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3章 堕とされる嫁
41、俺はルークと出会えて本当に幸せだ。
しおりを挟むマジックバックから出てきて2ヶ月、ルークは元気な3つ子の赤ちゃんを産んだ。
女の子2人に男の子1人。
3つ子のお姉ちゃん(8女)名前は、ティファで俺と同じ碧眼で、ルークのお義父さんと同じ髪の色でグリーンをしている。種族はエルフだ。
そして真ん中(9女)名前は、ルナで母さんと同じモスグリーンの瞳でプラチナの髪色をしている。種族はティアと同じエルフだ。
そして最後の末っ子(11男)名前は、セフィでお義母さんの金色の瞳とプラチナの髪をしている。ただセフィを鑑定すると種族が、聖女ってどういうこと?!!
いや、そもそも男の子だし、しかも聖女って称号じゃないの?!種族ってなにぃ?!!
リリアによると、セフィは聖なる気が満ちているらしく、普通の人間じゃないらしい。淫気を好むリリアやメアにとって天敵とも言える相手だが、2人とも俺たちの聖なるものによって肉体を構成されているから、特に問題ないらしい。それを聞いてホッと胸を撫で下ろした。
やっぱり姉弟仲良いのが一番だからね。
すぐさま、みっちゃんに連絡をして来てもらうと、俺の掛けた治癒魔法(聖属性魔法)が原因だとわかった。たっぷりと細胞に染み渡るまで聖なる気を注がれ、更にセフィの適応能力が高かったらしく聖女として進化したらしい。
男の子なのに聖女って一体?!って思わなくないけど、俺と同じく聖属性魔法や神聖魔法を使えるらしく、能力は確実にセフィの方が格段に上とのこと。この世界にも、神聖教という教会があるからバレたら厄介事になりそうだから隠すことにした。
みっちゃんを信仰する教会ではあるけど、誰もが品行方正じゃないだろうし、逆に闇が深そうだ。みっちゃん自体も、信仰心で何かしら変化するものでもないし、よっぽどのことじゃなければ、信託も授けないらしい。今のところ、ヤバめなことをやらかしてないらしいから基本的に放置のスタンスだって。
でも最近、推しがいるらしく、ちょこちょこ覗いているらしい。まったくブレない腐神である。
コハクやリアラは、最初みっちゃんのことを警戒していたけど、リリアが笑顔で抱きついているし、メアも普通にしているから少しずつ距離を近づけさせていて、かわいい。
みっちゃんも自分の見た目が万人受けしないのを分かっているし、俺たちの子どもだから嫌われるのは嫌らしく、無理に距離を詰めていない。そんなところが、良かったんだろう。今では、みっちゃん大好きっ子になっている。
ソファに座るみっちゃんの膝に、2人して乗って絵本を読んでもらってご満悦な様子。その乗られている神様は、こんなにも好かれたことないって感動していた。
確かに、双子やリーゼ、4つ子ちゃんたちを神殿で育てたけど、ここまでみっちゃん大好きっ子にはなっていない。
そのうち、うとうととし始めすやすやと寝はじめたコハクとリアラを撫でるみっちゃん。創造神なのににこにこの笑顔を時に、にへらって笑うみっちゃんに、何も思わない訳じゃないけど、嬉しそうな姿に良かったねって声をかける。
俺にとってみっちゃんは、神様だ。いや神様なんだけど、創造神ってことじゃなくて、俺にルークと出会わせてくれた神様っていう意味!
「ねぇ、みっちゃん。俺、今とっても幸せだよ。これまで色んなことがあって、苦しい思いもしてきたけど、それ以上に愛する人が傍にいて子どもたちも出来た。
これもあの時、みっちゃんと出逢えたお陰だ。本当に、ありがとう。」
あの日あの時、あの道を通らなければこんなことにはならなかった。そう思うと本当に今ここにいることは奇跡だと思う。初めて会ったときのみっちゃんを思い出してふふっと笑ってしまうけど、俺はルークと出逢えて幸せだ。
そんな俺に、
「そう言ってもらえてよかったわ。
まさかガチムチ、雄っぱい、性的なことが恥ずかしい騎士団長みたいな男前の嫁がほしいってお願いされるとは思ってみなかったわぁ♡」
慈愛溢れる笑顔で話し出したかと思えば、最後には、したり顔をしてそう言われる。
「ふふ、すっごく欲しかったんだよねぇ。俺だけのガチムチ嫁。最高すぎるッ、俺の手に恥ずかしそうにしながらも、淫らに喘ぐルークに毎回滾ってしまって♡♡
本当にルークが、可愛すぎて、エロすぎて、萌えぇええええ~~~~~~ッ!!」
はっ、コハクたちが起きてしまう!口を慌てて塞ぎ、2人を見るけどすやすや寝ていてホッとした。
「本当にリオンったら、ぶれないわよねぇ。そんなあなたに、ルークを託せて良かったと思うわ。ワタシの無理なお願いも聞いてくれてありがとう。
今では世界の歪みも浄化できているし、次世代の神獣たちも色々恋しているみたいだから大丈夫だわ。」
「・・・なんか複雑だけど、
ラピも今では子だくさんのお母さんになったし、この前孫たちと遊びに来てくれたけど、本当に可愛かったぁ。」
俺の嫁であるルークを、神獣たちに貸し出すあの苦行!まぁ、寝取らせスキルを獲得してしまった俺も悪いんだけど、でもあれでラピが産まれることに繋がったから、今では必要な事だったと認識している。あの時、ルークと散々話し合って決めたことだから、俺もルークも納得して受け入れたから大丈夫だ。
この前ラピたちが遊びに来てくれたことの出来事を脳裏に浮かべる。孫であるあの子たちが子ウサギと子白虎の姿でよじよじと俺の膝の上に乗ってくるあの幸せ!俺は特にもふもふ好きってワケじゃないけど、あの時ばかりはうっとりした。
破壊神として孤独だったラピは、今はこうして家族に囲まれて幸せになってきる。そしてそんな張本人は、久しぶりにルークに甘えたくなったみたいで、子猫サイズで豊満な谷間に身体を潜らせ、ちゅぱちゅぱ乳首に吸い付いていたのも良かった!
突然のことにルークが驚いていたけど、瞳を潤してダメ?っていうラピに抵抗できなくて必死に喘ぎ声を我慢するルーク、萌えええーーーーー!
自分のそんなママに、羨ましくなった子ウサギや小虎たちが、残りの雄っぱいに向かって突撃したのは言わずがなってやつかな。
はぁ、本当に幸せすぎるぅ~~~~~!!
「本当に幸せそうね・・・。私からみて貴方のほうが、理想の受けなのに、ま、いいわっ!
ルークと貴方が幸せで。本当にワタシ、いい仕事したわねぇ・・・。」
(ま、念願のリオンの処女は、ルークがちゃんと奪ったし、ワタシが仕込んだ躰も目覚めたからこれからもっともっと楽しくなるわ♪
ルークのガチムチ受けっていうジャンルもいいけど、やっぱりワタシの推しは、美少年受けなの♡)
そんな腐神の邪な思いには、気が付かないリオン。
この時も少しでも、感知していたら自分の躰の秘密を問いただせたかもしれないのに・・・。
リオン自身、カスタマイズされた時にみっちゃんの手が加えられたことは知っており、受けとしてのエロボディに作り替えられているのは身をもって知った。だが腐った創造神の脳内は、リオンの想像を遥かに超えているのだ。自分の躰のポテンシャルにまだリオンは知らない。
腐神によって施された封印が、1段階解放されただけなのだ。
(ふふっ、本当に楽しみよねぇ・・・。早く、次の開花はいつかしら♡♡♡)
それを創造神ただ1人が、知っている。
◇◇◇◇◇◇◇◇
今、ルークのお願いによって妖精の森に遊びに来ている。俺と出会う前にルークが幼少期から住んでいた国にある普通の人は一切入ることは出来ない神聖な場所。
特別な想いが詰まったルークの心の拠り所だった大切な湖。
初めて見る赤竜に興奮している子供たち。リアラやコハクだけじゃなくて、リリアやメアも羽や尻尾が嬉しそうだ。これまで悠久の時を生きてきた彼らも肉体年齢に応じて好奇心が旺盛だから、そんな無邪気な光景に笑ってしまう。
そして足元に目を移すと、3つ子ちゃんたちがバスケットの中で横並びに寝ている。さっきまですやすや寝ていたが、今はマゼンダや他の妖精たちに覗き込まれて、キャッキャッ嬉しそうな声を上げている。ふふっ。本当に可愛い・・・。
後ろを振り向き、湖畔に佇むルークを見やる。ルークの辛い苦しい幼少期。そして騎士団長として生きてきたこの地。もうあれから何百年と経過し、俺たちのことを覚えている人間はいないだろう。街にも行ってみたが、当時の面影はなかった。
・・・しかし、あの国王を引きずりおろし、新しい国王やあの男たちは頑張ったのだろう。国民たちは、楽しそうに笑い、そして景気も良さそうだった。
奴隷制度が残って、獣人たちに差別的だったあの国は、もういない。
もう大丈夫だ。ルーク、ルークが頑張ってきたから、故郷はいまこうして民の笑顔に溢れている。
「リオンさん、本当に感謝しています。ルークを救ってもらい、そしてこんなにも家族を作ってくれたこと私はとても嬉しく思っています。」
マゼンダが俺のそばに飛んできて、そう伝えてくる。彼女は、ルークの幼少期よりこの地で見守ってき存在。
孤児だったルークの孤独時代を見守り、ルークが家族をどんなに切望していたことをよく知っている。
自分の親友のたった1人の忘れ形見。
妖精王によって接触を禁じられていたのに、密かに見守ってきてくれた妖精だ。
あの時、絶望していたルーク。奴隷オークションで、自分が仕えていた国王に嵌められ失意の底にいた。最初出会った時は敵意を向けられていたけど・・・。
そっと胸にある紋章を服越しに触れた。これに触れるだけで、心がじんわりとあたたかくなる。
カスタマイズした時に、刻んだ番の紋章。
ルークも俺と出会う前、この紋章に助けられたと言っていた。そして、ルークと出逢い、一緒に愛を積み重ねてきて、今は魂に刻まれた真実の愛の紋章にまでなった。不老不死となった俺たちに、もう関係ないのかもしれないけど、これは来世もルークと出逢えるものだ。
ルークと俺は、絶対に離れることはない。
「パパ~!ママっ!みてみてぇー!」
空を見上げると、4人の子供たちが赤竜の背にのって空高く飛んでいる。
ルークも、湖畔で空を見上げて柔らかな表情で微笑んでいた。
きっと、こんな幸せな毎日が続いて行くのだろう。時に冒険したり、時に喧嘩をしたり、色々苦難や試練が訪れるだろうけど、ルークと一緒にそれらを乗り越えていけると信じている。
だって、俺たちは創造神が認めた真実の愛で繋がった番なのだから!
子供たちに手を振ってから、俺はルークにむかって走り、俺に気がついたルークが手を広げて待っていてくれる。その逞しい腕に飛びつくとふわっとした感触に包まれ力強く抱き込まれた。
モゾモゾ動いて、逞しい首に腕を巻き付けると澄んだ薄紫の瞳をみながら、
「ルーク、愛している。もっともっと家族をいっぱい作ろうね!」
満面の笑みを浮かべながらそう伝える。
ルークは目を少し見開いて泣き笑いのような笑みを浮かべてから、
「うん、それはとっても楽しみだ。」
嬉しそうにそう言い、俺の口に可愛らしく口付けを贈ってくれた。
頭上や周りから、ヒューヒュー、熱いぜ、おふたりさんとか、キャーキスしてるっ!とか、もっとやれ~とか色々聞こえてくるけど、そんなのは無視して俺たちはお互い抱きしめながらキスを続けたのだ。
ちなみに、みっちゃんから俺たちの子供は何人でもいていいらしい。妖精やエルフたちはただでさえ、数が少ないし、聖なるもの達が増えればみっちゃんも助かるって。だから、ポコポコ産ませても問題ないのだ。
でも2人だけの時間を楽しみたいから、計画的に孕ませようと思っている。愛おしい人との愛の結晶はもっともっと欲しいからね!
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