カスタマイズの番外編(エロ満載ッ!)

そば太郎

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63、ご機嫌とり

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ひ、酷い目にあった・・・っ! あれから3ヶ月が経過したというのにまだお尻が腫れている気がする。ふとした時に自分の尻を撫でていてびっくりだ。


あれから、フェンやメリーちゃんとの仲は良好である。仲良くお尻ペンペンの刑に処されたからなのか、主人やら主呼びに戻っていた。

俺たちの共通認識は、ルークを絶対怒らせてはいけないという戒めが刻まれている。

もふもふっ子を嬉しそうにブラッシングをしているルークをみて、俺たちは遠い目をしていた。

あれから、セックスはお預けを食らっていて、フェンたちも一切ブラッシングを受けていないらしい。全てロイドの世話になっているとのこと。

境遇の俺たちは、より一層連帯感が増したと思う。

ルークの機嫌をとるために、料理やお菓子を作っても喜んで食べてくれるけど、夜のお誘いをするとツンとつれなくされる。シクシク・・・今まで3日に一度は触れ合えていたというのに、今では朝の新鮮な母乳すら飲めていない現状に自然と涙が出てきてしまう。

「リオン様、私の胸をお貸しします。」
そう言って腕を広げているロイドは、無視。

いつまでもこのままではいけない。毎夜勃起する俺のペニスが爆発してしまいそうだっ!俺の精液はすべてルークのものだから、あれから自慰すらしていない。

・・・・・どうしたものか。

「リオン様、リオン様・・・」
ロイドがしょうこりもなく俺に話しかけてくるが、俺はルークと愛し合う手段を考えるのに忙しい。いつもセクハラをしてくるアンドロイドに構っていられない。

「リオン様、私にいい案があります。」
そんなことを言い出すまでは・・・・

「は?』
怪訝そうに顔を向ける俺に、嬉しそうに顔を綻ばせるロイド。ルークとみっちゃんが作った彼は、容姿が整っておりまさに王子様のような優男である。

ルーク一筋のリオンには、一切通じない。そもその、リオンはルーク相手では身体を許しているが、基本的に攻めである。リークとのセックスにおいても、8割はリオンが攻めており、2割は受けという配分だった。

ルークは、基本的にチョロイン体質持ちなので、言いくるめられるのだ。だが、今回ばかりは、言いくるめられないし、懐柔も出来ないというほとほとに困っている状態だったからこそ、ロイドの一言に耳を傾けてしまう。

「・・・なんだよ。いい案って?」
俺が聞くと途端に、花が咲くような笑顔になる。さっきまでは、乙女ゲーとかに登場する王子様っぽい(胡散臭い)顔をしていたのに、俺が反応を返したのがそんなに嬉しいのか?

「ご主人様は、身体を動かすことが何よりも好きなので、ぜひ一緒に運動なさってはいかがでしょうか?」
その言葉に衝撃が走る。なぜ、そのことに今まで思いつかなかったのかと、身体を震わせた。

ルークは根っからの、戦闘バカだ。いくら模擬戦をしているからといって、俺たちが本気で戦えば影響は計り知れない。

だが、神殿は違う。それに前回フェンやメリーちゃんに遅れをとったことを考えると、鍛え直す必要がある。さっそく、ルークに提案してみよう!

庭にいるルークの元へ行こうとして、慌てて振り返り、
「ロイド!ありがとなっ。助かった。』
そう伝え、今度こそ玄関から庭に飛び出していく。

後ろでロイドが、虚につかれた顔をしていたのをキラが心配そうに見上げていたのは、俺は知らない。



█ロイド

ドキンッ

「?」
リオン様から初めてお礼を言われて、心臓が大きく跳ねました。あんな笑顔を向けられたのは、初めてで、混乱したからなのか、まだドキドキしています。

自分の胸に手を当てて、データから同じような症状を探すけれど、アンドロイドやセクサロイドの中からは当てはまるものは見つかりません。

私は、ご主人様からカスタマイズされたセクサロイド。そう人工人間のような存在。インプットされたリオン様への愛情、それなのに、何故かリオン様をみると心がザワつく気がします。

人工物である私が、そんな曖昧な感情を感じることはない。

「私は、壊れたのでしょうか?」


█リオンサイド


嬉しそうにブラッシングをしているルークに近づいて、神殿に行かないかと提案した。今回彼らに油断してしまったこと、鍛え直したいことを伝え、ルークと本気で闘ってみたいことも伝える。

俺たちより格上の相手は、今のところみっちゃんただ1人だ。あ、そうかフォスもいたな。戦闘能力は計り知れないが、邪竜だったアイツとも闘ってみたい。

俺の言葉にルークは、目をキラキラ輝かせ、
「リオンっ、いますぐ行こうっ!」
と子どものようにはしゃぎ、嬉しそうにそうにしている。その笑顔をみて、なんで早くからこのことに思いつかなかったのかと、悔しく思う。3ヶ月という時間を無為に過ごしてしまった!

苦しい禁欲生活に涙が滲み、そうしてやってきた久しぶりの神殿。したり顔で迎えるみっちゃんに少しばかり殺意が湧いた。全て覗いていたなと、勘付いたからだ。

そんな俺に構うことなく、まだ小さいちびっ子たちにメロメロしている。何回か我が家に来ていて、ちびっ子たちも怖がりもせずに、懐いているのだ。

これには理由がある。みっちゃんが来るたびに、俺が元々いた前世の日本を管轄している世界の創造神から、最新のオモチャを取り寄せて一緒に遊んでいたから。

俺は知識にあるものなら創り出せるが、知らないものは創れない。みっちゃんが持ってくるオモチャを子どもたちが喜ぶのを俺は止められなかった。

庭園に通されて、恒例のおティータイムでもてなしてくれた。行儀が悪いが、マンチカンの子どもだちは、猫の姿でテーブルに座り、あむあむとみっちゃんの手から食べているし、そのほかの子どもたちは、俺たちの膝にのって美味しそうにお菓子を食べている。

彼らの世話に忙しいルークの口にせっせとお菓子を運び、至福の時間を俺は過ごしていた。

そうして俺の口には、ロイドがお菓子を運んでいる。そんな俺たちをにんまり笑うみっちゃんに俺は何も言わない。

脳内は、腐っている世界で埋め尽くされているから、わざわざ突っ込んで、嬉々として語ってくるに違いないからだ。ぜひ、同じ仲間のタキと大いに語り合ってくれ。

ま、あっちも子どもが産まれて忙しいと思うが。



◇◇◇◇◇◇◇◇


翌日、モフモフちびっ子たちをみっちゃんやロイドに任せて、俺たちはいつも利用している戦闘部屋にやってきた。軽めに柔軟体操をしてから、ルークと対峙する。

ここで思いっきりルークと闘えるっ!

既に戦闘モードに入っており、好戦的な笑みを浮かべ、高揚感が隠しきれていない。本当に嬉しそうだ。こんなことなら、もっと早く神殿に連れてこれば良かったと後悔したが、今はルークとの戦闘を楽しもう。


前回戦った時は、ギリギリ俺が勝てたけど今回はどうなるかっ!うわっ、前よりスピードはやっ!しかもかわした瞬間、回し蹴りが飛んできてまともに受けるところだった。

嫌な感じがして、バク転で避けると衝撃波が飛んできてビックリする。

俺はどっちかというと、遠距離タイプだから近距離に持ってこられると苦しい。なるべく距離を取ろうとするけど、詰めるのが上手すぎて、発動時間が短い攻撃しか出来ていない。

「ほら、ほらっ!リオン、そんなものか?!」
目にも止まらぬ速さで、攻撃が飛んできて防ぐことに精一杯になってしまう。ルークは身体強化を使っていないのに、これほどまでに重い攻撃に腕が痺れてくるっ!

こっちは、フルで身体強化使っているというのに、この戦闘狂めっ!

防戦一方の戦いにルークが、焦れったくなった時、イラついて集中を途切れさせたそんな一瞬の隙をつき、気が付かれないように展開していた魔法を一斉に発動させるっ!

広範囲魔法を連続で叩き込み、自分自身は結界を展開させ、距離を取って見守った。目を凝らし、ルークの気配を探るけど、なかなか捉えられない。絶対にこれだけでは仕留められないため、次の攻撃に備える。

その時、未だ続く魔法攻撃の合間から弾丸のような塊がこっちに飛んできて避けた瞬間、俺はルークによって押し倒されていた。

「俺の勝ちだっ!」
荒い呼吸を繰り返しながら、誇らしげにそう宣言するルークの背中に、ぽんと当たる手のひら。

信じられないと、後ろをむくルークの背後には、もう1人の俺がいた。ポンッと軽い音を立てて、押し倒されていた俺は消え失せ、後ろの俺だけになる。

悔しそうな顔をするルークに、ネタバラシをした。

「今度こそ、勝ったと思ったのにっ!」
土埃まみれになったルークは、悔しそうにしてから、嬉しそうに地面に倒れて伸びをする。

「やっぱり、本気で闘うの、楽しいなっ!」
俺もその隣に横になって、そうだねと返す。清々しい笑顔を久しぶりにみて、ロイドに少しばかり感謝した。


そこからは、ルークが満足するまで、闘いに付き合って最後には、負けてしまうことに。だってルークの反応速度がどんどんあがってくるしっ、1回使った技は見切られてしまうから、もう、これだから根っからの戦闘馬鹿はっ、怖いっ!!

地面に転がって、しくしくと泣く。
「やったぁあああああっ!リオンに勝ったァアアアア!!!」
雄叫びをあげているルークに、もっと頑張ろうと誓った。


それから、みっちゃんにテレパシーでそのまま鍛えてもらうことに。本当なら1回休みたかったのにっ、高揚感を消したくないっていうルークに俺は負けた。

そこから、地獄をみたと言っておこう。まっ、怠けていたからだわって嬉々としていたぶってくるみっちゃんに本気で泣いた。そんなみっちゃんに好戦的なルークに、嬉々として、戦いを挑む伴侶の姿に、また泣く。

でも、旦那たるもの情けない姿をいつまでも晒すことは出来ず、一緒に連携をとり、挑み続け、続け、続けた結果、何とか及第点を貰うことが出来た。

もう、指1本も動かすことが出来ないっ。それなのに、ルークは起き上がってみっちゃんにアドバイスを貰っている。ほ、本当に元気だ・・・っ。

みっちゃんから、ここに籠ってからまた気が遠くなるほどの年数を聞かされ、根性でエリクサーを飲んで驚くルークを横抱きにして転移する。

もちろん、いつもの恒例の蜜月の始まりだっ!



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