ぷるぷる。俺は、悪いスライムだ!

そば太郎

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ぷるぷる。母の体内

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俺が産まれおちた場所。それがどうしても見たかった。その衝動のまま、俺は胸からおり、ボコボコした腹筋の上をヨタヨタと歩き、下腹部へと移動する。

そびえ立つ母の生殖器。俺より、背が高く、ダラダラと先走りの液体が流れ落ち、金色の陰毛を濡らしていた。

そっと金色の毛に触ってみる。そこはまだ濡れておらず、ふわふわして気持ちがいい。それにしても……母の生殖器は、グロテスクだった。人間の生殖器はこんなものなのか?

初めて見る人間の生殖器。自分のものとは違う形状。

キノコのようにカサがあり、竿にも血管が浮き出て、なかなか圧巻な見た目をしている。……見上げてもその全貌は見えない。

まさに、デーン。

「クロノス、そろそろ準備が出来るから、こっちにおいで。」
父の言葉にはっとする。そうだった……!初めて見る母の生殖器に感心しているところではなかった!

俺は……俺が産まれた場所を見てみたい!母に、メスのような穴があるのか、ないのか。

クロノスになる前まで、『父』『母』という言葉は知っていたとしても、俺にはまったくもって関係のないことだった。自分がどこから来たかも知らず、ただ強くなることだけを考え、泥を啜り、ダークスライムとしての能力を最大限活用し、そうして魔王様直属の配下になったのだ。それが全てだった。誇りだった。自分の生きる意味でもあった……!



━━━━━━━━━━━━━━━それなのに。



……俺は、父を知った。母を知った。愛されるというのは、まだよく分からないが、大好きだよ、愛していると言われるたびに、胸がポカポカする。俺は、ダークスライム。まして、魔王様直属の配下というのに……

俺は……
父と母の傍から離れたくないと思ってしまう。

……っ!ぷるぷる。い、いかん!俺は、魔王様の忠実なる、は、配下なのだ!俺は、強くなって、魔王様の元へ、馳せ参じなければならないのだ!

この先に行くのが、……こわい。
俺が育ち、産まれた場所を知るのが、……こわい。
……しかし、魔王様の元へ馳せ参じるためには、……この先に進み、レベルアップしなければならない……

ギュッ
目を瞑り、ポンッと飛び降りる。

本当なら羽を動かして飛ぶ必要があるというのに、何故か俺は羽を動かさない。だって、……知っているから。

ふわっ
ポスッ
父が抱きとめてくれることを……
案の定、俺は父の腕の中に抱えあげられていた。

目を開けると、ふわっと微笑まれる。俺の……父親。

「クロノス」
そう、俺はクロノス。父と母がつけてくれた……俺だけの名前。

まだどうしていいか分からない。……が、今は俺はクロノスでいたい。俺は赤ちゃんなのだから、考える時間はまだある。

父の暖かな腕の中、俺はそう結論付けた。





……………………ッ////

想像していなかった光景を目にして、俺は全身を紅潮するのが止められなかった……

丸太のように大きく逞しい脚を左右に広げている母の姿をみて、俺は硬直している。俺を後ろから抱きしめ、母の穴に指を差し込み、グジュグジュと水音を立てる父。俺にひとつひとつ説明してくれる父の言葉が頭に入ってこない。

結論から言うと、母にメスの穴は、なかった。

では、俺がどこから産まれたかと言うと……それは、排泄口だった。獣型や人型モンスターにもある排泄口。不浄なる孔。

俺には、ないが。

本当に俺は、ここから産まれたの?と父に尋ねると、にっこり笑ってそうだよと答えた。…………!お、俺は、排泄口から出てきたのか?!

つまり、俺は……は、母の排泄物?!
そう叫ぶ俺に、慌てて父が違うんだよと説明してくれた。父が赤ちゃんの子種を大量に注ぐと、排泄口の深い場所に小さな核が出来るんだって。それがいつの日か赤ちゃんになって、母の体内からある日、産まれる。

そうして、俺は産まれた。父が嬉しそうに核が出来た時の感動や徐々に大きくなる母のお腹とかを見る時の感動とか、伝えてくるものだから、俺は赤面する。……そ、そんなにも俺の誕生を待ち望んでいてくれたとは……

「ほら、クロノス見てごらん。排泄口といってもね、ここは毎日キレイにしているし、美味しそうな色をしていると思わない?」
人間の父の細い指が、ちゅぷりと穴から抜かれ、透明な液体でヌラヌラと光る穴は、確かに美味しそうだった。

……はっ?!
な、なんだ?!排泄口が美味しそうとは一体?!

信じられなくてジッと観察する。俺は、脳筋ではない。知的モンスターなのだ。ダークスライムである俺が生き残るためには、自分の強みを最大限に活かす必要があった。そのためには、知恵が、知力が高くなければいけない。

……母の排泄口。父いわく、秘孔アナルというらしい。アナルは、先程まで父の指が入っていたとは思えないぐらいギュッと閉まっている。皺が1本、2本、……8本か。数えたところでそれがどうなのか全然分からないが。だが、時々呼吸するみたいに、蠢いているのが、なんとも……いえないいやらしさを感じる。

……!母の体をみて、いやらしさとはなんだ?!

ち、違う。これは観察しているのだ!母とはいえ、勇者かもしれない男の体をつぶさに観察するのは、魔王様直属の配下としては当然のことだ!

母のアナル……生前?以前、キラ〇パンサーの排泄口をみたことがあったが、あれは確か穴だった。だが、母のこれは……?

「パパ? ママのアナルは、なんで縦に割れてるの?」
そう母のアナルは、縦に割れていた。俺の言葉に、母の脚がピクリと動く。もしかしたら、ひとと違う形のことを悩んでいたのかもしれない。傷つけたかもと思ったが、ここからは母の表情は見えないために、実際傷ついたか分からなかった。

ごめんなさいと母の太ももにスリスリと擦り寄る。太く逞しい脚だが、滑らかな肌は気持ちがよく、いつまでも触っていたくなる。スリスリしていると、縦に割れた穴からトプリと透明な液体が溢れてきた。

?!

ドロドロした液体は、父が何か塗っているかと思っていたが、これは母が出しているのか?
排泄口から出るのは、不浄なるものではないのか?!

びっくりして父を見る。
「ああ、これはね、愛液っていう液体なんだよ。ママが気持ちよくなるとここからいっぱい出てくるんだ。ほら、美味しいよ?」
新しく出てきた液体を指で掬い、俺に差し出してくる父。

……ヌルヌルとした液体。
本当にこれを母が出したのか?

スンスン匂いを嗅ぐと、何故かいい匂いがした。頭がクラクラするような、そうこれは、お酒を飲んだときのような感覚。頭がふわふわする……

ペロリ
気が付けば、父の指を舐めていた。

愛液の味は、ほんのり甘い。母乳は感動するぐらいの甘みがあったが、愛液は優しい甘み。これはこれで好きだ。気が付けば、父の指に付いていた液体を全て舐めとっていた。

「美味しかった?」
問いかける父の言葉に、大きくうなずく。もっと欲しかったけど、まだ準備があるからもう少し我慢ねと言われてしまった。父は俺の頭を優しく撫でてから、愛液でシドシドに濡れた穴に今度は、3本指を入れる。

さっきは1本だったのに、3本?!と驚くものの、丁寧に拡張していたから大丈夫なんだと。

そ、そんなものなのか? さきほど、母の悲鳴が聞こえた気がしたが……

しかし、それから直ぐに指は4本になり、細いとはいえ父の指がグッチョグッチョ水音をたてて、母のアナルへ抜き差しされていた。

最初は慎ましいと思った穴が、今では4本の指を咥えこんでいる。決して激しくはない抜き差しなのに、何故か母の悲鳴は徐々に大きくなり、体の震えも激しくなっていく。大きく広げられていた脚は、更に大きく広がり、時々ビクンビクンと飛び跳ねるため、俺は父によって、特等席に座らされてしまった。

そうつまり、穴の真ん前。母から出てきた愛液が、 父の指の間からトロトロと蜜のように流れ落ちていき、シーツに濡らしていくのも全て見える。ほんのりと漂う甘い匂いに、そわそわしてしまう。

な、舐めたい……

でも、近づくと危ないよと言われ、動けない。

排泄口と思っていたが、今ではご馳走のように感じてしまう。ゴクリ。自然と喉がなる。

背中にあたる硬いもの。……恐らくそれは、父の生殖器だろう。父と母。伴侶。……これは、きっと人間で言うところの性行為に近いのだろう。つか、モンスターでも同じだからな!

……お、俺は、ど、童貞だったが……/////
ふん!俺は偉大なる魔王様の直属の配下だぞ!そ、それはモテてだな……キャーキャー言われて手紙をよく受け取っていたものだ!

……全て、魔王様と四天王様宛てだったが。ぐすん。

「そろそろ、いいか……クロノス、お待たせ。さっ、中に入ろうか。」
その言葉とともに、4本の指が母の体内から引き抜かれる。ぐちゅうううう……そんな卑猥なおととともに、泡立った愛液が大量に溢れ出てきた。

これでもかと広がった穴からは、未だ泡立った愛液がどぷっどぷっどぷっと溢れ出ており、その向こうには、鮮やかな腸壁が見える。健康的な赤ピンク色……

テラテラと光り輝き、襞が幾重にもみえ、時々収縮を繰り返している。初めて見る人間の体内……その構造など、俺には分からないが、ここがただの排泄口ではなく、これはメスの腟だと錯覚するぐらいエッチな光景だった。

俺は……ここから、産まれ出たの、か?

父を見上げると、こくりと頷き、
「そう、君はあの日、ここから元気よく産まれたんだ。ポンッと勢いよく出たもんだから驚いちゃったよ。落とさなくて本当に良かった。」
懐かしそうに目を細める父の平凡な顔が、締まりのない顔になったが、俺はその顔を好きだと思った。

俺は……望まれて産まれてきた。それが、よくわかる顔だったから……

…………母も?



【クロノス】
ベビィダークスライム。両手より小さい。羽と先端に矢印がある尻尾が可愛い。父と母が大好きだが、魔王様直属の配下としてのプライドとの狭間に揺れ動いている。ミルク大好きっ子。今回初めて愛液を舐めて、ミルクの次に好きになった。

生前経験があるような発言をしたが、実は未経験。知識だけはある程度ある。

【スラ】
父。メタルスライム。人間の姿は生前の姿でまさに平凡そのもの。しかしクラウド同様カンストしており、全モンスター中、トップクラス。実は、魔王(スライム種)の称号があったりして……
以前はクラウドしか経験値どっさりが出来なかったが、カンストした事で使えるスキルも増え、クラウド以外の対象者も経験値どっさりの方法を思いつく。

【クラウド】
母。人類最強の男。覇王の称号を持つのを隠している。バレたら、絶対にうるさい輩が出てくるから。筋肉隆々の体をしているが、柔軟性は良い。どんな体位にも対応できるポテンシャル。早くに両親を亡くし、家族に飢えていたため、家族愛が強い。今回気持ちのいい場所を触ってくれず、拡張に勤しまれたために、理性が飛びかけている。




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