言ったんだっけか。もしかしてこれがミュルの中にある何かを刺激してしまったのだろうか。しかし紅茶ならアイリスも嗜んでいるものだ。アイリスも紅茶が好きなはずだ。
「アイリス、話変わるんだけど紅茶は好き?」
するとアイリスは首を傾げた。アイリスの無感情な目がこちらへと向く。
「おかしなことを聞きますね」
その口元がほんの少しだけ綻んだ。私はほっとした。
「ああ、おかしなことを聞いた。そうだね、聞くまでもない」
「ええ。特段思うところはございません」
心臓が跳ねた気がした。一気に不安が身体の芯からぶわっと広がった。鼓動が早まる。
「……え? 待って、じゃあなんで紅茶を……?」
「ご説明いたしませんでしたか。紅茶の成分には集中力を高め、同時にリラックス効果が期待されます。狙撃の際にはそういった要素が強く求められるため――」
アイリスの説明は途中から耳に入らなくなった。それではなんだ、この三姉妹の中で紅茶を楽しんでいたのは私だけだとでも言うのか。キーーーンと耳鳴りが響く。聴力を根本から奪う冷たい音、ぐらりと世界が揺れた。
気がつけばアイリスが心配そうな目で私の手を握っていた。脈でも測っていたのだろう。意識を取り戻した私は肩で荒く息をしており、心拍がひどく上昇していた。
「大丈夫ですか、クロレお姉様」
私は黙って頷いた。喉がきつく締まっている気がして声を出そうという気にもならなかった。屈んでいたアイリスがゆっくりと立ち上がる。
「……クロレお姉様は正常です。至極正常な方」
アイリスは窓の外を見た。鬱陶しい雨が、アイリスの予言通りに降り続いている。しかし室内に居れば、雨はまたその様相を変える。それこそ、情緒ある水滴達に。
「クロレお姉様は……この雨をどう感じていらっしゃるのでしょうか」
アイリスが私に向き直る。
「私にとって雨はノイズとなり得ます。足音を誤魔化すことが出来る。強いものとなれば視界の阻害ともなりますがこれは状況によって機転を効かせなければならない、戦略的一要素でございます。そして、それ以上でもそれ以下でもございません」
アイリスは私の目を覗き込む。硝子玉のように透き通り、しかし一切の生気を感じさせないその目に見つめられ、私はどきりとした。
「クロレお姉様は、昔こうおっしゃいました。雨はいい、と。その音を聞くと落ち着く、と。今のクロレお姉様の目に、耳に、口に鼻に触覚に……どう感じてられるかは全くの不明です。しかし、人間というものはどうやらそのようにできているらしいのです」
アイリスの捲し立てるような喋りに、私は半身を引いた。威圧感というよりは刃物をゆっくりと近づけられているような感覚。疑問の切っ先を私は無感情に向けられているのだ。
アイリスはしばらく近づけた顔を離しはしなかったが、やがてその姿勢を軍人のように、しかし可憐に正した。
「ミュルお姉様は、クロレお姉様の中に人間を感じたのではないでしょうか」
「人間を……? 待って、それじゃあまるで――」
あなたたち二人はどうなるの。私の言葉を待たず、アイリスは即座に答えた。
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