4 / 5
4話
しおりを挟む
あれから数日が経った。
僕たちは死の森を抜けて、街外れの打ち捨てられた廃屋を拠点にしていた。
リューシアの傷は魔族だけあってか、驚異的な速度で回復している。ほぼ完治したと言っていいだろう。もう痕も残っていないみたいだ。
だけど、彼女は「まだ足元がおぼつかない」と言い張って、僕が整えた廃屋に居座り続けていた。
元気よく走り回っているのに……「足元がおぼつかない」とか意味がわからなかった。
「おい……お前、何をしている?」
玄関の近くで薬草をすり潰していた僕にリューシアが声をかけてきた。
出会った時に彼女が着ていたボロボロの鎧は防具屋に売り、今はごく普通のシャツを着ている。
かつての女騎士っぽさは鳴りを潜め、どうやっても綺麗なお姉さんにしか見えない。
ぶっきらぼうな話し方は変わらないが、僕の呼び方はいつの間にか『貴様』から『お前』になっていた。
「ああ、これ? 乾燥防止の軟膏だよ。リューシアは肌が綺麗だから、保湿にどうかなって思って。傷の保湿にもいいんじゃないかな?」
僕が何気なくそう言って、彼女の腕に残った小さな切り傷に手を伸ばした時だった。
「ひゃん……!」
リューシアが飛び上がるように肩を震わせ、顔を真っ赤にした。
「い、いきなり、手をつかむな。それと……何を言うんだっ! わ、私が……き、綺麗だ……と?」
「えっ、だって本当だし。それとも魔族だから? 魔族って、みんなそんなに肌が整ってるのかな?」
「わ、わからん! 私は生まれてからずっと、剣の鍛錬しかしてこなかったんだ! は、肌なんか気にしたことないし……」
「そうなんだ……頑張ってたんだね。でも女の人は肌を大切にしてるって聞いてさ。だからリューシアのために作ってみたんだけど、嫌だったかな?」
「い、嫌じゃない! で、でもよくわからないんだ! し、仕方ないじゃないか! 周りは荒くれ者の兵士ばかりで、……お、女として扱われるなんて……初めてで、その、……どうすればいいか分からんのだ~!!」
彼女は両手で顔を覆い、指の隙間からこちらを上目遣いに睨んでくる。
魔王軍の幹部……四天王ともあろうお方が、やたら早口だ。
顔を真っ赤にしてもじもじしている……この人は本当に、僕たちが戦ってきた人間の敵『黒鉄剣のリューシア』なんだろうか?
最近は別人なんじゃないかとも思っているくらいだ。
「悪かったよ。でも、リューシアは僕にとっては女性なんだよ。敵でも幹部でも四天王でもない。……放っておけない人なんだ」
「……っ」
リューシアからゴクりとツバを飲んだ音が聞こえたような気がした。
でも、彼女はただ照れているだけじゃなさそうだ。なにか決意のような光が目に宿っている。
「……その、お前に、相談があるのだが」
「なに?」
「あ、えっと……料理の仕方を、私に教えてくれないだろうか……?」
「料理?」
意外な言葉に、僕は手を止めて彼女を見た。
リューシアは赤面しながら、もじもじと指先を弄りつつ、やたら早口で続ける。
「その……しばらく一緒に暮らすわけだし。いつまでもお前にばかり負担をかけるわけにはいかんだろ? それに、お前の作る料理は……その、変な魔法でもかかっているのかというくらい、落ち着くのだ。私も、同じものを作れるようになりたいっていうか……お前にも食べさせたいっていうか。なんていうか」
「そっか……」
リューシアの正直な気持ちが、素直に嬉しかった……
勇者パーティでは、僕が飯を作っても感想なんて言われなかった。ましてや料理を手伝おうという人なんていなかった。
それなのに……かつての宿敵であるリューシアが、まるで僕を肯定するように、料理を習いたいと言ってくれている。
これが嬉しくないはずがないじゃないか。
「わかった。じゃあ、まずは野菜の切り方から始めようか」
「うむ! 任せておけ! 剣を振るうのも包丁を振るうのも、同じ刃物だ。刃物の扱いは得意だ。どちらも似たようなものだろう!」
――数分後、まな板を真っ2つに切り裂いて「す、すまん……」と涙目になる彼女をなだめることになったのはいい思い出になるはずだ。
◆
勇者パーティにいた頃は、常に次の日の計画と不安でいっぱいだった。
けれど今は……隣で「ゼクス、明日はスープの作り方、教えてくれよな……」と寝言を言うリューシアが、どんな高等魔法よりも僕を安心させてくれている。
この頃には僕の呼び方は『お前』から『ゼクス』と名前呼びに変わっていた。
一緒に暮らしてわかったが、彼女はとても恥ずかしがり屋で、真っ直ぐな女性だ。
僕は、いつの間にか自分を「不要」な存在だとは思わなくなっていた。
リューシアの……彼女のためにできることをやりたいと思うようになっていたからだ。
――彼女と出会ってから数週間。
リューシアの傷は完治しているはずなのに、彼女は顔を真っ赤にして「足元がおぼつかないからっ!」と言い張っていた。
――普通に走ったり、訓練したりしているのに意味がわからない。
ただ、彼女なりの言い分があるのだろう。そう思うことにした。
2人で街へ日用品を買い出しに行った時のことだった。
市場で魚屋のおっちゃんから、ある噂話を聞くことになる。
「おい、知ってるか? 勇者殿のパーティが苦戦中らしいぞ」
「え?」
「魔王軍の仕掛けた初歩的な罠に引っかかったり、魔物に囲まれて大怪我したとか聞くぞ」
「…………」
「こないだまでの快進撃が嘘みたいに停滞してるらしいぜ」
「そうなんですか……」
勇者パーティと聞くと、思い出されるのは勇者レイルや聖女フィリアの顔だ。
でも、僕の感想は「ふーん、苦戦してるんだ」程度のもので、不思議なくらいに何も感じなかった。
だけど隣に立つリューシアは違った。不安そうに僕の顔を覗き込んでいたのだ。
「おい……ゼクス。いいのか? ゼクスがいなければ、あやつらは死ぬかもしれんぞ」
「う~ん。もうどうでもいいかな? 僕は、彼らとはもう関係ないし。今は、リューシアとの時間の方が大切だよ」
「お、お前……そ、それって」
「僕は、料理を覚えたいって言ってくれたリューシアに、応えたいんだ」
僕が笑って答えると、彼女は一瞬目を見開いてから「……まあ、当然だな」と、真っ赤になった顔を隠すように下を向いた。
僕たちは死の森を抜けて、街外れの打ち捨てられた廃屋を拠点にしていた。
リューシアの傷は魔族だけあってか、驚異的な速度で回復している。ほぼ完治したと言っていいだろう。もう痕も残っていないみたいだ。
だけど、彼女は「まだ足元がおぼつかない」と言い張って、僕が整えた廃屋に居座り続けていた。
元気よく走り回っているのに……「足元がおぼつかない」とか意味がわからなかった。
「おい……お前、何をしている?」
玄関の近くで薬草をすり潰していた僕にリューシアが声をかけてきた。
出会った時に彼女が着ていたボロボロの鎧は防具屋に売り、今はごく普通のシャツを着ている。
かつての女騎士っぽさは鳴りを潜め、どうやっても綺麗なお姉さんにしか見えない。
ぶっきらぼうな話し方は変わらないが、僕の呼び方はいつの間にか『貴様』から『お前』になっていた。
「ああ、これ? 乾燥防止の軟膏だよ。リューシアは肌が綺麗だから、保湿にどうかなって思って。傷の保湿にもいいんじゃないかな?」
僕が何気なくそう言って、彼女の腕に残った小さな切り傷に手を伸ばした時だった。
「ひゃん……!」
リューシアが飛び上がるように肩を震わせ、顔を真っ赤にした。
「い、いきなり、手をつかむな。それと……何を言うんだっ! わ、私が……き、綺麗だ……と?」
「えっ、だって本当だし。それとも魔族だから? 魔族って、みんなそんなに肌が整ってるのかな?」
「わ、わからん! 私は生まれてからずっと、剣の鍛錬しかしてこなかったんだ! は、肌なんか気にしたことないし……」
「そうなんだ……頑張ってたんだね。でも女の人は肌を大切にしてるって聞いてさ。だからリューシアのために作ってみたんだけど、嫌だったかな?」
「い、嫌じゃない! で、でもよくわからないんだ! し、仕方ないじゃないか! 周りは荒くれ者の兵士ばかりで、……お、女として扱われるなんて……初めてで、その、……どうすればいいか分からんのだ~!!」
彼女は両手で顔を覆い、指の隙間からこちらを上目遣いに睨んでくる。
魔王軍の幹部……四天王ともあろうお方が、やたら早口だ。
顔を真っ赤にしてもじもじしている……この人は本当に、僕たちが戦ってきた人間の敵『黒鉄剣のリューシア』なんだろうか?
最近は別人なんじゃないかとも思っているくらいだ。
「悪かったよ。でも、リューシアは僕にとっては女性なんだよ。敵でも幹部でも四天王でもない。……放っておけない人なんだ」
「……っ」
リューシアからゴクりとツバを飲んだ音が聞こえたような気がした。
でも、彼女はただ照れているだけじゃなさそうだ。なにか決意のような光が目に宿っている。
「……その、お前に、相談があるのだが」
「なに?」
「あ、えっと……料理の仕方を、私に教えてくれないだろうか……?」
「料理?」
意外な言葉に、僕は手を止めて彼女を見た。
リューシアは赤面しながら、もじもじと指先を弄りつつ、やたら早口で続ける。
「その……しばらく一緒に暮らすわけだし。いつまでもお前にばかり負担をかけるわけにはいかんだろ? それに、お前の作る料理は……その、変な魔法でもかかっているのかというくらい、落ち着くのだ。私も、同じものを作れるようになりたいっていうか……お前にも食べさせたいっていうか。なんていうか」
「そっか……」
リューシアの正直な気持ちが、素直に嬉しかった……
勇者パーティでは、僕が飯を作っても感想なんて言われなかった。ましてや料理を手伝おうという人なんていなかった。
それなのに……かつての宿敵であるリューシアが、まるで僕を肯定するように、料理を習いたいと言ってくれている。
これが嬉しくないはずがないじゃないか。
「わかった。じゃあ、まずは野菜の切り方から始めようか」
「うむ! 任せておけ! 剣を振るうのも包丁を振るうのも、同じ刃物だ。刃物の扱いは得意だ。どちらも似たようなものだろう!」
――数分後、まな板を真っ2つに切り裂いて「す、すまん……」と涙目になる彼女をなだめることになったのはいい思い出になるはずだ。
◆
勇者パーティにいた頃は、常に次の日の計画と不安でいっぱいだった。
けれど今は……隣で「ゼクス、明日はスープの作り方、教えてくれよな……」と寝言を言うリューシアが、どんな高等魔法よりも僕を安心させてくれている。
この頃には僕の呼び方は『お前』から『ゼクス』と名前呼びに変わっていた。
一緒に暮らしてわかったが、彼女はとても恥ずかしがり屋で、真っ直ぐな女性だ。
僕は、いつの間にか自分を「不要」な存在だとは思わなくなっていた。
リューシアの……彼女のためにできることをやりたいと思うようになっていたからだ。
――彼女と出会ってから数週間。
リューシアの傷は完治しているはずなのに、彼女は顔を真っ赤にして「足元がおぼつかないからっ!」と言い張っていた。
――普通に走ったり、訓練したりしているのに意味がわからない。
ただ、彼女なりの言い分があるのだろう。そう思うことにした。
2人で街へ日用品を買い出しに行った時のことだった。
市場で魚屋のおっちゃんから、ある噂話を聞くことになる。
「おい、知ってるか? 勇者殿のパーティが苦戦中らしいぞ」
「え?」
「魔王軍の仕掛けた初歩的な罠に引っかかったり、魔物に囲まれて大怪我したとか聞くぞ」
「…………」
「こないだまでの快進撃が嘘みたいに停滞してるらしいぜ」
「そうなんですか……」
勇者パーティと聞くと、思い出されるのは勇者レイルや聖女フィリアの顔だ。
でも、僕の感想は「ふーん、苦戦してるんだ」程度のもので、不思議なくらいに何も感じなかった。
だけど隣に立つリューシアは違った。不安そうに僕の顔を覗き込んでいたのだ。
「おい……ゼクス。いいのか? ゼクスがいなければ、あやつらは死ぬかもしれんぞ」
「う~ん。もうどうでもいいかな? 僕は、彼らとはもう関係ないし。今は、リューシアとの時間の方が大切だよ」
「お、お前……そ、それって」
「僕は、料理を覚えたいって言ってくれたリューシアに、応えたいんだ」
僕が笑って答えると、彼女は一瞬目を見開いてから「……まあ、当然だな」と、真っ赤になった顔を隠すように下を向いた。
48
あなたにおすすめの小説
偽りの呪いで追放された聖女です。辺境で薬屋を開いたら、国一番の不運な王子様に拾われ「幸運の女神」と溺愛されています
黒崎隼人
ファンタジー
「君に触れると、不幸が起きるんだ」――偽りの呪いをかけられ、聖女の座を追われた少女、ルナ。
彼女は正体を隠し、辺境のミモザ村で薬師として静かな暮らしを始める。
ようやく手に入れた穏やかな日々。
しかし、そんな彼女の前に現れたのは、「王国一の不運王子」リオネスだった。
彼が歩けば嵐が起き、彼が触れば物が壊れる。
そんな王子が、なぜか彼女の薬草店の前で派手に転倒し、大怪我を負ってしまう。
「私の呪いのせいです!」と青ざめるルナに、王子は笑った。
「いつものことだから、君のせいじゃないよ」
これは、自分を不幸だと思い込む元聖女と、天性の不運をものともしない王子の、勘違いから始まる癒やしと幸運の物語。
二人が出会う時、本当の奇跡が目を覚ます。
心温まるスローライフ・ラブファンタジー、ここに開幕。
【完結】「異世界に召喚されたら聖女を名乗る女に冤罪をかけられ森に捨てられました。特殊スキルで育てたリンゴを食べて生き抜きます」
まほりろ
恋愛
※小説家になろう「異世界転生ジャンル」日間ランキング9位!2022/09/05
仕事からの帰り道、近所に住むセレブ女子大生と一緒に異世界に召喚された。
私たちを呼び出したのは中世ヨーロッパ風の世界に住むイケメン王子。
王子は美人女子大生に夢中になり彼女を本物の聖女と認定した。
冴えない見た目の私は、故郷で女子大生を脅迫していた冤罪をかけられ追放されてしまう。
本物の聖女は私だったのに……。この国が困ったことになっても助けてあげないんだから。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※小説家になろう先行投稿。カクヨム、エブリスタにも投稿予定。
※表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
魔法使いクラウディア
緑谷めい
ファンタジー
「お前みたいなブスが、この俺の婚約者だと? 俺はこの国の王太子だぞ!」
綺麗な顔をした金髪碧眼の、いかにも生意気そうな少年は、クラウディアの顔を見るなり、そうほざいた。
初対面の婚約者――それも公爵家令嬢であるクラウディアに対して、よくもそんな失礼な事が言えたものだ。
言っておくが、クラウディアは自分の美しさに絶対の自信を持っている。
※ 全8話完結予定
※ ボーイズラブのタグは保険です。
辺境に追放されたガリガリ令嬢ですが、助けた男が第三王子だったので人生逆転しました。~実家は危機ですが、助ける義理もありません~
香木陽灯
恋愛
「そんなに気に食わないなら、お前がこの家を出ていけ!」
実の父と義妹に虐げられ、着の身着のままで辺境のボロ家に追放された伯爵令嬢カタリーナ。食べるものもなく、泥水のようなスープですすり、ガリガリに痩せ細った彼女が庭で拾ったのは、金色の瞳を持つ美しい男・ギルだった。
「……見知らぬ人間を招き入れるなんて、馬鹿なのか?」
「一人で食べるのは味気ないわ。手当てのお礼に一緒に食べてくれると嬉しいんだけど」
二人の奇妙な共同生活が始まる。ギルが獲ってくる肉を食べ、共に笑い、カタリーナは本来の瑞々しい美しさを取り戻していく。しかしカタリーナは知らなかった。彼が王位継承争いから身を隠していた最強の第三王子であることを――。
※ふんわり設定です。
※他サイトにも掲載中です。
悪役令嬢は廃墟農園で異世界婚活中!~離婚したら最強農業スキルで貴族たちが求婚してきますが、元夫が邪魔で困ってます~
黒崎隼人
ファンタジー
「君との婚約を破棄し、離婚を宣言する!」
皇太子である夫から突きつけられた突然の別れ。
悪役令嬢の濡れ衣を着せられ追放された先は、誰も寄りつかない最果ての荒れ地だった。
――最高の農業パラダイスじゃない!
前世の知識を活かし、リネットの農業革命が今、始まる!
美味しい作物で村を潤し、国を救い、気づけば各国の貴族から求婚の嵐!?
なのに、なぜか私を捨てたはずの元夫が、いつも邪魔ばかりしてくるんですけど!
「離婚から始まる、最高に輝く人生!」
農業スキル全開で国を救い、不器用な元夫を振り回す、痛快!逆転ラブコメディ!
【鑑定不能】と捨てられた俺、実は《概念創造》スキルで万物創成!辺境で最強領主に成り上がる。
夏見ナイ
ファンタジー
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴーレムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!
「君は悪役令嬢だ」と離婚されたけど、追放先で伝説の力をゲット!最強の女王になって国を建てたら、後悔した元夫が求婚してきました
黒崎隼人
ファンタジー
「君は悪役令嬢だ」――冷酷な皇太子だった夫から一方的に離婚を告げられ、すべての地位と財産を奪われたアリシア。悪役の汚名を着せられ、魔物がはびこる辺境の地へ追放された彼女が見つけたのは、古代文明の遺跡と自らが「失われた王家の末裔」であるという衝撃の真実だった。
古代魔法の力に覚醒し、心優しき領民たちと共に荒れ地を切り拓くアリシア。
一方、彼女を陥れた偽りの聖女の陰謀に気づき始めた元夫は、後悔と焦燥に駆られていく。
追放された令嬢が運命に抗い、最強の女王へと成り上がる。
愛と裏切り、そして再生の痛快逆転ファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる