堕ちろ!激かわ猫男子

芋谷

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二夜(2)

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「そこに立って脚を開いて、腕は上げろ」

低い声で命令すれば、ダリスは大人しく従った。
彼の隣に膝をつき、腕の間に顔を近づける。ふんわりボディーソープが香った。

「…ッ♡」

脇に顔をうずめると、くすぐったさに悶えて痩躯が捩れる。

「腕が下がっている。我慢しろ」
「はいッ……」

ダリスが慌てて姿勢を正す。懸命に保とうと震える体に手を伸ばした。片手だけで全体を覆えてしまいそうなほど小さな下腹部に手を添えると、とくとくと脈動がする。染み出す脇汗を舐めながら下腹をさすると、喉から息だけの悲鳴が漏れる。

「ッ……♡♡♡ っ、っぅ……♡」

震える彼の竿からはだらたらと先走りが漏れ出ている。骨と腹の間の段差をとんとんと叩くと、分かりやすく前屈みになって赤面した。

「ッ……♡ くッ……♡ あぁぁ……♡ はあぁぁ……ッ♡」

とろとろと、こってりした勢いのない精液が垂れる。

「ふっ……♡♡♡♡ はぁ……あぁ……♡♡♡」
「外から子宮トントンされて甘イキか?とんだ淫乱だな」
「ち、ちがうっ、子宮違うっ……、!……っ、ぁ♡ ごめんなさっ……♡♡」

へこへこと下手な腰振りで誘惑しながらも否定するダリスに、思わずため息が漏れる。
ダリスの方へ向き直り、諭すように呼びかけた。

「夜逃げしようとする上に、素直になれなくて自分が雌ってことも認めないのか。お仕置きが必要だな。」

俯いて荒い呼吸を繰り返す彼は、ただ震えるばかりで何も返事をしなかった。

「バイブはどこにある?」
「な、ない♡ もってない♡♡」
「アナルプラグとディルドがあるんだから持っているんだろう。大人しく吐け」

実のところ、ダリスがバイブを持っているかは全くの謎である。しかしあんなアダルトグッズを持っているのだし、バイブの1つや2つ持っていてもおかしくはない話だ。本当に持っていないのなら申し訳ないが、今回に至っては逃げようとした彼が悪いのだからこれくらい責めたって許されるだろう。そんなことを思いながら、先程までさすっていた下腹部を、力を入れて押した。

「なぃい♡ ひぎッッ♡♡♡ ぅ゛ッぉ゛ッッ♡♡♡ アッ♡ あ~♡♡♡♡」
「ほら。早く言え」
「オ゙ッ♡ ……っ……ッッ……っ……ッッ♡ ア゛ッ♡」
「ほら」
「っぐ…♡ そこっ♡ 横の棚の♡♡♡♡ いちばんしたの引き出し!!!♡♡♡♡ もうおさないれッ……!♡♡♡♡」

ついにダリスは精液と先走りでドロドロになった小さな肉竿を震わせながら、耐えかねたように白状した。いつ何のために買ったのか知りたいところだが、それは後でもいいだろう。

「やめて、おなかとんとん、い゛ぃぃぃぃぃぃ~~~~~ッ♡♡ ……っは♡、ぁ……♡」

指の力を抜いて、白い彼の腹に残った指の跡を優しくさする。

「はッ……ぁ……♡」
「大丈夫。仕置きと言っても悪いようにはしない」

ベルトを外しながら、頭の後ろで組まれた彼の両手を掴む。腕を縛り付けても抵抗はなかった。しかしダリスは夜逃げを企むようなしたたかな人だ。しばし考えた末、近くのカゴに収まっていたゴミ捨て用の紙紐を拾った。

「な、なに……?」

不安げにダリスが問う。それには答えずに紐を取り、いくつかの結び目を作って彼の首にかけた。

「え、ね、え、ほんとに、なに」

いつものような罵倒もなく、彼はただひたすらに怯えていた。それに構わず紐をぐっと引っ張り後ろへ巻きつけては前へ後ろへと紐を動かす。

「………なにこれ」

3分もしないうちに、シンメトリーの亀甲縛りが完成した。散々イメージトレーニングしてきただけあって滞りなく作業は終わった。紐が少々細い点以外は概ね満足といった出来だ。少ない脂肪が紐の食い込みに合わせて盛り上がり、膨らんでむちむちに見えるのが可愛らしい。黙って俯いている彼の背後に立ち先程得たバイブを尻に捩じ込んで、仕上げにと柱に縛りつけた。

「出て行くから。良い子で待っていろ」

何か言いたそうな彼のスーツケースを回収し、俺は自宅へ向かって駆け出した。
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