異世界定食屋 八百万の日替わり定食日記 ー素人料理はじめましたー 幻想食材シリーズ

夜刀神一輝

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第一試合 レオン対ニーア クリスタ対ガウェイン

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 くじ引きで対戦相手を決定して、対戦相手は以下の通りとなった。 
 
 一回戦 レオン対ニーア クリスタ対ガウェイン レックス対エーテル ラーメンクィーン対リナリア アーサー対メフィストフェレス ミニャあまりにつき一回戦突破。 
 
 「さぁ対戦相手も決まり、さっそく一回戦第一試合レオン対ニーアが始まります。黄金と言われているレオン選手ですが、5大英雄のニーアさんを前にどういった戦法で挑むのでしょうか?ニーアさんの事を良く知っているギムレッドさん、ニーアさんはどう相手を受け止めると思いますか?」 
 
 「ニーアは単純ですからね、相手の攻撃を受けたあと強烈な一撃を放って終わらせようとしますよ」 
 
 「おっと解説のギムレッドさんからニーア選手の一撃宣言が出た!どういった試合運びになるか非常に楽しみな一戦です」 
 
 レオンとニーアが闘技場に上り、試合開始の合図が審判より発せられると。 
 
 「俺が何故黄金と言われてるか見せてやる。はああああああああああああああああ!!」 
 
 「大気が緩れる!レオン選手気合の雄たけびと共に、黄金のオーラがレオン選手を包んでいきます!!」 
 
 「はぁあああ!?源神天仙波動!」 
 
 「黄金の選手へと変身しました!レオン選手をバチバチと青い稲妻が体を駆け巡る黄金のオーラを纏った戦士へと変身!剣を構えるとニーア選手に飛び掛かった!!」 
 
 「黄金律の剣!地龍すらも軽く切り裂く剣、受けてみやがれえええええ!!」 
 
 「ニーア選手片手を剣に向けて、手で受け止める気だぁ!」 
 
 「馬鹿が!5大英雄でもそれは悪手だぜ!」 
 
 ガインと言った鈍い音が響くと、半分に割れた黄金比鶴の剣をニーアは見せびらかす。 
 
 「なんとニーア選手黄金比の剣を割って見せた。そしてそのまま剣を握り潰したああああ!粉々だあああああ」 
 
 「まず一つ地龍は龍族ではない・・・・そして二つあの剣は確かにあたし達龍族を切れる剣だ。三つ純粋に剣技が足らない。源神術で身体強化したのは悪くない。だが原神波動はこう使うんだ!ハアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 
 
 「ニーア選手を雷が包み込む!レオン選手と同じ技とは思えない程の濃度が違います!!」 
 
 「原神天仙波動 純粋なる一撃」 
 
 爆発音と共にニーアは一瞬その場から消え、地面にいたはずのレオンが空高く空中にはね上げられ、地面へと激突してダウン。 
 
 「レオン選手ダウン!強烈な一撃を前に意識も刈り取られた模様!一回戦勝者!ニーア!!」 
 
 「たまに体動かすのも悪くないなぁ!」 
 
 「一回戦目から中々に熱い試合でしたが、いかがですか?ギムレッドさん?」 
 
 「レオン選手いいですね。勢いも度胸もあって、彼はきっとSやSSランクに到達しますよ」 
 
 「流石SSSの打倒は出来ませんでしたが、堂々とした戦いぶりでした!続きまして、2試合目!鮮血の聖女クリスタ対太陽の子、ガウェイン選手の入場です」 
 
 大きな歓声と共にバトルドレスを身に纏ったクリスタが登場!一方ガウェインは対モンスター戦の装備ではなく、対人を意識した軽鎧を装備して登場した。 
 
 「クリスタ選手!美しいバトルドレスに身を包み、手には聖マルタの手甲が見えます!世界最高の防御力を誇る龍のうろこすら砕くと言われている手甲、ガウェイン選手は受けきれるのか!そしてガウェイン選手、完全に対人使用の装備、そして愛剣ガラティーン、打ち勝つの聖マルタの拳か太陽の剣ガラティーンか!?試合開始です!」 
 
 「千手千眼 サハスラプジャの拳!」 
 
 「おっとクリスタ選手の先手だぁ!手の数がどんどん増えていく!受け止めれるのか!?拳の雨を!!」 
 
 迫りくる拳の雨の前にガウェインはむしろ胸を突き出し受ける姿勢を見せる。 
 
 「拳の雨がガウェイン選手を襲うが、ガウェイン選手ノーガードだあああああああ!!一歩も引きさがる事無く拳を受け止めている!!」 
 
 相手に殴られ続けても微動だにしないガウェインはそのままゆっくりとガラティーンを上段に構え、クリスタ目掛けて剣を振りぬく。 
 
 「太陽の一撃!ライジング・ザ・サン!!!」 
 
 炎を纏い瞬間熱量は全てを蒸発させられる熱量の一撃をクリスタは受け止める。 
 
 「ガウェイン必殺の一撃をクリスタ選手受け止めたああああああ!正面から受け止めた熱量左右に逃がしたのか!闘技場の土台がドロドロに溶けているのにクリスタ選手の後方は一切のダメージがない!!」 
 
 「流石聖女クリスタ!こんな機会は滅多にないからな!とことんいかせてもらうぜえええええ!サン・オブザ・ロック!!」 
 
 「ガウェイン選手!!5人に見える程の高速でガラティーンの一撃を四方八方から剣戟の雨あられだあああああ!!受けるクリスタ選手時々接触と同時に爆破が起きているが防ぎきれいているのだろうか」 
 
 乗りに乗っているガウェインの勢いは衰える所か激しくなっていき、5人が6人、6人が7人へとスピードが上がっていき、その都度起こる爆発の威力も上がっていきクリスタを追い詰める。 
 
 「どうする!?クリスタ選手!後がない!このまま敗北してしまうのか!」 
 
 追い詰めたはずのクリスタ、ガウェインは確実に捉えていたはずなのに、観客の目からはクリスタが瞬間移動でもしたかの様に見えた。 
 
 7人に見えるガウェインを優雅にまるで散策を楽しむかの様な軽いステップですり抜け、ガウェインの後方をとると、クリスタ必殺の一撃がガウェインを襲う! 
 
 「貴方にぴったりの一撃を上げる。サン・ジョルジュの一撃!!ドラゴニックアンタレス!!」 
 
 龍をも殺すサソリの一撃!龍殺しのゲオルギオス一撃がガウェインを空高く飛ばし、ガウェインは頭から地面に激突して敗北。 
 
 クリスタは奇しくもニーアと同じ攻撃をもってガウェインの意識を刈り取った。 
 
 
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