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6、ヨルムンガンドの幼生
しおりを挟む凶悪なまでの頭。そして孵ったばかりの柔らかく細く長い蛇の胴体。その魔物は、ルークの雄子宮の中でとぐろを巻いて、休んでいる。
色は、深緑のような濃ゆい碧のような不思議な鱗にビッシリと覆われており、その背中には白く何か付いているようだった。
拡大して見てみるとそれは、純白な翼だ。折りたたまれているが、それは俺の天使の翼のように白く輝いている。
俺たちの聖なる気が、こんな影響を及ぼしたのか?
鑑定してみると、
『ヨルムンガンド』
かつて魔物だったが、聖なる気に長期間浸され、吸収されたことによってその在り方を変貌させた。
魔物としてではなく、神獣として進化を遂げた個体。
そう書かれてあった。
やっぱり、本質を変化させることは可能だったか……。まぁちょっとした実験だったりしたけど、上手くいって良かった。
生まれたばかりの無防備なヨルムンガンドに、契約を結びティムを試行する。抵抗することなく、素直に受け入れてくれ、単語ながらにテレパシーを送ってきた。
『パパ……ママ……』
………………。可愛い声だった。見た目に反して綺麗で澄んだ声。
そのギャップに弱い俺はドキュンされてしまった。そしてその声は、ルークにも聞こえており、一緒に悶絶。
すぐさま結界を解くと、雄子宮の温もりに包まれ、すやすやと気持ちよさそうに寝息を立て始めた。ずしりと重くなった胎を撫でながら、ルークが、
「か、可愛い……///////」
と、呟いている。
その顔には、一切恐怖や不安などといった感情はなく、頬を赤く染めて、ヨルムンガンドの誕生を喜んでいるそんな顔だ。
こうして、ルークの雄子宮の中でヨルムンガンドが誕生したのであった。
そこからまずは、ヨルムンガンドと交流を図ることにした。まだまだ小さく幼体なヨルムンガンド。心地いい空間(雄子宮)から出たがらなかったが、ルークの
「お前を抱っこさせて欲しい。」
その言葉に、するりととぐろを解くと、結腸口を通りルークの胎内から出てきた。
もうそのなんとエロいことか!雄子宮でじっととぐろを巻いていたのにするりと解いた瞬間のルークの
「んぁっ。」
という甘い吐息。
そして、結腸口を通過する時の
「ひゃぁっ!ンンンッ。」
鼻にかかったような悲鳴。
腸壁をするすると移動する時、ぬちゅりぬちゅりとしめる水音と、
「……んっ、ンンッ、……ぁん!……んあ~~~ッ!」
耐える喘ぎ、そして胎内からズルリと出てきた時の身体を細かく痙攣し、頬を上気させあげる悲鳴。
事前に全裸にさせていたから、アナルのふちがたわみ始める様も中から拡がる様も、そしてスクリーンに映っていたとはいえ、不思議な色をした凶悪魔物が現れるのは、まさに圧巻の一言だった。
ガチムチが、出産するシーンってやっぱりイイ!
地面に頭を持ち上げ、こっちを見あげる鋭い眼光。その見た目に反して、鈴が鳴るような声で、
『……パパ?……ママ?』
またドキュンされて、胸を抑えた。
「か、可愛すぎる……。」
俺の言葉に、頭を横に倒している。な、なんだ、この純粋培養は?!本当に魔物だったのか?!
「ごほん……。ごめんね。俺は、リオン。そしてこっちは俺の嫁、ルークだ。
君の名前を教えてもらっていい?」
俺の言葉に、反対に首を傾げて、
『なまえ?』
やはり、名前はないようだ。
「じゃあ、俺が名前をあげてもいいかな?」
俺の言葉に、頭を戻してこころなしか金色の瞳をキラキラさせて、頷いている。
「ありがとう。……ヨルムってのはどうかな?」
安直って言われるかもしれなけど、意外といい感じじゃない?
本人も嬉しそうに、
『おれ、ヨルム。』
あ、一人称おれなんだ。多分、俺を真似しているのだろう。
『パパ、……ありがとう!おれ、……ヨルム!』
ルークに近づくと、必死に訴えている。言葉は拙いながら、その表現はとても雄弁だ。
背中に生やしている純白の翼をパタパタはためかせているし。
「良かったな。ヨルム……。ほら、おいで。抱っこしよう。」
ルークの言葉に嬉しそうに差し伸ばされた、 手のひらに乗って、ぎゅっと胸に抱き締めている。
『……ま、ママぁ』
その柔らかく豊満な雄っぱいに包まれ、柔肌にすりすりして、幸せそうにしている。ルークも生まれたばかりのヨルムの柔らかな鱗や冷たい感触に気持ちよさそうにしていた。
ヨルムの頭を愛おしそうに撫でている。俺も羨ましくなって指を差しのばすと、チロチロと小さな舌先で舐めてくれた。その先端は、2つに割れて可愛い。
それからヨルムの食事や生態を調べ、みんなと一緒に生活できるかなど話し合う。会話は脳内に直接テレパシーで話せるから問題ないし、食事も雑食だった。しかし俺たちが許可する食べ物しか食べちゃダメだって伝える。ほら、妖精とか食べられちゃ困るからね。
あと俺たちの家族や他の神獣たちに対して敵愾心を持たないように、これは命令した。万が一、何かあったらダメだから。信じていない訳じゃないけど、魔物だったから神獣に進化したとはいえやっぱり契約を結んで起きたかったんだ。
だが、敵意をもって何かをされそうなら、遠慮なく防御をした上で、俺たちに助けを求めることとした。テレパシーのため、特に距離は関係ないから大丈夫。
脱皮を繰り返して成体になれば、かなりの大きさになるのだろう。そうなったら海が住処になるだろうし、ヨルムがいれば海の中の浄化もお手の物になるだろう。
時々みっちゃんがボヤいていたからね。
性格も基本的に温和で優しい。俺たちをパパ、ママと慕ってくれているし、俺たちも可愛がっている。だが、夜になって寝床で寝るのだが、完全俺のせいなんだけど……。
ルークの雄子宮に潜り込んでしまうんだ。
アソコで羽化したことで、雄子宮が一番安全な場所と認識してしまっている。ルークが、アソコは大切な場所だから寝るのはダメなんだって説得しても、金色の瞳を涙で濡らして見上げられると、流石のルークも断れなかった。
昼間は、俺たちと遊び、空を飛ぶ練習をしたり、子どもを育てるみたいに一から日常生活を教えこんでいく。妖狐のキラにも、最初は警戒していたけどすぐに懐いて、いい関係性を保てている。キラのことを「おにちゃ」と呼んで、2匹で遊んでいる光景はめっちゃいやされた。
ルークとは、ある程度ここで育てて成長して入れなくなるまで待つことに。基本的に甘えん坊で、俺たちの服のなかに入って暖を取ることが多い。その頻度はやっぱりルークが多いけど、ちゃんと俺にも懐いてくれている。
そして今は何をしているかというと、
「ひゃああああ~~っ!ちょっ、や、やめっ!よ、ヨルムッ!だからっ、ダメだって、……んあ♡、あ、ああんっ!」
服の隙間から、その身体を滑り込ませて、ブラの中に潜り込んでいるのだ。胸の谷間でその小さな身体を休ませたり、ぷっくりしている乳首に舌を巻き付けて遊んだり、雄っぱいに胴体を擦り合わせたり、鋭い歯で甘噛みしたりしてルークを悦ばせているんだ。
いやぁ、ルークと愛し合っている時に、参加しちゃって。雄っぱいを舐められた時に悦んでイっちゃったもんだから。ヨルム学習しちゃったんだよねぇ。
こうすれば、ルークが悦ぶんだって。それにアナルには居るときもよがるもんだから、それもちょっと……。
ま、しょうがないよね。ルーク与えられる快感に従順なんだもん♡♡♡
え?そんなことはない?
いやいや、じゃあ、それ何しているの?
自分から乳首を擦り寄せているじゃん。鱗に乳首の先端が擦れて気持ちがいいんでしょ?
「そ、そんなことはないっ!」
顔を真っ赤にして、そう言っても説得力ないよ。本当に俺のお嫁さんは、どエロくて堪らない。
◇◇◇◇◇◇◇◇
あれから1ヶ月経過したある日、雄子宮からヨルムが出なくなった。呼びかけてもうんともすんとも言わず、心配したが数日経過したある日のこと。ズルズルと動き出したかと思えば、寝袋を脱ぐみたいに脱皮したんだ。
スクリーンでルークと見守ったけど、本当に脱皮している。透明な皮がそこに残り、パクパクと自分の抜け殻を食べ始めた。ルークは、雄子宮でそんな動かれて、俺の腕の中身体を跳ねさせ、強烈な快感に涙を流している。
前までの柔らかな鱗ではなく、少し硬くその頭も大きくなり、胴体も太く長くなっていた。雄子宮に楽に入り込めていたヨルムは、少し窮屈そうにみえる。
そして案の定、結腸口を通り抜ける際に、ルークは絶頂した。ゴリゴリと結腸口を鱗で擦られる快感や結腸口より大きく太いものでぶち抜かれる快感に、耐えきれなかったのだ。
腸壁や前立腺を遠慮なく押し拡げながら、出てきた時には力なく口からヨダレを垂らしていた。意識こそあるものの、苦戦しながら胎内から時間をかけて出てきたものだから、完全にアヘ顔だった。
ヨルム、やるなぁ。褒めてあげると、キョトンとして首を傾げている。
脱皮する前は、手のひらより少し大きいぐらいだったのに、脱皮した後はとぐろを巻くとバスケットボールぐらいの大きさだった。
これは、次の脱皮は絶対に雄子宮では無理だな。脱皮したてのヨルムに、酷かと思うけどちゃんと説明した。最初、ぽろぽろ泣いていたけど、ルークの身体を壊す危険性があることを説明すると分かってくれた。今まさにアヘ顔を晒しているため、すんなりイメージが出来たようだ。
その代わり、次の脱皮まで甘えまくるようにしたようで、もう凄かったとだけ言っておこう。もう、ホントに尊い……♡♡♡
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