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第42話 実際やらなきゃ解らない
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「先輩はもう少し食べない方がいいんじゃないですかね」
「何ですって」
憲明の注意は一睨みで封じてしまった。さすがは先輩。今の今まで二人は同い年だと思っていたが、いやはや、やはり見た目では判断できないものだ。そしてこの中で強いのは仁美であることが確定した。
「まあまあ。いいじゃないの。それぞれだよね」
そして指導する立場のはずの久遠の意見が最も適当なことを言った。おかげでまた、部屋の中は爆笑に包まれる。その久遠はおかずもそこそこにケーキを食べ始めているのだから、和臣の食生活を注できないのだろう。
「面白いですね。ご飯だけでもこれだけ性格の差が出るなんて」
「確かにね。改めて注目すると、それぞれ変な癖みたいなのがあるのよね」
「言えてる。高見先生って割と偏食だし」
「偏食じゃないよ。嫌いな物は食べないだけ」
「いやいや。偏食でしょうが。それが駄目なんですよ」
そこでまた一頻り大笑いしてしまう。こんな楽しい研究室ならば、ちょっとくらい心配なことがあっても大丈夫だなとそう思えた。
「ちょっとやってみるかい」
そして午後、本格的な打ち合わせに入った和臣たちと別れ、悠人は大学院生二人と一緒に過ごすことにした。そこで憲明が見ているだけじゃ面白くないだろうからと、組み立てを手伝うかと提案してきた。
「いいんですか」
「もちろん、大丈夫だよ。というか、手伝ってもらえるとありがたいよね。あの先生、人にやっておけっていうだけで、手伝わないし。細々とした作業が溜まっているんだよね」
「はあ、まあ、教授ですしね」
「そう。いいよねえ。教授ってだけでサボりが許される世界だ。でも、それが許されるだけの凄い人なんだけどね。あの人を超える研究者はそうそういないんじゃないかな。発表した技術は世界的に認められているし、論文も凄いんだよ。それは解っているんだけど、傍にいると、その凄さが薄まるんだよなあ。あんな変人だとは思わなかった」
「そうですね。この町でおばあちゃんたちにマッドサイエンティスト扱いされてましたし」
「聞いたよ。マジで受ける。でもって、実物と対極的すぎるイメージでしょ」
工具を受け取りつつ、悠人は憲明の意見に呆れてしまった。だが、対極的に噂が作られていたことには同意できる。志津たちもその辺は考慮したのだろう。しかも、仁美も実物見ちゃうとがっかりするものよと、憲明に同意する。
「あの先生の作ったロボットってすでに活躍しているんだけど、その凄さを実感できないのよね。まあ、ロン毛だしだらしないし服は汚いし。まず見た目ががっかり感を醸し出しているものね。でも、脳みそは間違いなく凄いのよ。そこから生み出させる閃きは一流なのよね」
一応凄さが解るところがあったと、仁美は付け加える。それにしても、沙希も見た目に対して駄目出しをしていた。あれは改善すべきではないか。悠人はどこが駄目なのだろうと考えてみる。
「高見先生って長い髪に拘りでもあるんですか」
見た目を大きく左右しているのは髪型のように思えた。そこで悠人が拘ってあれなのかと訊ねると、仁美に違うと即否定された。
「拘りなんて、そんなわけないじゃん。先生も本当は短い方がいいのよ。でも、すぐにロン毛になるのよね。短い髪ってひと月に一回は切らないと駄目でしょ。それが無理なのよね、あの人。散髪に行くって行動を忘れるの。だから一年に一回は刈り上げにしてくるんだけど、すぐに元の木阿弥になるってわけ」
「ああ、研究に没頭しちゃってってことですね」
「そうそう。散髪するお店なんて大学の中にもあるし、自宅のすぐ傍にも床屋があるっていうのに行かないのよ。つい忘れちゃうんだよねってロン毛になるの。で、年末年始の間に慌ててカットに行くってわけ。おかしいと思わない。冬の方がロン毛でいいでしょって思うのに、大掃除と同じ扱いなのよ」
「それも凄い話ですね」
でも、確かに散髪って面倒だもんなと、悠人は自分の髪を弄る。もし母親が切りに行けと言わなかったら、ひょっとしたら忘れるかもしれない。しかし、長髪は長髪で面倒臭そうだ。洗うのも乾かすのも時間が掛かることだろう。ふと仁美の髪を見てしまった。
「そう、面倒なのよ。すぐに枝毛が出来るし、毛先がバサつくし。髪の毛を洗ったらなかなか乾かないし。私は二度とやらない。長い髪はもう懲り懲りね」
そんな仁美の髪は短い。もちろん肩よりも短い長さというだけで男子からすると長いものの、女子だと短い方だろう。ボブカットというらしい。
「まあまあ、髪型はどうでもいいんじゃねえの。世界を見渡せばそのひげ邪魔じゃないって奴も一杯いるんだし。男の場合は禿げたらそれで終わりだしね。それよりこれ、俺が抑えるために持ってるから、その間にねじを締めてくれるかい」
「はい」
今組み立てているのは小型の機械だった。これをトラクターに付けさせてもらうのだという。それでデータを集めるのだそうだ。なんでも走行データを集めることで、自動運転に役立てるらしい。憲明が基盤を押さえている間に、悠人は指定された部品をねじで手早く止めた。
「トラクターの自動運転ですか。それって難しいんですか」
「そう。道路と違って凸凹しているからね。そこが問題なんだ。でも、田んぼや畑でのことだから、自動車よりも安全に運用できると思うんだよね。対人事故や対物事故は少ないと思う。ただ、さっきも言ったけど問題は舗装されていないから、予測できないことが多いってところかな。車輪が動かなくなったら自動運転も役立たずになっちゃうからなあ。クリアしなければならない問題が多いんだよ」
「なるほど」
確かに手伝っている田んぼや畑もでこぼこだらけだった。そこを走ると考えるだけでも難しいのが解る。畝の間隔は作物によって違う場合もあるだろうし、田んぼは季節によって状況が変わる。データを取るだけでも、多くの場所で何度も繰り返して取らなければならないだろう。
「そうそう。俺もここに来てびっくりだったね。想像している以上に難しそうでさ。それに歩きにくさにもびっくりしたよ。でも、やりがいがある」
「黒田君は実家も田舎も京都の中心だもんね。畑ってあんまり見ないのよ。だから総てに驚いているのよね」
「ええ、ええ、そうですよ。でも、九条とかにはネギの小さい畑があるし、それに電車に乗ってたら見えるじゃんか。大阪方面に行く時にはあちこちに畑があるから、そう簡単には出来ないって解ってましたよ」
「はいはい。でも、歩きにくいっていうのは体験しなきゃ解らなかったでしょ」
「うっ。そうですね。左様でございますね」
まるで漫才のように進んでいく会話に、悠人は苦笑してしまう。しかし、二人がこの研究を楽しくやっているというのは伝わってくる。どちらも面倒だとか難しいとか口にしていても苦とはしておらず、どうにか解決してやるという気概に満ち溢れていた。
「そりゃあ、楽しいわよね。自分の計画したロボットが動くだけではなく、それがいつかは人の役に立つかもしれないんだもん。身近なロボットを作っているっていう感覚が溜まらないのよね。私って小さい頃から産業用ロボットの動きが好きでここに入ったんだけど、あれほど大きなものじゃなくても面白いわ」
うっとりと仁美がそう語った。産業用ロボットというのは自動車の組み立てに使われたり、食品製造の補助として玉ねぎのみじん切りを作ったりするあれだ。まさに人の仕事を代替するロボットだから、今の研究と似たようなところがある。仁美は大きなものと言っていることから、車の組み立てのようなものに憧れていたのだろうか。だとしても、小さいころからの夢を実現しようとしているということか。
「産業ロボットが好きって変わってるよな。まあでも、俺も似たようなもんか。俺は漫画なんかに出てくるナノマシンって本当に作れるのかなと思ったのが、この道を目指したきっかけだね。小さなロボットが自由に動き回るのにロマンを感じたんだ」
「へえ。大きな産業ロボットとナノマシンか。二人って対極的なものからスタートしてますね」
すでに社会に活躍しているものと、まだ実現していない技術。二人が興味を持っていたものは全く違うのに、今は同じものを作っている。それもまた、予期せぬ進路変更の結果なのだろうか。
「何ですって」
憲明の注意は一睨みで封じてしまった。さすがは先輩。今の今まで二人は同い年だと思っていたが、いやはや、やはり見た目では判断できないものだ。そしてこの中で強いのは仁美であることが確定した。
「まあまあ。いいじゃないの。それぞれだよね」
そして指導する立場のはずの久遠の意見が最も適当なことを言った。おかげでまた、部屋の中は爆笑に包まれる。その久遠はおかずもそこそこにケーキを食べ始めているのだから、和臣の食生活を注できないのだろう。
「面白いですね。ご飯だけでもこれだけ性格の差が出るなんて」
「確かにね。改めて注目すると、それぞれ変な癖みたいなのがあるのよね」
「言えてる。高見先生って割と偏食だし」
「偏食じゃないよ。嫌いな物は食べないだけ」
「いやいや。偏食でしょうが。それが駄目なんですよ」
そこでまた一頻り大笑いしてしまう。こんな楽しい研究室ならば、ちょっとくらい心配なことがあっても大丈夫だなとそう思えた。
「ちょっとやってみるかい」
そして午後、本格的な打ち合わせに入った和臣たちと別れ、悠人は大学院生二人と一緒に過ごすことにした。そこで憲明が見ているだけじゃ面白くないだろうからと、組み立てを手伝うかと提案してきた。
「いいんですか」
「もちろん、大丈夫だよ。というか、手伝ってもらえるとありがたいよね。あの先生、人にやっておけっていうだけで、手伝わないし。細々とした作業が溜まっているんだよね」
「はあ、まあ、教授ですしね」
「そう。いいよねえ。教授ってだけでサボりが許される世界だ。でも、それが許されるだけの凄い人なんだけどね。あの人を超える研究者はそうそういないんじゃないかな。発表した技術は世界的に認められているし、論文も凄いんだよ。それは解っているんだけど、傍にいると、その凄さが薄まるんだよなあ。あんな変人だとは思わなかった」
「そうですね。この町でおばあちゃんたちにマッドサイエンティスト扱いされてましたし」
「聞いたよ。マジで受ける。でもって、実物と対極的すぎるイメージでしょ」
工具を受け取りつつ、悠人は憲明の意見に呆れてしまった。だが、対極的に噂が作られていたことには同意できる。志津たちもその辺は考慮したのだろう。しかも、仁美も実物見ちゃうとがっかりするものよと、憲明に同意する。
「あの先生の作ったロボットってすでに活躍しているんだけど、その凄さを実感できないのよね。まあ、ロン毛だしだらしないし服は汚いし。まず見た目ががっかり感を醸し出しているものね。でも、脳みそは間違いなく凄いのよ。そこから生み出させる閃きは一流なのよね」
一応凄さが解るところがあったと、仁美は付け加える。それにしても、沙希も見た目に対して駄目出しをしていた。あれは改善すべきではないか。悠人はどこが駄目なのだろうと考えてみる。
「高見先生って長い髪に拘りでもあるんですか」
見た目を大きく左右しているのは髪型のように思えた。そこで悠人が拘ってあれなのかと訊ねると、仁美に違うと即否定された。
「拘りなんて、そんなわけないじゃん。先生も本当は短い方がいいのよ。でも、すぐにロン毛になるのよね。短い髪ってひと月に一回は切らないと駄目でしょ。それが無理なのよね、あの人。散髪に行くって行動を忘れるの。だから一年に一回は刈り上げにしてくるんだけど、すぐに元の木阿弥になるってわけ」
「ああ、研究に没頭しちゃってってことですね」
「そうそう。散髪するお店なんて大学の中にもあるし、自宅のすぐ傍にも床屋があるっていうのに行かないのよ。つい忘れちゃうんだよねってロン毛になるの。で、年末年始の間に慌ててカットに行くってわけ。おかしいと思わない。冬の方がロン毛でいいでしょって思うのに、大掃除と同じ扱いなのよ」
「それも凄い話ですね」
でも、確かに散髪って面倒だもんなと、悠人は自分の髪を弄る。もし母親が切りに行けと言わなかったら、ひょっとしたら忘れるかもしれない。しかし、長髪は長髪で面倒臭そうだ。洗うのも乾かすのも時間が掛かることだろう。ふと仁美の髪を見てしまった。
「そう、面倒なのよ。すぐに枝毛が出来るし、毛先がバサつくし。髪の毛を洗ったらなかなか乾かないし。私は二度とやらない。長い髪はもう懲り懲りね」
そんな仁美の髪は短い。もちろん肩よりも短い長さというだけで男子からすると長いものの、女子だと短い方だろう。ボブカットというらしい。
「まあまあ、髪型はどうでもいいんじゃねえの。世界を見渡せばそのひげ邪魔じゃないって奴も一杯いるんだし。男の場合は禿げたらそれで終わりだしね。それよりこれ、俺が抑えるために持ってるから、その間にねじを締めてくれるかい」
「はい」
今組み立てているのは小型の機械だった。これをトラクターに付けさせてもらうのだという。それでデータを集めるのだそうだ。なんでも走行データを集めることで、自動運転に役立てるらしい。憲明が基盤を押さえている間に、悠人は指定された部品をねじで手早く止めた。
「トラクターの自動運転ですか。それって難しいんですか」
「そう。道路と違って凸凹しているからね。そこが問題なんだ。でも、田んぼや畑でのことだから、自動車よりも安全に運用できると思うんだよね。対人事故や対物事故は少ないと思う。ただ、さっきも言ったけど問題は舗装されていないから、予測できないことが多いってところかな。車輪が動かなくなったら自動運転も役立たずになっちゃうからなあ。クリアしなければならない問題が多いんだよ」
「なるほど」
確かに手伝っている田んぼや畑もでこぼこだらけだった。そこを走ると考えるだけでも難しいのが解る。畝の間隔は作物によって違う場合もあるだろうし、田んぼは季節によって状況が変わる。データを取るだけでも、多くの場所で何度も繰り返して取らなければならないだろう。
「そうそう。俺もここに来てびっくりだったね。想像している以上に難しそうでさ。それに歩きにくさにもびっくりしたよ。でも、やりがいがある」
「黒田君は実家も田舎も京都の中心だもんね。畑ってあんまり見ないのよ。だから総てに驚いているのよね」
「ええ、ええ、そうですよ。でも、九条とかにはネギの小さい畑があるし、それに電車に乗ってたら見えるじゃんか。大阪方面に行く時にはあちこちに畑があるから、そう簡単には出来ないって解ってましたよ」
「はいはい。でも、歩きにくいっていうのは体験しなきゃ解らなかったでしょ」
「うっ。そうですね。左様でございますね」
まるで漫才のように進んでいく会話に、悠人は苦笑してしまう。しかし、二人がこの研究を楽しくやっているというのは伝わってくる。どちらも面倒だとか難しいとか口にしていても苦とはしておらず、どうにか解決してやるという気概に満ち溢れていた。
「そりゃあ、楽しいわよね。自分の計画したロボットが動くだけではなく、それがいつかは人の役に立つかもしれないんだもん。身近なロボットを作っているっていう感覚が溜まらないのよね。私って小さい頃から産業用ロボットの動きが好きでここに入ったんだけど、あれほど大きなものじゃなくても面白いわ」
うっとりと仁美がそう語った。産業用ロボットというのは自動車の組み立てに使われたり、食品製造の補助として玉ねぎのみじん切りを作ったりするあれだ。まさに人の仕事を代替するロボットだから、今の研究と似たようなところがある。仁美は大きなものと言っていることから、車の組み立てのようなものに憧れていたのだろうか。だとしても、小さいころからの夢を実現しようとしているということか。
「産業ロボットが好きって変わってるよな。まあでも、俺も似たようなもんか。俺は漫画なんかに出てくるナノマシンって本当に作れるのかなと思ったのが、この道を目指したきっかけだね。小さなロボットが自由に動き回るのにロマンを感じたんだ」
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