16 / 41
二章 とり天
二章 とり天(7)
しおりを挟む
「そ、それ! 返してください!」
国見さんは、ばっと顔を上げる。瞳孔の開いた目で江本さんの手からそれを奪わんと勢い立ち上がった。しかし、高く掲げられてはリーチが及ばない。
江本さんは、両側からその木を引っ張った。すると、上半分が外れる。
金属部が現れて、USBだと分かった。
「なんや国見、それ発表用のデータか?」
教授の言葉による追及と、江本さんの静かなる訴えが彼女に向けられる。
なくしたはずのデータが出てきた。めでたしめでたし、という話ではないようだ。
私は、かばうこともできなくなって、どちらにも回れず、立ち尽くした彼女を見守る。
「そうだろうと僕は推測しております。帰りがけに慌てた理由は、僕が代役をするという話が蒸し返されたからでしょう。話題に上れば、嘘がバレるかもしれませんから。
……データをなくしたわけじゃないのだろうことは、佐田さんのおかげで分かりました」
「へ? 私?」
傍観者になりかけていたから、抜けた声になってしまった。
「はい。佐田さんと喋る中で彼女はスマホを手慣れた様子で触っていましたから電子機器に弱いわけでないのだろう、と。であれば、たとえデータを紛失したとしても全てをなくしてしまうのはおかしい。それも二日前になって東京に来てからとこれば、なくし方の都合がよすぎるというものでしょう。
そしてすぐに明るく話をされていたので、もしくは本当に落ち込んでいるわけではないのかもしれないと考えました。割に先生のお酌に甲斐甲斐しく当たっていたのも、演技と見抜く一つのきっかけでした」
江本さんは坂倉教授と論議しつつも、私たちの会話にも耳を傾けていたらしい。そう言われて思い返せば、たしかに立ち直りは早かった。
ほう、と教授は聞き入る。国見さんの顔は、すっかり青ざめていた。
「……もう理由も分かってるんですか」
くぐもった声で言う。そこには、演技に興じる余裕はなさそうだった。
「大方、プレッシャーに耐えかねていたのでは? 学部生唯一の発表は、たしかに荷が重いですから」
「……その通りですよ。私には、注目を浴びながら発表するなんて無理なんです」
国見さんは、ぽつりぽつりと吐露していく。
そもそも彼女は、人前に立つのが大の苦手だそうだ。そのうえ、自分よりもよっぽどその分野に理解のある教授を相手にするとなると、詰問されるのが目に見えるようで、及び腰になってしまったらしい。
練習してもしても納得がいかない。そのうちに発表の日が近づき、東京まできたところで、限界を迎え、今回の逃亡を図ったのだそうだ。
「妖怪や怪異って最近一般的にも人気が出始めてて。中途半端な発表になって、ミーハーだって思われるのが嫌で」
研究者たちの期待を集めている、との坂倉教授の発言が頭によぎる。期待が重圧になって彼女を押し潰し、逃げるような選択肢を取らせたわけだ。
「本当は発表してみたいとも思っていたのでは」
「なんであなたがそんなこと分かるんですか」
「発表を全くしたくないなら、このUSBはそもそも京都に置いてこればよかったではありませんか」
「それは、その……」
私は、もう仲裁に入ろうかと思った。
江本さんの無感情をも思わせる言葉は、彼女を着実に追い込んでいるように見える。私が「あの」と口を開いたところ、大きな手が私の顔に影を作った。
江本さんは、大丈夫ですと私にだけ聞こえるようかすかに囁く。その声音には優しさが灯っているかのようで、私は舌を引っ込めた。
「このUSB、几帳面そうなあなたにしては、少し汚れております。よほど発表のために力を尽くしてきた証拠でしょう。ミーハーだなんて誰も言えない、とても素晴らしい努力でございます。
けれど、発表しなかったら、どれだけ偉大な研究でも意味がなくなってしまう世界でございます。先ほどの幻の一週間かけた料理と同じ話です。人に届かなければ意味がない」
「……でも酷い発表になるくらいだったら」
「その方がいくらもいい。どんな酷い発表になろうが、これきりで人生が終わるわけではありませんから。失敗は挑戦につきものでございます」
私が一度め、鶏の天ぷらを炭にしてしまった時と同じ言葉だった。国見さんへ向けたものなのに、私の胸はじーんと熱くなってくる。
江本さんはこれを自ら実践していたわけだ。だから、どれだけ失敗しようとも、看板作りのために筆を握った。
「今日のとり天は、佐田さんが揚げてくれました。昨日は失敗しましたが、それでも今日はほぼ完璧な加減でございました。自分にはできないと決めつけ、やっていなかったなら今日の成功はなかったでしょう」
「わ、私のことはいいですから!」
嬉しがるべきか、恥ずかしがるべきか。でも揶揄うようではなかったから素直に褒めてもらえたと受け取っていいのだろう。
「もちろん、強制はいたしません。発表するしないはあなたご自身でお決めください。でも、失敗を過度に怖がるのはおすすめいたしません、とそういうことでございます」
国見さんはそれをじっと聞いていた。拳を固め涙を堪えているのかと思えば、頭を大きく振り上げる。
「…………やりたいです、発表」
乱れた髪の毛の合間から覗いた目に宿っていたのは、闘志ともいえそうなものだった。江本さんは納得したように小さく息を吐いて、彼女にUSBを返す。先輩から後輩へ、バトンが受け継がれた瞬間だった。
「……ほな、江本。今日はもう帰るわ」
ずっと教え子二人の様子を黙って見ていた坂倉教授は、ここで口を開く。人差し指でクロスを組んだ。おあいその合図だ。
「国見の論文発表に付き合ってやらなあかんからなぁ。今日ばかりは酔っとる場合ちゃうな」
「いいんですか、教授!」
「あぁ。そらぁ、国見の発表は俺も楽しみにしとるからな」
事が綺麗に収まろうとしていた。
私はようやく昨日の江本さんの態度を合点する。彼は、国見さんが偽りを言っていることばかりか、その本心では「発表してみたい」と思っていることまで、早くから見抜いていたのだ。だから私が頼もうとも、頑なに自分が登壇することを否定したのだろう。
国見さんは、退店するまで何度も私たちにお礼を述べた。結果を報告します、と私に連絡先まで教えてくれる。
そんなやりとりの横で、
「ほな、気向いたらまたくるわ」
教授と江本さんは、別れの挨拶、手をがっちり握り合う。
「次は僕を変な使い方しないでいただけると幸いです」
「ははっ、江本はほんま食えん奴やなぁ」
なにの話だろう。教師と生徒の関係でしか通じ合えない話なのかもしれない。
ぼんやり思っていたら、教授は私と江本さんを見比べ思案顔で顎に手をやる。
「江本は食えんけど、食う側かもしれへんな。ははっ」
意味は、残念なことに分かってしまった。ちょっと「食われている」イメージが浮かびかけるのを頭を振って払う。江本さんは、珍しく顔を歪めていた。それから金色の髪をしきりに目下へ伸ばす。
いわば言葉の爆弾だった。置き逃げ魔は、ふんふん鼻歌を口ずさんで陽気に去っていく。
「す、すいません! 変なこと言って! 悪気はないんです」
たぶん、坂倉教授はどこにでも撒いてくる無差別犯だ。ならば、国見さんは爆弾処理班とも言えるかもしれない。
「でも、私もお二人はお似合いだと思いますよ! 東京に来ることあったら、また来ますね!」
ただ、コードを切り間違えてしまう新人だった。第二の爆発事故がどーんと起きて後の祭りのお店に残されるのは二人きりだ。
どくどくと心臓が鳴る。噂されるだけで意識してしまうなんて中学生までだと思っていたら、とんでもない。倍近い年齢になっても、照れてしまうものみたい。
話題を変えなければ、今にどうにかなりそうだ。
国見さんは、ばっと顔を上げる。瞳孔の開いた目で江本さんの手からそれを奪わんと勢い立ち上がった。しかし、高く掲げられてはリーチが及ばない。
江本さんは、両側からその木を引っ張った。すると、上半分が外れる。
金属部が現れて、USBだと分かった。
「なんや国見、それ発表用のデータか?」
教授の言葉による追及と、江本さんの静かなる訴えが彼女に向けられる。
なくしたはずのデータが出てきた。めでたしめでたし、という話ではないようだ。
私は、かばうこともできなくなって、どちらにも回れず、立ち尽くした彼女を見守る。
「そうだろうと僕は推測しております。帰りがけに慌てた理由は、僕が代役をするという話が蒸し返されたからでしょう。話題に上れば、嘘がバレるかもしれませんから。
……データをなくしたわけじゃないのだろうことは、佐田さんのおかげで分かりました」
「へ? 私?」
傍観者になりかけていたから、抜けた声になってしまった。
「はい。佐田さんと喋る中で彼女はスマホを手慣れた様子で触っていましたから電子機器に弱いわけでないのだろう、と。であれば、たとえデータを紛失したとしても全てをなくしてしまうのはおかしい。それも二日前になって東京に来てからとこれば、なくし方の都合がよすぎるというものでしょう。
そしてすぐに明るく話をされていたので、もしくは本当に落ち込んでいるわけではないのかもしれないと考えました。割に先生のお酌に甲斐甲斐しく当たっていたのも、演技と見抜く一つのきっかけでした」
江本さんは坂倉教授と論議しつつも、私たちの会話にも耳を傾けていたらしい。そう言われて思い返せば、たしかに立ち直りは早かった。
ほう、と教授は聞き入る。国見さんの顔は、すっかり青ざめていた。
「……もう理由も分かってるんですか」
くぐもった声で言う。そこには、演技に興じる余裕はなさそうだった。
「大方、プレッシャーに耐えかねていたのでは? 学部生唯一の発表は、たしかに荷が重いですから」
「……その通りですよ。私には、注目を浴びながら発表するなんて無理なんです」
国見さんは、ぽつりぽつりと吐露していく。
そもそも彼女は、人前に立つのが大の苦手だそうだ。そのうえ、自分よりもよっぽどその分野に理解のある教授を相手にするとなると、詰問されるのが目に見えるようで、及び腰になってしまったらしい。
練習してもしても納得がいかない。そのうちに発表の日が近づき、東京まできたところで、限界を迎え、今回の逃亡を図ったのだそうだ。
「妖怪や怪異って最近一般的にも人気が出始めてて。中途半端な発表になって、ミーハーだって思われるのが嫌で」
研究者たちの期待を集めている、との坂倉教授の発言が頭によぎる。期待が重圧になって彼女を押し潰し、逃げるような選択肢を取らせたわけだ。
「本当は発表してみたいとも思っていたのでは」
「なんであなたがそんなこと分かるんですか」
「発表を全くしたくないなら、このUSBはそもそも京都に置いてこればよかったではありませんか」
「それは、その……」
私は、もう仲裁に入ろうかと思った。
江本さんの無感情をも思わせる言葉は、彼女を着実に追い込んでいるように見える。私が「あの」と口を開いたところ、大きな手が私の顔に影を作った。
江本さんは、大丈夫ですと私にだけ聞こえるようかすかに囁く。その声音には優しさが灯っているかのようで、私は舌を引っ込めた。
「このUSB、几帳面そうなあなたにしては、少し汚れております。よほど発表のために力を尽くしてきた証拠でしょう。ミーハーだなんて誰も言えない、とても素晴らしい努力でございます。
けれど、発表しなかったら、どれだけ偉大な研究でも意味がなくなってしまう世界でございます。先ほどの幻の一週間かけた料理と同じ話です。人に届かなければ意味がない」
「……でも酷い発表になるくらいだったら」
「その方がいくらもいい。どんな酷い発表になろうが、これきりで人生が終わるわけではありませんから。失敗は挑戦につきものでございます」
私が一度め、鶏の天ぷらを炭にしてしまった時と同じ言葉だった。国見さんへ向けたものなのに、私の胸はじーんと熱くなってくる。
江本さんはこれを自ら実践していたわけだ。だから、どれだけ失敗しようとも、看板作りのために筆を握った。
「今日のとり天は、佐田さんが揚げてくれました。昨日は失敗しましたが、それでも今日はほぼ完璧な加減でございました。自分にはできないと決めつけ、やっていなかったなら今日の成功はなかったでしょう」
「わ、私のことはいいですから!」
嬉しがるべきか、恥ずかしがるべきか。でも揶揄うようではなかったから素直に褒めてもらえたと受け取っていいのだろう。
「もちろん、強制はいたしません。発表するしないはあなたご自身でお決めください。でも、失敗を過度に怖がるのはおすすめいたしません、とそういうことでございます」
国見さんはそれをじっと聞いていた。拳を固め涙を堪えているのかと思えば、頭を大きく振り上げる。
「…………やりたいです、発表」
乱れた髪の毛の合間から覗いた目に宿っていたのは、闘志ともいえそうなものだった。江本さんは納得したように小さく息を吐いて、彼女にUSBを返す。先輩から後輩へ、バトンが受け継がれた瞬間だった。
「……ほな、江本。今日はもう帰るわ」
ずっと教え子二人の様子を黙って見ていた坂倉教授は、ここで口を開く。人差し指でクロスを組んだ。おあいその合図だ。
「国見の論文発表に付き合ってやらなあかんからなぁ。今日ばかりは酔っとる場合ちゃうな」
「いいんですか、教授!」
「あぁ。そらぁ、国見の発表は俺も楽しみにしとるからな」
事が綺麗に収まろうとしていた。
私はようやく昨日の江本さんの態度を合点する。彼は、国見さんが偽りを言っていることばかりか、その本心では「発表してみたい」と思っていることまで、早くから見抜いていたのだ。だから私が頼もうとも、頑なに自分が登壇することを否定したのだろう。
国見さんは、退店するまで何度も私たちにお礼を述べた。結果を報告します、と私に連絡先まで教えてくれる。
そんなやりとりの横で、
「ほな、気向いたらまたくるわ」
教授と江本さんは、別れの挨拶、手をがっちり握り合う。
「次は僕を変な使い方しないでいただけると幸いです」
「ははっ、江本はほんま食えん奴やなぁ」
なにの話だろう。教師と生徒の関係でしか通じ合えない話なのかもしれない。
ぼんやり思っていたら、教授は私と江本さんを見比べ思案顔で顎に手をやる。
「江本は食えんけど、食う側かもしれへんな。ははっ」
意味は、残念なことに分かってしまった。ちょっと「食われている」イメージが浮かびかけるのを頭を振って払う。江本さんは、珍しく顔を歪めていた。それから金色の髪をしきりに目下へ伸ばす。
いわば言葉の爆弾だった。置き逃げ魔は、ふんふん鼻歌を口ずさんで陽気に去っていく。
「す、すいません! 変なこと言って! 悪気はないんです」
たぶん、坂倉教授はどこにでも撒いてくる無差別犯だ。ならば、国見さんは爆弾処理班とも言えるかもしれない。
「でも、私もお二人はお似合いだと思いますよ! 東京に来ることあったら、また来ますね!」
ただ、コードを切り間違えてしまう新人だった。第二の爆発事故がどーんと起きて後の祭りのお店に残されるのは二人きりだ。
どくどくと心臓が鳴る。噂されるだけで意識してしまうなんて中学生までだと思っていたら、とんでもない。倍近い年齢になっても、照れてしまうものみたい。
話題を変えなければ、今にどうにかなりそうだ。
10
あなたにおすすめの小説
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
相続した畑で拾ったエルフがいつの間にか嫁になっていた件 ~魔法で快適!田舎で農業スローライフ~
ちくでん
ファンタジー
山科啓介28歳。祖父の畑を相続した彼は、脱サラして農業者になるためにとある田舎町にやってきた。
休耕地を畑に戻そうとして草刈りをしていたところで発見したのは、倒れた美少女エルフ。
啓介はそのエルフを家に連れ帰ったのだった。
異世界からこちらの世界に迷い込んだエルフの魔法使いと初心者農業者の主人公は、畑をおこして田舎に馴染んでいく。
これは生活を共にする二人が、やがて好き合うことになり、付き合ったり結婚したり作物を育てたり、日々を生活していくお話です。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる