24 / 43
魔物との戦い
しおりを挟む
翌日
「魔物が見えて来たぞ!」
冒険者の1人がそう言った
2人と冒険者達は1カ所に集まった
「いよいよ魔物との戦いが始まりますね」
冒険者の1人が全員の前に出た
「俺達冒険者は金を貰う為に絶対に生き残るぞ!!」
「「「「おう!!」」」」
冒険者全員の心が一つになった瞬間だった
5人は街を囲む壁の上に登り魔物の方を見た
「1200より多くないか?」
「そうぽっいな2000は居るんじゃないか」
「まぁ5日間耐えるだけだ頑張るぞ」
その時魔物が集まっていた平原が爆破した
「上手く罠が発動したっぽいな」
魔物の大群の一部が削れていた
「行くぞ!」
1人の冒険者が言うと全員魔物に向かって走り始めた
魔物も動いていた為すぐに魔物にぶつかり戦闘が始まった
それから4日後冒険者の数は3人になり武器も壊れ始めた
2人は壊れた武器を捨てると幼女剣を出した
「この武器しか残っていないのか」
「この武器に頼るなら始めから幼女剣を使うべきでした」
「・・・・おい、お前達」
「あんたは」
2人以外の残った最後の冒険者が話かけて来た
「初日から・・・いたんだから・・・忘れたなんて・・・言わないでくれよ?」
「一体どうしたんだ」
「俺は・・・もう・・・無理だ・・・残り・・・・頼んでも良いか?」
その冒険者は両腕を失い魔物が持っていた武器が何個も体に刺さっていた
「もちろんだ、任せろ!」
「後は僕達が何とかします!」
「へっ・・・・・ありがとよ」
冒険者はそう言うと倒れた
「おい!」
辰巳が冒険者を起こしてみると口元に笑みを浮かべ死んでいた
「辰巳、もう残った冒険者は僕達だけです」
「ああ分かってる」
2人は口元に笑みを浮かべると同時に言った
「「1匹残らず殺してやる」」
「行くぞ、最後の攻撃だどうせこの攻撃終わったら軍が来る時間だ」
「分かってますよ」
2人は未だ健在の魔物の大群に走って行った
その頃王国軍では
「そろそろ街に着くぞ気をつけろ!」
1人の兵士が手わ上げた
「どうしたんだ?」
「隊長、街には冒険者がいるそうですが何人いるんでしょうか?」
「ゲイホモイルアベ伯爵が言うには5人しかいないそうだ」
「つまり街は・・・・・」
「落ちただろうな」
軍全体な重い空気が流れていた
「だが安心しろ、街の住民は他の街に逃げたそうだ」
だが兵士達の暗い表情は変わらない
「魔物が強くなる方法知ってるか?」
1人の兵士に隊長はそう聞いた
「確か人間を食う事で強くなる、でした」
「そうだ、つまり5人の冒険者は自分の命に変えて街の住民を逃し魔物の大幅な強化を防いでみせたなら我々は冒険者達の思いを無駄にしてはいけない」
「分かりました」
いつの間にか軍全体の空気は明るくなっていた
2人は
「波矢斗!そっちに行った!」
「了解!」
魔物を殺し続けていた
「やっと終わりが見えてきました」
「もう少しだ頑張るぞ!」
そして
「こいつが最後か!」
「何でしょうねこの魔物」
「猿っぽいな」
「言われてみればそうですね」
4メートル近くありそうな見た目で3つの顔と6本の腕を持つ猿の顔をした魔物がいた
「行くぞ!」
辰巳の声で魔物はこちらに気づいた
結果は勝利
その時
「歩く音が聞こえるぞ」
「僕もです」
「遅くねぇか?」
「もう倒しましたもんね」
2人は笑顔で軍に向かって行った
「魔物がいない?」
「はい!2人こちらに近づいて来てます」
軍の隊長は辰巳と波矢斗を見て
「あの2人が倒したのか!?」
「隊長どうかしたんですか?」
隊長は指差した所にあったのは2人が倒した猿の魔物だった
「阿修羅猿ですよね?」
「ああそうだしかも亜種だな」
「冗談としか言えませんよ」
「俺もそう思いたい、そうじゃ無ければあの2人は1人1人が単体で国を落とせるんだからな」
「おーい」
「軍の人ですか?」
辰巳と波矢斗は隊長に手を振っていた
「ああそうだ」
隊長は疑問を聞いてみた
「一つ聞いていいか」
「俺達に答えられるのだったら」
「阿修羅猿の亜種を倒したのか?」
「あの猿そんな名前だったのか」
「猿だったんですねー」
「・・・・・・倒したという事か?」
「そうだ」
「全員、帰るぞ」
そう言うと軍は帰って行った
「俺達もギルドに戻ろうぜ」
「そうしましょう」
ギルドに戻ると
「ギルドマスターが呼んでます来てください」
受け付けの人にギルドマスターの所に連れてかれた
「2人共ご苦労様ここのギルドマスターのインポーだ」
「俺達疲れてるんですが」
「おっとすまん今回君達を呼んだのはランクが上がるからなんだ」
「ランクがSになるんですね」
「違う今ランクSが最高だと言われているのはその上のランクに上がる事が出来ないからなんだ」
「どゆこと?」
「つまり君達のランクはSSSだよ」
「SSS?」
「そうだよここ300年無かったんだがね」
そう言うとギルドマスターは新しいカードを渡した
「これからも頑張ってくれ」
2人は宿に帰って来た
「あらおかえりん、ハクちゃんなら寝てるわよん」
「店長さん!俺達SSSランクになったんですよ!」
「私を超えたのねん」
「えっ店長さんSSランクだったんですか」
「そうよんしばらく休む事よん」
2人は部屋に戻るとすぐに寝た
王国の王城では
「本当なのか!?」
「はい、魔物の数は3000を超えています」
「それをたった2人で倒したのか」
「いえ、他にも3人の冒険者がいました死んでましたが」
国王はうなずくと
「勇者召喚をする」
「分かりましたすぐに準備します」
歴史が動き始めたのだった
~~~~~~後書き~~~~~~~~
ようやく物語が1段落しました
まだまだ物語は続きます楽しみながら読んで頂けると嬉しいです
今後もお願いします
「魔物が見えて来たぞ!」
冒険者の1人がそう言った
2人と冒険者達は1カ所に集まった
「いよいよ魔物との戦いが始まりますね」
冒険者の1人が全員の前に出た
「俺達冒険者は金を貰う為に絶対に生き残るぞ!!」
「「「「おう!!」」」」
冒険者全員の心が一つになった瞬間だった
5人は街を囲む壁の上に登り魔物の方を見た
「1200より多くないか?」
「そうぽっいな2000は居るんじゃないか」
「まぁ5日間耐えるだけだ頑張るぞ」
その時魔物が集まっていた平原が爆破した
「上手く罠が発動したっぽいな」
魔物の大群の一部が削れていた
「行くぞ!」
1人の冒険者が言うと全員魔物に向かって走り始めた
魔物も動いていた為すぐに魔物にぶつかり戦闘が始まった
それから4日後冒険者の数は3人になり武器も壊れ始めた
2人は壊れた武器を捨てると幼女剣を出した
「この武器しか残っていないのか」
「この武器に頼るなら始めから幼女剣を使うべきでした」
「・・・・おい、お前達」
「あんたは」
2人以外の残った最後の冒険者が話かけて来た
「初日から・・・いたんだから・・・忘れたなんて・・・言わないでくれよ?」
「一体どうしたんだ」
「俺は・・・もう・・・無理だ・・・残り・・・・頼んでも良いか?」
その冒険者は両腕を失い魔物が持っていた武器が何個も体に刺さっていた
「もちろんだ、任せろ!」
「後は僕達が何とかします!」
「へっ・・・・・ありがとよ」
冒険者はそう言うと倒れた
「おい!」
辰巳が冒険者を起こしてみると口元に笑みを浮かべ死んでいた
「辰巳、もう残った冒険者は僕達だけです」
「ああ分かってる」
2人は口元に笑みを浮かべると同時に言った
「「1匹残らず殺してやる」」
「行くぞ、最後の攻撃だどうせこの攻撃終わったら軍が来る時間だ」
「分かってますよ」
2人は未だ健在の魔物の大群に走って行った
その頃王国軍では
「そろそろ街に着くぞ気をつけろ!」
1人の兵士が手わ上げた
「どうしたんだ?」
「隊長、街には冒険者がいるそうですが何人いるんでしょうか?」
「ゲイホモイルアベ伯爵が言うには5人しかいないそうだ」
「つまり街は・・・・・」
「落ちただろうな」
軍全体な重い空気が流れていた
「だが安心しろ、街の住民は他の街に逃げたそうだ」
だが兵士達の暗い表情は変わらない
「魔物が強くなる方法知ってるか?」
1人の兵士に隊長はそう聞いた
「確か人間を食う事で強くなる、でした」
「そうだ、つまり5人の冒険者は自分の命に変えて街の住民を逃し魔物の大幅な強化を防いでみせたなら我々は冒険者達の思いを無駄にしてはいけない」
「分かりました」
いつの間にか軍全体の空気は明るくなっていた
2人は
「波矢斗!そっちに行った!」
「了解!」
魔物を殺し続けていた
「やっと終わりが見えてきました」
「もう少しだ頑張るぞ!」
そして
「こいつが最後か!」
「何でしょうねこの魔物」
「猿っぽいな」
「言われてみればそうですね」
4メートル近くありそうな見た目で3つの顔と6本の腕を持つ猿の顔をした魔物がいた
「行くぞ!」
辰巳の声で魔物はこちらに気づいた
結果は勝利
その時
「歩く音が聞こえるぞ」
「僕もです」
「遅くねぇか?」
「もう倒しましたもんね」
2人は笑顔で軍に向かって行った
「魔物がいない?」
「はい!2人こちらに近づいて来てます」
軍の隊長は辰巳と波矢斗を見て
「あの2人が倒したのか!?」
「隊長どうかしたんですか?」
隊長は指差した所にあったのは2人が倒した猿の魔物だった
「阿修羅猿ですよね?」
「ああそうだしかも亜種だな」
「冗談としか言えませんよ」
「俺もそう思いたい、そうじゃ無ければあの2人は1人1人が単体で国を落とせるんだからな」
「おーい」
「軍の人ですか?」
辰巳と波矢斗は隊長に手を振っていた
「ああそうだ」
隊長は疑問を聞いてみた
「一つ聞いていいか」
「俺達に答えられるのだったら」
「阿修羅猿の亜種を倒したのか?」
「あの猿そんな名前だったのか」
「猿だったんですねー」
「・・・・・・倒したという事か?」
「そうだ」
「全員、帰るぞ」
そう言うと軍は帰って行った
「俺達もギルドに戻ろうぜ」
「そうしましょう」
ギルドに戻ると
「ギルドマスターが呼んでます来てください」
受け付けの人にギルドマスターの所に連れてかれた
「2人共ご苦労様ここのギルドマスターのインポーだ」
「俺達疲れてるんですが」
「おっとすまん今回君達を呼んだのはランクが上がるからなんだ」
「ランクがSになるんですね」
「違う今ランクSが最高だと言われているのはその上のランクに上がる事が出来ないからなんだ」
「どゆこと?」
「つまり君達のランクはSSSだよ」
「SSS?」
「そうだよここ300年無かったんだがね」
そう言うとギルドマスターは新しいカードを渡した
「これからも頑張ってくれ」
2人は宿に帰って来た
「あらおかえりん、ハクちゃんなら寝てるわよん」
「店長さん!俺達SSSランクになったんですよ!」
「私を超えたのねん」
「えっ店長さんSSランクだったんですか」
「そうよんしばらく休む事よん」
2人は部屋に戻るとすぐに寝た
王国の王城では
「本当なのか!?」
「はい、魔物の数は3000を超えています」
「それをたった2人で倒したのか」
「いえ、他にも3人の冒険者がいました死んでましたが」
国王はうなずくと
「勇者召喚をする」
「分かりましたすぐに準備します」
歴史が動き始めたのだった
~~~~~~後書き~~~~~~~~
ようやく物語が1段落しました
まだまだ物語は続きます楽しみながら読んで頂けると嬉しいです
今後もお願いします
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる