ぷるぷる。俺は、悪いスライムだ!

そば太郎

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ぷるぷる。コヤツは、なんなのだ!?

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█魔王ジークフリードside


不毛なる土地に息吹が芽吹き、草が生えるその上に魔王ジークフリードはいた。自分の意思とは違うタイミングでの絶頂。しかも、体内からの刺激で導かれた強制射精に、深紅の瞳は涙で潤み、散々泣かされたために涙や鼻水やよく分からない液体でぐっちゃり。

魔王が封印され、太陽の光すら届かなかった、また雨も降ることはなかった不毛の地は、今は太陽の光を受け入れ、柔らかくも優しい光がジークを照らしていた。

綺麗な銀髪が光に反射し、濡れたルビーの瞳が宝石のように煌めく。その瞳は、光を宿しておらず暗く沈んでいるが……

「……あれは、……なんなのだ?」
体内に入り込んだ不届き者は、静かにしていたために、ジークフリードの思考が戻ってくる。正常な思考とは言い難いが、それでも現状を理解しようと思考を走らせるが、理解不能だった。

これまでの経験では味わったことがない感覚。

体の中から弾けてしまったかのような衝撃を受けた。

ジークフリードは、濡れた感触に気持ち悪さを感じるものの、今は動きたくなかった。早く、ヤツを取り出さなければと思うものの、結界に阻まれ、どうすればいいか分からない。

腹を引き裂けば、解決するのだが、エリクサーがない限り、するべきではない。かつて、エルフが育てていた妙薬。今すぐ、エルフの里を襲い、手に入れたとしても、その間に全てが終わってしまう。

自分の腹に手を当て、
「ひっ……!」
小さな悲鳴が出た。自分が信じられない。恐怖で悲鳴が出るなど、我にあっていいはずがない。それなのに、……悲鳴が出てしまった。

下腹部がポッコリと膨らんでいたから……!

これは、ヤツだ。ヤツが、我の中にいる……

初めは、勇者のペットかと思ったものだが、断然勇者より強く、そして強かさを持っていた。一発で倒れないヤツなど今まで会ったことがないから、楽しくてしょうがなかった。

それに魔王の俺にあんな舐めたことをするモンスターなど会ったことがない。そのために、必殺技を放ったものだが、まさか掻い潜ってあんなことをしでかして来るとは思ってもみなかった……

一生の不覚!

ドクンドクン……
我の鼓動とは違うヤツの鼓動。たしか、クロ? と言ったか……

……ヤツは何がしたい?

さわさわ
無意識に下腹部を撫でてしまい、モゾリと動かれて、息を詰める。

魔王は、早々に気絶しない。初めて感じる快感を処理しきれず。ショートしかけるが、気絶できない。

ジクジクとした熱が、思考を蕩けさせていく。おかしい……我は、状態異常の耐性があったはずだ。ステータスをオープンすると、状態の項目に『発情』と書いてあった。


なに?
発情……だと?

もしかしてあの時の攻撃?
あの僅かな傷から……?

我は、強い耐性があるというのに……

くそっ、ようやく強いヤツと戦えるとそう思っていたのに……!……絶対に許さんぞ!嬲り殺してやる!

メラメラと殺意に燃えたその時、

「ひゃん!」
悲鳴が出た。

まさか、この声は我のものなのか……?

信じられない。

甲高い声だった。これまで出したことがない……

下腹部を見ると、膨らみがモゾモゾ動き始めた。動かれる度に、そこから熱が広がっていく……

少しの動き……なのに、
「ひゃあ、……あ、あ、……んっ、……う、動くなぁ……ああああ!」
声が出る。

魔王なのに……、我は誇り高き魔族の長。

「あああああああ!」
奥へと進まれる。狭い道を無理やり押し広げられ、より深くへと。

や、やめろぉおおお~~~~~~~~~!我の中から出ていけ!
そう叫びたいのに、我の口から出るのは、情けない悲鳴だけ。

ヤツを締め付け、それ以上奥へと行かせないようにするが、その度に腸壁を優しく撫でられ、吸われてしまう。舌先でチロチロ舐められたり、強く吸い付かれ、その度にビクンビクンと体が跳ねる。

自然と開く口から、オンナのような悲鳴と飲み込まれない唾液が顎を濡らす。

ぶしゅっぶしゅっと何かが、吹き出す音が聞こえ、尻の谷間が濡れて気持ち悪い……

誰もいない。我に助けなど、……来ない。ひとりだから……我は、魔王。


それで良かったはずなのに……

『俺の嫁にする』

ヤツはそう言った。まさか、コヤツは本気なのか?

魔王である我を本気で嫁にするつもりなのか? だが、ヤツの行動の意味が分からない……

我の体内に入って何がしたい? 腹から食い破るつもりかと思ったが、そうではないようだ。

ビクンッ!

な、なんだ?! 体が勝手に跳ねた。恐ろしくなり、尻の穴へと指を這わせる。すぐにカチンと壁に触れた。

自分の体だというのに……!ギリッ唇を噛み締める。血の味が広がったが、構うことなく噛み続ける。

「ひゃあああンンンッ!」
突然、体内の何かを触られ、大きな悲鳴が出た。上げないようにしていたつもりなのに我慢できずに出てしまった!?

な、なんなのだ……?

ビクビクーーーンッ!

「あああああああああ~~~~~~~~~!?」
目の奥がチカチカする。強烈な何かが、目の奥で弾ける。

『傷つけたらダメ。』
脳内に響く声。少し幼さが残る声。すぐにヤツだと気が付き、
「何のつもりだ!我を殺すなら、早く殺せ!」
そう叫ぶ。

嫁だとか、よく分からんことを言ってても、勇者たちの仲間なのだろう? 魔王である我を殺せば、嬉しかろう。

しかし、ヤツは、
『ダメ。絶対に殺さない。ジークは、俺のお嫁さん。』
意味不明なことを繰り返す。

そして、
「ひゃあああ!? な、なんなのだ?! あ、あああ……!」
背筋に電流が駆け抜けていき、ぶるぶると体が震える。出したはずなのに、我の性器が大きくなった。

なかなか大きくならないというのに……なぜか、意図も簡単に勃起する。

窮屈になったため、操作して服から性器を取り出すと、やはり硬くなっていた。一回出せば、なかなか大きくならないというのに……信じられない。

「そ、それは、……なんなのだ? お前は、……何を触っている?」
触られる度に、頭の中が真っ白になる。

『知らないの? これは、ジークをメスにするスイッチ。』
かぁあああああ!
それを聞いた瞬間、頭に血が上る。

「痴れ者がぁあああ~~~~~~~~~!」
腹の底から叫ぶ。腹圧をかけてしまい、よりヤツの姿形が感じ取られ、体が悲鳴を上げるが、無視して殺気を放つ。ビリビリと空気が震える。
 
硬くなる体。

コヤツは、我をメスだと言いよった!この魔王を!!許せるものではない!
 
体を起こし、立ち上がる。立ち上がったことで、より一層ヤツの重みを感じるが、絶対に許せるものではない!

『ジーク、ごめん、ゴメンなさい。許して。間違えた。俺……言葉を間違えた。ジーク、ゴメンなさい。』
ひたすらに繰り返される謝罪。許せるものではない!魔族たる我を……!魔王たる我を愚弄したコイツを!

『ゴメンなさい。愚弄したつもりはなかったの。ただ、よくコレは、メスのスイッチだって聞かされていたから間違えた。ジークを辱めるつもりも、馬鹿にするつもりもなかったの。
ごめんなさい……好き。好きなの。ジーク、お願い、許して。ぐすっ……お願い。』

なんなのだ……!コヤツは。非道なことをしてきた割に、幼子のように……何度も謝りおって……!

プライドはないのか?!

『ジーク、お願い、お嫁さんになって。好きなの。ジーク、好き。好きだから、お嫁さんになって欲しいから、……体から堕とすの。』

ぐすぐすと泣きながら、言うものだから聞こえにくい。が、なにやら不穏な言葉を聞いた気がするのは気のせいだろうか?

「お前、何を言った?」

聞き間違えかと思い、言葉にする。さっきまで泣きながら謝ってきたというのに……なにやら不穏な気配が漂い始めた。

「━━━━━━━━━?!!」
今度は、口を手で塞ぎ、悲鳴を上げることは阻止できたが、……!例の膨らみ……?

そう膨らみだ。濡れた感触……押し付けられる柔らかな何か。何度も押し当てられる。

ガクガクと膝が震え、地面へと座り込む。草の感触に疑問を持つが、すぐに上半身をその上へと預けた。

座ったことでヤツを圧迫し苦しくなり、少しでも逃げるために腰を上げ、生じたよく分からない感覚から逃げる。

はぁはぁはぁ……!一体、なんなのだ……?

本当にメスのスイッチなのか……?

そんなはずはない!我は、男だ。オンナではない!しかも、メスだと……?

そんなのがあるはずがなかろうが!

しかし、何度も何度も柔らかな何かを押し付けられる度に、強烈な感覚を植え付けられる。信じたくはないが、コレは……恐らく、『快感』?

まさかと思うものの、モンスター同士、モンスターと人間のオンナ、人間のオトコとオンナの交尾をこれまでも見たことがある。

下品な声をあげて、しまいには腰を振って悦んでいた。

すぐに興味を失って見るのもやめたが……いや、違う。我は、魔王なのだぞ?

「お、お前ぇ……、ゆ、許さない……許しはせぬぞ。魔王たる我に、このような屈辱……!」
触れられる場所から生じる感覚に目を逸らし、必死に言葉を紡ぐ。

『ゴメンなさい……!これ、前立腺。とっても気持ちよくなるの。ジーク、気持ちいい? 母、これを舐めると凄く喜んでくれるの。』

……は?

コヤツ、何を言った? 母……?

もしかして、この感覚、唇か?!何度も押し当てられているのは
コイツの唇?!

『そう。許してって、キスをしているの。ジークの前立腺、ちっさくて可愛い。』
…………言葉が出ない。

ぺろり
「あああああ~~~~~~~~~?!」
悲鳴が出た。全然我慢が出来なかった!

ヤバい……これはヤバい……!そこを触れられると、バカになる。早く、コイツをここから出させないと!

「お、おい、お前……お、怒らないから早く、出てこい。」
もちろん嘘だ。絶対に殺す。

『ジーク、俺のお嫁さんになってくれる?』
……クソッ、こいつ!

「いや、まずはお互いを知ることから始めよう。だから、な、出てこい。」
優しげな声を意識して、声をかける。

『ジーク、俺の名前……覚えてる? お願い、呼んで。』
~~~~~~ッ?!
な、なんだと……?

コイツの名前……確か、く、くろ……なんだったか?
色々されたら、飛んでいってしまったぞ。黒色だったのは覚えてる。うん。く、クロ……すけ?

『ぐにゅう……ジーク、ひどい。俺の名前、覚えていない……!』


【クロノス】
切望していた人に出会う。つまり、将来のお嫁さん。メスのスイッチは、よく父がそう言うし、おねぇちゃんからもそう教わる。心から謝罪するけど、絶対に逃がさないし、手段も選ばない。

父も母を体から落としたことを漫画本から知った結果。父は、母と出会ったその夜に体内に入り込んだ過去を持つ。つまり、体から堕とせばいい。
(この時の父は、落とした。しかし今のクロノスは、堕とす。)

成体になったばかりのために、まだ名残りがある。また中性的な声と不安定な精神。

【魔王ジークフリード】
初めてのことばかりで、混乱しかない。自分がたかだかモンスター一匹に!?とは思ってはいないが、いいようにされている現状に歯がゆい。『ぜんりつせん』とは、なんなのだ?!

メスのスイッチだと!?我が、メス?!くっ、屈辱!

でも、そこを刺激されると、脳が痺れてしまう。わ、我は……め、メスでは……(安心してください。メス堕ちします!By神様。)



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