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ぷるぷる。レベルアップ?
しおりを挟む今夜、父の提案した方法でレベルアップする。何故かお風呂で、隅々まで洗われたのはなんでだ?
普段そこまで洗わないのに尻尾の付け根や矢印になっている角のところまで……いや、気持ちよかったからいいんだけど、なんで?
にっこにこ顔の父。俺たちがお風呂から出ると今度は、母がお風呂へと入る。俺の頭を撫でる母の頬は何故か赤い。
寝室に連れられ、いつもなら俺専用の寝床に入るのだが、父と一緒にベッドに座っている。
……これから何が始まるのだ? 父に尋ねても教えてくれない。いつもなら嬉々として教えてくれるのに。
そうこうしていると、母がお風呂から上がってきた。父は、母にお水を渡し、水分補給をさせている。ごくごくと飲む母の喉仏が上下しているのを見てしまう。
筋肉隆々な肉体。盛り上がった筋肉。ガウンの隙間からのぞく厚みのある胸。でも俺は知っている。その胸が柔らかいことも今は隠れているチクビから美味しいミルクが出ることも……
母がベッドに上がると、俺の前でドスンと腰掛ける。少し体制を崩してしまい、父が抱きとめてくれた。母は、わ、悪かったとしょんぼり顔。
見た目こそ、端正な顔立ちで迫力もあるが俺を大切に思ってくれるのがよくわかる。俺は、母が大好きだ。ギュッと太い指を握り、反対の手で父の指を握る。俺は、……父と母が大好きだぞと伝えるように。
ふたりが柔らかく微笑んでくれる。
俺は、魔王様直属の配下……ではあるが、俺は父と母の子供でもあるのだ。
「じゃあ、早速始めようか。ねぇ、クロノス。僕がメタルスライムって種族なのはわかっているよね?」
父の言葉に頷く。
「メタルスライムは、倒すと経験値がどっさり入るレアモンスター。」
その言葉にズンと心が重くなる。父……
悲しそうな顔をする俺に慌てて、
「でもね、倒す以外にも経験値をどっさり手に入れる方法があるんだ。今回はそれをしようと思っている。」
言葉を続ける。
父の言葉に俺はえっ?となったが俺は我慢して、話の続きを待つ。俺の様子に満足そうに頷くと、説明してくれる。その方法は次の通りだ。
母の体内に一緒に入り、そこで就寝。朝起きたら、経験値がどっさりという。
…………は?
信じられない。そんな方法聞いたことがないぞ。父に問い詰めると、確かにそれだけでは経験値が手に入るのは、母だけらしい。しかし、父が俺にあることをすれば、俺にも経験値が入ると言われた。
ただし、これは理論上のことらしく、実際してみないと分からないとも……
ただ高確率の割合で成功するだろうと。母の顔を見ると、顔を真っ赤にしているが、真剣そのものの顔で頷かれる。
……本当の話なのか。
眉唾ものの話にしか聞こえないが 、俺は父と母のことを信じている。
俺は、その方法に乗ることにした。
……はて?
寝て起きたら経験値どっさりに注目してしまったが、先程父はなんと言ったか。
母の体内……? それは、どういうことだ? 父と一緒に母の体内に入る場所などあるだろうか?
口の中は、さすがに無理だ。せいぜいどちらかだけ。……では、一体?
不思議がる俺に、人間の父が母のガウンを脱がせる。裸体を晒す母。これまでも何回も見てきた母の体は、彫刻のように美しい。盛り上がった胸筋にポツンと飾られる赤ピンク色のチクビ。
小麦色の肌と熟したチクビは、とても美味しそうに見える。夕ご飯は食べたが甘い匂いがするチクビを吸いたくなって、羽をパタパタ動かし、チクビへと向かう俺を父に掴まれてしまった。尻尾でペチペチ叩き、いやいやするが離してくれない。
「ゴメンね、クロちゃん。今は我慢してね。」
宥められるが、俺は寝る前のミルクが飲みたいのだ!ちゅうちゅうしたい~~~~~!
くっ……目の前に美味しそうなチクビがあるというのに、吸わせて貰えないとは!なんという仕打ち!
何故か、目の前のチクビが吸いたくて、吸いたくて、母の方へと腕を伸ばす。終いには、目から涙を流し、わんわん泣いてしまう。俺は、魔王様直属の配下だというのに赤ちゃんになっているからか精神も引きづられてしまっているようで悲しい気持ちが広がる。
困りきった父が、最終的に折れてくれた。
俺は母の腕の中、必死にチクビに吸い付き、寝る前のミルクを堪能する。ちゅっちゅうちゅう。吸う度に甘露のようなミルクが口いっぱいに広がり、心がポカポカに包まれる。これがなんという感情なのか俺には分からない。魔王様直属の配下だった時には感じることがなかった気持ちに戸惑うことが多いが、悪くないと思う。
……いや、正直に言おう。……だ、大好きだ!
心の中で叫び、勢いよくチクビを吸った。
じゅうぅうう~~~~~~~~~!!
「ンアアっ……」
母の悲鳴はすぐに俺がチクビを吸う水音にかき消される。
じゅうじゅうじゅう!
気がついたら、母と共に俺はベッドに横になっており、俺は母の体の上で必死にミルクを飲んでいた。ある程度腹が満たされ、はっと我に返る。
チクビを咥えたまま、状況把握につとめ、すぐに抱きしめてくれていた腕がないことに少しの寂しさと寒さを感じ、チクビから口を離し、母を見上げた。
……? 母?
何故か母は、何かを耐えるように唇を噛み締め、顔を顰めている表情をしていた。
最初は、俺がミルクを吸っていたからかと思ったが、俺は今、チクビを吸っていない。なのに、母はいつもはサファイヤ?アクアマリンのような瞳を濡らし、時々ビクンッと大きく体を震わせている。
金色の髪が汗で濡れて頬に張り付いており、いつもの母とはかけ離れている姿にドキリと核が跳ねた。
ドキドキする核。以前、母のチクビを吸っている時にこんな風な母を見たことがあったことを思い出す。父の名前を呼びながら、気絶していた。
……ちち?
そういえば、父はどこだ?
水音が聞こえ、後ろを振り向くと 意外と近くに父がいた。いつも気配が読みにくく、すぐ後ろにいた父に驚く。
俺と目が合うと、にこりと微笑まれる。
『パパ、何をしてるの?』
俺は、父が何をしているか分からない。
母の脚を大きく広げ、その間に陣取っていて、何かしているようだった。脚の間からなにかグチュグチュ、グチュリと粘着性の高い水音が聞こえてくる。
「もうミルクはいいの?」
優しく問いかけられ、コクリと小さく頷く。今回、俺に経験値をどっさりくれるという。確か……母の体内で一晩を過ごす。
…………体内?
脚の間に陣取って何か指を動かしている父。そうして何かを耐えるように顔を真っ赤にさせて、瞳を潤わせている母。
父が何をしているかこの角度からは見ることが出来ないが、母の生殖器。つまり、チンポは、大きくそり立ってる。元々成体だった俺は、一通りの大人な事情は知っているし、なにより経験者でもある。カマトトぶる純情さもない。
これが大きくなっているということは、母が快感を感じていること。しかし、……なぜ? 俺はコレに触ってないし、父も触ってはいない。それなのに……?
父はオス。母は、男。つまり、オス……
母が男だということは知っていたのに、それがどういうことか全然理解していなかったのだ。
子供が出来るということは……性行為をすること……
つか、今更ながら男がなんで妊娠できるのだ?!モンスターたちでさえ、子供を産むのはメスだったぞ?!
母に、メスの部分があるのか??
これまで母の裸体は見たことがあるが、隠されたソコをみたことはない。産まれた時ですら気がついたら生まれていて、バタバタしていたからな。
俺は……どこから産まれた?
【クロノス】
まただまだ赤ちゃん。経験値をどっさり貰ってレベルアップするのを待ち望んでいる。これまで母が男という意味を知らず、そういえば男の母から母乳が出るのって何でだ?と疑問がわく。精神は、成体であるものの体に引きづられ、幼児化したりする。父と母が、大好き。しかし、時々魔王様直属の配下としての自覚が蘇り、ツンが前面に出てしまう。悪いことをして、魔王様や四天王様たちに見つけてもらいたい。
【スラ】
父。メタルスライム。基本的に人間の姿にになっていることが多い。現在、息子のレベルアップのために、クラウドのアナルを拡張している最中。自分ひとりだったら、そこまで拡張はいらないのだが、今回は息子も一緒に入るために頑張っている。
【クラウド】
母。金髪、アクアマリンのような瞳をして、まさに王道のような色彩を持つ。スラと出会った日に自分の体内に入られ、色々開発されつづけた過去を持つ。というか今も開発中。色んなプレイを経験済み。そのために、処女だったアナルは、現在縦に割れている。ちなみにアナルは薄ピンク色。
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