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5ー5*【引きこもりな僕と竜の番い】sideアルシュ
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*R18。背後注意*
念願叶って、やっと妻問いができた。いや、昨日は妻問いのつもりだったんだが、完全にすれ違っていた。
今日だって、何やら斜め上の考えに至ったようで、顔を青くして『この身体を差し出します』って。
絶対にそんなつもりじゃなかったろうが、俺以外のヤツに言ったら、性的に食われちまうヤツ!
だがしかし!
ちゃんと伝えて、理解してもらったからにはやることは一つ。
シュウの寝室に横抱きで向かうと、意味が分かっていないらしいシュウは戸惑っている。
やはりその辺りの、性的な知識もないのだろうか。
あちらの世界では、医療用の施設に生まれてからずっと入っていて、ベッドからろくに出られない生活だったらしい。虚弱で生理現象としての勃起なども上手く機能していなかった可能性もある。
もしそうなら、誰かから教わらない限り、知る状況にはなかっただろう。
シュウには悪いが、そんな真っさらな身体を、俺がこれから開発できることに、とてつもない優越感を覚える。
無垢で純真なシュウを、俺が開花させるのだ。
ベッドに横たえたシュウを見る。ちょっと怯えたように小さく震えている。俺はたぶん、目をギラつかせているだろう。
竜人としての本能か、番いを支配したい欲求がムクムクと首をもたげる。
気を付けるつもりではいるが、嗜虐的な顔が出てしまうかもしれない。
……いや、うん。ヴェルデに刺されそうだから、できるだけ冷静に、丁寧に抱こう。
服の上からでも分かる、細い身体。俺がちょっと力を入れたら、腰が折れてしまいそうだ。そもそも、竜人の番いは柔軟に伴侶の大きな陰茎を飲み込むと言われているが、さすがにこの体格差では、不安がある。
挿入はできるとして、シュウの胎や奥に影響がないとは言えない。
……どうする? 痛みや傷を与えたくはない。何かその辺りを回避する方法は──。
『ちょーっと待ったー!』
「うおっ!? ビックリしたー! 何だ、いきなり!」
考え事に集中していて、ヴェルデが近付いていることに気付かなかった。というか、もし最中だったらどうするつもりだったんだ。
そう思って睨むが、笑ってしれっと流される。チッ!
『行儀が悪いよ、アルシュ。ほら、特注の魔導具。身体強化魔法と弱い回復魔法が付与されている。これをシュウに身に着けさせて』
そう言って俺に手渡すと、ほどほどにと釘を刺していくヴェルデに苦笑する。本当にデキる家護だよ。
身体強化魔法でシュウの肉体強化を、万が一傷を付けても直るように回復魔法もセットにしてあるとは。このために誂えたのだろう。
そういえば、少し前に装飾品のリストがきて、俺が選んだのを送ったっけ。それにヴェルデが魔法を付与したのか。
シュウも二十歳になり、だいぶ魔力に馴染んできたから、それくらいなら毎日身に着けていても問題ないのだろう。
それに、これから正式に番うには、魔力を多く含む精をシュウの胎に注がねばならない。それができるほどに耐性がついたのだろうし。
シュウはキョトンとしているが、これから君は抱かれるということに考えが至っていないな?
「とりあえず、この魔導具を……この細い左足首に付けようか」
「? え、うん……?」
うやうやしく持ち上げて、露わになった足首に巻き付けて留めると、白い肌に、俺の瞳の色の宝石が映えた。
うん、もの凄く似合っている。
「じゃあ、これから正式に番いになるわけだが……どうするのか、シュウは知らないよな?」
「そうだね。番いという言葉は知っているけど、何をどうするかはサッパリ」
「うん、分かった。じゃあ、これから先は、俺の言うことやすることに従って欲しい。そうすれば、痛いことや怖いこともないはずだから」
「うん」
俺の言葉に素直に頷くシュウに、ちょっと背徳感が湧いたが、ヘンに抵抗されて怪我をさせたくないから、これでいい。
シュウは気持ちいいことだけ感じて。
そうして、可愛らしい唇に何度も口付けをして、うっとりするシュウの開いた口腔にそっと舌を差し込むと、ビクッとしたがそのまま受け入れてくれた。
先ほどの俺の言葉を信じて、その身を任せてくれている。そう思ったら、愛おしくて堪らなくなった。
「シュウ、好きだ。愛してる」
「……っはぁ、僕、も……アルのこと、好き」
口付けの合間に囁くように、何度も繰り返し呟く。シュウも応えるように呟くが、だんだん、息が乱れて、艶の混じる声になってきた。
「……ぁ、何これ、ムズムズする」
そう言って左手を自身の陰茎に持っていこうとするのに気付いて、そこを見ると、緩く兆していた。
しかしムズムズする、とは……?
「まさか……こうなるのは、初めてなのか?」
「え? うん? いつもは普通に、フニャフニャだけど……? これって、おかしいの? 僕、どこかヘン?」
まさか病気だった? そう呟いて涙を浮かべるシュウに、優しく囁く。
「これは、健全な身体の男なら当たり前の生理現象だ。何もなくても、朝にこうなるときもあるし、愛し合うときもこうなる。今、俺の手で気持ちいいとシュウが感じているから、こうなるんだよ」
「……そう、なの? 初めて、なったから。でも、おかしくないんだね、よかった」
そう言って潤んだ瞳で笑うから、可愛くて仕方ない。
しかし、そうか。じゃあ精通もなかったんだな。今回のこれが、初めての精通になるかもしれないんだな。
俺は初めて尽くしに大喜びしつつ、何かシュウが不安に思うたびに、丁寧に教えて安心させていった。
そうして今、二人が繋がるために、シュウの秘孔を時間をかけて解している。
ぐちゅぐちゅと香油の滑る音が響き、それに会わせるようになシュウの喘ぎ声も響く。
「ぁ、あっ……アル、も、気持ちいっ……むりっ」
「ああ、俺も……もう、いいか」
解していた指を抜くと、シュウの負担を考えて、後背位で繋がる。
ヒクヒクする秘孔に自身の陰茎を添えて、少しずつ押し込む。
「あっ、ひ……っ」
「っすまない、太くて……っ」
何とか太いカリのところを飲み込めば、あとはわりとスムーズだったが……。
「あっ……苦しい……でも、アルのだからぁ」
健気にそんなことを言われて、さらにグッと質量が増してしまった。
「ぅえ、なっ何でえ!?」
「クッ……可愛いことを言って煽るから……!」
「えっ? あ、そこ、ずっと気持ちいいとこ」
「ああ、ここだけ擦っても、イキそうだな」
「あ──っ! ダメ、イッちゃ……!」
シュウの言葉にそう言ってゴリゴリすると、どうやら本当にイッたらしい。すっかり俺に調教されてるな。
ギュウギュウと俺から搾り取ろうと蠢くのをやり過ごして、いよいよ俺も動き出す。
「あ……奥ぅ……ゴリって、いってぅ……きもちい……」
「ああ、いい。シュウ、出すときに首を咬むぞ」
「ぅん、ああ、いーよお」
若干舌っ足らずになったシュウに煽られて、俺は余裕なくガツガツとシュウを貪る。シュウがきちんと理解していたのかはちょっと分からないが、まあ、大丈夫だろう。
そして精を吐き出す瞬間、シュウのうなじを咬んだ。
「あああ……っ」
その瞬間、シュウが一番強く達して、俺の精を飲み込み、ガクガクと痙攣したあと、意識を失ってしまった。
慌てて顔を見ると、イキすぎて気絶しただけのようだ。
「……よかった」
咬んだところは、魔導具のおかけで血は止まったが、痕はそのまま残った。この番いの咬み痕は、どんなに優れた治癒魔法でも消せない。だからこそ唯一の番いの証となるのだ。
「これでやっと手に入れた、俺の愛しい番い」
神託から六年。
竜人にとっては大した期間ではないが、人族の六年は大きい。こんなに大人になっているなんて。
側にいれば、我慢ができずに襲ってしまうだろうと、世話をヴェルデに任せたのはよかった──んだよな?
すっかりシュウの兄というポジションを得ている、この家の家護。
シュウに名づけられて、本当に嬉しそうだった。俺が付けようとしたときは拒んだくせに。
最近は兄というより母親のようだがな。
何はともあれ、シュウを綺麗にして、シーツも替えて。
シュウを抱きしめながら、眠ろう。
そして翌朝、一番にシュウを見て、おはようと言うんだ。
※これで一応、完結とさせていただきます。読んで下さってありがとうございます。
アルシュの家族とか他にも気にはなるでしょうが、ひとまず、おしまいです。
念願叶って、やっと妻問いができた。いや、昨日は妻問いのつもりだったんだが、完全にすれ違っていた。
今日だって、何やら斜め上の考えに至ったようで、顔を青くして『この身体を差し出します』って。
絶対にそんなつもりじゃなかったろうが、俺以外のヤツに言ったら、性的に食われちまうヤツ!
だがしかし!
ちゃんと伝えて、理解してもらったからにはやることは一つ。
シュウの寝室に横抱きで向かうと、意味が分かっていないらしいシュウは戸惑っている。
やはりその辺りの、性的な知識もないのだろうか。
あちらの世界では、医療用の施設に生まれてからずっと入っていて、ベッドからろくに出られない生活だったらしい。虚弱で生理現象としての勃起なども上手く機能していなかった可能性もある。
もしそうなら、誰かから教わらない限り、知る状況にはなかっただろう。
シュウには悪いが、そんな真っさらな身体を、俺がこれから開発できることに、とてつもない優越感を覚える。
無垢で純真なシュウを、俺が開花させるのだ。
ベッドに横たえたシュウを見る。ちょっと怯えたように小さく震えている。俺はたぶん、目をギラつかせているだろう。
竜人としての本能か、番いを支配したい欲求がムクムクと首をもたげる。
気を付けるつもりではいるが、嗜虐的な顔が出てしまうかもしれない。
……いや、うん。ヴェルデに刺されそうだから、できるだけ冷静に、丁寧に抱こう。
服の上からでも分かる、細い身体。俺がちょっと力を入れたら、腰が折れてしまいそうだ。そもそも、竜人の番いは柔軟に伴侶の大きな陰茎を飲み込むと言われているが、さすがにこの体格差では、不安がある。
挿入はできるとして、シュウの胎や奥に影響がないとは言えない。
……どうする? 痛みや傷を与えたくはない。何かその辺りを回避する方法は──。
『ちょーっと待ったー!』
「うおっ!? ビックリしたー! 何だ、いきなり!」
考え事に集中していて、ヴェルデが近付いていることに気付かなかった。というか、もし最中だったらどうするつもりだったんだ。
そう思って睨むが、笑ってしれっと流される。チッ!
『行儀が悪いよ、アルシュ。ほら、特注の魔導具。身体強化魔法と弱い回復魔法が付与されている。これをシュウに身に着けさせて』
そう言って俺に手渡すと、ほどほどにと釘を刺していくヴェルデに苦笑する。本当にデキる家護だよ。
身体強化魔法でシュウの肉体強化を、万が一傷を付けても直るように回復魔法もセットにしてあるとは。このために誂えたのだろう。
そういえば、少し前に装飾品のリストがきて、俺が選んだのを送ったっけ。それにヴェルデが魔法を付与したのか。
シュウも二十歳になり、だいぶ魔力に馴染んできたから、それくらいなら毎日身に着けていても問題ないのだろう。
それに、これから正式に番うには、魔力を多く含む精をシュウの胎に注がねばならない。それができるほどに耐性がついたのだろうし。
シュウはキョトンとしているが、これから君は抱かれるということに考えが至っていないな?
「とりあえず、この魔導具を……この細い左足首に付けようか」
「? え、うん……?」
うやうやしく持ち上げて、露わになった足首に巻き付けて留めると、白い肌に、俺の瞳の色の宝石が映えた。
うん、もの凄く似合っている。
「じゃあ、これから正式に番いになるわけだが……どうするのか、シュウは知らないよな?」
「そうだね。番いという言葉は知っているけど、何をどうするかはサッパリ」
「うん、分かった。じゃあ、これから先は、俺の言うことやすることに従って欲しい。そうすれば、痛いことや怖いこともないはずだから」
「うん」
俺の言葉に素直に頷くシュウに、ちょっと背徳感が湧いたが、ヘンに抵抗されて怪我をさせたくないから、これでいい。
シュウは気持ちいいことだけ感じて。
そうして、可愛らしい唇に何度も口付けをして、うっとりするシュウの開いた口腔にそっと舌を差し込むと、ビクッとしたがそのまま受け入れてくれた。
先ほどの俺の言葉を信じて、その身を任せてくれている。そう思ったら、愛おしくて堪らなくなった。
「シュウ、好きだ。愛してる」
「……っはぁ、僕、も……アルのこと、好き」
口付けの合間に囁くように、何度も繰り返し呟く。シュウも応えるように呟くが、だんだん、息が乱れて、艶の混じる声になってきた。
「……ぁ、何これ、ムズムズする」
そう言って左手を自身の陰茎に持っていこうとするのに気付いて、そこを見ると、緩く兆していた。
しかしムズムズする、とは……?
「まさか……こうなるのは、初めてなのか?」
「え? うん? いつもは普通に、フニャフニャだけど……? これって、おかしいの? 僕、どこかヘン?」
まさか病気だった? そう呟いて涙を浮かべるシュウに、優しく囁く。
「これは、健全な身体の男なら当たり前の生理現象だ。何もなくても、朝にこうなるときもあるし、愛し合うときもこうなる。今、俺の手で気持ちいいとシュウが感じているから、こうなるんだよ」
「……そう、なの? 初めて、なったから。でも、おかしくないんだね、よかった」
そう言って潤んだ瞳で笑うから、可愛くて仕方ない。
しかし、そうか。じゃあ精通もなかったんだな。今回のこれが、初めての精通になるかもしれないんだな。
俺は初めて尽くしに大喜びしつつ、何かシュウが不安に思うたびに、丁寧に教えて安心させていった。
そうして今、二人が繋がるために、シュウの秘孔を時間をかけて解している。
ぐちゅぐちゅと香油の滑る音が響き、それに会わせるようになシュウの喘ぎ声も響く。
「ぁ、あっ……アル、も、気持ちいっ……むりっ」
「ああ、俺も……もう、いいか」
解していた指を抜くと、シュウの負担を考えて、後背位で繋がる。
ヒクヒクする秘孔に自身の陰茎を添えて、少しずつ押し込む。
「あっ、ひ……っ」
「っすまない、太くて……っ」
何とか太いカリのところを飲み込めば、あとはわりとスムーズだったが……。
「あっ……苦しい……でも、アルのだからぁ」
健気にそんなことを言われて、さらにグッと質量が増してしまった。
「ぅえ、なっ何でえ!?」
「クッ……可愛いことを言って煽るから……!」
「えっ? あ、そこ、ずっと気持ちいいとこ」
「ああ、ここだけ擦っても、イキそうだな」
「あ──っ! ダメ、イッちゃ……!」
シュウの言葉にそう言ってゴリゴリすると、どうやら本当にイッたらしい。すっかり俺に調教されてるな。
ギュウギュウと俺から搾り取ろうと蠢くのをやり過ごして、いよいよ俺も動き出す。
「あ……奥ぅ……ゴリって、いってぅ……きもちい……」
「ああ、いい。シュウ、出すときに首を咬むぞ」
「ぅん、ああ、いーよお」
若干舌っ足らずになったシュウに煽られて、俺は余裕なくガツガツとシュウを貪る。シュウがきちんと理解していたのかはちょっと分からないが、まあ、大丈夫だろう。
そして精を吐き出す瞬間、シュウのうなじを咬んだ。
「あああ……っ」
その瞬間、シュウが一番強く達して、俺の精を飲み込み、ガクガクと痙攣したあと、意識を失ってしまった。
慌てて顔を見ると、イキすぎて気絶しただけのようだ。
「……よかった」
咬んだところは、魔導具のおかけで血は止まったが、痕はそのまま残った。この番いの咬み痕は、どんなに優れた治癒魔法でも消せない。だからこそ唯一の番いの証となるのだ。
「これでやっと手に入れた、俺の愛しい番い」
神託から六年。
竜人にとっては大した期間ではないが、人族の六年は大きい。こんなに大人になっているなんて。
側にいれば、我慢ができずに襲ってしまうだろうと、世話をヴェルデに任せたのはよかった──んだよな?
すっかりシュウの兄というポジションを得ている、この家の家護。
シュウに名づけられて、本当に嬉しそうだった。俺が付けようとしたときは拒んだくせに。
最近は兄というより母親のようだがな。
何はともあれ、シュウを綺麗にして、シーツも替えて。
シュウを抱きしめながら、眠ろう。
そして翌朝、一番にシュウを見て、おはようと言うんだ。
※これで一応、完結とさせていただきます。読んで下さってありがとうございます。
アルシュの家族とか他にも気にはなるでしょうが、ひとまず、おしまいです。
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