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第2章 水の都アクアエデンと氷の城
うまうまな食事
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「さぁ!気を取り直していくぞー!」
「おー!!」
ファーレンと別れた2人は噴水広場で力一杯腕を高らかに掲げていた。
周りが見ている、恥ずかしい!
元々の予定であった街の探索をしようと話になった2人はそそくさと噴水広場を出ていった。
あの騒動で野次馬が増えた為に人が2人の周りに集まっていたのだ。
2人の容姿は爆発的な衝撃を与えつつ、更には奏者であると周囲に広まりスイ=奏者と認識させた。
さらに、クリスティーナの怒涛の追い込み(友人ラブな様子含み)とそのムキムキ女子な姿もかなりの威力と共に認識させたが、クリスティーナはβの時も同じ姿で上級の料理を作るため実は有名人だったりする。
2人に渡したクレープを羨ましそうに見ている人物も多く存在していた。
「まずはまずは、私のイチオシお米料理に行こうよー!」
第二の街の食品、料理が立ち並ぶ一角についた2人はクリスティーナのおすすめに向かっていった。
「青ばかりじゃないんだね、それに食材がある」
「あー、青1色のお店もあるけどあれだけ揃えてるのは噴水広場だけだよ。あと、料理人が増えてきてるから食材の販売も始まったみたい。最初は狩りやクエストで収穫だったからかなり楽なんだけど、買ったので作ったら効果が下がるんだよね」
色とりどりの食事や食材が並ぶ店先をみてスイがいう言葉をクリスティーナが答えていく。
ちなみに、クリスティーナは完全狩り収穫派で滅多なことでは購入はしない。
そのうち畑の土地を買って栽培とかするんだ!
ワクワクしながら言うクリスティーナにスイは笑って畑手伝うよと言った。
「あ、ここが一番のオススメ!」
お米料理がズラリと並んでいる。
おにぎりから始まってドリアからパエリアから、丼物から。
また、メニューにあるカレーなどは店頭には並んでいない。
「……すごいね」
「でしょ!ここで買って他でおかずとか買ってとかしても楽しいよー!」
「楽しそう!」
「でしょ!!」
2人はお店を見ながらあれがいい、これがいいと話しながら買い物を始める。
色々かって2人で食べよう!とキャッキャウフフしながら露店を見て歩く。
第一の街よりもさらに安く並んでいるのもあれば
高級食材を使用してるのか、凄く高いのもあった。
「食材が豊富にあるから、全体的に安いの!そして美味しい!」
「なるほど…」
差し出された試食の串焼きの一部を食べて、2本注文。
既に2人の手の中にはかなりの食事があった。
「いいかなー?」
2人用のテーブルに所狭しと置かれた食事の数々にクリスティーナは顔を緩ませる。
「では、手を合わせてー」
「「いただきます!!」」
2人で同じタイミングで口に入れる。
広がる肉汁にとろける旨み。
最初に食べたのはアツアツの小籠包。
口に含むと出てくるアツアツの肉汁に美味さと熱さで顔が大変な事になっている。
「っっ!っっっっ!!!」
「はい!」
悶えているスイに渡された冷たい飲み物を一気に口に含んで吹き出す。
「だから!なに飲ませた!!」
「…………………失敗か」
「ばかか!!」
アツアツうまうまの口の中はヒヤヒヤまっずー!な口に変わった。
また急いで小籠包を口にして熱さに悶える。
だが、うまい。
しあわせー………………
スイの蕩けるような表情ににひひと笑いながら串焼きをモグモグと咀嚼した。
「おー!!」
ファーレンと別れた2人は噴水広場で力一杯腕を高らかに掲げていた。
周りが見ている、恥ずかしい!
元々の予定であった街の探索をしようと話になった2人はそそくさと噴水広場を出ていった。
あの騒動で野次馬が増えた為に人が2人の周りに集まっていたのだ。
2人の容姿は爆発的な衝撃を与えつつ、更には奏者であると周囲に広まりスイ=奏者と認識させた。
さらに、クリスティーナの怒涛の追い込み(友人ラブな様子含み)とそのムキムキ女子な姿もかなりの威力と共に認識させたが、クリスティーナはβの時も同じ姿で上級の料理を作るため実は有名人だったりする。
2人に渡したクレープを羨ましそうに見ている人物も多く存在していた。
「まずはまずは、私のイチオシお米料理に行こうよー!」
第二の街の食品、料理が立ち並ぶ一角についた2人はクリスティーナのおすすめに向かっていった。
「青ばかりじゃないんだね、それに食材がある」
「あー、青1色のお店もあるけどあれだけ揃えてるのは噴水広場だけだよ。あと、料理人が増えてきてるから食材の販売も始まったみたい。最初は狩りやクエストで収穫だったからかなり楽なんだけど、買ったので作ったら効果が下がるんだよね」
色とりどりの食事や食材が並ぶ店先をみてスイがいう言葉をクリスティーナが答えていく。
ちなみに、クリスティーナは完全狩り収穫派で滅多なことでは購入はしない。
そのうち畑の土地を買って栽培とかするんだ!
ワクワクしながら言うクリスティーナにスイは笑って畑手伝うよと言った。
「あ、ここが一番のオススメ!」
お米料理がズラリと並んでいる。
おにぎりから始まってドリアからパエリアから、丼物から。
また、メニューにあるカレーなどは店頭には並んでいない。
「……すごいね」
「でしょ!ここで買って他でおかずとか買ってとかしても楽しいよー!」
「楽しそう!」
「でしょ!!」
2人はお店を見ながらあれがいい、これがいいと話しながら買い物を始める。
色々かって2人で食べよう!とキャッキャウフフしながら露店を見て歩く。
第一の街よりもさらに安く並んでいるのもあれば
高級食材を使用してるのか、凄く高いのもあった。
「食材が豊富にあるから、全体的に安いの!そして美味しい!」
「なるほど…」
差し出された試食の串焼きの一部を食べて、2本注文。
既に2人の手の中にはかなりの食事があった。
「いいかなー?」
2人用のテーブルに所狭しと置かれた食事の数々にクリスティーナは顔を緩ませる。
「では、手を合わせてー」
「「いただきます!!」」
2人で同じタイミングで口に入れる。
広がる肉汁にとろける旨み。
最初に食べたのはアツアツの小籠包。
口に含むと出てくるアツアツの肉汁に美味さと熱さで顔が大変な事になっている。
「っっ!っっっっ!!!」
「はい!」
悶えているスイに渡された冷たい飲み物を一気に口に含んで吹き出す。
「だから!なに飲ませた!!」
「…………………失敗か」
「ばかか!!」
アツアツうまうまの口の中はヒヤヒヤまっずー!な口に変わった。
また急いで小籠包を口にして熱さに悶える。
だが、うまい。
しあわせー………………
スイの蕩けるような表情ににひひと笑いながら串焼きをモグモグと咀嚼した。
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