悪役令嬢に転生したのは極度の男性恐怖症の人見知りでした☆悪役令嬢なんて主要キャラクターは私には無理です!私は平凡に生きます!

SAKURA

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平和!?な日常。今日も賑やかです

アルトの憂鬱

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僕はアルト。最近ヴァレンタイン家の跡継ぎ養子になった。
理由はきっと、僕が水の精霊王の加護持ちで、仲が良いから。
僕は家族に売られたようなものだ。
僕を跡取り養子として、ヴァレンタイン公爵家に献上すれば、多額の謝礼金がもらえるから。
僕の家族は父と母と姉と兄と僕の五人家族。
父と母は姉と兄を可愛がっていたが、僕はそこにいないかのような扱いだった。
それはきっと僕の見た目が異端だったから。
僕の髪は水色で、瞳も水色。
父や母は普通に茶色だったし、兄や姉も茶色だった。
僕はひいじいちゃんに似ている。そう、じいちゃんがいってた。
僕は両親達には可愛がられなかったけど、かわりにじいちゃんは僕をよく可愛がってくれた。
僕はじいちゃんに育てられたようなものだった。
じいちゃんは僕に色々なことを教えてくれた。
この世界の知識、魔法、剣術、体術。
じいちゃんのお陰か僕は兄や姉よりも優れた子供になれた。
それが兄や姉には面白くなかったらしく毎日僕を罵り、いじめた。
それでも、あいつらの前では絶対に泣かず、無を貫いた。
泣いてしまったら、負けたように感じるから。
あいつらに優越感は持たせたくなかったから。
だから毎日耐えた。
そして、その度にじいちゃんのところにいって、泣いていた。
じいちゃんはいつも優しかった。
僕の話を聞いてくれた。
僕を守ってくれた。
いつも僕の味方でいてくれた。
そんなじいちゃんが誰よりも大好きだった。
だけど、死というものは突然やってくるもので、ある日じいちゃんは死んでしまった。
いや、殺されたと言うのが正しかったのかもしれない。
だが、このときの僕は知らなかったから、
僕は毎日毎日じいちゃんを思い出しては泣いていた。
なのに、僕の家族はじいちゃんが死んだとき、こういった。
「やっと口うるさいじじいがいなくなった」と……
許せなかった。
そして、後からこいつらがじいちゃんを殺したと言うことを確信した。
だって、あいつらはいつもじいちゃんを疎ましく思っていたから。
だけど、やっぱりこの時の僕はそんなこと知らなかったから、ただひたすらあいつらを恨み、怒るだけだった
それを面白くないと思ったのか、あいつらからのいじめは毎日ひどくなっていった。
そして僕はさらにひねくれた性格になっていった。
誰も信じられなくなった。
だって……僕の周りはいつも

『敵しかいなかったから』



そんなある日のことだった。
僕がいつもみたいに悲しみにふけっていたとき、アクアと出会った。
『どうしたんだい?』
「お前は……?」
『僕はアクア。水の精霊王だ』
「精霊王?なんでそんなやつが俺のところに……、」
『君のことは前から見ていたんだ。君の心はとても美しかったからね』
「そんなの昔の話だ……だって俺の心はじいちゃんが死んで、あいつらのあの言葉を聞いたときに真っ黒になったんだから」
『そんなことないさ。君は美しいよ』
「嘘だ!」
『嘘じゃないさ。だって、本当に心の醜い人ならいまだに君のおじいさんの死を悲しんだりしないだろう……?いや、死んだときから嘲笑ったりしているだろうね。君の家族のように』
「あんなやつら……俺の家族なんかじゃない……俺の家族はじいちゃんだけだ」
『そうか……ねぇアルト。君僕と友達にならないかい?』
「え……?」
『僕は君のことをずっと見ていた。だから君のことは君のおじいさんの次くらいにわかっているつもりだ。僕なら君をわかってあげられる。味方になってあげる。それにこのままあいつらのせいで君が汚れていくのはみたくないからね。だからどうだい?僕と友達にならないかい』
「友達……?」
『そうだよ。僕と友達になろう、アルト。そうすれば君はひとりぼっちじゃない。僕という友達という、味方ができるよ』
「一人……じゃない……?」
『うん。もう一人で耐えなくていいんだ。誰かに甘えていいんだよ。アルト』
「あ……あぁ……あああああああああああああ!!」
僕は泣いた。ひたすらに。心のそこから。じいちゃんがいなくなって寂しさで、孤独で愛に飢えていた僕はその一言がなにより嬉しかったのだろう。
アクアはそれを優しく見守ってくれた。
それがじいちゃん見たいで、とても安心した。
そうして僕には『アクア』という友達ができた。
それからはアクアと過ごす日々がなによりも楽しかった。
このまま続けば良いと思った。
そんなある日、俺はヴァレンタイン家の跡取りとして養子として迎えられることになった。
兄達は僕を妬んだ
「お前に加護がなければ僕がなっていたかもしれないのに……お前は加護がなければなんの価値がないやつなんだ。せいぜい加護があることに感謝するんだな」
「……」
(加護がなければ価値がない人間……か。だけど)
「加護がなければ価値がない人間……ですか。でもね兄さん。申し訳ないんですけど、僕兄さんよりも知識も魔法も剣術も体術も優れてるんですよね。だから加護がなくても僕が養子に選ばれていたと思いますよ?なんなら最後に勝負でもしますか?」
と、どうせ最後だからと兄に向けて嘲笑いの笑みを浮かべ、こう言い返した。
「なっ……!そ……そんなことあるわけない!弟の分際で兄より優れてるなど……!!」
「なら女遊びするより勉強に力をいれた方がよかったんじゃないですか?兄さん」
「なっ!このやろ……!」
と、飛びかかってくるが、僕はそれをなんなくかわし
「がはっ!」
一蹴りお見舞いしてやった
「ふっ……残念でしたね。兄さん」
(スッキリした)
こうして僕は清々しい気持ちでヴァレンタイン家に向かった。







最初にヴァレンタイン家の現当主である、ラルフレッド・ヴァレンタインの執務室に通された。そこでいろいろ手続きを済ませた。
ちょうど終わったとき、彼女が現れた。
「あぁ、フィアナ。彼が今日から我がヴァレンタイン家の跡取りになり、お前の義弟だ。フィアナ、挨拶を」
「はじめまして。私はフィアナ・ヴァレンタインです。呼び方は名前でも、姉でもどちらでも構いません。これからよろしくお願いします」
と、綺麗な笑顔を向けてきた。
だけど、僕は姉に良い思い出が全くない。だからか、無意識に彼女を敵視していた。
でもなにか言わなきゃとは思ったので
「…………アルト。よろしく」
挨拶をしたが、かなり愛想のないものになってしまった。
彼女は微弱ながら顔をひきつらせた。



その後もせっかく親切にしてくれてるのに、嫌われるような対応をしてしまった。
それでも彼女は僕に毎日話しかけてくれる。
優しい人だなと思った。
そんな彼女に嫌な態度しかとれない自分が情けなくなる。
だけど、いっつも愛想のない態度や思ってもないことをいってしまう。
「ほんと……情けない」



今日はこの家で初めて彼女と一緒に勉強した。
今日は精霊についての勉強だった。
彼女はとても珍しい光の精霊王、マフィアナ様の加護を持っているらしい。
(この人を前にしたら僕には本当に価値がないんだろうな)
と、そんなことを思っていると、彼女が話しかけてきた
「そういえば、アルトはどの属性の精霊様の加護を持ってるんですか?」
「水……」
と、いつものようにそっけなく返す
「そうなんですね!そういえば、アルトの髪と瞳も水の色みたいですよね!すごくぴったりですね!」
(は?何いってんだこいつ)
「そんなこと……ない……俺はこの髪と瞳の色……好きじゃない……」
「どうして?こんなに綺麗なのに!」
と、彼女ははっきり言った。
そんなこと言われたのは初めてだった。
だってあいつらからしたら俺の見た目は異端でしかなかったから。
顔が熱くなるのを感じた。
「ふふっ可愛い」
「なっ!?」
と、彼女は言い、笑った。
どこか、嬉しそうに……楽しそうに笑う。
その顔はいつもの控えめな笑顔じゃなかった。
嫌な笑顔じゃなくて、なんだか変な気持ちになった。
もっと、その顔を見たいと思った。
(ほんと……なんなんだよこいつ……)
こいつといると、初めてのことが多い。
見た目を誉められたのだって、優しくされるのだって……可愛いって言われたのだって初めてだった。
まだ熱い。そんな顔を見られたくなくて、なんだか気まずくて顔をそらす。
そのようすをみて、何を思ったのか、
「ごめんなさい、アルト。気を悪くさせてしまったなら謝ります。ごめんなさい。」
と、言われる。
また……謝られた。
彼女はよく謝る。
(……へんなやつ)
「別に……気にしなくていい……」
「それでもです」
「あっそ……」
本当こいつは、へんなやつだ


他にも初めてのことがあった。
彼女の誕生日パーティーと僕が新しい跡取りとなることの発表があった。
挨拶周りのとき、あいつらが現れた。
あいつらは僕に対してのことをいろいろ言っている。
でも、僕は気にしなかった。だって俺にとっては

『いつものことだったから』

だから気にしなかったし、止めようとも思わなかった。
でも、そんな時

「お言葉ですが、アルトはあなた方が言う者よりもとても優秀ですよ?私と同等……もしくは私以上の賢さをお持ちなのではないかしら。ということはアルト様はあなた方よりもとても優秀で、優れた者ということになりますわね?ではこれのどこが出来損ないなのか、聞かせていただけませんか?」

と、彼女が彼らに言い返した。
驚いた。
だって、今まであいつらに反論したやつはいなかったし、みんな僕を忌み嫌っていたから。
だから僕は喜びよりも、驚きの方が強かった。
「ど……どんなに賢くても、こいつは見た目も心も醜いのです!フィアナ様!」
「そうですわ、フィアナ様!兄様の言うとおりです!いつも無表情だし、なにもしゃべらないし、しゃべったと思ったら私達を馬鹿にするようなことばかり言うんです!!」
あいつらも負けじと言い返す。
馬鹿だな、歯向かうなんて。
「心も見た目も醜い……ですか。ではなぜアルト様は水の精霊王様の加護をいただけたんでしょうね?」
「そ……それは……」
「きっとずるをしたんですわ!じゃなきゃありえません!」
「そうですか……でもわたくし、授業で習いましたわ。精霊は心の綺麗な者を好むと……あなたはわたくしが学んだ知識を否定なさるのですね?これは一大事ですわ!世界の知識を由緒正しきシルスト家が否定なさるなんて!」
「なっ!」
彼女は彼らに畳み掛けるように、どんどん言い返している。
強いと思った。
「それにあなた方はアルトの見た目も醜いと言いましたね?どこが醜いのか聞きたいものです。こんなに綺麗な水色の髪と瞳……わたくしはいままで見たことありませんわ。私はとても美しいと思うのですが、どこが醜いのですか?ねぇお父様」
と、まさかのヴァレンタイン公爵に彼女は話をふった。
「うむ、私もアルトの見た目はヴァレンタイン公爵家に恥じないとても美しい外見だと思うぞ。それに家庭教師にも聞いたがアルトはとても優秀らしいからな。今から将来が楽しみだ」
「だ、そうですが……あなた方は世界の知識と共に我がヴァレンタイン公爵家の考えも否定なさるおつもりかしら?」
「クッ……!」
と、どんどん追い込んでいく。
強いと思うと同時に怖いと思った。
(彼女は絶対怒らせない方が言いな)
「それに、アルトはあなた方を馬鹿にすると言いますが、それはある意味当然だからなのではないですか?だって、国の知識も、我らヴァレンタイン公爵家の考えも否定なさる身の程知らずのお馬鹿さんですもの……それは確かに」
と、一拍おいて

「馬鹿にしたくもなりませんこと?」

と、彼女はいった。
そこには、いつものおどおどとしたか弱そうな彼女ではなく、強く、だれよりも美しい少女が勝ち誇ったような、どこか妖艶な笑みを浮かべていた。
あいつらだけじゃなく、周りも驚いていた。
だけど、僕はそんな彼女を とても“ 美しい ” とおもった。
「少なくともわたくしはどうしようもないお馬鹿さんを見下してしまうのは当然の価値観かと思いますけど?」

そう言って、締めくくった。
シルスト家御一行顔真っ赤にして、プルプル震えていた。
良い気味だなと思った。


「………さっきから……言いたい放題言いやがって……!!」 
「キャッ!」
そう思っていたら、いきなりあいつが剣を抜き、彼女に向かって飛びかかってきました。
しゃがみこむ彼女。
それをみて好機かと思ったのか剣を構え、突っ込んでくる
その瞬間

『何かが吹っ切れたような気がした。』

降り下ろさらる刃は彼女に刺さることはなかった。
なぜなら

『僕がその手を掴んだから』

「全く……見苦しいですね……兄上。いえ、いまはソリュートと呼んだ方がふさわしいのかもしれませんね」
と、僕はあいつに向かって言葉を紡ぐ。
今からは……

『僕の番だ』

(ありがとう………… “ 姉さん” )
「なっ……!お前……!」
「ど……して……」
彼女が恐る恐ると言う感じで顔をあげ、こちらを見上げる。
彼女は恐怖のせいか、涙声だ。
表情は恐怖と安堵と驚きでぐしゃぐしゃの顔をしていた。
(せっかくの顔が台無しだよ、姉さん)
いつものか弱そうな彼女がそこにいる。
その瞳は涙に濡れていた。
台無しでも、それでも彼女は美しいと思う。
さて、そろそろ言い返そうか。
今までの恨みを込めて……

「怒りのままに自分より上位である公爵家令嬢に斬りかかるなんて……シルスト家も堕ちたものですね」
「なっ!それが実の家族に言うことか!」
「生憎と、僕はあなた方を家族と思ったことは一度もありませんけどね!!」
そう言って、あいつを昔のように蹴り飛ばす。
「「ソリュート!!」」
「兄様!」
と、クソ野郎どもはあいつに駆け寄っていく。
「お前……こんなことが許されると思ってるのか!?」
と、怒りに満ちた顔を俺に向けてくる。
「さぁ、許されるんじゃないですか?今の僕はアルト・シルストではなく、公爵家の長男、アルト・ヴァレンタインですから」
と、言い返してやる。

そして、
「それにあなた方はヴァレンタイン公爵家ご令嬢であるフィアナ様に怒りのまま斬りかかっただけでなく、今や公爵家の人間である僕に対しての態度や暴言……子供の失態は親の責任ですからね。果たして」

「どんな罰が与えられるんでしょうね?」

と、満面の作り笑いを張り付けながら、あいつらに言ってやった。

「ひっ……」
と、あいつらは怯える
「なっ!それが今まで育ててもらった親に対する態度か!?」
「だから、さっきいったでしょう?そんなこともわからないくらい馬鹿なんですか?僕はあなた方を家族と思ったことは一度もない。それに、僕を育ててくれたのはあなた方ではなく、じいちゃんだ!!」
と、言い返した。
すごく、スッキリした。

『これでやっと、あいつらから解放された気がした。』

(もう俺の中にはアルト・シルストはいない。やっと、アルト・ヴァレンタインになれる。
そして、新たな道を歩こう。 
今度こそ、胸を張って、堂々と生きていこう。
僕にはとっても素敵で、大切な人達ができたから。
見守ってくれるから。
だから、もう大丈夫だ。
家に恥じない、立派な人間になろう。
そして、大切な人達を守れるような人間になろう。
これが今後の…)


『僕の目標だ』




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

思春期?の男の子の心情は難しいですねぇ……
書くのに思いのほか時間がかかってしまいました!
しかもすごい長いですね。
こんなにかいたの初めてじゃ……
すみません!
アルトは俺になったり、僕になったりしますが、アルトの気分や雰囲気で変わっております。
気にしないでください 
アルトくんの今後の活躍と、家族関係にご注目ください!
この後はいっきに11歳になって、学園の入学準備編に入っていきたいと思います!
ネタバレ?になりますが、フィアナ達がかよう学園は、昔の転生者が作ったものなので、日本の単位制の学校のような感じになります
もちろん、西洋風ですけどね(外見とかそういうの)
だから、学園祭とかです。
この世界のルールとかにも、昔の転生者が関わったりして、フィアナの前世の世界の言葉や、ルールとかあったりしますので、あらかじめご了承ください。
以上、SAKURAでした!
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