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動悸が激しくて眠れないと思っていたが、気付けば小一時間程眠ってしまったらしい。
セリシティアンはどこだと視線を巡らせると、ベッドの脇で突っ伏すように眠っていた。
波状に広がる髪に、何気なく手を伸ばして触れてみる。サラサラと滑らかでとても手触りが良かった。
そのまま頭に触れて、流れるように頬を撫でる。
もっと色んな所に触れてみたい――
そんなアウリスの思いを拒むかのように、セリシティアンはゆっくりと瞼を開いた。
「ん……すまぬの、妾まで眠ってしまったようじゃ」
バツが悪そうに笑うと、セリシティアンはぐっと伸びをした。
「丁度僕も今起きた所だから問題ないよ」
「そうか。気分はどうじゃ?」
「うん、悪くない。眠るごとに体調が良くなっている気がする」
セリシティアンは嬉しそうに頷くと、アウリスの寝衣を脱がせ始めた。アウリスは少し顔を赤らめながらも逆らわず、目を閉じてセリシティアンのするに任せた。
「ふむ、確かに昨日より段違いに元気であるな」
何処を見て言っている!? と内心ツッコミつつもアウリスは益々固く目を閉じた。
「えっ!?」
生暖かい感触に思わず目を開くと、そこには信じがたい光景が広がっていた。アウリスのものをセリシティアンがペロペロと舐めしゃぶっていたのだ。
チロチロと先を舐め、竿を指で扱きながらパクリと深く口内に咥えられると、思わず恥ずかしい声が漏れた。
膣内とはまた違った気持ちよさにあっけなくイってしまいそうになる。だが、きっとここで出してはいけないのだ。優等生のアウリスはそれをしっかりと学んで耐えた。
「ま、待っ、てセリ……!」
予想通りイく寸前で寸止めされた。分かってはいてもアウリスは切ない。やっぱり恨めし気な目で見てしまうことは許してもらいたい。
「よく我慢できたな、偉いぞ」
またしても頭をよしよしと撫でてアウリスを宥めながら、セリシティアンはゆっくりと泥濘んだ膣内にアウリスを沈めていった。
「あっくぅ……!」
なんという締め付けだ。アウリスは大量の汗を浮かせながら必死で射精感に耐える。我慢せずともよい、とセリシティアンは笑うのだけれど、彼女にも少しでも気持ちよくなってもらいたい。
奥深くまでアウリスを収めると、セリシティアンは動きを止めた。
「昨日とは比べ物にならぬ程元気じゃの。嬉しいぞ」
セリシティアンは自身の下腹を撫でた。胎に収めたアウリスごと撫で上げるように。
そんなセリシティアンに煽られるように、アウリスはグンっと下から腰を突き上げた。
「んあっ! アウリス……!」
セリシティアンの顔が一瞬快楽に歪む。その様をアウリスは見逃さなかった。感じてくれている。そのことが堪らなく嬉しくて、アウリスはセリシティアンの腰を掴んでガンガンと下から突き上げ続けた。
技巧何てあったものじゃない、ただひたすらセリシティアンを気持ちよくさせたい、欲しい、この女が全部全部欲しい――そんな獰猛な欲をぶつけるように、果てるその時まで激しくセリシティアンを穿ち続けた。
セリシティアンはどこだと視線を巡らせると、ベッドの脇で突っ伏すように眠っていた。
波状に広がる髪に、何気なく手を伸ばして触れてみる。サラサラと滑らかでとても手触りが良かった。
そのまま頭に触れて、流れるように頬を撫でる。
もっと色んな所に触れてみたい――
そんなアウリスの思いを拒むかのように、セリシティアンはゆっくりと瞼を開いた。
「ん……すまぬの、妾まで眠ってしまったようじゃ」
バツが悪そうに笑うと、セリシティアンはぐっと伸びをした。
「丁度僕も今起きた所だから問題ないよ」
「そうか。気分はどうじゃ?」
「うん、悪くない。眠るごとに体調が良くなっている気がする」
セリシティアンは嬉しそうに頷くと、アウリスの寝衣を脱がせ始めた。アウリスは少し顔を赤らめながらも逆らわず、目を閉じてセリシティアンのするに任せた。
「ふむ、確かに昨日より段違いに元気であるな」
何処を見て言っている!? と内心ツッコミつつもアウリスは益々固く目を閉じた。
「えっ!?」
生暖かい感触に思わず目を開くと、そこには信じがたい光景が広がっていた。アウリスのものをセリシティアンがペロペロと舐めしゃぶっていたのだ。
チロチロと先を舐め、竿を指で扱きながらパクリと深く口内に咥えられると、思わず恥ずかしい声が漏れた。
膣内とはまた違った気持ちよさにあっけなくイってしまいそうになる。だが、きっとここで出してはいけないのだ。優等生のアウリスはそれをしっかりと学んで耐えた。
「ま、待っ、てセリ……!」
予想通りイく寸前で寸止めされた。分かってはいてもアウリスは切ない。やっぱり恨めし気な目で見てしまうことは許してもらいたい。
「よく我慢できたな、偉いぞ」
またしても頭をよしよしと撫でてアウリスを宥めながら、セリシティアンはゆっくりと泥濘んだ膣内にアウリスを沈めていった。
「あっくぅ……!」
なんという締め付けだ。アウリスは大量の汗を浮かせながら必死で射精感に耐える。我慢せずともよい、とセリシティアンは笑うのだけれど、彼女にも少しでも気持ちよくなってもらいたい。
奥深くまでアウリスを収めると、セリシティアンは動きを止めた。
「昨日とは比べ物にならぬ程元気じゃの。嬉しいぞ」
セリシティアンは自身の下腹を撫でた。胎に収めたアウリスごと撫で上げるように。
そんなセリシティアンに煽られるように、アウリスはグンっと下から腰を突き上げた。
「んあっ! アウリス……!」
セリシティアンの顔が一瞬快楽に歪む。その様をアウリスは見逃さなかった。感じてくれている。そのことが堪らなく嬉しくて、アウリスはセリシティアンの腰を掴んでガンガンと下から突き上げ続けた。
技巧何てあったものじゃない、ただひたすらセリシティアンを気持ちよくさせたい、欲しい、この女が全部全部欲しい――そんな獰猛な欲をぶつけるように、果てるその時まで激しくセリシティアンを穿ち続けた。
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