たぶん異世界転生しちゃったな〜継母・義妹パターン〜

ゆのま𖠚˖°

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第二十話

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伯爵様たちが出発した後、私はアラルドと一緒に店へ向かった。

「やったー!大成功!」

店にたどり着くと、つい大きな声で嬉しい気持ちを表してしまった。

「良かったね!ベリルちゃん!」

「いや、ルーノア王国に着くまでは油断しちゃならねーんじゃねーか?」

マリアは一緒に喜んでくれたが、カーリックは、まだ心配そうにしていた。
カーリックって意外と心配性なのね。

「たしかにそうね、伯爵様は旅先に向かったけど、セバスに気づかれないようにしないと!」

セバスがどのくらい私たちの動きを見ているのかわからないため、慎重に行動しなければならない。

このトラブルを長引かせてもセバスに勘付かれる可能性があるため、トラブルは早々に解決したことにする。

その日の夜に屋敷に戻った。

「セバス、トラブルが解決したから明日にはお父様たちの後を追って出発するわ」

「さようでございますか。ベリルお嬢様が追いつきやすいように途中休憩を長めにしたいと仰っておりましたが、ライズレット殿下との合流があるため不可能だと知らせがございました」

それで全く構わないのだが、ここは少し残念そうにしておきましょうか。

「そう…しょうがないわ。商団でトラブルがあるなんて思わなかったもの。ラヒチで無事合流できればいいの」

「あと、明日の馬車は商団のアラルドが手配してくれたから心配しないでね」

「かしこまりました」

セバスは何も疑うことなく、了承した。アラルドってセバスからだいぶ信用されているのね。そのおかげでスムーズに事が運びそうだ。

次の日、セバスに挨拶を済ませて旅先へ出発した。手紙を机の上に残した。

私が貴族籍を除籍手続を行って、この家を出ること、そんなに思ってないことだが、今まで育ててくれたことに感謝も綴った。最後に探さないでほしいこと、そして邪魔者がいなくなったことで家族3人がますます仲良くなるだろうと少し皮肉っぽく書いておいた。

アラルドが手配した馬車に乗り込み、まずは貴族院へ向かった。除籍のための書類を提出し、受理された。こんなにも簡単に除籍できてしまうのね。
まぁ、好き好んで除籍しようなんて考える人がいないのかもしれない。

除籍も済み、ラヒチへ出発した。

旅先へ向かう途中の村で休憩を挟んだ。
そこでは、今まで私が乗っていた馬車は私を乗せずに出発した。

私たちは予めその村に用意しておいた馬車に乗り換え、旅先とは反対方向のルーノア王国へと出発をした。



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