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前編
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「ったくよぉ、バスで一時間も待たせてんじゃねぇよ」
安西優子は窓際に座りながら、赤髪を揺らしながら愚痴った。茶色く染めた前髪を指で弄びながら、窓の外を見つめている。バスは山道をゆっくりと進んでいた。
「マジありえねぇよな」と奈恵が同調する。彼女の目は鋭く、短いスカートからのぞく脚には黒いタイツを履いていた。「どうせ先生たちだって、あたしたちのことなんか見てないよな」
隣に座る美奈がニヤリと笑った。「だからこうやって好き勝手できるんだろ? ほら見ろよ、前の席の女子たち。真面目ぶってガイドブックなんか広げてさ」
優子はバッグからペットボトルを取り出して一口飲むと、それを窓枠に置いた。「あのさぁ、今日の夜は抜け出そうぜ。宿の連中とか、きっと眠くなって鍵かけ忘れるだろ」
「ナイスアイデア!」奈恵が小声で叫ぶ。
「でもさ、どこ行くよ? この辺りって何にもなさそうじゃん」
「それがいいんだよ」美奈が言った。「誰にも邪魔されずに、夜の山の中歩き回るとか最高じゃね?」
優子は窓ガラスに額を押し付けながら微笑んだ。「そうだな……暗闇の中で叫んだりしてみたい気分」
優子、美奈、奈恵の3人は不良学生として教師やクラスメイトからも問題児として認識されている。3人が夜中に何をするのかという話題で盛り上がっていると、バスは目的地である古い旅館の前に停車した。瓦屋根と木造の建物が、夕暮れの光を受けて静かに佇んでいる。
「うわ、これマジかよ」奈恵が眉をひそめた。
「レトロっていうよりボロいじゃん」
優子は口角を上げて笑った。
「いいじゃん、ここでやる遊びは最高だろうな」
宿の中に入ると、三人は他のクラスメイトから少し離れた場所に集まった。畳敷きの大広間で簡単な食事を済ませた後、部屋に戻ることになった。
「風呂なんて入ってられないよね」美奈が耳打ちする。
「当たり前だろ」優子が答えた。「夜は長ぇんだから、体力温存しなきゃ」
部屋に戻ると、既に布団が三組敷かれていた。三人は布団の上に荷物を放り投げ、すぐにテレビをつける。
「おっ!これ見てみろよ」奈恵がテレビのチャンネルを切り替えながら言った。「なんか深夜番組で面白そうなのあるぜ」
「マジ?」優子は枕元にあったホテルの案内パンフレットをめくりながら尋ねた。「あんまり騒ぎすぎると先生来るからな」
「わかってるって」美奈が笑う。「こっそり楽しもうぜ」
夜の12時を過ぎると、旅館全体が静まり返った。三人は小声で話し続けながらも、徐々に疲れを感じ始めた。優子は横になり、天井を見つめながら考えた。
「明日は何すっかな……」
夜中に外出するなどと息巻いていた三人だが、日中の移動の疲れもあり、ぐっすりと眠ってしまった。
翌朝、優子は重苦しい違和感と共に目を覚ました。何か冷たい感触が下半身にある。
「あ……」
声にならない声が喉元で止まった。布団の下のシーツには見事な円形の染みができていた。夜中にトイレに行きたかった記憶はある。だが意識の奥底では、眠気に負けて我慢を選んだようだ。
「おい優子、何してんの?」
背後から美奈の声が聞こえる。振り返ると、奈恵も一緒に立っていた。
「えっと……これは……」優子の顔が一瞬で熱くなる。
「うわっ!おねしょじゃん!」美奈が大声で叫んだ。「マジかよ、中学生でもないのに!」
「ちょっとやめてよ!」優子は慌てて毛布を引き寄せたが、時すでに遅し。
「写真撮ろーぜ」奈恵がスマホを取り出す。
「いや、ほんとにやめて!」優子は涙声で訴えた。
他の班員たちも気づき始め、「嘘でしょ」「やだ~」などとざわめく。
「ごめんなさい……」優子は顔を伏せたまま呟いた。
教師が駆けつけ、「どうしたんですか?」と尋ねる。美奈が得意げに状況を説明すると、先生の表情が曇った。
「安西さん……これは本当に困りますね。着替えて、部屋の掃除も自分でしてください」
周囲から笑い声が上がる中、優子は羞恥心で震えていた。こんなはずじゃなかった。修学旅行はもっと楽しいもののはずだった。
その日の日中、優子はいたたまれない気持ちになっていた。優子が高校生にもなっておねしょをしたという事実はあっという間に広がり、遠巻きにクラスメイトがひそひそと話している。美奈や奈恵は面白がって率先して広めており、いつもは気の強い優子も顔を赤くしてうつ向くほかになかった。
―夜―
「安西さん」
担任の中谷先生は厳しい口調で言った。「明日の朝も同じようなことがあったら困ります。学校からの指示として……」
彼女は少し躊躇した後、続けた。「今日の夜はおむつを着用してもらいます。学校側の判断です」
「そんな……!」優子は絶句した。
「罰だよ、罰」美奈が囁くように言った。「昨日のおねしょに対する罰」
部屋の中は静まり返り、数人の女子がヒソヒソと話していた。優子の耳は熱くなり、血流が頭皮まで達するのが分かった。
「わかりましたか?」中谷先生が念を押す。
「はい……」優子は俯いたまま答えた。
---
夕食後、買い出しに行った班員が戻ってきた。手に持っているのは黄色いパッケージに入っている紙おむつだった。
部屋には異様な緊張感が漂っていた。夕食後、他の班員たちが買い出しに行っている間に、美奈は勝ち誇った表情で優子に近づいた。
「さあ、約束通り」
彼女は買ってきた紙おむつを床に投げ出した。「お願いするんだったよね?」
優子は唇を噛んだ。誰も助けてくれないことはわかっていた。奈恵も他のクラスメイトも興味深そうに見守っているだけだ。
「早く言いなよ。『美奈ちゃん、私におむつを当ててください』って」
「……できないよ」優子の声は震えていた。
「できないんじゃない。やるんだよ」
美奈の声が低くなった。「みんな見てるよ?」
優子は視線を感じた。好奇心と軽蔑が入り混じった十数の目に囲まれている。もう逃げ場はない。
「美奈……ちゃん」
彼女は小さく呟いた。
「私におむつ……」言葉が喉に引っかかる。
「聞こえない」美奈が笑う。
「私に……おむつを……あててください……」優子の頬を涙が伝った。
歓声と嘲笑が上がった。
「よくできました」美奈は満足そうに言い、おむつを手に取った。「バンザイして」
優子がゆっくりと腕を上げると、美奈はスカートをまくりあげるようにした。悲鳴のような声が漏れたが、それは優子自身のものだった。
「動くな」美奈は冷たく命じる。「みんな見てるから」
屈辱で全身が火照るようだった。クラスメイトたちの視線が突き刺さる。パンツが降ろされ、おむつの冷たい感触が肌に触れた。
「見てよこれ」美奈は写真を撮り始めた。「SNSに載せたらウケるよね」
優子は固く目を閉じた。何も聞きたくなかった。何も感じたくなかった。しかし、すべての音と光景が脳裏に焼き付いていく。
最後に美奈は優子の髪を撫でながら囁いた。「今夜はぐっすり眠れるといいね」
そして彼女は立ち上がり、他のクラスメイトに向かって言った。「明日の朝が楽しみだね。どんな反応するかな」
部屋の中に再び笑い声が響き渡った。
優子はただ一点を見つめていた。窓の外の闇。まるで自分がその闇に溶けて消えてしまいたいと願うように。
夜明け前の薄暗い部屋の中で、優子は小さな呻き声を上げた。またあの感覚だ—寝ぼけた状態で体を起こすと、予想通りの濡れた感触があった。おむつは役目を果たしていたが、それを見る自分の気持ちだけはどうにもならなかった。
朝食時間前、クラスメイトたちが少しずつ起き始める中、美奈と奈恵が一番最初に優子の元へやってきた。
「おはよう、おむつちゃん」美奈がニヤリと笑う。
「どうだった?気持ちよかった?」
優子は無言でおむつを処理しようとしたが、奈恵が素早く彼女の腕を掴んだ。
「待って待って~」奈恵の声は妙に甘ったるかった。「みんなにも見てもらおうよ」
抵抗する間もなく、二人は優子の両腕を引いて部屋の中央へと連れ出した。他のクラスメイトたちが好奇心に満ちた目で集まってくる。
「さあ、皆さん注目~」美奈が囃し立てる。「昨夜のおむつはどれくらい役に立ったでしょうか?」
優子の顔が一層赤くなった。彼女が黙っていると、美奈は彼女のスカートを一気にめくりあげた。
「やめて!」優子の悲鳴が部屋中に響く。
クラスメイトたちから笑い声と驚きの声が同時に上がった。
「うわ~」男子生徒の一人が目を丸くする。「マジでおしっこしてるじゃん!」
「幼稚園児以下だね」別の男子が言い放った。
優子は泣き崩れそうになったが、美奈と奈恵が彼女の肩を押さえつけた。
「まだ終わりじゃないよ」美奈が耳元で囁く。「みんなにちゃんと謝らないと」
「ごめんなさい……」優子はか細い声で言った。
「もっと大きな声で!」奈恵が怒鳴る。
優子は震える声で繰り返した。「ごめんなさい……私…おむつ使ってしまいました……」
部屋中に笑い声が充満する。中にはスマホを取り出して撮影している者もいる。優子は目を閉じて耐えたが、羞恥心で意識が遠のきそうだった。
「よしよし、いい子だね」美奈は満足そうに言いながら優子の頭をポンと叩いた。「でも今日一日はオムツして過ごすこと」
優子は信じられない思いで聞き直した。「え?」
「当たり前でしょ。おねしょしちゃうような膀胱なんだから」美奈は笑った。
「お昼休みまで我慢できるかな?」
周囲からさらに笑い声が沸き起こる。優子は言葉を失った。一日中おむつ姿で過ごすなんて……
「さあ行こう。朝食の時間がなくなっちゃうよ」美奈と奈恵は優子を引きずるように部屋の出口へ向かわせた。
廊下に出た瞬間、他のクラスの生徒たちともすれ違う。優子の赤い顔を見て、何人かが興味を持ったように覗き込んできた。
美奈と奈恵に挟まれて食堂へ向かいながら、優子は心の中で問いかけた。いつまでこの地獄が続くんだろう?
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『[恥辱]りみの強制おむつ生活』『オムツの取れない兄は妹に』とは違い今回は短編です。上記二作品の方もよろしくお願いします。
安西優子は窓際に座りながら、赤髪を揺らしながら愚痴った。茶色く染めた前髪を指で弄びながら、窓の外を見つめている。バスは山道をゆっくりと進んでいた。
「マジありえねぇよな」と奈恵が同調する。彼女の目は鋭く、短いスカートからのぞく脚には黒いタイツを履いていた。「どうせ先生たちだって、あたしたちのことなんか見てないよな」
隣に座る美奈がニヤリと笑った。「だからこうやって好き勝手できるんだろ? ほら見ろよ、前の席の女子たち。真面目ぶってガイドブックなんか広げてさ」
優子はバッグからペットボトルを取り出して一口飲むと、それを窓枠に置いた。「あのさぁ、今日の夜は抜け出そうぜ。宿の連中とか、きっと眠くなって鍵かけ忘れるだろ」
「ナイスアイデア!」奈恵が小声で叫ぶ。
「でもさ、どこ行くよ? この辺りって何にもなさそうじゃん」
「それがいいんだよ」美奈が言った。「誰にも邪魔されずに、夜の山の中歩き回るとか最高じゃね?」
優子は窓ガラスに額を押し付けながら微笑んだ。「そうだな……暗闇の中で叫んだりしてみたい気分」
優子、美奈、奈恵の3人は不良学生として教師やクラスメイトからも問題児として認識されている。3人が夜中に何をするのかという話題で盛り上がっていると、バスは目的地である古い旅館の前に停車した。瓦屋根と木造の建物が、夕暮れの光を受けて静かに佇んでいる。
「うわ、これマジかよ」奈恵が眉をひそめた。
「レトロっていうよりボロいじゃん」
優子は口角を上げて笑った。
「いいじゃん、ここでやる遊びは最高だろうな」
宿の中に入ると、三人は他のクラスメイトから少し離れた場所に集まった。畳敷きの大広間で簡単な食事を済ませた後、部屋に戻ることになった。
「風呂なんて入ってられないよね」美奈が耳打ちする。
「当たり前だろ」優子が答えた。「夜は長ぇんだから、体力温存しなきゃ」
部屋に戻ると、既に布団が三組敷かれていた。三人は布団の上に荷物を放り投げ、すぐにテレビをつける。
「おっ!これ見てみろよ」奈恵がテレビのチャンネルを切り替えながら言った。「なんか深夜番組で面白そうなのあるぜ」
「マジ?」優子は枕元にあったホテルの案内パンフレットをめくりながら尋ねた。「あんまり騒ぎすぎると先生来るからな」
「わかってるって」美奈が笑う。「こっそり楽しもうぜ」
夜の12時を過ぎると、旅館全体が静まり返った。三人は小声で話し続けながらも、徐々に疲れを感じ始めた。優子は横になり、天井を見つめながら考えた。
「明日は何すっかな……」
夜中に外出するなどと息巻いていた三人だが、日中の移動の疲れもあり、ぐっすりと眠ってしまった。
翌朝、優子は重苦しい違和感と共に目を覚ました。何か冷たい感触が下半身にある。
「あ……」
声にならない声が喉元で止まった。布団の下のシーツには見事な円形の染みができていた。夜中にトイレに行きたかった記憶はある。だが意識の奥底では、眠気に負けて我慢を選んだようだ。
「おい優子、何してんの?」
背後から美奈の声が聞こえる。振り返ると、奈恵も一緒に立っていた。
「えっと……これは……」優子の顔が一瞬で熱くなる。
「うわっ!おねしょじゃん!」美奈が大声で叫んだ。「マジかよ、中学生でもないのに!」
「ちょっとやめてよ!」優子は慌てて毛布を引き寄せたが、時すでに遅し。
「写真撮ろーぜ」奈恵がスマホを取り出す。
「いや、ほんとにやめて!」優子は涙声で訴えた。
他の班員たちも気づき始め、「嘘でしょ」「やだ~」などとざわめく。
「ごめんなさい……」優子は顔を伏せたまま呟いた。
教師が駆けつけ、「どうしたんですか?」と尋ねる。美奈が得意げに状況を説明すると、先生の表情が曇った。
「安西さん……これは本当に困りますね。着替えて、部屋の掃除も自分でしてください」
周囲から笑い声が上がる中、優子は羞恥心で震えていた。こんなはずじゃなかった。修学旅行はもっと楽しいもののはずだった。
その日の日中、優子はいたたまれない気持ちになっていた。優子が高校生にもなっておねしょをしたという事実はあっという間に広がり、遠巻きにクラスメイトがひそひそと話している。美奈や奈恵は面白がって率先して広めており、いつもは気の強い優子も顔を赤くしてうつ向くほかになかった。
―夜―
「安西さん」
担任の中谷先生は厳しい口調で言った。「明日の朝も同じようなことがあったら困ります。学校からの指示として……」
彼女は少し躊躇した後、続けた。「今日の夜はおむつを着用してもらいます。学校側の判断です」
「そんな……!」優子は絶句した。
「罰だよ、罰」美奈が囁くように言った。「昨日のおねしょに対する罰」
部屋の中は静まり返り、数人の女子がヒソヒソと話していた。優子の耳は熱くなり、血流が頭皮まで達するのが分かった。
「わかりましたか?」中谷先生が念を押す。
「はい……」優子は俯いたまま答えた。
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夕食後、買い出しに行った班員が戻ってきた。手に持っているのは黄色いパッケージに入っている紙おむつだった。
部屋には異様な緊張感が漂っていた。夕食後、他の班員たちが買い出しに行っている間に、美奈は勝ち誇った表情で優子に近づいた。
「さあ、約束通り」
彼女は買ってきた紙おむつを床に投げ出した。「お願いするんだったよね?」
優子は唇を噛んだ。誰も助けてくれないことはわかっていた。奈恵も他のクラスメイトも興味深そうに見守っているだけだ。
「早く言いなよ。『美奈ちゃん、私におむつを当ててください』って」
「……できないよ」優子の声は震えていた。
「できないんじゃない。やるんだよ」
美奈の声が低くなった。「みんな見てるよ?」
優子は視線を感じた。好奇心と軽蔑が入り混じった十数の目に囲まれている。もう逃げ場はない。
「美奈……ちゃん」
彼女は小さく呟いた。
「私におむつ……」言葉が喉に引っかかる。
「聞こえない」美奈が笑う。
「私に……おむつを……あててください……」優子の頬を涙が伝った。
歓声と嘲笑が上がった。
「よくできました」美奈は満足そうに言い、おむつを手に取った。「バンザイして」
優子がゆっくりと腕を上げると、美奈はスカートをまくりあげるようにした。悲鳴のような声が漏れたが、それは優子自身のものだった。
「動くな」美奈は冷たく命じる。「みんな見てるから」
屈辱で全身が火照るようだった。クラスメイトたちの視線が突き刺さる。パンツが降ろされ、おむつの冷たい感触が肌に触れた。
「見てよこれ」美奈は写真を撮り始めた。「SNSに載せたらウケるよね」
優子は固く目を閉じた。何も聞きたくなかった。何も感じたくなかった。しかし、すべての音と光景が脳裏に焼き付いていく。
最後に美奈は優子の髪を撫でながら囁いた。「今夜はぐっすり眠れるといいね」
そして彼女は立ち上がり、他のクラスメイトに向かって言った。「明日の朝が楽しみだね。どんな反応するかな」
部屋の中に再び笑い声が響き渡った。
優子はただ一点を見つめていた。窓の外の闇。まるで自分がその闇に溶けて消えてしまいたいと願うように。
夜明け前の薄暗い部屋の中で、優子は小さな呻き声を上げた。またあの感覚だ—寝ぼけた状態で体を起こすと、予想通りの濡れた感触があった。おむつは役目を果たしていたが、それを見る自分の気持ちだけはどうにもならなかった。
朝食時間前、クラスメイトたちが少しずつ起き始める中、美奈と奈恵が一番最初に優子の元へやってきた。
「おはよう、おむつちゃん」美奈がニヤリと笑う。
「どうだった?気持ちよかった?」
優子は無言でおむつを処理しようとしたが、奈恵が素早く彼女の腕を掴んだ。
「待って待って~」奈恵の声は妙に甘ったるかった。「みんなにも見てもらおうよ」
抵抗する間もなく、二人は優子の両腕を引いて部屋の中央へと連れ出した。他のクラスメイトたちが好奇心に満ちた目で集まってくる。
「さあ、皆さん注目~」美奈が囃し立てる。「昨夜のおむつはどれくらい役に立ったでしょうか?」
優子の顔が一層赤くなった。彼女が黙っていると、美奈は彼女のスカートを一気にめくりあげた。
「やめて!」優子の悲鳴が部屋中に響く。
クラスメイトたちから笑い声と驚きの声が同時に上がった。
「うわ~」男子生徒の一人が目を丸くする。「マジでおしっこしてるじゃん!」
「幼稚園児以下だね」別の男子が言い放った。
優子は泣き崩れそうになったが、美奈と奈恵が彼女の肩を押さえつけた。
「まだ終わりじゃないよ」美奈が耳元で囁く。「みんなにちゃんと謝らないと」
「ごめんなさい……」優子はか細い声で言った。
「もっと大きな声で!」奈恵が怒鳴る。
優子は震える声で繰り返した。「ごめんなさい……私…おむつ使ってしまいました……」
部屋中に笑い声が充満する。中にはスマホを取り出して撮影している者もいる。優子は目を閉じて耐えたが、羞恥心で意識が遠のきそうだった。
「よしよし、いい子だね」美奈は満足そうに言いながら優子の頭をポンと叩いた。「でも今日一日はオムツして過ごすこと」
優子は信じられない思いで聞き直した。「え?」
「当たり前でしょ。おねしょしちゃうような膀胱なんだから」美奈は笑った。
「お昼休みまで我慢できるかな?」
周囲からさらに笑い声が沸き起こる。優子は言葉を失った。一日中おむつ姿で過ごすなんて……
「さあ行こう。朝食の時間がなくなっちゃうよ」美奈と奈恵は優子を引きずるように部屋の出口へ向かわせた。
廊下に出た瞬間、他のクラスの生徒たちともすれ違う。優子の赤い顔を見て、何人かが興味を持ったように覗き込んできた。
美奈と奈恵に挟まれて食堂へ向かいながら、優子は心の中で問いかけた。いつまでこの地獄が続くんだろう?
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『[恥辱]りみの強制おむつ生活』『オムツの取れない兄は妹に』とは違い今回は短編です。上記二作品の方もよろしくお願いします。
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