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二夜(9)
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ずらりと並ぶディルドを前に、ダリスは固まっていた。
「一本ずつ使って、どれが一番よかったかレビューしてくれ」
「え、いや、あの流石に多いよ。それ何本あんの」
「ろく……いや七だな」
わかりやすく大きなため息をつきながら、身を起こしていた彼がベッドに身を委ねた。
「ほんとにむりなんだけど」
「仕方ない。ならば五本、頑張ろうな」
「……」
「元はと言えば今日する原因になったのはお前が俺から逃げまくったからで」
「あーあーあー。わかった。いいよ。やるから。でもアインから触るのはナシね」
説明を遮るようにしてダリスが吐き捨てる。もう少し粘られて本数絞られると思っていた自分としては、意外な返答だった。こんなことなら十本くらい持ってくればよかったと後悔する。
「挿れればいいんでしょ。これ。」
掛け布団の上に並んだ一本をひったくって、忌々しそうに呟いた。掛け布団の下から細い腕が伸びて、枕元のローションを回収する。ごそごそと布が上下する。股を開き腰を浮かせているのだろう、不自然な形状に掛け布団が膨らんだ。
ぢゅぽッ♡ぐぷ……ッ♡♡♡
「ぇ゛!?♡♡♡♡♡ ぇ、これ、まって♡ なに、これ♡♡♡」
ベッドの中で身を縮こませたダリスは、挿入して早々に手を止めた。いくらなんでも感じすぎではと疑問に思い、手元のディルドを確認する。取られたのは、イボが大量についた特殊な形のものだった。
「どうだ?」
「いぼいぼが、えっと♡ぁ、……♡♡」
たどたどしい言葉に口角が上がる。たまらずベッドに上がった。
「ダリス。もっと早く手を動かせ。自分でするんだろう?」
「っ……♡ わ、わかって……る……ッ♡」
「ほら。ごちゅ♡ごちゅ♡って」
彼の隣で囁くと、ゆっくりと掛け布団が上下しだした。顔以外は全く見えないが、衣擦れや呼吸からナカを弄り出したことは伺えた。
「遅い。……今から十まで数えるから、その間だけでも本気でやれ。それでどうだ?」
「ん……♡や、やる……」
「じゃあ今から頑張ろう♡」
一、ニ……。ゆっくり数えだすと、途端に布の擦れる音が激しくなる。
「うう゛…………♡♡ あ…ッ♡♡♡ ん、ふっ♡♡♡♡ ん、ッ、ぁ♡ あ♡」
「三、……四」
「…ッ……ォ~~ッ♡♡♡♡♡ おッ♡♡♡♡ ぁ、あ♡♡」
「五、…………ろーく」
「ッ♡♡♡♡♡ ぉ゛♡ぐ、っ♡♡♡♡ ん♡♡♡♡♡♡ ぁ、は、あぁ♡♡♡ ……ッ♡」
「なーな」
「はっ♡ ………ッ♡ あぁ♡」
「はーち。」
「い゛ぃぃぃぃぃぃ~~~~~ッ♡♡ ッ♡♡♡♡、ん♡♡♡♡ ッ♡ は、ッ♡ ッ♡ ぅ♡」
「きゅーう」
「だめ……♡♡ だめ、♡♡♡♡ あ、♡あ、あ♡あ!♡!!ッ♡♡♡♡♡♡♡♡」
「十」
「っぐ♡♡ ん、ッ♡ ぁ~~♡ はひぃ♡ へ♡ ッお゛、ぉお゛、ん♡ んおッ♡♡♡、あ゛♡♡♡♡♡」
「ダリス、もういいぞ」
止めるように促すが、彼の手は止まらない。
「いぎゅ♡♡♡♡ イクっ♡ あ゛あぁぁ~~イクぅぅイクぅぅーー~~ッッ!!♡♡♡♡♡♡♡ ん~~……っ!!♡♡ ……っあ、あっ!!♡ イくっ♡ またイク♡ イグ♡」
「ダリス、」
「んぅっ♡ お゛ッ♡ へええぇ~~~♡ イッぐ♡、イぐッ♡ イぐイぐイぐイぐッ♡ しゅき♡ しゅきいぃ♡ っおぉ♡ またイぐッ♡ ィぎゅッ♡♡♡ ん゛お゛……♡♡♡ くひぃ゛ッ♡♡♡」
「手を止めろって言ったよな。話聞け」
「ごめんなさ♡ っ~~~~♡♡♡♡♡♡♡♡♡ ぁ~~~~♡♡♡♡♡♡ オ゙ッ♡ ……っ……ッッ♡ ……っ……ッッ♡ ア゛ッ♡ アァ゛~~……ッ…♡ っう♡♡♡♡♡ぁ~~~♡♡♡♡♡あ~~…………♡♡♡」
ぷしゃ♡ ぴゅるるるるる♡♡ ぷしゃ♡ ぷしゃ♡ ぴゅるるる♡♡♡
無色透明な液体が先から溢れ出す。シーツに温かな水たまりが広がったところで、ようやく手をとめ、脱力した彼がはあはあと呼吸する。
「次こそはちゃんと、言ったとおりにするんだぞ」
二本目を手渡しながら言うと、ふにゃふにゃとした笑みが返ってきた。
「一本ずつ使って、どれが一番よかったかレビューしてくれ」
「え、いや、あの流石に多いよ。それ何本あんの」
「ろく……いや七だな」
わかりやすく大きなため息をつきながら、身を起こしていた彼がベッドに身を委ねた。
「ほんとにむりなんだけど」
「仕方ない。ならば五本、頑張ろうな」
「……」
「元はと言えば今日する原因になったのはお前が俺から逃げまくったからで」
「あーあーあー。わかった。いいよ。やるから。でもアインから触るのはナシね」
説明を遮るようにしてダリスが吐き捨てる。もう少し粘られて本数絞られると思っていた自分としては、意外な返答だった。こんなことなら十本くらい持ってくればよかったと後悔する。
「挿れればいいんでしょ。これ。」
掛け布団の上に並んだ一本をひったくって、忌々しそうに呟いた。掛け布団の下から細い腕が伸びて、枕元のローションを回収する。ごそごそと布が上下する。股を開き腰を浮かせているのだろう、不自然な形状に掛け布団が膨らんだ。
ぢゅぽッ♡ぐぷ……ッ♡♡♡
「ぇ゛!?♡♡♡♡♡ ぇ、これ、まって♡ なに、これ♡♡♡」
ベッドの中で身を縮こませたダリスは、挿入して早々に手を止めた。いくらなんでも感じすぎではと疑問に思い、手元のディルドを確認する。取られたのは、イボが大量についた特殊な形のものだった。
「どうだ?」
「いぼいぼが、えっと♡ぁ、……♡♡」
たどたどしい言葉に口角が上がる。たまらずベッドに上がった。
「ダリス。もっと早く手を動かせ。自分でするんだろう?」
「っ……♡ わ、わかって……る……ッ♡」
「ほら。ごちゅ♡ごちゅ♡って」
彼の隣で囁くと、ゆっくりと掛け布団が上下しだした。顔以外は全く見えないが、衣擦れや呼吸からナカを弄り出したことは伺えた。
「遅い。……今から十まで数えるから、その間だけでも本気でやれ。それでどうだ?」
「ん……♡や、やる……」
「じゃあ今から頑張ろう♡」
一、ニ……。ゆっくり数えだすと、途端に布の擦れる音が激しくなる。
「うう゛…………♡♡ あ…ッ♡♡♡ ん、ふっ♡♡♡♡ ん、ッ、ぁ♡ あ♡」
「三、……四」
「…ッ……ォ~~ッ♡♡♡♡♡ おッ♡♡♡♡ ぁ、あ♡♡」
「五、…………ろーく」
「ッ♡♡♡♡♡ ぉ゛♡ぐ、っ♡♡♡♡ ん♡♡♡♡♡♡ ぁ、は、あぁ♡♡♡ ……ッ♡」
「なーな」
「はっ♡ ………ッ♡ あぁ♡」
「はーち。」
「い゛ぃぃぃぃぃぃ~~~~~ッ♡♡ ッ♡♡♡♡、ん♡♡♡♡ ッ♡ は、ッ♡ ッ♡ ぅ♡」
「きゅーう」
「だめ……♡♡ だめ、♡♡♡♡ あ、♡あ、あ♡あ!♡!!ッ♡♡♡♡♡♡♡♡」
「十」
「っぐ♡♡ ん、ッ♡ ぁ~~♡ はひぃ♡ へ♡ ッお゛、ぉお゛、ん♡ んおッ♡♡♡、あ゛♡♡♡♡♡」
「ダリス、もういいぞ」
止めるように促すが、彼の手は止まらない。
「いぎゅ♡♡♡♡ イクっ♡ あ゛あぁぁ~~イクぅぅイクぅぅーー~~ッッ!!♡♡♡♡♡♡♡ ん~~……っ!!♡♡ ……っあ、あっ!!♡ イくっ♡ またイク♡ イグ♡」
「ダリス、」
「んぅっ♡ お゛ッ♡ へええぇ~~~♡ イッぐ♡、イぐッ♡ イぐイぐイぐイぐッ♡ しゅき♡ しゅきいぃ♡ っおぉ♡ またイぐッ♡ ィぎゅッ♡♡♡ ん゛お゛……♡♡♡ くひぃ゛ッ♡♡♡」
「手を止めろって言ったよな。話聞け」
「ごめんなさ♡ っ~~~~♡♡♡♡♡♡♡♡♡ ぁ~~~~♡♡♡♡♡♡ オ゙ッ♡ ……っ……ッッ♡ ……っ……ッッ♡ ア゛ッ♡ アァ゛~~……ッ…♡ っう♡♡♡♡♡ぁ~~~♡♡♡♡♡あ~~…………♡♡♡」
ぷしゃ♡ ぴゅるるるるる♡♡ ぷしゃ♡ ぷしゃ♡ ぴゅるるる♡♡♡
無色透明な液体が先から溢れ出す。シーツに温かな水たまりが広がったところで、ようやく手をとめ、脱力した彼がはあはあと呼吸する。
「次こそはちゃんと、言ったとおりにするんだぞ」
二本目を手渡しながら言うと、ふにゃふにゃとした笑みが返ってきた。
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