悪役令嬢に転生したのは極度の男性恐怖症の人見知りでした☆悪役令嬢なんて主要キャラクターは私には無理です!私は平凡に生きます!

SAKURA

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12歳・学園生活の始まり。ここは地獄ですか!?

結果発表!

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皆様ごきげんよう。
フィアナ・ヴァレンタインです。
本日は先日の試験の結果発表があるのです!
私は規定以上の点数をちゃんと取れているかとドギマギしながら、子犬くらいに縮んでもらったスノウを抱いて、掲示板の前に立っております。

(どうか………どうか補習を受けることになってませんように………!!)
と、恐る恐る目を開けた。
(えーと……補習受講者欄に名前は……ない!良かった!赤点乗り切りました!じゃあ私の順位は………)
と、自分の順位と点数を、確認するために自分の名前を探す。

「………」
(あっれ~おっかしいですね~どうして私の名前の上に『1位』って書いてるのかな~?)
自分の目をこすってもう一度見る。
(………変わってない………いやいやほら見間違えって言うこともあるし!)
もう一度目を擦る。

………もう一度。

……………………もう一度。

『何をしているのですか?主』
「あのですね?なぜか私の名前の上に一位………しかも点数が満点って乗ってまして………見間違えだと思うので、何度も目を擦って確認しているんですよ」
『見間違えもなにも主の言った通りのことが書いてあるじゃないですか。『一位 フィアナ・ヴァレンタイン 全教科100点満点。合計1200点+実技評価オール【S】』って』
「…………いいえスノウ。これは見間違えですよ。もしくは夢です」
『ならご自身の頬をつねって確かめてみては?』
「………夢じゃない……ですって………!?う………嘘よ!」
『主、現実から逃げては行けません。ちゃんと現実を見てください』
(はぅ!?まさか従魔に現実逃避をするなと言われるなんて………)

「おい見ろよ。今回のトップもヴァレンタイン様だ」
「しかも全て満点とS評価ですわ。なかなか取れるものじゃありませんわ」
「いや、普通あり得ないって。やっぱりフィアナ様は天才なんだな」
「憧れますわ………!」
「姉さんさすがですね。今回も全て満点なんて………」
「本当ですわ!フィアナ様!連続トップ!しかも満点だなんて………!」
「素晴らしいです!フィアナ様!」
(やーめーてー!そんなに私を褒めたたえないでくださいぃぃぃぃぃぃぃ!!目立ちたくないのに!私は目立ちたくないのにぃぃぃぃぃぃ!なんでこうなるんですかぁぁぁぁぁぁぁ!!)
思わずぎゅうぅぅぅぅと、スノウを抱き締める。
『あ……主……首……首……く……ぐるじぃ………』
「はっ!ごめんなさいスノウ!」
『し……死ぬかと思った…………』

「フェンリルを抱き締め殺す程の力をお持ちだなんて…………!」
「ヴァレンタイン様すごすぎるだろ…………」
「俺たちじゃ到底かなわないな…………」
「神…………!神の降臨ですわ!!」

(あぁ…………この空間から全速力で逃げ出したい…………)
だが、そんなことは叶うこともなく私は愛想笑いを浮かべ続けるのだった。


もうすぐ…………夏休みがやってくる…………。
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