ぷるぷる。俺は、悪いスライムだ!

そば太郎

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ぷるぷる。告白

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怖かったけど全て伝え終えて、どこか晴れ晴れとした気持ちになった。父と母なら、俺を拒絶しないと分かっているから……
お兄ちゃんの言う通り、俺の大好きな父と母なら、きっと……それは、俺の希望だけど、でも俺は、父と母の息子だから、大丈夫。……だいじょうぶ。

少しの沈黙ののち、頭を撫でられた。見上げると、目に涙を浮かべながら微笑む父と母の姿があった。

「話してくれてありがとう。僕は知っていたよ。君が、魔王の配下だということも。生まれ変わったこともね。」
父の言葉に俺はビックリした。まさか、バレているとは思わなかったからだ。

母は、知らなかったみたいだけど普通じゃないことは分かっていたらしい。でも、そんなの関係ない、クロノスは、クロノスだし、俺たちの大切な息子なんだって言ってくれた。

あと、ピンク色のスライムのことも教えてくれて、なんと、お姉ちゃんだったとは……!ビックリだ。俺は、一人っ子だと思っていたが、なんと上に、11匹の兄や姉がいると聞かされ、言葉が出ない。

今回保護という名の人質を取られたようなものだから、出方次第では協力せざる得ないと言われた。だけど、絶対に俺と戦うことはないし、魔王軍へと戻すつもりもないと。

でも、……おれ、魔王様直属の配下だから……

「クロノスは、俺とスラとの大切な子供だ。危険がいっぱいなところへ行かせるわけないだろう? クロは、魔王軍へ戻りたいのか?」
俺を抱っこし、顔をのぞき込まれる。

母の優しい瞳。

『……ううん。クロ、パパとママと一緒に、……いたい。』
素直な気持ちを伝える。魔王様直属の配下だというのに、次期四天王になる男だというのに、……こんなのおかしいのに……

『お、俺……パパとママの子供で、いたいよぉ……!』
母の胸に飛び込む。力強く抱き締められ、
「いつまでも、俺たちの息子だ。絶対に、離さないからな。」
そう言われ、俺は胸が熱くなった。

「魔王は、僕たちがぶっ倒すからクロノスは心配しないで。」
父に母共々抱き締められる。

魔王様の強さを知っている身として、本当に?と疑ってしまうが、なんと、父のステータスを見せてもらって愕然とした。

父が、魔王様だった……?!

スライム種と書いてあるが、まさかの魔王様?! 魔王様って、魔王様以外にいる事実にビックリだ。

でも、これなら魔王様に勝てるかもしれない。それに、父には母がいるのだ。うん。それに俺も、頑張ろう。父と母を守れるように……

大好きな父と母を。

『ありあと!パパ、ママ!だぁい好き!』
にぱりと笑う。

満面の笑みを自然と浮かべ、牙がきらりと光る。

「か、かわっ!クロちゃん、かわいい~~~~~~!」
「く、クロノス……!」
父は歓喜に打ち震え、喜色に染まった声を上げ、母は口元を抑え、なにかに耐えている動作をしている。

俺は、これまで隠していた事実を話し、家族の絆と愛を実感し、ニッコニコ。

その後、領主とお兄ちゃんが合流し、お兄ちゃんは、にっこにこの俺を見て、嬉しそうにしていた。領主は、苦笑いだったけど、父と母にお礼を言われ、少し照れていた。

お兄ちゃんに良くしてもらったと伝えたら、母がずいっと近づき、ありがとうと伝え、お兄ちゃんがあたふたしていたのが面白かった。授与式では切なそうに見ていたのに、母を見る目は柔らかい。

こうして、突然訪れた騒動は、ひとまず落ち着いたと言おう。そうして、その夜、俺は父と母に宣言した。

魔王様と対峙するまでに、カンストするということを!

俺は、父と母を守る!そのためには、俺が強くならなければならない!父が、僕がいるから大丈夫だよ、とか、母が俺もいるからと言うけど、俺は、自分の手で父と母を守りたいのだ。

そんな俺の決意にそれ以上何も言えなくなった父と母は、折れてくれた。

そう、メタルスライムとしてのレベルアップを!

最近は、高レベルになったために体内に入り込むことをやめていたけど、毎日頑張るぞ!

エイエイオ━━━━━━━━!



「あ、あ、ああああ~~~~~~~!」

「や、やめっ、あ、あ、あひぃいっ、そ、そんなの、だ、ダメぇえええ!」

「ゆ、ゆるじでぇええ、い、いったからっ、イったからぁああ、おほぉおおおお━━━━━!?」

「がまない゙でぇえ゙え゙え゙~~~~~~!い、いぐっ、いぐぅゔゔゔうっ、 ………………!!?」
フッシャアアアアアアアア!!

水飛沫の音を聞きながら、俺は2日後の勇者との対面に向かってレベルアップに精を出したのであった。

『く、クロちゃん?!ちょっ、ちよっと、やり過ぎだからぁああ?! ママ、ママが、壊れちゃうからぁあああ~~~~~~~!?』

パパ、ちょっと静かにして!ママは、覇王なんでしょ? 強いから、大丈夫って言ってたでしょ!

『それは、そんな意味じゃないよぉお!あああ!クラウドぉおおお!しっかりぃいい!』

「は、はひぃ……し、しぬ゙ぅ゙……」

【クロノス】
一晩体内で寝ればいいだけなのに、何故かクロノスは、自分が頑張ればもっとレベルが上がると信じている。前立腺をこれまで以上に手で捏ね、舌で嬲り、口の中でベロベロ舐めまわし、ガジガジと牙を食い込ませる。尻尾も腸壁ツンツン。

家族を守る思いが、強く、頑張る!

毎夜、前立腺を可愛がり、朝晩のミルクの時間は、早く力を付けるためにチクビを強く吸引し、出をよくするために、雄っぱいを揉みこみ、そしてこれまた牙を立てる。

【スラ】
ど、どうしよう?! クロちゃんが、クロちゃんが!? クラウドが……こ、壊れちゃうよぉお! こんなとき、アオがいてくれたらっ!
しっかりして、クラウド!

次の日、エリクサーを手に入れ、生成出来るようにした。エリクサーは、この世界の最高位の回復薬。それによってクラウドの廃人化が防がれた。

【クラウド】
遠慮なしに前立腺を触られ、数え切れないほど絶頂に導かれる。イったのに、クールタイムなしに責め続けられ、気絶を繰り返す。クロノスは純粋に強くなるためにしている行為のために、無下に出来ず、毎回受け入れるが、心身共に限界が近い。この度、スラのエリクサーによって、回復するが、永遠の快楽ループにゾッとする。昼間、スラと優しく交わり、精神を保っていたりして。

この時、クロノスはお昼寝。




そうして2日後。勇者が到着したとの報せを受け、スラとクラウドは、待ちに待った日を迎えた。

メラメラと燃えるクロノスは、もちろんレベルアップした。それも、99。何故か、自分達と同じように特別な何かを得たわけじゃない。恐らく、この世界のカンストではなく、元々住んでいた世界のレベルが適応されているのかもしれなかった。

つまり、レベル100になれば……

闘志に燃えるクロノスに対して、スラとクラウドは戦々恐々。やり殺されると思うぐらいには……

は、早くカンストさせなければ!ふたりの意見は一致した。



『スラ、ステータス』

名前  スラ
種族 はぐれメタルスライム(異世界からの来訪者)
レベル 100
【称号】
クラウドの番、の追求者 、魔王(スライム種)、統べる男
 【スキル】
〈呪文〉
ラリホ○、ギ○ 、ベギラ ○マ、ギガデ〇ン、ス○ルト 、フバー○ 、パ〇プンテ、メダパ〇、ル〇ラ
〈魔法〉
水・氷結系統の魔法
〈攻撃系統〉
水鉄砲、舌鞭、電気ショック、消化
〈その他〉
催淫剤ローション、媚薬、肉体改造(強化)、鑑定 、精液生成、精力増強、マジックバッグ、隠蔽、認識阻害、擬態、避妊 、状態異常無力化、眷属召喚、エリクサー生成ɴᴇᴡ

『クラウド、ステータス』

名前 クラウド
種族 人間
レベル 100
【称号】
メタルスライム(スラ)の番、人類最強 、覇王 、魔性の男 
 【スキル】
〈魔法〉
ブースト
〈身体強化〉
体力増加、柔軟性、感受性、攻撃力、素早さ、若返り、気配察知、感度良好、敏感体質、魅力
〈攻撃系統〉
剣術、踊り子、全体攻撃 、会心の一撃、覇気 
〈その他〉
野営、愛液、名器、魅了、発情、常時母乳、孕み腹(進化ɴᴇᴡ)



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