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第10章 波乱の部活編
第54話 初恋の人と卓球
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『つねちゃん』の実家に行ってからもう四ヶ月が経ち今は二学期
俺は『つねちゃん』に会えた事でようやく気持ちも落ち着き、学校生活にも慣れてきて中学生活を『普通』におくっている。
『つねちゃん』とはそれ以降、夏休みに一度会って約束通り『市民体育館』で卓球の手合わせをしてもらった。
試合形式で何度か打ち合ったが、結果は全て俺の勝ち……
つい俺も『本気』を出してしまった。
『つねちゃん』は俺に負ける度に悔しがり、何度も試合をしたが全然俺に勝てず凹んでいたが、最後の方では俺に対して『隆君、先生のスマッシュを簡単にカットで返すなんて……もしかして天才卓球少年じゃないの!?』と目を丸くしながら言ってくれてた。
あの時の『つねちゃん』の表情がとても可愛らしくて頭から離れないでいる。
しかしそれ以降、俺は『つねちゃん』に会えてはいない。
お互いに忙しくなかなか予定が合わないからだ。
でも月に一度、『つねちゃん』と電話で話す様にはしている。
一度、実家に行き、『つねちゃん』のご両親にも会っているので電話がやりやすくなったのだ。
話の内容はお互いの『近況報告』程度のものだが、俺はそれだけで満足だった。
いや、満足だと思う様にしていた。
あまり贅沢な事を思っていると、また『前の世界』に『タイムリープ』してしまうのでは? という『不安』があったからだ。まあ、『タイムリープ』にそんなルールがあるのか無いのかは知らないが……
あと俺は『塾』や『部活』も頑張っている。
特に遅れを取り戻す為に勉強は必死だ。
俺の通っている塾は『予習』よりも『復習』メインで授業をする塾だ。『前の世界』でこの塾に通っていた頃は『復習』よりも『予習』メインで授業をやって欲しいと常に思っていたが、今の俺にとっては非常に有難い『授業内容』になっている。
日頃は保育園の園長をしている『武田先生』が『塾長』兼『講師』をするという、珍しい塾でもある。あと『大学生アルバイト講師』が数名いるが、みんな優しく、そして丁寧に教えてくれるので、俺はこの四ヶ月でだいぶ遅れを取り戻したと思う。
それにこの塾には高山や石田も通っているのは勿論の事、他の『卓球部員』や小学生時代からそこそこ親しかった女子達も数名いるので俺は皆と競争しながらも楽しく勉強出来ている。思ったより早く勉強が追いついてきているのもこういった環境が大きな要因だろう。
そして一学期の『中間テスト』は散々だったが『期末テスト』は五教科平均『六十五点』……まずまずの結果だと思う。
俺は最終的に五教科平均『八十点』を目標に掲げて日々頑張っている。
おそらくそれくらいの平均点が無ければ『前の世界』で通っていた高校に合格するのは難しいと思うからだ。
次に部活だが、『卓球部』の三年生達は夏の大会後に引退し、今は二年生キャプテン『羽和さん』を中心に秋の大会に向けて練習を行っている。
しかし相変わらず俺達一年生がまともな卓球をする時間はあまり無い。
大半が球拾いに筋トレもしくはマラソン……
俺達の筋トレなどの面倒を見てくれている人は二年生の二人……
おそらく現段階の二年生の中でこの二人が卓球のレベルが低いのだと思う。
だからこの二人に俺達の面倒を押し付けているのであろう。
二人の名前は『井口さん』と『今田さん』
毎日二人は交代で俺達の指導をしている。
井口さんはうちの『卓球部』で貴重な『カットマン』なのだが、まだ能力が開花されていない。でもこの人は『努力家』で後にレギュラーの座を勝ち取る人なのだ。
性格も優しく後輩思いで俺は『前の世界』で井口さんに憧れて『カットマン』になったくらいだ。
対照的に今田さんは基本『ワガママ』な性格である。顔もふてぶてしい顔をしている。
でも日頃、クラスの中では大人しい部類に入っていて、同級生からよくいじられては『ヘラヘラ』している奴だと他の先輩から聞いた事がある。
故に彼は日頃のうっぷんを俺達に当てている節が見える。
簡単に言えば『八つ当たり』だ……
強い者には媚びを売り、自分より下だと思う者には偉そうな態度をとる……
俺が一番嫌いなタイプの男だ。
この日は雨で俺達は学校の廊下で『筋トレ』という名の『しごき』を行っていた。
残念ながら今日の担当は今田さんだ。
『素振り』『腕立て伏せ』『腹筋』『背筋』『階段ダッシュ』『廊下ダッシュ』等……
『令和』……いや、『平成』の時代でも問題になるんじゃないのか? といった内容も俺達は『普通』にやらされていた。
俺達はヘトヘトになり、とても綺麗とは言えない廊下の上に倒れ込んでいる。
「ハァハァハァ……お、俺もう無理だわ……」
そう高山が小声で俺に嘆いてきた。
「そ、そうだな。特に今日は今田さんだから内容もキツイしな……」
俺も今田さんに聞こえない様な小声で高山に言い返す。
「俺、もう卓球部辞めようかな……」
「えっ!? 何を言ってるんだケンチ!? まだ二学期も始まったばかりじゃないか」
「でもさぁ……ずっとこんな事ばかりさせられていたら俺だけじゃ無くて他の部員も辞めてしまうかもしれないぜ……」
俺達の会話の中に『大石哲也』『村瀬秀信』『森重敏夫』の三人が入って来た。
まず勝気な性格の森重が、
「ケンチの言う通りだぜ。このままだったら何人か退部するかもしれないぞ。でも俺は絶対に辞めないけどな……」
次に温厚な性格の村瀬が、
「そうだよね。今年の一年生はここ数年で一番部員数が多いらしいから少しくらい人数が減っても不思議じゃ無いよね……?」
最後に部員の中で一番気の短い大石が、
「フン、辞めたい奴は辞めろよ!! 一人でも減ってくれた方が先で俺がレギュラーになれる可能性が高くなるから大歓迎だぜっ!!」
大石の言葉にカチンときた俺は少し声を大きくして言い返す。
「オイ、テツ!! その言いようは無いだろ!? お前は部員数が減らないとレギュラーになれないくらい自信が無いのか!?」
「なっ、何だと!?」
「オイ、お前等五人!! 何をさっきからコソコソ話をしてるんだよ!? まだ余裕があるみたいだなぁ? もしかして今、俺の悪口を言っていたんじゃ無いだろうな!?」
「いっ、いえ、僕達は今田さんの悪口なんて言ってませんよ……」
俺がそう答えると今田さんは一瞬ニヤッとしたが、直ぐに怒った表情に戻り、
「うるせーっ!! お前達五人、両手を頭の上で組んで、背中を壁につけて膝を九十度に曲げろ!!」
――――――――――――――――――
お読みいただきありがとうございました。
この回から新章『波乱の卓球部編』が始まります。
今田に怒鳴られた隆達五人……
一体彼等は今田に何をされるのか!?
どうぞ次回もお楽しみに(^_-)-☆
俺は『つねちゃん』に会えた事でようやく気持ちも落ち着き、学校生活にも慣れてきて中学生活を『普通』におくっている。
『つねちゃん』とはそれ以降、夏休みに一度会って約束通り『市民体育館』で卓球の手合わせをしてもらった。
試合形式で何度か打ち合ったが、結果は全て俺の勝ち……
つい俺も『本気』を出してしまった。
『つねちゃん』は俺に負ける度に悔しがり、何度も試合をしたが全然俺に勝てず凹んでいたが、最後の方では俺に対して『隆君、先生のスマッシュを簡単にカットで返すなんて……もしかして天才卓球少年じゃないの!?』と目を丸くしながら言ってくれてた。
あの時の『つねちゃん』の表情がとても可愛らしくて頭から離れないでいる。
しかしそれ以降、俺は『つねちゃん』に会えてはいない。
お互いに忙しくなかなか予定が合わないからだ。
でも月に一度、『つねちゃん』と電話で話す様にはしている。
一度、実家に行き、『つねちゃん』のご両親にも会っているので電話がやりやすくなったのだ。
話の内容はお互いの『近況報告』程度のものだが、俺はそれだけで満足だった。
いや、満足だと思う様にしていた。
あまり贅沢な事を思っていると、また『前の世界』に『タイムリープ』してしまうのでは? という『不安』があったからだ。まあ、『タイムリープ』にそんなルールがあるのか無いのかは知らないが……
あと俺は『塾』や『部活』も頑張っている。
特に遅れを取り戻す為に勉強は必死だ。
俺の通っている塾は『予習』よりも『復習』メインで授業をする塾だ。『前の世界』でこの塾に通っていた頃は『復習』よりも『予習』メインで授業をやって欲しいと常に思っていたが、今の俺にとっては非常に有難い『授業内容』になっている。
日頃は保育園の園長をしている『武田先生』が『塾長』兼『講師』をするという、珍しい塾でもある。あと『大学生アルバイト講師』が数名いるが、みんな優しく、そして丁寧に教えてくれるので、俺はこの四ヶ月でだいぶ遅れを取り戻したと思う。
それにこの塾には高山や石田も通っているのは勿論の事、他の『卓球部員』や小学生時代からそこそこ親しかった女子達も数名いるので俺は皆と競争しながらも楽しく勉強出来ている。思ったより早く勉強が追いついてきているのもこういった環境が大きな要因だろう。
そして一学期の『中間テスト』は散々だったが『期末テスト』は五教科平均『六十五点』……まずまずの結果だと思う。
俺は最終的に五教科平均『八十点』を目標に掲げて日々頑張っている。
おそらくそれくらいの平均点が無ければ『前の世界』で通っていた高校に合格するのは難しいと思うからだ。
次に部活だが、『卓球部』の三年生達は夏の大会後に引退し、今は二年生キャプテン『羽和さん』を中心に秋の大会に向けて練習を行っている。
しかし相変わらず俺達一年生がまともな卓球をする時間はあまり無い。
大半が球拾いに筋トレもしくはマラソン……
俺達の筋トレなどの面倒を見てくれている人は二年生の二人……
おそらく現段階の二年生の中でこの二人が卓球のレベルが低いのだと思う。
だからこの二人に俺達の面倒を押し付けているのであろう。
二人の名前は『井口さん』と『今田さん』
毎日二人は交代で俺達の指導をしている。
井口さんはうちの『卓球部』で貴重な『カットマン』なのだが、まだ能力が開花されていない。でもこの人は『努力家』で後にレギュラーの座を勝ち取る人なのだ。
性格も優しく後輩思いで俺は『前の世界』で井口さんに憧れて『カットマン』になったくらいだ。
対照的に今田さんは基本『ワガママ』な性格である。顔もふてぶてしい顔をしている。
でも日頃、クラスの中では大人しい部類に入っていて、同級生からよくいじられては『ヘラヘラ』している奴だと他の先輩から聞いた事がある。
故に彼は日頃のうっぷんを俺達に当てている節が見える。
簡単に言えば『八つ当たり』だ……
強い者には媚びを売り、自分より下だと思う者には偉そうな態度をとる……
俺が一番嫌いなタイプの男だ。
この日は雨で俺達は学校の廊下で『筋トレ』という名の『しごき』を行っていた。
残念ながら今日の担当は今田さんだ。
『素振り』『腕立て伏せ』『腹筋』『背筋』『階段ダッシュ』『廊下ダッシュ』等……
『令和』……いや、『平成』の時代でも問題になるんじゃないのか? といった内容も俺達は『普通』にやらされていた。
俺達はヘトヘトになり、とても綺麗とは言えない廊下の上に倒れ込んでいる。
「ハァハァハァ……お、俺もう無理だわ……」
そう高山が小声で俺に嘆いてきた。
「そ、そうだな。特に今日は今田さんだから内容もキツイしな……」
俺も今田さんに聞こえない様な小声で高山に言い返す。
「俺、もう卓球部辞めようかな……」
「えっ!? 何を言ってるんだケンチ!? まだ二学期も始まったばかりじゃないか」
「でもさぁ……ずっとこんな事ばかりさせられていたら俺だけじゃ無くて他の部員も辞めてしまうかもしれないぜ……」
俺達の会話の中に『大石哲也』『村瀬秀信』『森重敏夫』の三人が入って来た。
まず勝気な性格の森重が、
「ケンチの言う通りだぜ。このままだったら何人か退部するかもしれないぞ。でも俺は絶対に辞めないけどな……」
次に温厚な性格の村瀬が、
「そうだよね。今年の一年生はここ数年で一番部員数が多いらしいから少しくらい人数が減っても不思議じゃ無いよね……?」
最後に部員の中で一番気の短い大石が、
「フン、辞めたい奴は辞めろよ!! 一人でも減ってくれた方が先で俺がレギュラーになれる可能性が高くなるから大歓迎だぜっ!!」
大石の言葉にカチンときた俺は少し声を大きくして言い返す。
「オイ、テツ!! その言いようは無いだろ!? お前は部員数が減らないとレギュラーになれないくらい自信が無いのか!?」
「なっ、何だと!?」
「オイ、お前等五人!! 何をさっきからコソコソ話をしてるんだよ!? まだ余裕があるみたいだなぁ? もしかして今、俺の悪口を言っていたんじゃ無いだろうな!?」
「いっ、いえ、僕達は今田さんの悪口なんて言ってませんよ……」
俺がそう答えると今田さんは一瞬ニヤッとしたが、直ぐに怒った表情に戻り、
「うるせーっ!! お前達五人、両手を頭の上で組んで、背中を壁につけて膝を九十度に曲げろ!!」
――――――――――――――――――
お読みいただきありがとうございました。
この回から新章『波乱の卓球部編』が始まります。
今田に怒鳴られた隆達五人……
一体彼等は今田に何をされるのか!?
どうぞ次回もお楽しみに(^_-)-☆
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