今日から幼馴染は僕の部屋で暮らすことになる

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2日目

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「誘ったけど先に神村が誘っていたから無理だった。か」
「これは相当不利だな」
2日目奈々はまた遼と行動していた。

「遼くん。どうしたらいいかな。」

「よし、じゃあ3日目と4日目を抑えるしかないな。おれが神村と一緒に行動するようにするから炎城は健斗と行動しろ。」

「分かった...ありがとう。協力してくれて。」

2日目の場所は清水寺だった。
奈々は決めていた。清水寺で飲む水。絶対に恋愛の方を飲もうと思っていた。

そして行列の中に入って行った。
(このお水を飲めば私もけんちゃんと進展するかもしれない)
ムーの大移動の様な行列の中に小さい奈々は押しつぶされそうだった。

なんとか水を飲むことができた奈々
(やったー!飲めた!飲めた!)
奈々は喜んだのも束の間周りには学生は誰も居なかった。迷子になったのだ。
「遼くんもいない。どうしよう...」

「奈々!!」
奈々は呼ばれた方向を向いた。
健斗だった。
「奈々も迷子になったの?」

「うん。そうみたい。」

「そっか。とりあえずこの人混みから抜け出そうよ。手離すなよ」
健斗は奈々の手を掴み人混みの中を通っていく。

奈々は健斗の手を握りしめ背中を眺めていた。
(さっそく水の効果発揮したのかな)
なんとか人混みを抜け出すとそこにはみんな揃っていた。

「どうやら、会えたみたいだな。」

「うん!」奈々の顔は明るかった。
そしてその日の夕方に北海道に着いた。
2日目は大半が移動だった。
北海道に着いた一同はジンギスカンを食べた。
ジンギスカンを食べるメンバーは健斗、奈々、真紀、遼だった。

「健斗ってさ中学の時寝坊してきて頭が羊みたいになってたよな。」

「いや、そこまでじゃないよ!遼だって寝坊した時アフロみたいになったことあるじゃないか!」

健斗と遼の絡みを見て奈々は嬉しかった。
1日目が嘘のように楽しかった奈々はその日ぐっすりと眠った。
そして3日目の朝が来た。
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