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第3章 ホワイトライスケーキと疫病の話
第2回公式イベント 鬼ごっこ11
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「っ!」
リィンは下唇を噛みながら何度も何度も回復を続けた。
魔力の供給に追いつかず足元に薬の空き瓶が何本も落ちている。
あまりに強い鬼に、 最初はイズナ、次にアレイスターと次々に死に戻りさせられていくフェアリーロードたち。
あのスイ達と4人で倒した穢れた龍は確かに今までに無いほど強かった。
しかし、 これはそのレベルを超えている。
ゲームマスターは強いから逃げる事を進めるとは言っていたが。
「っこれじゃあ、 逃げる隙もっ……ないじゃないか……」
この救いのない状態で、 自然と出たリアルに近い口調。
それに気付く事も無いままリィンは杖を掲げる。
如何に先を読み回復や支援を繰り返しても嘲笑うように蝶は仲間を痛め付ける。
「っナズナちゃん!!」
「あ………………」
何処からか出て来た触手によって貫かれたナズナ。
力無くダラリと手が揺れた瞬間、 目の前で死に戻りした。
そんな事も蝶には関係なく優雅に飛んでいる。
「っ……………このままじゃ…」
リィンが歯ぎしりをして呟いた時だった。
《やあ皆!ゲームを楽しんでいるかい?》
鬼の動きがピタリと止まり上空に浮かんだゲームマスターが現れ、 息を切らしながらそれを見るプレイヤー達。
《ゲーム終了まで残り20分になったよ!ここで特別ルール!》
「………なに?」
仲間達から1人離れているスイは立ち止まり小さく呟く。
《プレイヤーの現在のゲーム参加数は87人!結構減っちゃったよね》
至る所でプレイヤーの叫び声が響き出した。
死ぬに決まってるだろ!
鬼ごっこってガチ生死をかけたやつじゃねーか!
むしろ結構残ってる。
うん、 もっと少ないかと思ったわ。
様々な意見を聞き頷くゲームマスター。
そして更に鬼畜なことを言う。
《人数も減った事だし、 ここからはフィールドを変えるよー!全員1箇所に集まってゲーム再開!》
「………鬼は?」
《うん、 もちろん鬼もだよ!残り20分7体の鬼から頑張って逃げ延びてね!》
プレイヤーはお前が鬼かー!!と口々に叫んでいて、 そんなプレイヤーをゲームマスターはくふふ…と笑って見ていた。
《じゃあ、 転移!!》
右手を上げたことによりスイ達は場所を移動した。
だだっ広いその場所の一角には長机が置いてある見覚えのある場所。
《残り20分は報酬もいいのが出てくるからね!》
スイは空にあるモニターに目を向けた。
そこには鬼でなくプレイヤー達が映っている。
ゲームオーバーのプレイヤーが最後までゲームを見れるようになっているのだ。
「…………ここは」
あの足を取られる降り積もった雪も無いし寒さも感じない。
しかし紛れもなくスイ達が行った雪合戦の場所。
「まさかまたここに来るとは」
近くにフェアリーロードの姿はない。
ここからは何とか1人で逃げ伸びなければいけないと、 前を見た時だった。
中央が光り出す。
魔法陣が描かれていてゆっくりと鬼が現れた。
7体の鬼が順番に現れる。
スイは比較的後ろにいた為すぐに逃げれそうだと軽く地面を蹴り目立たない位に翼を動かした。
鬼が、 動く。
リィンは下唇を噛みながら何度も何度も回復を続けた。
魔力の供給に追いつかず足元に薬の空き瓶が何本も落ちている。
あまりに強い鬼に、 最初はイズナ、次にアレイスターと次々に死に戻りさせられていくフェアリーロードたち。
あのスイ達と4人で倒した穢れた龍は確かに今までに無いほど強かった。
しかし、 これはそのレベルを超えている。
ゲームマスターは強いから逃げる事を進めるとは言っていたが。
「っこれじゃあ、 逃げる隙もっ……ないじゃないか……」
この救いのない状態で、 自然と出たリアルに近い口調。
それに気付く事も無いままリィンは杖を掲げる。
如何に先を読み回復や支援を繰り返しても嘲笑うように蝶は仲間を痛め付ける。
「っナズナちゃん!!」
「あ………………」
何処からか出て来た触手によって貫かれたナズナ。
力無くダラリと手が揺れた瞬間、 目の前で死に戻りした。
そんな事も蝶には関係なく優雅に飛んでいる。
「っ……………このままじゃ…」
リィンが歯ぎしりをして呟いた時だった。
《やあ皆!ゲームを楽しんでいるかい?》
鬼の動きがピタリと止まり上空に浮かんだゲームマスターが現れ、 息を切らしながらそれを見るプレイヤー達。
《ゲーム終了まで残り20分になったよ!ここで特別ルール!》
「………なに?」
仲間達から1人離れているスイは立ち止まり小さく呟く。
《プレイヤーの現在のゲーム参加数は87人!結構減っちゃったよね》
至る所でプレイヤーの叫び声が響き出した。
死ぬに決まってるだろ!
鬼ごっこってガチ生死をかけたやつじゃねーか!
むしろ結構残ってる。
うん、 もっと少ないかと思ったわ。
様々な意見を聞き頷くゲームマスター。
そして更に鬼畜なことを言う。
《人数も減った事だし、 ここからはフィールドを変えるよー!全員1箇所に集まってゲーム再開!》
「………鬼は?」
《うん、 もちろん鬼もだよ!残り20分7体の鬼から頑張って逃げ延びてね!》
プレイヤーはお前が鬼かー!!と口々に叫んでいて、 そんなプレイヤーをゲームマスターはくふふ…と笑って見ていた。
《じゃあ、 転移!!》
右手を上げたことによりスイ達は場所を移動した。
だだっ広いその場所の一角には長机が置いてある見覚えのある場所。
《残り20分は報酬もいいのが出てくるからね!》
スイは空にあるモニターに目を向けた。
そこには鬼でなくプレイヤー達が映っている。
ゲームオーバーのプレイヤーが最後までゲームを見れるようになっているのだ。
「…………ここは」
あの足を取られる降り積もった雪も無いし寒さも感じない。
しかし紛れもなくスイ達が行った雪合戦の場所。
「まさかまたここに来るとは」
近くにフェアリーロードの姿はない。
ここからは何とか1人で逃げ伸びなければいけないと、 前を見た時だった。
中央が光り出す。
魔法陣が描かれていてゆっくりと鬼が現れた。
7体の鬼が順番に現れる。
スイは比較的後ろにいた為すぐに逃げれそうだと軽く地面を蹴り目立たない位に翼を動かした。
鬼が、 動く。
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