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6歳・社交デビュー!?そんなの無理!

王宮からお呼びだしをくらいました! 前編? 「お父様、どういうことですか?(ニッコリ)」

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皆さまごきげんよう。
フィアナ・ヴァレンタインです。
現在私は王宮に向かっております。
ことの発端は数日前に至ります。



ー誕生日パーティーから二ヶ月後のある日ー

「たっ大変です!お嬢様!!」
「どうしたのメアリー?」
「おっ王宮から……ごっご招待状が……!!」
「え………?」

パリーン

(おっと、驚きのあまりティーカップを落としてしまいました)
「だっ大丈夫ですか!?お嬢様!」
「え…えぇ………ちょっと驚いただけよ」
(え…?え?…え!?なに、招待状ってどういうこと!?確かに王様に王様に来なさいって言われたけど!急すぎない!?………はっ!………そ…それとも…あれ?あれのせい?私が殿下を勢いに任せてひっぱたいたから!?え?どっどうしよう…!!不敬罪とかになっちゃうのかしら!?つ…面貸せよおらってこと!?ヤバいヤバいヤバい!私のせいで家が終わるとか申し訳なさすぎる!と…とりあえずもし殿下にあったら、謝ろう。うんそうしよう)
「お嬢様!」
「なっなに!?」
「大丈夫ですか…お嬢様?」
「えぇ…ちょっと驚いてるだけだから」 
「まぁ、確かに驚きますよね~王宮からいきなり招待状なんて来たら…旦那様はご存じだった見たいですけど…」
(…ん?)
「メアリー…お父様はご存じだったの…?」
「え?あ、はい。宰相ですし、あらかじめ言われてたのではないでしょうか…?」
「そう…」
「…え?どちらにいかれるのですか!?お嬢様!」
「何でもないわ。ちょっとお父様と『お話してくるだけだから』」
「お…お嬢様…なんだか私お嬢様の後ろに吹雪が見えるのですが…というか室温が下がってるような…」
「ん?気のせいよ、き・の・せ・い」
「は、はい!」



「お父様?フィアナです。今よろしいですか?」
「フィアナか…大丈夫だ。入りなさい」
「はい、失礼します」
「それで、今日はどうしたんだ?フィアナ…ァァァァァ!?」
(お父様が怯えていらっしゃいます。どうしてでしょうか?)
(それはお嬢様が氷の微笑みというのがふさわしいお顔をなさっているからだと思いますbyメアリー)
「お父様?この招待状はなんですか?」
「あ……いや、そのだな?オーガがフィアナのことを王妃様にお話ししたら……『まぁ、あなただけなんてずるいわ!わたくしもフィアナちゃんとお話ししたかったのに……!!』といわれ、急遽お茶会に呼ぶよう言われてな……わっ私はできるかぎり、遠慮したんだぞ!?だけど、抑えられなくてな……その…すまない…フィアナ」
「そうですか…なら仕方ありません。パッパと終わらせて帰るだけです。次からは事前にお話ししてくださいね……?お父様?」
「あ、あぁわかった!もちろんだとも!(ガタガタ)」

という訳で今に至ります
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