5 / 12
小学生に落第
しおりを挟む
―保健室
りみは前日の指示通り学校に着くと保健室に向かった。
「若狭先生おはようございます。言われた通り来ましたけど、、」
「倉持さんおはよう。待っていたわ。早速本題に入らせてもらうんだけど、倉持さんにはしばらく小学校に通ってもらいます。」
「小学校、、?」
「倉持さんが1日に二回もお漏らししちゃったことを考えると、しばらくはおむつをつけてもらわないといけないんです。そういう決まりなので。でもこのルールは本来小学校低学年の子がお漏らしをもうしないようにって思えるようにするために作られたものなの。」
「だったら中学生の私には関係ないじゃないですか!」
「普通ならね。一回ぐらいの失敗だったら私も別にいいかなと思ってたのよ。でも倉持さん昨日二回もお漏らししちゃったじゃない。しかも二回目はおむつに。そういう子は例外としてこのルールが適用されることになったの。」
「そんな、、」
「あと倉持さんが小学校に通えば、小学生の子もお漏らしするのはそのぐらい恥ずかしいんだって自覚できるでしょ?倉持さんの意思に関係なくやらないといけないことなのよ。わかった?」
「私中学生なのに、、小学校に通う期間ってどのくらいなんですか、、?」
「何もなければ二週間ぐらいね。もし倉持さんがその間に中学生に戻るのにふさわしくない行動をしたら延びるかもしれないけど。」
「二週間もですか、、!せめて1週間とかになりませんか!?勉強とかも遅れそうですし、、」
「そのあたりは心配しなくて大丈夫。あなたが中学生に戻ったら補習を設ける形で追いつけるから。」
「本当に二週間たったら中学生に戻れるんですね、、?」
「そうよ。倉持さんが普通に生活していたら二週間で戻れるわ。」
「わかりました、、小学校に通います、、」
正直小学校に通うなんて恥ずかしかったが、学校の決まりと言われてはどうしようもない。仕方なくりみは小学校に行くことを了承した。
「じゃあこの書類に目を通してサインして頂戴。小学校に通うにあたっての注意事項みたいなものも書かれているから。」
若狭先生は書類を渡すと何かを探しにいってしまった。
(小学校に通うっていってもそんな注意することなんてあるのかな、、?)
りみはそう思いながら書類に目を通した。
『1倉持りみは二週間小学生として小学校に通う
2通うクラスは1年1組とする
3特に問題行動がなければ2週間終了後に希望に応じて補修等を行う
4服装等は小学生にふさわしいものを着用する
5ただし下着に関してはおむつを着用する
6毎日一回はおむつにお漏らしをし、クラスメイトにおむつ交換をお願いする
7問題行動があった場合通学期間を延長する』
「ちょっと先生!1から3はわかるんですけど4,5,6はどういうことですか!?おむつにおお漏らしって、、」
「4は小学校に通うんだから中学の制服や中学生っぽい恰好がダメなのは当然でしょ。もし小学生っぽくないって判断されたら期間が延長されちゃうから気を付けたほうがいいわよ。5,6は他の小学生のためのものね。さっきも言ったけどあなたが小学校に行くことは罰ってだけじゃなくて他の子に対しての教育的な面も含んでいるの。お漏らしが恥ずかしいことだって口で言うだけじゃわからない子もいるでしょ。そういう子に実際にどんなことがされるのか体感してもらわないと。」
「だとしても小学生の子におむつ交換される必要はないでしょ!?」
「それは昨日関戸さんがおむつ交換やってみたいって言ってたのを聞いて思ったの。今の子はおむつ交換のやり方なんて知らないんだし経験してもらうのもいいかなって。」
「そんな勝手な、、これも決まったことなんですか、、?」
「昨日校長先生にも許可をもらったしあなたの親御さんも了承してくれたわ。」
「母にまで、、」
「まあ2週間の辛抱よ。はやくサインしちゃいなさい。」
「はい、、」
りみがサインをすると若狭先生が黄色い帽子とランドセル、ワンピースや布おむつをもってきた。
「倉持さんの通学の恰好だけどこれとランドセルをつけてくれれば基本的には自由よ。もちろん小学生にふさわしい恰好っていう制限はあるけど。」
「私小学生用の服なんて持ってないんですけど、、」
「そう思って何着かはここにあるのを使ってくれて構わないわ。まさか倉持さん以外にお漏らししちゃう中学生がいるとは思えないし。」
渡された服は昨日着たピンクのプリ〇ュアの女児服のほかに、チューリップが胸元に描かれたものや水色の生地に紫で英語の刺繍があしらわれたものなど小学校低学年の子かそれ以下が着るようなものばかりだった。
「で、スカートはこれらのセットでいいわね。」
そこには水色やピンク、緑、紫などパステルカラーにフリルのついたスカートがたくさんあった。
「今日は初日だし服とかないと思うからこの中から好きに選んでいいわよ。」
「どれも小さい子が着るようなものばっか、、じゃあこれで、、」
せめて少しでも大人っぽい色にしようと思いりみが選んだのは黒の生地にピンクの文字が書かれたシャツと紫のスカートだった。
「残りは自宅に郵送してあげるから明日からは家で着てきてね。あとはおむつ当てれば教室に行っていいわ。昨日みたいにそこに寝転がってくれる?」
りみは言われるがままに保健室のベッドに寝転がった。
「じゃあこれを当てて、、カバーを付ければっと、、はい、できたわよ。」
そこには女児服におむつ、加えて黄色の通学帽子とランドセルを背負ったりみの姿があった。
(恥ずかしい、、こんな恰好で小学生の子と一緒に授業受けないといけないなんて、、しかもおむつ交換も、、)
「うんうん、中学生って言われても信じられないわよ。さすがに小学1年生にしては大きすぎるしおむつも場違いだけど、、w」
若狭先生に笑われながらりみは保健室を後にし、1年1組の教室に向かった。
(あ、だめ、、スカートからおむつ見えちゃってる、、)
なんとかおむつを隠そうとスカートを抑えたりもしてみたが全然隠せないでいた。
「やばー、なにあれーー。」「うわ、おむつ見えてるじゃん、、」「小学一年生にしては大きくない?」「あれじゃない?昨日おむつにお漏らししたっていう噂の倉持さん。」
「あの子も小学生なのかな?」「あんな子いたっけ?」「おむつ履いてるーー。」
教室に向かう途中にすれ違った同級生や小学生に噂されるのを我慢しながらもりみは1年1組の教室の前へやってきた。
(私ほんとに小学生の恰好をして小学校に通うんだ、、おむつ履いて、、)
りみは前日の指示通り学校に着くと保健室に向かった。
「若狭先生おはようございます。言われた通り来ましたけど、、」
「倉持さんおはよう。待っていたわ。早速本題に入らせてもらうんだけど、倉持さんにはしばらく小学校に通ってもらいます。」
「小学校、、?」
「倉持さんが1日に二回もお漏らししちゃったことを考えると、しばらくはおむつをつけてもらわないといけないんです。そういう決まりなので。でもこのルールは本来小学校低学年の子がお漏らしをもうしないようにって思えるようにするために作られたものなの。」
「だったら中学生の私には関係ないじゃないですか!」
「普通ならね。一回ぐらいの失敗だったら私も別にいいかなと思ってたのよ。でも倉持さん昨日二回もお漏らししちゃったじゃない。しかも二回目はおむつに。そういう子は例外としてこのルールが適用されることになったの。」
「そんな、、」
「あと倉持さんが小学校に通えば、小学生の子もお漏らしするのはそのぐらい恥ずかしいんだって自覚できるでしょ?倉持さんの意思に関係なくやらないといけないことなのよ。わかった?」
「私中学生なのに、、小学校に通う期間ってどのくらいなんですか、、?」
「何もなければ二週間ぐらいね。もし倉持さんがその間に中学生に戻るのにふさわしくない行動をしたら延びるかもしれないけど。」
「二週間もですか、、!せめて1週間とかになりませんか!?勉強とかも遅れそうですし、、」
「そのあたりは心配しなくて大丈夫。あなたが中学生に戻ったら補習を設ける形で追いつけるから。」
「本当に二週間たったら中学生に戻れるんですね、、?」
「そうよ。倉持さんが普通に生活していたら二週間で戻れるわ。」
「わかりました、、小学校に通います、、」
正直小学校に通うなんて恥ずかしかったが、学校の決まりと言われてはどうしようもない。仕方なくりみは小学校に行くことを了承した。
「じゃあこの書類に目を通してサインして頂戴。小学校に通うにあたっての注意事項みたいなものも書かれているから。」
若狭先生は書類を渡すと何かを探しにいってしまった。
(小学校に通うっていってもそんな注意することなんてあるのかな、、?)
りみはそう思いながら書類に目を通した。
『1倉持りみは二週間小学生として小学校に通う
2通うクラスは1年1組とする
3特に問題行動がなければ2週間終了後に希望に応じて補修等を行う
4服装等は小学生にふさわしいものを着用する
5ただし下着に関してはおむつを着用する
6毎日一回はおむつにお漏らしをし、クラスメイトにおむつ交換をお願いする
7問題行動があった場合通学期間を延長する』
「ちょっと先生!1から3はわかるんですけど4,5,6はどういうことですか!?おむつにおお漏らしって、、」
「4は小学校に通うんだから中学の制服や中学生っぽい恰好がダメなのは当然でしょ。もし小学生っぽくないって判断されたら期間が延長されちゃうから気を付けたほうがいいわよ。5,6は他の小学生のためのものね。さっきも言ったけどあなたが小学校に行くことは罰ってだけじゃなくて他の子に対しての教育的な面も含んでいるの。お漏らしが恥ずかしいことだって口で言うだけじゃわからない子もいるでしょ。そういう子に実際にどんなことがされるのか体感してもらわないと。」
「だとしても小学生の子におむつ交換される必要はないでしょ!?」
「それは昨日関戸さんがおむつ交換やってみたいって言ってたのを聞いて思ったの。今の子はおむつ交換のやり方なんて知らないんだし経験してもらうのもいいかなって。」
「そんな勝手な、、これも決まったことなんですか、、?」
「昨日校長先生にも許可をもらったしあなたの親御さんも了承してくれたわ。」
「母にまで、、」
「まあ2週間の辛抱よ。はやくサインしちゃいなさい。」
「はい、、」
りみがサインをすると若狭先生が黄色い帽子とランドセル、ワンピースや布おむつをもってきた。
「倉持さんの通学の恰好だけどこれとランドセルをつけてくれれば基本的には自由よ。もちろん小学生にふさわしい恰好っていう制限はあるけど。」
「私小学生用の服なんて持ってないんですけど、、」
「そう思って何着かはここにあるのを使ってくれて構わないわ。まさか倉持さん以外にお漏らししちゃう中学生がいるとは思えないし。」
渡された服は昨日着たピンクのプリ〇ュアの女児服のほかに、チューリップが胸元に描かれたものや水色の生地に紫で英語の刺繍があしらわれたものなど小学校低学年の子かそれ以下が着るようなものばかりだった。
「で、スカートはこれらのセットでいいわね。」
そこには水色やピンク、緑、紫などパステルカラーにフリルのついたスカートがたくさんあった。
「今日は初日だし服とかないと思うからこの中から好きに選んでいいわよ。」
「どれも小さい子が着るようなものばっか、、じゃあこれで、、」
せめて少しでも大人っぽい色にしようと思いりみが選んだのは黒の生地にピンクの文字が書かれたシャツと紫のスカートだった。
「残りは自宅に郵送してあげるから明日からは家で着てきてね。あとはおむつ当てれば教室に行っていいわ。昨日みたいにそこに寝転がってくれる?」
りみは言われるがままに保健室のベッドに寝転がった。
「じゃあこれを当てて、、カバーを付ければっと、、はい、できたわよ。」
そこには女児服におむつ、加えて黄色の通学帽子とランドセルを背負ったりみの姿があった。
(恥ずかしい、、こんな恰好で小学生の子と一緒に授業受けないといけないなんて、、しかもおむつ交換も、、)
「うんうん、中学生って言われても信じられないわよ。さすがに小学1年生にしては大きすぎるしおむつも場違いだけど、、w」
若狭先生に笑われながらりみは保健室を後にし、1年1組の教室に向かった。
(あ、だめ、、スカートからおむつ見えちゃってる、、)
なんとかおむつを隠そうとスカートを抑えたりもしてみたが全然隠せないでいた。
「やばー、なにあれーー。」「うわ、おむつ見えてるじゃん、、」「小学一年生にしては大きくない?」「あれじゃない?昨日おむつにお漏らししたっていう噂の倉持さん。」
「あの子も小学生なのかな?」「あんな子いたっけ?」「おむつ履いてるーー。」
教室に向かう途中にすれ違った同級生や小学生に噂されるのを我慢しながらもりみは1年1組の教室の前へやってきた。
(私ほんとに小学生の恰好をして小学校に通うんだ、、おむつ履いて、、)
5
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
月弥総合病院
僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる