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初めての幼馴染
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「けんくん。あたしのこと覚えてるよね?」
「真紀ちゃん。なんでここに?」
「あたしとなりに引っ越してきたの。誰から挨拶に来たら隣の家がけんくんとは思わなくてさ。」
奈々は困惑していた。自分以外に親しい幼馴染がいたことに。
「あのー。幼馴染ってどういうこと?」
「奈々。真紀ちゃんは奈々と会う前の幼馴染なんだ。ぼくが小学生に入るまで一緒に遊んでたんだ。」
「けんくんは、小学生になっときに引っ越してしまったの。それ以降会ってなかったんだー。」
「ま、今日は引っ越しの挨拶ってことだからとりあえずこれからよろしくね。けんくん。」
そう言うと真紀は帰った。
-----夜-------
「うぇっ。なんだ今日のご飯異常に塩辛くない?」
急いで水を飲む健斗
「そう?こんなもんじゃない?」
奈々は何か機嫌が悪かった。
「なあ奈々帰ってから口数少ないけどなんかあった?今日映画行ったの楽しくなかったとか?」
「別に。映画は楽しかったよ。でも、昔の幼馴染いたこと言ってくれても良かったじゃん。」
「いや、わざわざ言うことじゃないかなーってごめん。」
奈々は少し寂しそうな顔した。
「真紀ちゃんは私の知らないけんちゃんのこと知ってるのずるい。」
「それに真紀ちゃんには"ちゃん"づけだよね。私には一回も呼んでくれないのに。」
「ごめん。奈々"ちゃん"」
奈々は急に恥ずかしくなった。
「わ、わ、私トイレに行ってくるねー」
奈々はトイレに駆け込み篭った。
「ちゃん呼びされた....嬉しいぃ。」
奈々はその日あまり眠れなかった。
「真紀ちゃん。なんでここに?」
「あたしとなりに引っ越してきたの。誰から挨拶に来たら隣の家がけんくんとは思わなくてさ。」
奈々は困惑していた。自分以外に親しい幼馴染がいたことに。
「あのー。幼馴染ってどういうこと?」
「奈々。真紀ちゃんは奈々と会う前の幼馴染なんだ。ぼくが小学生に入るまで一緒に遊んでたんだ。」
「けんくんは、小学生になっときに引っ越してしまったの。それ以降会ってなかったんだー。」
「ま、今日は引っ越しの挨拶ってことだからとりあえずこれからよろしくね。けんくん。」
そう言うと真紀は帰った。
-----夜-------
「うぇっ。なんだ今日のご飯異常に塩辛くない?」
急いで水を飲む健斗
「そう?こんなもんじゃない?」
奈々は何か機嫌が悪かった。
「なあ奈々帰ってから口数少ないけどなんかあった?今日映画行ったの楽しくなかったとか?」
「別に。映画は楽しかったよ。でも、昔の幼馴染いたこと言ってくれても良かったじゃん。」
「いや、わざわざ言うことじゃないかなーってごめん。」
奈々は少し寂しそうな顔した。
「真紀ちゃんは私の知らないけんちゃんのこと知ってるのずるい。」
「それに真紀ちゃんには"ちゃん"づけだよね。私には一回も呼んでくれないのに。」
「ごめん。奈々"ちゃん"」
奈々は急に恥ずかしくなった。
「わ、わ、私トイレに行ってくるねー」
奈々はトイレに駆け込み篭った。
「ちゃん呼びされた....嬉しいぃ。」
奈々はその日あまり眠れなかった。
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