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第3部
第五章 思い出は今もここに①
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時は大正。
明治からの文明開化を享受し始めた時代にて。
街には、さわやかな風が吹き、桜が舞い散る春の季節。
火緋神杠葉が、初めて久遠真刃と出会ったのは十五歳の時だった。
場所は大門邸だ。庭園が見えるその縁側。
緋袴を纏う杠葉は、両腕を組んでその男を睨みつけていた。
歳の頃は二十代前半ぐらいか。見ようによっては二十代後半ぐらいにも見えた。
灰色の甚平を纏う青年である。
傍らには式神だろうか。骨の翼を持つ猿の零体が浮いていた。
杠葉は、眼光をさらに鋭くした。
ともあれ、この男は親友を攫った輩の一派。
親友――紫子が行方不明になったと報告を受けた時、どれほど不安に思ったことか。
分家も含めて一族総出で紫子の行方を追った。
だが、一向に所在が掴めない。
強い焦燥感ばかりを募らせた、その時だった。
不意に、この男が、紫子を連れて大門邸に現れたのである。
この男はその場で投降した。その後、実は、この男が大門家の血縁であったことや、また紫子の強い弁護もあり、一旦大門邸にて監禁となったとのことだ。
――そう。この男は囚人なのである。
しかし今、この男は縁側に腰を置き、優雅に読書に耽っているではないか。
それも誘拐した相手の実家でだ。
「……いいご身分ね」
杠葉が言う。
「昼間から読書なんてね」
「読書ではない」
男は答える。
「紫子から少し文字を教わった。それを、本を使って自習しておるのだ」
「……ふ~ん」
杠葉は、小首を傾げた。
「ちなみに何を読んでいるの?」
「和歌集だ」
そう答えて、男は渋面を浮かべた。
「読めることには読めるのだが、何を書いてあるのか、意味がまるで分からん。どうやら己には和歌の才はないようだ」
小さく嘆息する。
それから、男――久遠真刃が、初めて杠葉の方に目をやった。
「……見ない顔だな」
真刃は呟く。
「誰だ? 紫子の友人か?」
「ええ。そうよ」
両手を腰に。
十五の少女でありながら、たゆんっと揺らせるほどの双丘を逸らして杠葉が告げる。
「慄きなさい。私の名は火緋神杠葉よ」
「……ほう」
パタン、と本を閉じて感嘆の声を零す真刃。
「己でも知る家名だな。随分と有名どころが現れたものだ」
そう告げると、杠葉は「ふふん」と鼻を鳴らした。
「慄いた? 平伏してもいいのよ?」
「………」
真刃は無言になる。
『……主よ』
宙に浮かぶ猿――猿忌が告げる。
『気をつけよ。いささか頭が哀れな娘のようだ』
「誰が哀れよ!」
杠葉は、不機嫌な表情を見せた。
「……それで」
座ったまま、真刃は問う。
「火緋神の娘が己に何の用だ?」
「確かめに来たのよ」
杠葉は前のめりになって、真刃を睨みつけた。
「あなた……」
本質を見抜くように眼差しを細める。
「本当に、本当に紫子に何もしてないんでしょうね……」
「……何もしておらん」
真刃は率直に答えるが、すぐに自嘲の笑みを見せて。
「だが、お前は素直に信じる気がないようだな」
「ええ。そうよ」
再び胸を張る杠葉。
「口では何とでも言えるわ。紫子は大人しい子だから、あなたに口止めされている可能性もあるし。だから――」
杠葉は、拳を突き出した。
「これから道場に来なさい。あなたの虚偽を拳で暴いてあげるわ」
「……己は監禁中の身なのだが?」
「そんなの私が許可してあげる。まあ、あなたは多分、私に打ちのめされて口を利くことも出来なくなっているだろうから、丈一郎には私から言っとおいてあげるわよ」
『……大した自信だな』
杠葉の台詞に、苦笑を浮かべたのは猿忌だった。
『どうする? 主よ』
「……よかろう」
真刃は立ち上がった。
「文字と睨み合うのにも飽きてきた頃だ。付き合ってやろう」
「あら。話が分かるじゃない」
杠葉はニコッと笑った。
なお、これが、真刃が見た彼女の初めての笑顔だった。
「ちなみに、系譜術までは使わないでおいてあげるわ。体術だけの勝負よ。けど、気をつけた方がいいわよ」
杠葉は胸を張り、鼻を鳴らした。
「私の魂力は、185もあるのだから」
「……そうか」
「……む」
杠葉としては慄くことを期待したのだが、真刃は興味もなさそうだった。
誇張だと思われたのかもしれない。
「……まあ、いいわ」
仕合を行えば、すぐに思い知ることだ。
杠葉は、改めて青年を見据えた。
――実のところ、彼の人柄は、紫子からすでに聞いている。
紫子が口止めされている可能性も口にしたが、親友は大人しくても心は強い。
脅迫などで口止めされているとは思っていなかった。
結局、最後には攫った紫子を助けることを選んだこともあり、この青年は、そこまで悪い人間ではないというのが杠葉の考えだった。
報告にあった人でなしの父親に騙されていたというのが真相なのだろう。
だが、いかに騙されていようが、彼が誘拐犯の一派であったこともまた事実なのである。
杠葉の可愛い妹分でもある親友を拉致した男なのだ。
(少しぐらい痛い目に遭うことは我慢しなさいよ)
なにせ、紫子を怖い目に遭わせたのである。
これぐらいの罰は、当然受けさせるべきだった。
そして二人は、大門邸の離れにある道場へと出向いた。
ギシリ、と板張りの床を踏みしめて、
「道着には着替えんのか?」
真刃が問う。杠葉は「不要よ」と鼻を鳴らした。
「使う魂力は自前のものだけよ。その条件なら、私が汗をかくことさえもないわ」
生まれもった強大な魂力だけではなく、それを操る才も杠葉は突出していた。
隷者の手助けがなければ、杠葉が負けることなどあり得なかった。
「……まあ、構わんが……」
真刃は承諾する。
「ありがとう。その代わりに……」
杠葉は、揺るがない自信をもって告げる。
「手加減はしないけど、怪我の手当てぐらいはしてあげるから安心しなさい」
そうして――。
十五分後。
道場に荒い息が零れる。
髪は乱れて、緋袴は汗だくだ。
杠葉は少し涙ぐんでいた。
「ひ、卑怯よ!」
杠葉は叫ぶ。
「あなた、隷者から魂力を供給してるでしょう!」
仕合の結果は、実に散々であった。
あれだけ自信に満ちていた杠葉だったが、真刃相手に全く太刀打ちできず、一方的に打ちのめされたのである。
「それは言い掛かりだ」
一方、真刃は汗もかいていない。
「そもそも己に隷者はおらん。この結果は、お前と己との魂力の差だ」
そこで自嘲の笑みを見せる。
「己個人の魂力は1338だ。185程度のお前が独力で勝てるはずもなかろう」
「――1338!?」
杠葉は目を丸くした。
「うそッ!? なにそれ!?」
「……紫子から聞いておらんのか?」
真刃は嘆息する。
「多少の差ならともかく、ここまで差があっては流石に勝てんぞ」
「五月蠅い! 五月蠅い!」
杠葉は、バチバチと髪から火花を散らした。
激昂して魂力が暴走し始めているのだ。
「ここから先は系譜術ありよ!」
言って、拳に炎を纏わせた。
真刃は嘆息しつつも、暇を持て余していたので付き合った。
結局、その日は杠葉が気を失うまで仕合を続けたのだ。
ただ、そんな頑張りも虚しく、一度も真刃に勝つことは出来なかった。
その日から、杠葉は頻繁に真刃の元に訪れた。
彼が大門邸から離れて、別の屋敷に移ってからもだ。
真刃はうんざりしながらも、彼女の仕合に付き合い、いつしか指導も行うようになった。
――そう。杠葉は、真刃にとって初めての弟子でもあったのである。
こうして、二人の日々は流れていった。
「なるほど。こうすればいいのね!」
型の癖を指摘されて、素直に直す杠葉。
真刃はいつも仏頂面だったが、その眼差しだけは優しかった。
不信は、信用へと変わった。
「……ごめん。ちょっとだけ肩を貸して」
訓練に疲れ切って、彼の肩に頭を乗せて、うたた寝をした日もあった。
寡黙な彼は黙って付き合ってくれた。
その時は、ぐっすりと眠ることが出来た。
信用は、徐々に信頼へと移った。
「あ、ありがとう。真刃」
夏祭りの夜。初めて彼に髪飾りを贈ってもらった。
彼女の十六の誕生日でもあった。
とても、とても嬉しかった。
信頼は、自然と恋心へと昇華された。
そうして、彼女の恋心はいつしか――……。
明治からの文明開化を享受し始めた時代にて。
街には、さわやかな風が吹き、桜が舞い散る春の季節。
火緋神杠葉が、初めて久遠真刃と出会ったのは十五歳の時だった。
場所は大門邸だ。庭園が見えるその縁側。
緋袴を纏う杠葉は、両腕を組んでその男を睨みつけていた。
歳の頃は二十代前半ぐらいか。見ようによっては二十代後半ぐらいにも見えた。
灰色の甚平を纏う青年である。
傍らには式神だろうか。骨の翼を持つ猿の零体が浮いていた。
杠葉は、眼光をさらに鋭くした。
ともあれ、この男は親友を攫った輩の一派。
親友――紫子が行方不明になったと報告を受けた時、どれほど不安に思ったことか。
分家も含めて一族総出で紫子の行方を追った。
だが、一向に所在が掴めない。
強い焦燥感ばかりを募らせた、その時だった。
不意に、この男が、紫子を連れて大門邸に現れたのである。
この男はその場で投降した。その後、実は、この男が大門家の血縁であったことや、また紫子の強い弁護もあり、一旦大門邸にて監禁となったとのことだ。
――そう。この男は囚人なのである。
しかし今、この男は縁側に腰を置き、優雅に読書に耽っているではないか。
それも誘拐した相手の実家でだ。
「……いいご身分ね」
杠葉が言う。
「昼間から読書なんてね」
「読書ではない」
男は答える。
「紫子から少し文字を教わった。それを、本を使って自習しておるのだ」
「……ふ~ん」
杠葉は、小首を傾げた。
「ちなみに何を読んでいるの?」
「和歌集だ」
そう答えて、男は渋面を浮かべた。
「読めることには読めるのだが、何を書いてあるのか、意味がまるで分からん。どうやら己には和歌の才はないようだ」
小さく嘆息する。
それから、男――久遠真刃が、初めて杠葉の方に目をやった。
「……見ない顔だな」
真刃は呟く。
「誰だ? 紫子の友人か?」
「ええ。そうよ」
両手を腰に。
十五の少女でありながら、たゆんっと揺らせるほどの双丘を逸らして杠葉が告げる。
「慄きなさい。私の名は火緋神杠葉よ」
「……ほう」
パタン、と本を閉じて感嘆の声を零す真刃。
「己でも知る家名だな。随分と有名どころが現れたものだ」
そう告げると、杠葉は「ふふん」と鼻を鳴らした。
「慄いた? 平伏してもいいのよ?」
「………」
真刃は無言になる。
『……主よ』
宙に浮かぶ猿――猿忌が告げる。
『気をつけよ。いささか頭が哀れな娘のようだ』
「誰が哀れよ!」
杠葉は、不機嫌な表情を見せた。
「……それで」
座ったまま、真刃は問う。
「火緋神の娘が己に何の用だ?」
「確かめに来たのよ」
杠葉は前のめりになって、真刃を睨みつけた。
「あなた……」
本質を見抜くように眼差しを細める。
「本当に、本当に紫子に何もしてないんでしょうね……」
「……何もしておらん」
真刃は率直に答えるが、すぐに自嘲の笑みを見せて。
「だが、お前は素直に信じる気がないようだな」
「ええ。そうよ」
再び胸を張る杠葉。
「口では何とでも言えるわ。紫子は大人しい子だから、あなたに口止めされている可能性もあるし。だから――」
杠葉は、拳を突き出した。
「これから道場に来なさい。あなたの虚偽を拳で暴いてあげるわ」
「……己は監禁中の身なのだが?」
「そんなの私が許可してあげる。まあ、あなたは多分、私に打ちのめされて口を利くことも出来なくなっているだろうから、丈一郎には私から言っとおいてあげるわよ」
『……大した自信だな』
杠葉の台詞に、苦笑を浮かべたのは猿忌だった。
『どうする? 主よ』
「……よかろう」
真刃は立ち上がった。
「文字と睨み合うのにも飽きてきた頃だ。付き合ってやろう」
「あら。話が分かるじゃない」
杠葉はニコッと笑った。
なお、これが、真刃が見た彼女の初めての笑顔だった。
「ちなみに、系譜術までは使わないでおいてあげるわ。体術だけの勝負よ。けど、気をつけた方がいいわよ」
杠葉は胸を張り、鼻を鳴らした。
「私の魂力は、185もあるのだから」
「……そうか」
「……む」
杠葉としては慄くことを期待したのだが、真刃は興味もなさそうだった。
誇張だと思われたのかもしれない。
「……まあ、いいわ」
仕合を行えば、すぐに思い知ることだ。
杠葉は、改めて青年を見据えた。
――実のところ、彼の人柄は、紫子からすでに聞いている。
紫子が口止めされている可能性も口にしたが、親友は大人しくても心は強い。
脅迫などで口止めされているとは思っていなかった。
結局、最後には攫った紫子を助けることを選んだこともあり、この青年は、そこまで悪い人間ではないというのが杠葉の考えだった。
報告にあった人でなしの父親に騙されていたというのが真相なのだろう。
だが、いかに騙されていようが、彼が誘拐犯の一派であったこともまた事実なのである。
杠葉の可愛い妹分でもある親友を拉致した男なのだ。
(少しぐらい痛い目に遭うことは我慢しなさいよ)
なにせ、紫子を怖い目に遭わせたのである。
これぐらいの罰は、当然受けさせるべきだった。
そして二人は、大門邸の離れにある道場へと出向いた。
ギシリ、と板張りの床を踏みしめて、
「道着には着替えんのか?」
真刃が問う。杠葉は「不要よ」と鼻を鳴らした。
「使う魂力は自前のものだけよ。その条件なら、私が汗をかくことさえもないわ」
生まれもった強大な魂力だけではなく、それを操る才も杠葉は突出していた。
隷者の手助けがなければ、杠葉が負けることなどあり得なかった。
「……まあ、構わんが……」
真刃は承諾する。
「ありがとう。その代わりに……」
杠葉は、揺るがない自信をもって告げる。
「手加減はしないけど、怪我の手当てぐらいはしてあげるから安心しなさい」
そうして――。
十五分後。
道場に荒い息が零れる。
髪は乱れて、緋袴は汗だくだ。
杠葉は少し涙ぐんでいた。
「ひ、卑怯よ!」
杠葉は叫ぶ。
「あなた、隷者から魂力を供給してるでしょう!」
仕合の結果は、実に散々であった。
あれだけ自信に満ちていた杠葉だったが、真刃相手に全く太刀打ちできず、一方的に打ちのめされたのである。
「それは言い掛かりだ」
一方、真刃は汗もかいていない。
「そもそも己に隷者はおらん。この結果は、お前と己との魂力の差だ」
そこで自嘲の笑みを見せる。
「己個人の魂力は1338だ。185程度のお前が独力で勝てるはずもなかろう」
「――1338!?」
杠葉は目を丸くした。
「うそッ!? なにそれ!?」
「……紫子から聞いておらんのか?」
真刃は嘆息する。
「多少の差ならともかく、ここまで差があっては流石に勝てんぞ」
「五月蠅い! 五月蠅い!」
杠葉は、バチバチと髪から火花を散らした。
激昂して魂力が暴走し始めているのだ。
「ここから先は系譜術ありよ!」
言って、拳に炎を纏わせた。
真刃は嘆息しつつも、暇を持て余していたので付き合った。
結局、その日は杠葉が気を失うまで仕合を続けたのだ。
ただ、そんな頑張りも虚しく、一度も真刃に勝つことは出来なかった。
その日から、杠葉は頻繁に真刃の元に訪れた。
彼が大門邸から離れて、別の屋敷に移ってからもだ。
真刃はうんざりしながらも、彼女の仕合に付き合い、いつしか指導も行うようになった。
――そう。杠葉は、真刃にとって初めての弟子でもあったのである。
こうして、二人の日々は流れていった。
「なるほど。こうすればいいのね!」
型の癖を指摘されて、素直に直す杠葉。
真刃はいつも仏頂面だったが、その眼差しだけは優しかった。
不信は、信用へと変わった。
「……ごめん。ちょっとだけ肩を貸して」
訓練に疲れ切って、彼の肩に頭を乗せて、うたた寝をした日もあった。
寡黙な彼は黙って付き合ってくれた。
その時は、ぐっすりと眠ることが出来た。
信用は、徐々に信頼へと移った。
「あ、ありがとう。真刃」
夏祭りの夜。初めて彼に髪飾りを贈ってもらった。
彼女の十六の誕生日でもあった。
とても、とても嬉しかった。
信頼は、自然と恋心へと昇華された。
そうして、彼女の恋心はいつしか――……。
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