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(どうして………こうなってしまったのでしょうか………)
(私はただ、図書館に行きたかっただけなのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!)
「ちょっと!?聞いてるの!?」
「ひっひゃい!すみません!!」
(もうやだ帰りたい帰りたい帰りたい!!学校なんかやめて引きこもりたぃぃぃぃぃぃぃ!!)
もうお察しの方もいるかもしれませんが、実は私は………
………………囲まれてます。
***(廊下)
「えーと………図書館……図書館は………どこでしょう………?」
(うむむ………地図だとこのあたりだったはずなのですが……………)
見えるのは長い長い廊下。
(てかここどこですか………?)
私は先程見たばかりの地図を必死に思い出しながら、図書館を探していました。
その時………。
「ティアナ・ベルリアントさんだったかしら?」
「ひひゃい!」
そう背後から呼び掛けたのは、華やかなドレスを纏った数人の女性でした。
(どちら様でしょう………?)
「ふふ、ごきげんよう。オルトリンデさん」
「ご、ごき、げんよ、う………?」
(なんかすごい恥ずかしい!)
「少々お時間………よろしいかしら?」
「……………はい?」
女性はにっこりと微笑んでいた。
(それでなんでこうなるんですかね!?)
中庭と呼ばれる場所に連れてこられた私は、ご令嬢方にばっちり囲まれております。
(うぅ……皆さん美人過ぎて目のやり場がががががががが)
『お、落ち着いて!ティア』
(う、うん………)
ラルは現在オフ状態です。
でも、姿が見えないだけで意思疏通はできるのです。
「あ、あの………どちら様でしょうか………?」
「あぁ申し訳ありません。ベルリアントさんは殿方に囲まれておりましたから覚えがありませんわよね」
クスクスとその人達はおかしげに笑いました。
(いや、見てたんなら助けてほしかったんですけど?それとどこに笑う要素が………?)
「では、改めて。ベルリアントさんと同じAクラスのオルトリンデ侯爵が娘ラティアーナ・オルトリンデですわ。彼女達はわたくしのお友達の伯爵令嬢の方々です」
真っ赤なドレスのリーダーらしき女性はそう名乗りました。
(侯爵?伯爵?ナニソレオイシインデスカ?)
『美味しくないと思うよ』
(デスヨネー)
と、冷静に突っ込まれる私。現実逃避したい。
「えーとそれでオルトリンデ?さんは私にいったいなんのご用でしょうか………?」
(初対面で呼び出しってどうなんですかね?)
「まぁオルトリンデ “ さん ”ですって!?侯爵令嬢であるオルトリンデ様に?平民の癖になんて図々しいのかしら!」
(ひぃぃぃぃぃぃこわいこわいこわい!ごめんなさいごめんなさいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!)
だからそんな形相で怒らないでください。豆腐メンタルなんですお願いします!ガードゆるゆるなんですぅぅぅぅぅぅぅ!!
「いいではありませんか、ナルミア様。彼女は今日学校に来たばかりの平民ですもの。マナーが分からないのは当然だわ」
と、優しく諭すオルトリンデさ………じゃなくて様?
(いや、庇うふりしてあなたもかなーりディスってますからね?)
そう言わなかった私は偉いと思います。
「それで、話を戻すのだけれど………」
「あ、はい」
「あなた………調子に乗り過ぎではなくて?」
(ひぃぃぃぃぃぃ!?さっきの聖母の微笑みはどこへ!?)
と、一気に聖母の笑み☆から黒い笑みに変わったオルトリンデ様。怖いですー!!
「転校初日から殿方に色目を使うだなんて恥ずかしくないのかしら?」
(使ってません使ってません使ってませんからー!!)
ぶんぶんと首を横に降る私。
若干涙目です(泣)。
「嘘おっしゃい!あんなに殿方を侍らせておいて!」
「「「そうよそうよ!」」」
(侍らせてないですできないです誤解ですーーーーーー!!)
『なんなのよこいつら………私のティアに………消す?』
(ひぃぃぃぃぃぃ!?穏便に!穏便にいきましょ!?ね!?)
「黙ってないでなんとかいったらどうなの!?」
(いやいやこっちも忙しいんですよ!?)
『ティアに逆らう下等生物に聖なる鉄槌を………』
(お願いだからやめてぇぇぇぇぇぇぇぇ!?)
「自分が可愛いからって私たちを馬鹿にして!平民のあなたはここには相応しくないことを自覚したら!?」
(思ってないです思ってないです思ってないです)
『汝、罪を嘆きながら灰となれ』
(ラルさんちょってストップゥゥゥゥゥゥゥ!!)
(もう王子様でもなんでもいいから誰か………)
「助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「………そこで何をしている」
「「「「「え………?」」」」」
(嘘でしょ?)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
久々の更新
感想もらってなんかやる気とネタが出た。
ちなみに主人公ちゃんが人見知りを発揮するのは、雰囲気が怖い人、男性、大勢、見た目がコワモテ等です。
数人の女性なら多少は平気です。
緊張でだまりますけど………←←←
次回予告的なもの
見事に主人公ちゃんフラグを回収!
これで君もフラグ建築者特級だ!
そして現れたのはなんと………!
次回!攻略対象者だらけの逃走劇!ポロリも………ないですごめんなさいだからそんな目で私を見ないで!?
主人公ちゃんは無事に逃げ切ることができるのか!?かなり強引に進めていきます!次回もお楽しみに!それではSAKURAでした!
私が書くと結局カオスになるのはなぜでしょう?
(私はただ、図書館に行きたかっただけなのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!)
「ちょっと!?聞いてるの!?」
「ひっひゃい!すみません!!」
(もうやだ帰りたい帰りたい帰りたい!!学校なんかやめて引きこもりたぃぃぃぃぃぃぃ!!)
もうお察しの方もいるかもしれませんが、実は私は………
………………囲まれてます。
***(廊下)
「えーと………図書館……図書館は………どこでしょう………?」
(うむむ………地図だとこのあたりだったはずなのですが……………)
見えるのは長い長い廊下。
(てかここどこですか………?)
私は先程見たばかりの地図を必死に思い出しながら、図書館を探していました。
その時………。
「ティアナ・ベルリアントさんだったかしら?」
「ひひゃい!」
そう背後から呼び掛けたのは、華やかなドレスを纏った数人の女性でした。
(どちら様でしょう………?)
「ふふ、ごきげんよう。オルトリンデさん」
「ご、ごき、げんよ、う………?」
(なんかすごい恥ずかしい!)
「少々お時間………よろしいかしら?」
「……………はい?」
女性はにっこりと微笑んでいた。
(それでなんでこうなるんですかね!?)
中庭と呼ばれる場所に連れてこられた私は、ご令嬢方にばっちり囲まれております。
(うぅ……皆さん美人過ぎて目のやり場がががががががが)
『お、落ち着いて!ティア』
(う、うん………)
ラルは現在オフ状態です。
でも、姿が見えないだけで意思疏通はできるのです。
「あ、あの………どちら様でしょうか………?」
「あぁ申し訳ありません。ベルリアントさんは殿方に囲まれておりましたから覚えがありませんわよね」
クスクスとその人達はおかしげに笑いました。
(いや、見てたんなら助けてほしかったんですけど?それとどこに笑う要素が………?)
「では、改めて。ベルリアントさんと同じAクラスのオルトリンデ侯爵が娘ラティアーナ・オルトリンデですわ。彼女達はわたくしのお友達の伯爵令嬢の方々です」
真っ赤なドレスのリーダーらしき女性はそう名乗りました。
(侯爵?伯爵?ナニソレオイシインデスカ?)
『美味しくないと思うよ』
(デスヨネー)
と、冷静に突っ込まれる私。現実逃避したい。
「えーとそれでオルトリンデ?さんは私にいったいなんのご用でしょうか………?」
(初対面で呼び出しってどうなんですかね?)
「まぁオルトリンデ “ さん ”ですって!?侯爵令嬢であるオルトリンデ様に?平民の癖になんて図々しいのかしら!」
(ひぃぃぃぃぃぃこわいこわいこわい!ごめんなさいごめんなさいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!)
だからそんな形相で怒らないでください。豆腐メンタルなんですお願いします!ガードゆるゆるなんですぅぅぅぅぅぅぅ!!
「いいではありませんか、ナルミア様。彼女は今日学校に来たばかりの平民ですもの。マナーが分からないのは当然だわ」
と、優しく諭すオルトリンデさ………じゃなくて様?
(いや、庇うふりしてあなたもかなーりディスってますからね?)
そう言わなかった私は偉いと思います。
「それで、話を戻すのだけれど………」
「あ、はい」
「あなた………調子に乗り過ぎではなくて?」
(ひぃぃぃぃぃぃ!?さっきの聖母の微笑みはどこへ!?)
と、一気に聖母の笑み☆から黒い笑みに変わったオルトリンデ様。怖いですー!!
「転校初日から殿方に色目を使うだなんて恥ずかしくないのかしら?」
(使ってません使ってません使ってませんからー!!)
ぶんぶんと首を横に降る私。
若干涙目です(泣)。
「嘘おっしゃい!あんなに殿方を侍らせておいて!」
「「「そうよそうよ!」」」
(侍らせてないですできないです誤解ですーーーーーー!!)
『なんなのよこいつら………私のティアに………消す?』
(ひぃぃぃぃぃぃ!?穏便に!穏便にいきましょ!?ね!?)
「黙ってないでなんとかいったらどうなの!?」
(いやいやこっちも忙しいんですよ!?)
『ティアに逆らう下等生物に聖なる鉄槌を………』
(お願いだからやめてぇぇぇぇぇぇぇぇ!?)
「自分が可愛いからって私たちを馬鹿にして!平民のあなたはここには相応しくないことを自覚したら!?」
(思ってないです思ってないです思ってないです)
『汝、罪を嘆きながら灰となれ』
(ラルさんちょってストップゥゥゥゥゥゥゥ!!)
(もう王子様でもなんでもいいから誰か………)
「助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「………そこで何をしている」
「「「「「え………?」」」」」
(嘘でしょ?)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
久々の更新
感想もらってなんかやる気とネタが出た。
ちなみに主人公ちゃんが人見知りを発揮するのは、雰囲気が怖い人、男性、大勢、見た目がコワモテ等です。
数人の女性なら多少は平気です。
緊張でだまりますけど………←←←
次回予告的なもの
見事に主人公ちゃんフラグを回収!
これで君もフラグ建築者特級だ!
そして現れたのはなんと………!
次回!攻略対象者だらけの逃走劇!ポロリも………ないですごめんなさいだからそんな目で私を見ないで!?
主人公ちゃんは無事に逃げ切ることができるのか!?かなり強引に進めていきます!次回もお楽しみに!それではSAKURAでした!
私が書くと結局カオスになるのはなぜでしょう?
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