女装マニアな魔法使いが愛を伝道する

清十郎

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女装者の夢

第6話 ジュニアスリップと制服ブラウス

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(これまでのあらすじ……)

 私は少年に、少年が隠し持っていた母親のランジェリーと同級生の下着を渡し、その入手方法と使用方法を問いただしました。少年はそれを身に付け、下着女装のまま果ててしまいます。私は次に少年の同級生の衣類を見せます。そして、それもまた少年にしか知りえない、少年の大切な宝物でありました。抵抗を試みる少年をわたしは一蹴し、遂に観念した少年は再びその衣類に着替え始めるのでした。

**********

 新たなパンティを身に付けた少年は、再び官能の波に溺れていきます。

「あぁぁ……はぁん……はぁぁぁ……。」

(ああぁぁん……真奈ちゃんのパンティ、最高に気持ちがいい……真奈ちゃんのパンティが僕のオチンチンを優しく押し包んでくれる……こんな状況で感じているなんて……僕は淫乱な変態なんだ……でも……でも、やめられない……真奈ちゃん、ごめんなさい。)

 少年は愛らしい同級生の太田真奈の姿を脳裏に描いていました。にこやかに笑顔を投げる少女は、上下とも白いテニスウエアに身を包んでくるくると回ります。ひらひらとまうテニススコートからは、レースたっぷりのアンダースコート……ではなく、中学生らしく濃紺のブルマが見え隠れしています。

 頬を朱に染めながらも、羞恥をこらえて耐えている、いじらしい少年の姿を見て、わたしはまた彼に声をかけました。

「どう? 千草ちゃんのパンティと真奈ちゃんのパンティ、どっちが気持ちいい?千草ちゃんのパンティの方が興奮する?それとも、真奈ちゃんのパンティの方がおちんちんにジンジンとしてくるかな?」

 少年は真っ赤になって答えるのに戸惑ってしまっているようでした。

「実は、真奈ちゃんのパンティを穿いて、真奈ちゃんのことを思い浮かべているんじゃないの?真奈ちゃんのテニスウエアでも夢見ていたりして。……ふふふ。」

「そ、そんな……。」

 少年は否定をしようとしましたが、うまく出来ませんでした。それというのも……。

(え?……このお姉さん、僕の心の中が分かるの? ……まさか、……まさか……そんな筈は。)

 恥ずかしそうに戸惑い気味の少年の返事でしたが、そんな困ったような少年の表情を見ると、わたしもますますいじめたくなります。可愛い少年の戸惑う表情はとても可愛らしいのです。

「どっちも同じくらいに気持ちいいって言うならわかるけど……」

 そこで言葉を区切ったわたしは、次に口調をわざと強くしました。

「……下着泥棒が生意気に恥ずかしがってんじゃないわよ。ほら、どうなの? 正直に言ってみなさい。……さっさと答えなさいよ。」

 時折、強い口調を挟むことで、少年の気の緩みに喝を入れてやるのです。もちろん、その反応が楽しくてわたしにはそれがやめられません。

 わたしの期待通り、少年の表情は、まるで信号機のように赤くなったり青くなったり、見ているこちらが楽しくなるほどの素直な反応を見せてくれます。この時も少年は観念したように素直に答えてくれました。

「……千草ちゃんのパンティは……レース模様が可愛いくて、……真奈ちゃんのパンティは……可愛いイチゴ模様がとても良くて、……でも、どっちも……あそこが……ジンジンして……気持ちいいです。……どっちも、気持ちいいです。」

 恥ずかしさをこらえながらも、正直に少年は言ってくれました。恥ずかしい言葉を言わせる、そんないじめのプロセスに、わたしの心の中はとても萌えあがってしまうのです。

「あら、そう。千草ちゃんのブラジャーを身につけて、……そして、真奈ちゃんのパンティを穿いて、……それでもう2回も射精しているのに、本当に元気よね。……ほら、じゃあ、これはどうかしら。真奈ちゃんのこのスリップを着ちゃったら、もっともっと気持ちよくなるわよ。」

 そう言って、私は太田真奈の切り替えスリップを少年に手渡しました。

 それは全体がパステルピンクの地色をしたスリップでした。上半身は半袖インナーの形で、ピンクの地色に小さいピンクのハート柄が全身にプリントしてあります。そして、パステルピンクの無地のスカート部分には、裾に簡単なレース飾りが施されただけの、いたってシンプルな切り替えスリップでした。

 切り替えスリップ、言い換えればジュニアスリップとも言われるように、女児が大人になる手前の少女の時、女児の下着から、少しだけ大人びたような形を表した下着のいち形態です。

 このスリップは、通常のスリップのようなストラップのあるスリップとは違います。スリップなら、上から両足を差し入れて上に引き上げるという着方が出来ます。しかし、これは違います。構造的に頭からかぶるしかありません。何度もこのスリップを着てオナニーしているだけに、少年もそれは承知しています。手慣れた手つきで頭からかぶると、袖から両腕を差し入れつつ、スルスルと下に下げていってそれを着用しました。可愛い女の子の出来上がりです。

「お母さんのスリップから女装趣味に入ったから仕方ないけど、そういうスリップもあるのよ。上半身はリブ編みのメリヤス下着なのに、下半身はスリップ特有のツルツルしたものに生地が切り替えられているのよね。下半身のスカートも気持ちいいけど、上半身のメリヤス生地も柔らかくて気持ちいいでしょう。女の子の下着はね、繊細なお肌を守るために、下着はどれも気持ちいいの。」

 わたしのその言葉通りに気持ち良すぎたのでしょうか。着終わると、スリップ姿になった少年はそこにへたりこんでしまいました。スリップのスカートが床に綺麗に丸を描いている中心で、足を崩してシナをつくったようにした少年が、両手をついて懇願します。

 可愛い少年の顔をしながら、床に綺麗なスリップのスカートの円形を形作り、身体から伸びる生地に美しいドレープを引いたその姿は、まさしく背徳と官能の美しい絵画のようでした。

「ごめんなさい、もう2度としませんから、もう、許してください……お願いします。……うううっ。……うっうっ。」

 少年は頭を下げて涙さえ流していました。わたしには非常に美しくいじましいとさえ感じて、とてもゾクゾクと興奮してしまいそうな光景です。

「そんなふうに泣かれてもねぇ。……いつ、どこで盗んで、それをどうしたか、そこまでするのがお巡りさんの仕事なのよ。もうしないから許して、で済むなら警察も裁判所もいらないのよ。……それに、」

 わたしは泣き伏す少年の顎をクイッと上げて、少年の唇をわたしの唇で塞ぎました。少年の甘い唾液がわたしの舌先から口の中にしみわたってきます。そして、わたしは唇を交わしたままに少年の上半身を起こしてやり、のけぞり気味になった少年の股間を、わたしの手のひらで思い切り握ってやりました。

「ヒィィッ! 」

 突然の痛みに、少年ははしたない叫び声をあげてしまいます。そして、その叫び声とともに唇を離したわたしは、少年の顔に近づけたまま、その瞳を睨み付けます。

「ここをこんなにして、全然、説得力もないっつうの!……本当は、気持ち良くて気持ち良くて、たまらなく嬉しいんでしょ。2回も出して、まだこんなに元気だなんて。」

 わたしの剣幕と股間の痛みに、少年は恐れおののいてしまったようです。

 しかし、わたしのその言葉は間違いなく正鵠を射ていました。少年も実は気付いているのです。今までやってきたどんなオナニーよりも、今、この時がどれほど快感であるか。少年も十分に分かっているのです。今まさに、股間をつかまれた時も、逝ってしまいそうなほど、恥ずかしくも興奮していたのです。

**********

「さあ、次はスカートとブラウスよ、早くしなさい。」

 わたしにせかされて、少年は、まずブラウスを手に取りました。そのブラウスは白い丸襟のブラウスで、少年の中学校の女子制服にも見えましたが、実はそれともちょっと違いました。

 それは、真奈の姉が通う高校の制服ブラウスで、見た目の最大の違いは、センターのボタンラインに沿った両側に、左右5本のピンタックが施されている点でありました。更に、ボタンホールもなく、ボタンはすべて飾りボタンで、裏側の凹凸ホックでパチンパチンと留める構造になっています。

(パチン……あぁぁぁ……パチン……はぁぁ……パチン……あん……パチン……はぁん……。)

 ボタンをはめるたびに、少年はその素肌にピンタックの筋の感触と、ブラウスの密着する感触に、えもいわれぬ官能を感じていました。女子の服を着ているという実感を肌に感じつつ、女子になりきる喜びと官能に打ち震えているのです。

 少年にとっては、そのピンタックと飾りボタンがとても可愛らしく、少年にはお気に入りのブラウスでもありました。同時に、そのブラウスは、少年が初めて手にした正真の女子通学制服でもあります。

 既に観念したのか、少年はおとなしくブラウスを着用したのでした。今、少年は、純白のブラウスに下半身はパステルピンクのスリップ姿という、わたしにとってとても美味しい姿になってくれています。そうして、少年はいよいよ下着女装から完全女装へと進み始めていくのです。

**********

(おわりに)

 私は、少年に同級生のジュニアスリップを身に付けさせました。そして、次に女子通学制服のブラウスを着用させたのでした。
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