平凡な私が絶世の美女らしい 〜異世界不細工(イケメン)救済記〜

宮本 宗

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両手を握られ、キラキラとした目を細めてにっこり微笑む褐色イケメン。
にこにこにこにこ。キラキラキラキラ。
……凄くいい笑顔です。ええ。本当に。



「俺の名前はサーファス。医者を目指して一年前からこの国に来てるんだ。年は今年で三十六。年上はどう思う?大丈夫?君の恋人に立候補してもいいかな?」

「ええと、あの、」

「君に会わせて欲しいとクライス候にも何度か手紙を送ったんだけど許されなかったみたいでね。ついぞ返事は返って来なかった。
先日、来訪の手紙を送ってからクライス領に行ったけど…候に会えもせず門前払いされたよ。
使用人に君の事を聞いてみたけど駄目だった。皆君の事は一切話してもくれなくてね…。もう途方に暮れてたんだ。」

「…は、はあ、」

「それがまさか、娼館にいるだなんて…、一体どんな理由が?よければ力になるよ。
好きな人はいる?もう既に恋人が?直接のやりとりは短かったけど…君を好きになってしまったんだ。」

「お、おう、」


どうしようこの褐色イケメン。ぐいぐいくる。
すごいぐいぐいくるんですけど。
こんなの初めてで一体どうしたらいいのか分からない。
ナンパなんてものもされたことないし…こういう時の対処法はどうするのが正解なんだろうか。
取り合えず恋人がいる事は伝えてお断りしないとだ。


「…混乱してるみたいだね…ごめんね、会っていきなりこんな事言って。でも本気だよ?」

「あ、…はい、ええと…すみません。私にはもう恋人がいるので…申し訳ないのですが…お断りさせて頂きます…。」

「そっか…。でも諦めないよ。」

「うぇ!?」

「君に恋人がいない方が驚くよ。こんなに可愛いのに。いや、可愛いだけじゃなくて美しくて、それに……それに、とても、」

「…?」

「そうだ。医者としては滅多に会えないかもしれないけど、君のお客であればいいよね?
会って、俺を少しずつ知ってほしい。知って、俺の思いも知って、それから考えてくれないかな?」

「……サイカの金額、大金貨五枚ですよ。……いや、貴方なら問題ないでしょうが…」

「大金貨五枚!?」

「は、はい。…高いんです…。」

「君の値段が大金貨五枚だって!?五枚でいいのかい!?」

『……え。』

再びオーナーと言葉が被った瞬間だった。


「…いましたよ…皆様……ここに、ぽんと大金貨五枚を支払える方が…そうそういないと思ってたけどいましたよ…すみません皆様…僕にこの方をお断りするのは無理です…荷が重い…本当に…無理です…だって下手したら…」

「…オーナー?」

オーナーは手で顔を覆って何やらぶつぶつ呟いている。
顔は見えないけどすごく悲壮感漂って見える…大丈夫だろうか。
困り果てていると褐色イケメンの隣にいた年配のお医者様が大声を上げた。


「サーファス!いい加減にしなさい!ここへは医者として来ているのでしょう!職務を果たしなさい!!」

「はっ!すみませんクロウリー先生。
ごめんねサイカ。」

「い、いいえ、」

「…はあ、全く…。キリム、お嬢さん、本当に申し訳ない。サーファスはこんな男だけど、でもとても優秀なんです。だから診察に関しては安心して下さい。」

「あ、はい!お願いします、ラグーシャ様。」

「サーファスって呼んでほしいかな。」

「あ、はい。サーファス様。」

「うん…まあ、様付きでもいいか。今は。
…じゃあ診察しよう。」


それまでのにこにこ笑顔の雰囲気をガラリと変えたサーファス様。
私の手を取り脈を測り、首に手を添え脈を測り…目を、口をと見ていく。


「筋肉が張っている。…それに目の下も少し充血してる。…疲れているんだね。」

「…あ、…はい。」

「眠れてはいる?」

「大丈夫です。」

「不調はない?」

「はい、毎日元気です。」

「それはよかった。」


診察はものの十分程度で終わった。
体調、そして月経についてアドバイスを貰って…とても疲れた時に飲むといいよと薬まで貰った。


「クロウリー先生、終わったのでもういいですよね?」

「…はあ。……私はキリムと話しているから、それまでですよ。」

「分かりました。」

オーナーとクロウリー先生が部屋から出て行くと私に向き合ったサーファス様はまたにっこにこの笑顔。
この人常に笑顔なんだろうか…。というか三十六と言ってたけど全然三十六に見えない。
二十代と言われてもおかしくない。


「ありがとうねサイカ。」

「え?」

「診察させてくれて。」

「え、いえ、此方こそありがとうございました!特に不調はなかったですけど、自分じゃ分からない事もありますし…それに、お医者様に大丈夫と言われると安心もします。」

「ははは!そうだね!サイカは至って健康だよ。
でも体の不調は自分では気付かない時もある。
少しでもおかしいと思ったらオーナーに相談するんだよ?」

「はい!」


お医者さんらしい言葉。
この人真面目なのかそうじゃないのか分からない。
いや、仕事とそうでない時で違う人なのだろう。


「女性に年齢を聞くのは失礼だけど、サイカは二十歳くらいかな?」

「え、いえ、二十五です。」

「二十五!?見えないなぁ。二十歳と言われても信じるよ!肌の質も張りもとてもいい。
俺とは十一は離れている事になるのか…いや、でも二十歳だったらもっと離れているからよかった…!」

「…ええと、ですから…お付き合いとかは…恋人もいますので…」

「うん。だけど諦めたくないんだ。だってまだ始まってもいないんだよ?前に一度ぶつかって言葉を交わしただけ。今日少し会話しただけ。君を知るにも俺を知るにもまだまだ時間が必要じゃない。
知ってから改めて結論を出して欲しいかな。」

「……ご、ごもっとも。」


あああ、何だろうか…こういう人はちょっと苦手だ。
この、にこにこしながら有無を言わさない感じ…そしてちょっとぐいぐいきすぎではなかろうか。
初対面…ではないけどまあ初対面に近いわけで…初めからぐいぐいこられるとちょっと気持ち的に引くわけで…。
チャラい…とはまた違うな…。


「一目惚れと言ってもいいかな。はは、一目惚れなんて三十六年で初めてだったよ!
だけど俺は君がいい。あの日、俺は君というひとの一部を知ったんだ。」

「……ええと、」

「眩しいなと思ったよ…眩しくて、尊いなって。
君は黄金だ。俺の求めた黄金姫だ。それは間違いない。」

「…はい…?」

「俺の国で黄金はとても価値があるものなんだ。
黄金に因んだ古い物語もあって……いや、そんな事より君をもっと知りたい。そして俺の事も知ってほしい。…だから俺、君の客になるよ。今日。」

「え、今日!?」

「そう。あ、客と言ってもそういう行為はしなくていいんだ。取り合えず今日、このまま話をしたい。
チャンスは逃したくないからね!
今日はこの後予定を入れてないから大丈夫。院も休みにしてるし…ちょっと待ってて!」


すくっと立ち上がったサーファス様は部屋を出て…そして暫くすると戻って来た。
先生からもオーナーからも今日はこのままいていいって了承を貰ったよ!といい笑顔で。


「…お、大金貨五枚、ですよ…?」

「だから?お金なら大丈夫。今持ち合わせはないけど支払えるからね。
…あのオーナー、俺の身元を知ってたみたいでとんとんと話が通ったよ。」

「……身元?」

「まあ、それは追々ね。
今知って態度を変えられたくないんだ、俺。
サイカはそういうひとではないと思っているけど、そういう人を沢山見てきたからね。
ねえ、サイカの事を教えてくれる?どうして娼館にいるの?クライス候は何をしてるの。君を娼館に入れるなんて。」

「ち、違います!ディーノ様はそんな事しません!」

「じゃあどうして?…ね、何故、君は今、ここにいるの?」


笑顔なのに圧が凄い。
にこにこなのに何故か恐ろしい。
…ディーノ様が疑われているままなのも嫌で私はサーファス様にこれまでの事を話した。
元々老夫婦に薬を盛られ騙され月光館に売られ、優しい人たちに助けられてきた事。
ある事件…も笑顔の圧で『事件って?』と聞かれ濁せずそのままを伝える事に。
当時は恋人ではなかったけど…恋人のつてでディーノ様の領地で療養する事になって、恩を返す為に娼婦に復帰した事全て。
サーファス様はそっかと納得してくれた様子だった。

「…恩を返す為か……うん。サイカが優しい女性だという事はとてもよく分かった。
…それに……恋人、か。…そうか…これは一筋縄にはいかないかも知れない…」

「サーファス様?」

「何でもないよ。それより許せないのはその屑野郎だね。
それに…サイカ、今は大丈夫なのかい?
体や…いや、心はどうかな…。」

「はい、もう大丈夫です!」

「そう……だけど、ふとしたきっかけでぶり返す事もあるかも知れないから、そういう時は自分の中で溜めちゃ駄目だよ?」

「ありがとうございます…。」

「でもよかったねサイカ。
この月光館はとてもいい娼館だよ。まず定期的に医者に見せようとするオーナーの考えに好感を持てる!それから、娼婦に差がないね。
皆当たり前に食事をして、扱いに差がないのが分かるよ。」

「はいっ…!ここは、素晴らしい娼館なんです!」

「…ははは!うん、君のその笑顔が全部を物語ってるね!可愛い笑顔だ!」


サーファス様との会話は所々しつこいのを除けばとても楽しいものだった。
サーファス様から話を振られ、私がそれに答える。
話しやすいしおまけにサーファス様の会話の引き出しが多い。
私と会話する間、ずっとサーファス様は笑顔を崩さない。
にこにこにこにこ。楽しそうに話をするし、聞いてくれる。


「サーファス様は何故お医者様に?」

「んー…恩かな。」

「恩…」

「そ。君と一緒!
…返したい恩がある。返したかった恩が。そして後悔が。
その子のお陰で真実を知れた。その恩がある。
医者になろう…というか、その知識と必要な時に必要な対処が出来る腕を持とうと思ったのがきっかけでもあるわけだ。」

「……。」

「まあだけど、思ったようにはいかないよね。
だって俺凄く、それはもうもの凄く不細工でしょう?女性を診察する時なんて大変だよもう!
今日だって、何人が青ざめてたか!心配しなくても何もしないよ俺?
いや、何かされると思って青ざめてるんじゃないんだろうねあれ!もう生理的嫌悪が酷いんだろうね!」

「……。」

「だから毎回言うんだ。不細工だけどいい奴だよーって。醜いねごめんねー、ちょっとだけ我慢してねーってね。そうすれば少しだけ態度が和らぐんだよ。
それでも無理な人は無理なんだけど!」

「……。」

「醜いのは仕方ないよ。そういう風に生まれてしまったんだからさ。
だけど友達もいるしそんなに不自由じゃない。
まあでも、女性には嫌われてるんだけどね!悲しいなぁ。」


似ていると思った。日本にいる友人に。
あの子もこういう人だった。
笑って。ひたすら笑って堪えてる子だった。
自分に降りかかる理不尽を、不条理を耐えていた子だった。


「どうしてだろうね。どうして、美醜なんて言葉があるんだろうね。
どうして差別なんて言葉があるんだろうね。
おかしいよねえ。人は皆、等しくあるべきなのに。
まあでも仕方ないんだよね。そういう世界だもの!」


この人もまた、そうなのかも知れない。
明るく努めることで、笑い続けることで身を守っている人なのかも知れない。
いや、そう思えた。笑顔であるはずなのに、ちっとも楽しそうじゃない。今は。
表情は同じなのに、今の笑顔は何故か…そんな風に思う。

私は友人のSOSに気付けなかった。
いつも笑顔だったから。絶やすことなく笑顔だったから。
本当は苦しくて堪らなかった、本当は誰かに支えて欲しかった、どうして笑っているのと気付いてほしかった。そんな友人の気持ちを、少しも汲み取る事が出来なかったのだ。

笑っている人だから。
いつも嬉しそうに、楽しそうに笑っている子だったから。
何の悩みもないと勝手に思ってた。嫌な事を言われても絶えず笑顔だったから。
笑って悪意をはね除ける姿を見て気にしていないと思ってた。強い子だなと思ってた。
でも、本当はそうじゃない。
笑顔なのは癖だからだ。身を守る為に得た癖だ。
この子は大丈夫だなんてそんな勘違いをして友人を傷付けた。

本当は。誰より傷付きやすくて、臆病な子だったのに。


「前診察しに行った所なんて酷かったんだよ?俺の顔を見るなりいきなり悲鳴を上げてね。クロウリー先生がいてくれて本当によかったって思った。
はは、参っちゃうよ。」


自分がされて嫌な事。傷付く事。
それは相手が誰であろうとも同じだ。
等しく、皆傷を負う。傷付き、悩む。


「…どうして。」

「?」

「…辛くないわけない。傷付かないわけない。
苦しまないわけない。悩まないわけない。」


重なったのだ。友人と。
あの子は言った。たった一言でいい、笑うなと怒ってほしかったと。寄り添ってほしかったと。
自虐の言葉を笑って言っていたのは気にしてないからじゃない。笑うしかなかったからだ。
怒らなかったんじゃない。怒れなかったんだ。
世界は恐い。恐ろしい。それが学校の中であろうが、会社の中であろうが。
世界は狂ってる。全うな事で怒れば失笑が起きる。
狂った世界の中で、あの子は笑うしかなかった。
怒れば馬鹿にしたような笑みが返ってくる。
何怒ってんのこいつと、嫌な失笑が生まれる。
それを経験したから、知っていたからもう笑うしかなかったんだと、気付いた時には遅かった。

謝っても謝りきれない。後悔してももう遅い。
私とその子はもう、二度と普通の友人には戻れない。
失った信頼を回復する事も出来ず大人になって、離れ、疎遠になってしまったのだから。
今でも私は彼女を友人と思っているけれど、きっと、彼女はそうではないだろう。
もう、私は彼女にとって“どうでもいい人間”の一人になっているのだろう。

重なったのだ。彼女と。あの子とサーファス様が。
笑顔を崩さない、自分が醜い容姿である事も笑って、ネタのように話すその姿が。
堪らなかった。重なってしまって、堪らなかった。
抱き締めて、力一杯抱き締めて、私は言う。


「笑わないで。お願い。今は笑わないで。
自分の事、そういう風に貶めながら笑わないで。
怒っていい。嫌だった事も辛かった事も、傷付いた事も。笑って飲み込まないで。私に怒っていいから、大丈夫だから、ごめんね、ごめん…」


いつも笑っている人が強いなんて、誰が言った。
本当は誰よりも傷付いてる。
強く見えるようにしているだけだ。
本当は、皆と同じ。等しく同じ。

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