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八百万 ラーメン週間 三日目 味噌ラーメン ハイリューン・シグルドリーヴァ
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味噌ラーメン
北海道を中心に東北圏で多く名物とみられる味噌ラーメン。
味噌 醬油と対を成す日本特有の調味料、大豆を原料に発酵させた、発酵調味料である。
味噌、白みそ 赤みそを初め、麦、豆、米、調合味噌など他にも様々な味噌が存在している。
さて、この味噌なのだが、調味料として健康に良く、また「うますぎる調味料」として有名である。
ラーメンとして味噌とは基本を外していなければ、そうそう不味くなることはない初心者の登竜門の様な調味料である。
言わずと知れた帝王豚または皇帝豚を出しにつかい、三番ガマまで用意し、一番窯から三番窯まで濃度を調整して旨味をだしながらも使っている骨はげんこつとせがらのみを使い一定の統一感を出す、出汁をとる段階で今回は血合いなどの掃除はしないで強い豚を演出するために多少の臭みも必要となってくる。
香味野菜も異世界の野菜を中心に、明星ネギ、王玉タマネギ、ユグルドラシルの実、ミーミルの泉の水、他にはブーケガルニなども使い、灰汁は卵白を使って取り除く。
卵白を使う事によって透明度の高い澄んだスープが作られる。
そこに合わせのが味噌、白みそ、赤みそはもちろん八丁味噌と麹味噌にもろみをブレンドした特製味噌、この味噌の調合で全てが決まる。
美味すぎるが故に、塩味の味わいの調整が非常に難しい。
チャーシューは分厚くほろほろのとろとろ豚を二枚、もやし、ニンジン、ニラ、などの野菜炒めを中心に、コーンとバターを添える。
ネギはもちろん白雪ネギ、ここにもつなんかも入れてもつ煮込みラーメンってのもありだな、なんて思うが今回はオーソドックスに。
ハイリューン・シグルドリーヴァ
ラーメンの日!三日目!今回は味噌が主役のラーメンだと言う。
斗真様の醬油や味噌は、エルフの国と違い、薄味濃い味はもちろん様々な用途に分別されている。
エルフの世界では、醬油も味噌も一種類しかない、部族ごとに違いはあれど基本的には味噌、醬油といえばそれ一つだ。
色々な味わいがあると言う事は、ある意味でそれだけ造形深く豊かである事を証明している。
些細なものにも小さな変化を、それがもたらされる事はそれだけ余裕のある世界を意味している。
今までの二日間が蘇る、あの醬油の味、さわやかでそれでいて鮮烈に美味しくしょっぱいとか濃いわけじゃないのに放たれた強烈な旨味のスープ、そして最後までこくこくと飲めてしまう濃度の旨味、そして塩、太麺が口のなかで暴れ出す麺、そして幻想的な塩の味、塩の世界があんなにも広大で幻想に溢れているなんて知らなかった。
そして今回は味噌、どんな世界が待っている事か、寒い中列に並ぶのも中々いいものである。
店が開くと、前方の列の人たちがごっそり中に入っていく。
水をスタンバイしてまっていると、熱々の湯気を揺らしながら運ばれてきた。
暖かさを感じながらまずはスープをこくりと飲む、くわ!ぐあわあああ!!かくんかくんと頭が二三回ノックバックする。
美味い!フラッシュの如くジャブをスパパンと脳内に受けてくわわと頭が揺れる。
麺はごく普通の縮れ麺、ほどよくスープと絡みまた溶けだしたバターも味が変わっていい!野菜炒めのさっぱりな味に味噌が合う!それにこんもりと盛られた青ネギも味噌とあって悪くない!あったかうまうまなのです!!!
チャーシューの分厚さ!あつい!肉部分はほろほろとして崩れ、脂の部分はとろろんとして肉として最高の領域になってる、この肉で米が!米が食いたいです!!
麺ってなんだろう?急に哲学的になる。
だって考えても見なよ、豚骨の細麺、程よく硬く、なんだかんだで噛み応えがあって食べ応えもあり美味しい、縮れ麺、卵の風味があってウェーブをずるりと行くとこれまた楽しいのど越しの麺だ、次に中太、主に家系の麺だけどこれもむっちり食べ応えあって美味い!極太または幅広麺、ぶっとい麺がまさに口の中で暴れまわる暴虐の麺、幅広は薄い部分とムチムチの両方味わえ、薄い部分は淡くピロピロと楽しく、のど越しもいい。
これらが全部麺である。
斗真様の世界の別の国だと、こしや弾力のない言うならちょっと伸びたようなふにゃふにゃの麺だというが、私は斗真様の国の歯ごたえのある麺の方が小麦を感じて断然すきだ。
味噌と豚骨の旨味のバランス、家系の醬油豚骨とはまた全然違うのが凄い!醬油、味噌、それだけの違いで豚骨もこうも味が変わるのものなのか!?
ゆっくり食べるつもりが、ハフハフとつい早くなってしまうすするスピード!大豆の草原を豚たちと駆け抜ける!!
ランランララランランランランランラララン(ナウ〇カ)
豚のむれの戦闘まで〇ーヴェで飛んで、豚笛で群れを先導するユグルドリーヴァの雄姿!醬油豚骨以外にこんな豚の一面があったなんて!?豚?豚って万能食材?
私達は命を分け与えて食べて、そして生きながらえている。
残酷だと野菜や果物だけ食べるエルフも多いが、そのほとんどが短命であり、容姿の劣化も激しい。
人は良く自分が食べられる側になった時、感謝されようが関係ないと言うが、もし自分の家畜の立場だったら意識を一瞬で刈り取られ殺されるのはある意味では慈悲なのではないかと思う。
例え野菜だけ食べて生きたとしても人間の{原罪}はなくならない、そして野生の中に飛び込んだら自分達だって魔物のエサになる、ここはそういう世界で私達は神にそうつくられたのだから、むしろ食べない事の方が私には不自然な事、捻じ曲げている行為に思える。
むしろ知性ある人間であるからこそ、野生のある意味では修羅界に通じる食った食われただけしか残らない世界から、慈しみや感謝、ありがとうと言う言葉が出るのは、我々がやせいの世界よりも一段階上の世界、知識世界にいるからこその感謝なのではないかと思う。
人間とは矛盾だらけの生き物である。
豚や牛、家畜をみて意外とかわいいなんていいつつも、次の瞬間には肉を食っているのだから、でもその自分自身の残虐性から逃げず私は今日も感謝して肉を食う。
それが人間だと思い、それが正しい生き方だと思うからだ。
北海道を中心に東北圏で多く名物とみられる味噌ラーメン。
味噌 醬油と対を成す日本特有の調味料、大豆を原料に発酵させた、発酵調味料である。
味噌、白みそ 赤みそを初め、麦、豆、米、調合味噌など他にも様々な味噌が存在している。
さて、この味噌なのだが、調味料として健康に良く、また「うますぎる調味料」として有名である。
ラーメンとして味噌とは基本を外していなければ、そうそう不味くなることはない初心者の登竜門の様な調味料である。
言わずと知れた帝王豚または皇帝豚を出しにつかい、三番ガマまで用意し、一番窯から三番窯まで濃度を調整して旨味をだしながらも使っている骨はげんこつとせがらのみを使い一定の統一感を出す、出汁をとる段階で今回は血合いなどの掃除はしないで強い豚を演出するために多少の臭みも必要となってくる。
香味野菜も異世界の野菜を中心に、明星ネギ、王玉タマネギ、ユグルドラシルの実、ミーミルの泉の水、他にはブーケガルニなども使い、灰汁は卵白を使って取り除く。
卵白を使う事によって透明度の高い澄んだスープが作られる。
そこに合わせのが味噌、白みそ、赤みそはもちろん八丁味噌と麹味噌にもろみをブレンドした特製味噌、この味噌の調合で全てが決まる。
美味すぎるが故に、塩味の味わいの調整が非常に難しい。
チャーシューは分厚くほろほろのとろとろ豚を二枚、もやし、ニンジン、ニラ、などの野菜炒めを中心に、コーンとバターを添える。
ネギはもちろん白雪ネギ、ここにもつなんかも入れてもつ煮込みラーメンってのもありだな、なんて思うが今回はオーソドックスに。
ハイリューン・シグルドリーヴァ
ラーメンの日!三日目!今回は味噌が主役のラーメンだと言う。
斗真様の醬油や味噌は、エルフの国と違い、薄味濃い味はもちろん様々な用途に分別されている。
エルフの世界では、醬油も味噌も一種類しかない、部族ごとに違いはあれど基本的には味噌、醬油といえばそれ一つだ。
色々な味わいがあると言う事は、ある意味でそれだけ造形深く豊かである事を証明している。
些細なものにも小さな変化を、それがもたらされる事はそれだけ余裕のある世界を意味している。
今までの二日間が蘇る、あの醬油の味、さわやかでそれでいて鮮烈に美味しくしょっぱいとか濃いわけじゃないのに放たれた強烈な旨味のスープ、そして最後までこくこくと飲めてしまう濃度の旨味、そして塩、太麺が口のなかで暴れ出す麺、そして幻想的な塩の味、塩の世界があんなにも広大で幻想に溢れているなんて知らなかった。
そして今回は味噌、どんな世界が待っている事か、寒い中列に並ぶのも中々いいものである。
店が開くと、前方の列の人たちがごっそり中に入っていく。
水をスタンバイしてまっていると、熱々の湯気を揺らしながら運ばれてきた。
暖かさを感じながらまずはスープをこくりと飲む、くわ!ぐあわあああ!!かくんかくんと頭が二三回ノックバックする。
美味い!フラッシュの如くジャブをスパパンと脳内に受けてくわわと頭が揺れる。
麺はごく普通の縮れ麺、ほどよくスープと絡みまた溶けだしたバターも味が変わっていい!野菜炒めのさっぱりな味に味噌が合う!それにこんもりと盛られた青ネギも味噌とあって悪くない!あったかうまうまなのです!!!
チャーシューの分厚さ!あつい!肉部分はほろほろとして崩れ、脂の部分はとろろんとして肉として最高の領域になってる、この肉で米が!米が食いたいです!!
麺ってなんだろう?急に哲学的になる。
だって考えても見なよ、豚骨の細麺、程よく硬く、なんだかんだで噛み応えがあって食べ応えもあり美味しい、縮れ麺、卵の風味があってウェーブをずるりと行くとこれまた楽しいのど越しの麺だ、次に中太、主に家系の麺だけどこれもむっちり食べ応えあって美味い!極太または幅広麺、ぶっとい麺がまさに口の中で暴れまわる暴虐の麺、幅広は薄い部分とムチムチの両方味わえ、薄い部分は淡くピロピロと楽しく、のど越しもいい。
これらが全部麺である。
斗真様の世界の別の国だと、こしや弾力のない言うならちょっと伸びたようなふにゃふにゃの麺だというが、私は斗真様の国の歯ごたえのある麺の方が小麦を感じて断然すきだ。
味噌と豚骨の旨味のバランス、家系の醬油豚骨とはまた全然違うのが凄い!醬油、味噌、それだけの違いで豚骨もこうも味が変わるのものなのか!?
ゆっくり食べるつもりが、ハフハフとつい早くなってしまうすするスピード!大豆の草原を豚たちと駆け抜ける!!
ランランララランランランランランラララン(ナウ〇カ)
豚のむれの戦闘まで〇ーヴェで飛んで、豚笛で群れを先導するユグルドリーヴァの雄姿!醬油豚骨以外にこんな豚の一面があったなんて!?豚?豚って万能食材?
私達は命を分け与えて食べて、そして生きながらえている。
残酷だと野菜や果物だけ食べるエルフも多いが、そのほとんどが短命であり、容姿の劣化も激しい。
人は良く自分が食べられる側になった時、感謝されようが関係ないと言うが、もし自分の家畜の立場だったら意識を一瞬で刈り取られ殺されるのはある意味では慈悲なのではないかと思う。
例え野菜だけ食べて生きたとしても人間の{原罪}はなくならない、そして野生の中に飛び込んだら自分達だって魔物のエサになる、ここはそういう世界で私達は神にそうつくられたのだから、むしろ食べない事の方が私には不自然な事、捻じ曲げている行為に思える。
むしろ知性ある人間であるからこそ、野生のある意味では修羅界に通じる食った食われただけしか残らない世界から、慈しみや感謝、ありがとうと言う言葉が出るのは、我々がやせいの世界よりも一段階上の世界、知識世界にいるからこその感謝なのではないかと思う。
人間とは矛盾だらけの生き物である。
豚や牛、家畜をみて意外とかわいいなんていいつつも、次の瞬間には肉を食っているのだから、でもその自分自身の残虐性から逃げず私は今日も感謝して肉を食う。
それが人間だと思い、それが正しい生き方だと思うからだ。
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