カスタマイズの番外編(エロ満載ッ!)

そば太郎

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53、2匹の真剣な想い

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~世界樹の森の空き地~

█ルークサイド

フェンとメリーちゃんが目の前にいる。ボロボロの状態なのに、その瞳だけは力強く、これから始まることに俺の心臓はバクバクと激しく打ち付けていた。

今から、何が起こるのだろうか。熱の篭もった瞳は覚えがある・・・。ブラッシングをしたあの日から、感じていたこの視線。

その時より更に強く感じる。

「ルーク。やっと、俺たちは、リオンに勝つことが出来た・・・。」
初めて聞くメリーちゃんの声。想像より高く、心地よく感じる。

「あぁ、ついにリオンから1本を取る事ができた。ルーク、俺たちは、ルークに想いを伝えるために死ぬ思いでここまで頑張った。」
戦いが始まる前に聞いたフェンの声。こっちは想像より低音で耳によく聞こえてくる。

今まで彼らの思いは、リオンだったり、子どもたちから伝えられてきたというのに、直接こうやって話が出来るとか信じられない。

それも俺に思いを伝えるためだけに?これはそういうことなのか?

「ルーク、聞いて欲しい。俺たちの想いを。俺たちの口から、伝えたい。」
メリーちゃんの言葉に、

「ああ、聞かせてくれ。お前たちの言葉で、その思いを。」
あの時の視線にこれからの関係性がどう変わるかと逃げ出したくなったけど、今回はそんな気が起きなかった。

俺は、彼らの言葉を聞きたい。そう俺の意思で決断した。

「「ルーク、愛している。」」
フェン、メリーちゃん同時に口を開き、そう言われた。

愛している?フェンとメリーちゃんが、俺を?
熱い視線に少し予想はしていたものの、信じられなかった。だって、その愛は淫気によって思い込まされていたものだと思っていたから・・・。

「そうだ。俺は、ルークを愛している。淫気のせいなんかじゃない。俺は、ルークと出会ってすぐに惹かれていたのだから・・・。
最初は分からなかった。森深くで、呪いからリオンと一緒に助けてくれ、そうして一緒に過ごすようになって最初に白に嫉妬して、今度はリオンに嫉妬した。

その意味がよく分からなかったが、ルークに触れられる度に心臓が破裂しそうに感じた。そして何よりも触れられるのがとても嬉しかったのだ。

淫魔に騙されたとはいえ、ルークと触れ合い、交わることが出来たことは、俺にとって夢であって欲しくないと思うほど幸せで忘れられない出来事だった。だが、淫気が祓われて、触れ合えない日々はとても苦しく、胸が引き裂かれるほど耐え難いものだった。

でも、こうしてやっとルークに想いを伝えることが出来た。何度でも伝えたい。

ルーク、俺は貴方を心の底から愛している。」

灰色の瞳の奥に滾るような熱さを感じる。フェンの言葉は、一切嘘が混じっておらず、俺に対する愛情がヒシヒシと伝えてくるようだ。

「ルーク、俺からも伝えさせて欲しい。俺も、フェンと同じ気持ちだ。
淫気を与えられる前、いやずっと以前から俺は、ルークを愛している。リオンから助けられルークと一緒に過ごすようになって、毎日が楽しかった。それまで俺は孤独だったから。キメラとして生まれ、生まれた時から独りだった。
親も兄弟もおらず、ただの獣で魔物で狩られる存在。討伐されるのを待つだけだって俺が助けられ、そうして家族を得た。

仲間に出会えて、主にも会えたというのに、いつの間にか俺は主の番である貴方が気になるようになり、そうして忘れられない人となった。葛藤する日々だったが、あの時触れ合うことができて、愛する人に触れ合える幸福感が心を満たしてくれた。

あの日々が、作られたと知って絶望しかなかったが、俺はやはり貴方を忘れられない。だからこそ、もう一度ルークと向き合うために、創造神に頼み、過酷な訓練を耐え抜きここに来ている。

俺たちの愛を、どうか受け取って欲しい。」

フェン同様、熱い瞳に射抜かれる。さっきから、心臓がドキドキしてうるさく感じてしまう。

彼らの言葉は、嘘偽りもなく本物だ。


俺は、リオンの伴侶であり魂のつがい。本来なら断らないといけないのに、

・・・何故かそう言葉に出来ない。

心が苦しい。俺の優先順位は、リオンだだひとりなのに。彼らの想いが嬉しいだなんて・・・。

あんなオーラを放つぐらい死ぬ気で頑張ってきたのだろう。以前までのフェンとメリーちゃんでは格段にレベルが違う。そして、それはリオンから、隙をついたとはいえ勝ったのだ。

俺に、愛していると伝えるためだけに。

こんなの嬉しいはずないだろ!

前から、あの視線の意味を考えて、ドキドキしていた。淫気が祓われているはずなのに、あんな想いが篭った瞳で見られて気にならないはずないだろう?

自然とポロポロ涙が流れてくる。

ペロペロとフェンとメリーちゃんが上目遣いで、涙を舐めてきて、擽ったくて笑ってしまう。ギュッと彼らの首に腕を回して、抱き締め、

不安そうな顔をする彼らにしょうがないなと観念することにした。

心のどこかで感じていた俺の想いを、そっと囁くように伝える。

「・・・俺も、愛している」
と。

バッと顔を離して、信じられないというふうに見つめてくるフェンとメリーちゃん。もしかして断られると思ったのか?

ぐすっと鼻をすすり、
「同情なんかじゃないぞ?俺だって、これまで色々悩んできたんだ。
それに、あんな真剣な顔をして告白してきたのに、あの表情はヤバかったぞ。切なそうな顔をされたら、ちょっとな

・・・でも、俺の1番は、リオンだし、子どもたちだ。それは絶対に変わることはない。、

それでも、・・・良ければ、俺もお前たちを・・・愛してやる。////////」
最後には小さく呟くように伝える。

は、恥ずかしすぎるっ!これまで、リオンしか告白した事がないから、顔が爆発しそうだ。
彼らの顔を見れずに、地面を見ていたから全然気が付かなかった。

彼らがリオンに振り返り、リオンがグッと親指を立てていたことを。

そうリオンは、上目遣いを上手く使えとアドバイスをしていたのだ。なぜならルークが、チョロインだからである。By語り手さんサイド


こうして、俺はリオンを伴侶に持ちつつ、フェンとメリーちゃんと交際を始めることになったのである。この結果に、リオンは理解を示してくれており、逆に寝取らせが刺激されるって喜んでいたぐらいだった。

もちろん、速攻でゲンコツを食らわせたのは言うまでもない。
ゴツンッ!
「あいたぁああああーーーーーーーーーッ!!!」

その後、フェンとメリーちゃんはリオンによってエリクサーをかけられ、全治癒したし、戦闘後のためルークによって丸洗いされて、至福な時間を過ごしたのである。


█フェンサイド

し、信じられない・・・まさか、ルークからも愛していると返してくれるなんて!

これは夢ではないだろうか?だが、この香しい匂い、抱きつかれたこの温もり、全て現実だ。

頭の中で「俺も愛している」という言葉が回っていき、尻尾が勝手にブルンブルンと左右上下に激しく動くのが止められない。
その日は、いつまでも夢心地の状態で、ルークに全身洗われ、しかも前回同様陰茎も洗い終わっており、少し泣いたのは内緒である。

メリーはそんなことはなかったようで、射精までしてくれたと嬉しそうにしていた。
くそっ、普段クールぶっているやつに限って、本当にむっつりだ。


█メリーちゃんサイド

今、俺たちは風呂に入っている。神殿で気が遠くなるほどの年月を繰り返して、再び至福の時間を味わっている。優しく身体を洗ってくれ、血やホコリを丁寧に落としていくルークの優しい手に、さっきから俺の股間は元気になっていた。

フェンは、受け入れてくれた喜びからまだ降りてこない。そのため、この甘美な時間の認識が乏しいのだろう。

陰茎を洗われているというのに、夢現状態である。触ってもらっているというのに勿体ないことだ。でも俺は違う。

頬を赤らめさせて、熱く勃起した陰茎棘を優しく洗ってくれているのだ。

わざと手のひらに押し付けるとビクンと手を震わせ、甘い吐息を吐いている。本当に可愛らしいひとだ。ギュッと手で扱いてくれて、射精へ促そうとしてくれている。

身体を捻り、ルークの頬を舐めると、赤く上気した顔を向けてくれ、そっと触れるだけのキスを贈った。想いを通じあって初めてするキスは、とても気持ちが良く、天にも登るような心地良さを感じる。

ちゅっちゅっ
触れるだけのキスを何回か繰り返して、薄く開いた口内にザラザラな舌を差し込む。
お互い舌を絡め、しばらくすると陰茎を握る手を動かしてくれて、甘美なる時間を過ごした。

「ルーク、愛している。」
俺の言葉に、俺もと返してくれる幸せに酔いしれる。

長らく続いた片思いは、ようやく両思いになったのであった。




█語り手さんサイド

魂の番であるリオンは、正式なる伴侶。
フェンとメリーちゃんは、側室?恋人的な立場。

こうして、言わばルークのハーレムが築かれたのである!

これによって、長らく欲求不満だった寝取らせが、満足していき、リオンの性癖はとんでもないことに進化を遂げることに・・・。

寝取らせ大好物→?????


ちゃんちゃん


〈これから、H三昧の話が続くという。〉
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