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悪魔は意外に純粋でした。
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「で、遊んであげるって言ったところ申し訳ないんだけどちょっとたんま」
「「「は?」」」
(おぉ!今度も見事なハモり!ナイスチームワークだね!)
と言ったら、また怒られるので黙っておく。
「にしても、なんでこの世界って普段着がドレスなわけ?動きずらいったらありゃあしないわ~てわけで、フレアちゃんには悪いんだけど、これ、破いちゃっていいよね?だってフレアちゃんは私より短いスカートはいてるんだし!てなわけで~」
ビリッと音をたてて、私は豪勢なドレスを思いっきり引き裂いた。
「「「なっ!?」」」
「よっし、これで動きやすくなった!」
あんなに長く暑苦しいドレスは、ミニスカートくらいの丈になった。
「お、おおい!な、お、お前、と、年頃の)女が………そ、そそんな格好………!」
「そ、そうですよ!」
と、両手で顔を隠し、耳まで真っ赤にしながら言う男二人。
「え~?これくらいこっちじゃ普通だったけど?」
(それなりのオシャレJKにとっては………ね)
「なんだと!?な、なんて世界なんだ!?み、未婚の女性が素足も躊躇いもなく見せるなんて………!!」
(そんなに刺激強いかな~?あっちじゃ普通だったからよく分かんないや)
「エルちゃんうるさい。過保護な父親みたいだよ?」
「誰が父親だ!誰が!せっかくお前のためを思って言ってるというのに………!」
「そういうの、余計なお世話って言うんだよ?エルちゃん♪」
「むぐぐ………」
「まぁとにかく、これが私の戦闘スタイルだから、文句言わないでよね!というわけで、大変お待たせしました~」
そう言ってあーちゃんの方へ振り向くと………
「は………」
「は?」
「破廉恥ィィィィィィィィィィィ!!」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
なんと顔面真っ赤にして、破廉恥と叫んだのだった。
指差しプルプルのおまけ付きで。
その反応に私達は驚きを隠せなかった。
(いやだって、誰が想像できる!?まさに悪の化身!って感じな悪魔から「破廉恥」だよ!?「破廉恥」!そんなセリフでるなんて誰が予想するよ!?ねぇあーちゃんは女子なの!?乙女なの!?純粋系なの!?今までR指定知らない系男子なの!?まさか男の娘!?)
「…てっきりたくさんの女の子を性的な意味で食べまくってると思ってたのに………(ボソリ)」
「ソコ!聞コエテルカラ!」
おっと私としたことが
「嫌だって悪魔ってそう言うものなんじゃないの?嫌がる処女を無理矢理襲って俺のもの~みたいな」
「女ノ子がソンナコト言ウンジャアリマセン!!」
「母親かよ!」
「アト勝手二決メツケナイデクレル!?ソウジャナイ悪魔モイルカラ!ミンナガソウイウワケジャナイカラ!僕ダッテシタコトナイシ!」
「え?ないの!?てっきりフレアちゃん含めてやりまくってるかと………」
「シテナイカラ!誤解ダカラ!テカコノコモ勝手二巻キ込マナイデ!?」
「え!?まさかの(自主規制)!?」
「ネェ本当ニ何言ッチャッテンノ!?」
「おっとと………あまりにあーちゃんの反応が初すぎてつい………」
「失礼スギルナイ!?サッキカラ!」
(まぁでもお陰で、あーちゃんの攻略方が見えてきたかも………ふふふ………待っててねフレアちゃん!必ず私が助けてあげるから!)
「ぐへへへへへへへへ………」
「ネェホントニナンナノ………?ナンカ怖インダケド………!?嫌ナ予感ガスルンダケド………?」
「えぇー?そんなことないよー?わたしこわくないよー?なんにもこわくないよー?(棒)」
「思イッキリ棒読ミダケド!?ネェ誰カ助ケテ!?」
「こいつはこういうやつだ………諦めろ(遠い目)」
「えぇ………誰も勝てませんよ。運が悪かったと思って諦めてください(遠い目)」
「ネェ何ガアッタノ!?二人シテドウシタノ!?」
悪魔と男二人に謎の関係が結ばれた瞬間だった………。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
次回!意外な方法で美智瑠ちゃんがフレアちゃんを救出します!
お楽しみに!
あれ?これ読んでると美智瑠ちゃんが悪役に見えr(((殴
てか美智瑠ちゃんが完全に変なおじさ………(((殴
という感想を抱いた作者でした………。
「「「は?」」」
(おぉ!今度も見事なハモり!ナイスチームワークだね!)
と言ったら、また怒られるので黙っておく。
「にしても、なんでこの世界って普段着がドレスなわけ?動きずらいったらありゃあしないわ~てわけで、フレアちゃんには悪いんだけど、これ、破いちゃっていいよね?だってフレアちゃんは私より短いスカートはいてるんだし!てなわけで~」
ビリッと音をたてて、私は豪勢なドレスを思いっきり引き裂いた。
「「「なっ!?」」」
「よっし、これで動きやすくなった!」
あんなに長く暑苦しいドレスは、ミニスカートくらいの丈になった。
「お、おおい!な、お、お前、と、年頃の)女が………そ、そそんな格好………!」
「そ、そうですよ!」
と、両手で顔を隠し、耳まで真っ赤にしながら言う男二人。
「え~?これくらいこっちじゃ普通だったけど?」
(それなりのオシャレJKにとっては………ね)
「なんだと!?な、なんて世界なんだ!?み、未婚の女性が素足も躊躇いもなく見せるなんて………!!」
(そんなに刺激強いかな~?あっちじゃ普通だったからよく分かんないや)
「エルちゃんうるさい。過保護な父親みたいだよ?」
「誰が父親だ!誰が!せっかくお前のためを思って言ってるというのに………!」
「そういうの、余計なお世話って言うんだよ?エルちゃん♪」
「むぐぐ………」
「まぁとにかく、これが私の戦闘スタイルだから、文句言わないでよね!というわけで、大変お待たせしました~」
そう言ってあーちゃんの方へ振り向くと………
「は………」
「は?」
「破廉恥ィィィィィィィィィィィ!!」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
なんと顔面真っ赤にして、破廉恥と叫んだのだった。
指差しプルプルのおまけ付きで。
その反応に私達は驚きを隠せなかった。
(いやだって、誰が想像できる!?まさに悪の化身!って感じな悪魔から「破廉恥」だよ!?「破廉恥」!そんなセリフでるなんて誰が予想するよ!?ねぇあーちゃんは女子なの!?乙女なの!?純粋系なの!?今までR指定知らない系男子なの!?まさか男の娘!?)
「…てっきりたくさんの女の子を性的な意味で食べまくってると思ってたのに………(ボソリ)」
「ソコ!聞コエテルカラ!」
おっと私としたことが
「嫌だって悪魔ってそう言うものなんじゃないの?嫌がる処女を無理矢理襲って俺のもの~みたいな」
「女ノ子がソンナコト言ウンジャアリマセン!!」
「母親かよ!」
「アト勝手二決メツケナイデクレル!?ソウジャナイ悪魔モイルカラ!ミンナガソウイウワケジャナイカラ!僕ダッテシタコトナイシ!」
「え?ないの!?てっきりフレアちゃん含めてやりまくってるかと………」
「シテナイカラ!誤解ダカラ!テカコノコモ勝手二巻キ込マナイデ!?」
「え!?まさかの(自主規制)!?」
「ネェ本当ニ何言ッチャッテンノ!?」
「おっとと………あまりにあーちゃんの反応が初すぎてつい………」
「失礼スギルナイ!?サッキカラ!」
(まぁでもお陰で、あーちゃんの攻略方が見えてきたかも………ふふふ………待っててねフレアちゃん!必ず私が助けてあげるから!)
「ぐへへへへへへへへ………」
「ネェホントニナンナノ………?ナンカ怖インダケド………!?嫌ナ予感ガスルンダケド………?」
「えぇー?そんなことないよー?わたしこわくないよー?なんにもこわくないよー?(棒)」
「思イッキリ棒読ミダケド!?ネェ誰カ助ケテ!?」
「こいつはこういうやつだ………諦めろ(遠い目)」
「えぇ………誰も勝てませんよ。運が悪かったと思って諦めてください(遠い目)」
「ネェ何ガアッタノ!?二人シテドウシタノ!?」
悪魔と男二人に謎の関係が結ばれた瞬間だった………。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
次回!意外な方法で美智瑠ちゃんがフレアちゃんを救出します!
お楽しみに!
あれ?これ読んでると美智瑠ちゃんが悪役に見えr(((殴
てか美智瑠ちゃんが完全に変なおじさ………(((殴
という感想を抱いた作者でした………。
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みんなの感想(15件)
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