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ぷるぷる。羞恥に震えるクラウド
しおりを挟む⬛︎クラウドside
ど、どうして……こ、こんなことになったんだ?!
断続的に乳首を舐められ、甘い疼きが乳首を中心に胸全体へと広がっていく。これまでクロノスにお乳あげるのは、家だったためそこまで我慢する必要がなかった。
しかし……今俺たちは、街に入るための順番待ちをしていて、周囲には冒険者がいるのだ。ここは、商人や住民が出入りする門とは違い、冒険者専用の門だ。そのため、超特級冒険者の俺たちは結構注目されていた。
普段は彼らの視線など気にする事はないが……今は、ヤバい。シートで隠れているとはいえ、クロノスが……乳首をちゅうちゅう吸ってミルクを飲んでいるのだから……!
……ちゅうちゅうちゅう
自分の胸元から乳首を吸う音が聞こえてくる。自分の胸から母乳が吸われるのが分かってしまう。これまで、スラに始まり、子供たちにも吸われてきたが、これほどまで危機感を
感じたことはない。
頼む……は、早く満足してくれぇええ!
切にそう願った瞬間だった。
突然吸われている方の乳首に鋭い痛みが走り、
「ああんっ♡♡」
自然と悲鳴が出た。
発したあと、瞬時に羞恥に顔が真っ赤に染まる。周囲の冒険者たちの顔が驚愕に変わるのを見てしまい、咄嗟に俯く。
絶対に……き、聞かれた。恥ずかしくて、 恥ずかしくて、どうかなってしまいそうだ……!
も。もう……ここの門を使えない……
は、早く、街に入らせてくれ……!今すぐこの場から去りたかったけど、それも出来なくて、ただただ順番が来るまで待つしかなかった。
……っ?!
静かになっていたクロノスが、今度は舌先で乳首を舐め始めた?!シートの隙間から確認すると、しょんぼりしながら、小さな舌先でペロペロ乳首を舐める我が子が見える。
恐らく、噛んでしまい、謝っているのだと思うが……今はそっとして欲しかった……!
……んっ
噛まれたことで舐められる度に、ピリピリしてしまう。少し傷がついたようだ。
……ぁ……んっ……
決して強くはないが、子犬のようにペロペロと舐められると、……ピリピリした痛みの中にジクジクとした熱を孕んでしまう。
「━━━━━━ッ!」
や、やめてくれ!ぺ、ペロペロ、す、するなぁ////
そうクロノスに念じても、クロノスの舌は止まらなくて、俺は……俺は、
ますます顔を真っ赤にして俯くしか出来なかった。
スラに手を引かれ、少しずつ前に進む。並んだ当初は、騒がしかったのに、何故か今は静まり返っている。周囲からの視線が俺に集まっている気が……
確認する気なんて持てなくて、ただただひたすらにこの時間が早くすぎてくれと強く思いながら俯くしか出来なかった。
……んあ♡♡
ピクンと震えてしまう。
ペロペロと舐めていた舌が、ベロンと下から上へと舐め上げたからだ。
く、クロノス……も、もう……許してぇ……
ミルクを吸うのでもなく、乳首を何度も何度も舐めてくる息子をシートを持っている手でギュッと抱き締める。それ以上舐めてくれるな……そう思いながら。
だが、クロノスの動きを止められたのはほんの数秒で……
「ひゃあっ?!」
新しい刺激に我慢出来ずに、小さな悲鳴が零れてしまった。なんと、クロノスが乳輪を舐め始めたからだ……!
舌の表面にあるざらざらが押し付けられ、ぷっくらしている乳輪を舐められている?!
はぁはぁはぁ……!
顔が熱い……じっとりと汗をかき、自然と口呼吸になってしまう。
小さい舌に生えたざらざらが……
敏感な肌を刺激し、快感を拾ってしまう。息子の舌なのに……
……い、いけないのに……胸が疼く……
こんなところで……み、見られているのに……き、気持ちよくなっちゃうなんて……い、いけないのに……
乳首を舐められているの……バレちゃう……
我慢しないと……そ、それなのに、……乳首……また噛んで欲しい。
……っ?!俺は何を?
ズクン
クロノスの鋭い牙で噛まれた感覚を思い出し、下の方からコプッと何かが溢れるような感覚がした。
お、俺……ぬ、濡れてる?
まさか……勃起もしているのか?
スリッ
確かめるべく内股を擦り合わせてみると、微かに水音が聞こえる。こ、これは……確実に濡れている……
確認出来ないが、恐らく勃起もしているはずだ。
…………だ、大丈夫なはず。……冒険する時の服は厚い……尻はパツパツだが、前の方はゆとりがあるから大丈夫だ、バレるはずはない……
シートを握る手をギュッと胸に強く押し付ける。
……足を動かすとぐじゅりと卑猥な水音が聞こえてくる。そ、そんなに、ぬ、濡れているのか、俺は……
ギュッ
手のひらに感じるスラの手。俺の愛する人……
「クラウド、もう少しだから頑張って。」
周りに聞こえないように囁くように伝えてくれる。それは俺に対する配慮なのだろうが、今の俺には刺激が強すぎた。耳にスラの息が触れ、先程より強い疼きが走った。
「……んっ」
愛する人の体温と匂いに、勝手に体が反応してしまう。
必死に小さく何度も頷き、熱くなる自分の体を宥める。あと、もう少し……腕の中の膨らみをシートの上で抱きしめ、無限に感じる時間をやり過ごす。
その間にも、何度も何度も乳輪を舐められ、時々乳首の形を確かめるように舌先で辿られ、ちゅうと乳首を咥えられ母乳を吸われる……
自分の息子ながらなんてテクニシャンなんだと、心の中で叫ぶ。
無限と思える時間に、絶望していると、待ちに待った言葉がようやく聞こえた。
「次だよ。」
やっと……順番が来た……
は、早く……
「おかえりなさい。スラさん、クラウドさん。……あれ? 従魔のあの子がいませんけど、どうかされたのですか?」
……?!
そ、そうか……行く時、クロノスも登録していたんだった……
や、ヤバい……い、今こんな姿を見られたら……!
焦っていると、
「ああ……すみません。今、起こします。ほら、起きて、クロちゃん。」
スラがシートの上からクロノスに呼びかけると、俺の腕の中ゴソゴソとクロノスが動き始める。まさか、出るつもりか?!
仮にクロノスが出たら、シーツが捲れ見えてしまうかもしれない。そんな恐怖を持つが、クロノスはシートの合間からひょろりと尻尾を出し、ユラユラ揺らめかす。
それをみた門番兵が、疲れたんですねと納得してくれ、許可を出してくれた。まだ赤ちゃんだと思い出したようだ。
よ、よかったぁ……
無事に門を通ることができて、止めていた息をようやく吐くことが出来た。
俺がこんなにも戦々恐々としていたのに、当の本人は、未だ、俺の乳首を咥え、母乳を吸っている。
お前は、いつまでミルクを飲んでいるつもりだ? 普段ならとっくにお腹いっぱいになっているだろう?
そう言いたいが、まだ人目があるため我慢する。
…………熱くなった体を動かし人目を避けると、俺はスラの手を取り、瞬時に自宅へと帰ることが出来た。
安心する我が家。
スラの力で、ようやく帰ってこれた……
ホッとした途端ズルズルと、床へ座り込む。今は、冷たい床が気持ちいい……
力が抜けた腕からシートが落ちると、むき出しになった胸に張り付く今回の元凶。未だ満足せずに母乳を吸っている息子に、一言言ってやろうと、口を開こうとした時……
『ママ、乳首噛んでゴメンなさい……』
大きな瞳を涙で潤ませ、いかにも反省してますという表情をしているクロノスをみると、俺は怒ることが出来ず、
頭を撫で、
「いや、それはもう大丈夫。それにしても、今日はよく頑張ったな。えらいぞ。」
そんなことを言っていた。
俺の言葉に満面の笑みを浮かべ、胸に顔を埋める可愛い我が子。
俺にはクロノスの言っている言葉は分からないが、最初に比べたらツンツンしておらず、素直に感情を伝えてくれるから、何を伝えたいか分かるようになってきた。
ほんの数日前まで、カーテンに隠れていた子が、甘えてくるのが嬉しくて甘やかしてしまう。これは、良くないと思いつつも、俺の弱みを的確についてくるクロノス……
……でも、噛んだときのあの顔を思い出し、羞恥心はあるものの、人の噂はなんとかと思い、気にしないことにした。
その夜は、甘えたさんになったクロノスが、俺の膝の上でご飯を食べ、これまでスラと一緒に入っていたお風呂を俺と入ると言ってくれた。初めてこんなに甘えられ、俺は、幸せな気持ちでいっぱいになる。
寝る時も、いつもは籠の中に入っているのに、俺とスラの間に横になり、初めて親子川の字で寝ることが出来た。
⬛︎クロノスside
隣をみると、母。反対をみると、父。
いつもの寝床ではなく、俺は、今父と母の間にいる。……いつ見たのか、絵本にあった親子で眠るイラスト。
くだらないと思っていたが、……案外いいものだ。
……俺は、魔王様直属の配下だが、今は父と母の子であるクロノスだから、これでいい。
すぐそばに大好きな両親がいる。寝る前にふたりから頬にキスを贈ってくれた。くすぐったくて……何故か、叫びたくなる。
胸がポカポカ……
今日は意図せず、母を傷つけて閉まったが、母は許してくれた。
ありがと、ママ。
パパとママ……俺が悪いことをしても、ちゃんと謝れば許してくれる。魔王様直属の配下だったときは、失敗は命に直結する出来事だったから、気が抜けなかったけど、……ここはそうじゃない。
失敗しても、次どうすればいいか一緒に考えてくれる。
……頭を撫でてくれ、微笑んでくれる。
愛というものが、まだよく分からないけど、自然と笑顔になる。
明日も、……きっと楽しい!
【クロノス】
無償の愛をなんとなく理解しつつある。ツンデレが、ついにデレのみになった?!
悪いことをしても、怒られるが、見捨てられることは絶対に無いことを知り、素直に甘えられることが出来るようになった。
チクビの他に、『にゅうりん』のことを知り、興味津々。ふわふわとした感触がお気に入り。
【スラ】
父。子に甘い。特にクロノスに甘すぎる!クロノスもそのことを分かっているからたちが悪い。それを分かっているのに、悪いことをするクロノスもかわいいと思ってしまう。
【クラウド】
母。冒険者としての母への警戒心が完全に溶けた。甘えたさんにシフトし、クラウドは凄く嬉しい。元々家族に飢えていたために、家族愛が強い。今回、羞恥プレイを体験してしまった。
【その場に居合わせた冒険者たち】
羨ましい程完成された肉体を持ち、羨望の眼差しを向けていた相手が、突然エロい悲鳴をあげ、しかも顔を真っ赤に染めて俯く姿にドキュンされる。普段の勇ましい彼の姿とは違い、どこか色気を感じ、戸惑う冒険者たち。その後も、時々体を震わせ、甘い吐息を吐くクラウドの姿に、居合わせたものたちは全て股間モッコリとなる。唯一門番だけは、気がついていなかった。
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