176 / 205
第5部
第四章 想い、数多②
しおりを挟む
一方、その頃。
肆妃『星姫』・火緋神燦は、自宅にいた。
フォスター邸ではない。火緋神家の本邸だ。
彼女は今、自室にいた。
学校の帰りに立ち寄ったのである。
火緋神家の本邸は、とても古い日本家屋のため、燦の部屋も和室だ。
ただ、なかなかに広大な部屋には、上質の絨毯を敷き、ドンっと大きなベッドも鎮座している。そこには特注なのか、燦の炎獣のぬいぐるみが置かれていた。他には、桐製のクローゼットに小さな机。スタンドミラーもある。内装は完全に洋風だった。
さて。どうして燦がここにいるかというと……。
「ふん、ふ~ん♪」
鼻歌混じりに、燦はクローゼットを開けた。
大量のある衣服。その中から、これぞというモノを見定める。
「うん。これにしようかな」
燦は、その服を取り出した。
それをベッドの上に置くと、燦は自分の襟首に手をやった。
そうして一気に制服の上着を脱ぐ。
現れ出たのは、平野……と呼ぶのは流石に酷だろうか。まだまだささやかではあるが、確かなる双丘が連なる黒いスポーツブラだった。
次いでスカートを。最後にベッドに腰をかけて、黒いストッキングも脱ぎ捨てた。
燦は、瞬く間に下着姿になった。
幼いながらも、その美しい容姿から、将来性が抜群なのは分かるのだが、いかんせん、下着に縫い付けられた炎獣のアップリケがいただけない。
とは言え、その姿も十数秒の間だけのことだ。
燦はすぐにベッドに用意しておいた服を取り、それに袖を通した。
それから、リップを取り出して、スタンドミラーの前で唇をなぞる。
ただでさえ瑞々しい彼女の唇は、さらに艶めきを増した。
「うん。よし!」
燦は、ガッツポーズをとる。
それから、スタンドミラーの前でくるりと回転する。
「うん。似合ってるよね」
笑みを零して、燦はご満悦だった。
彼女は今、真紅の中華服を着ていた。
燦の美脚の白さが際立つ大きなスリットが入った衣服。足から胸元にかけて大きな金の龍の刺繍も施されていた。
これは、燦が所有する余所行きのドレスの一つだった。
着る者によってはコスプレ感が強く出る衣装だが、燦にはよく似合っていた。
「出来れば、月子の意見も聞きたかったなあ」
と、呟く。
月子とは、今日は別行動だ。
たまたま月子が先生に声を掛けられ、帰宅のタイミングがずれてしまったのだ。
燦にも、今日は自宅に寄る用があったため、仕方がなく別行動をしているのである。
そして、その用こそが、この衣装だった。
「……ドーンワールドかあ」
スタンドミラーに映る燦が、ふふっと笑う。
ドーンワールドとは、今週末に行く予定のレジャーランドだった。その立地条件と桁違いの大きさで有名なランドであり、実は、燦はすでに二度行ったことがあった。
あそこは家族連れにも好評だが、それ以上に恋人同士で行くスポットでも有名だった。
特に、宿泊施設は豪華であり、中央に立つセントラルホテル・『ドーンタワー』の最上階のレストランフロアは、ドレスコードまであるという本格的な趣だった。
燦としては、食事にも興味はあるが、それ以上に、おじさんに自分のフォーマルな姿をお披露目したかった。そのために衣装が豊富にある実家に戻ってきたのである。
「おじさんって、最近あたしたちを子供扱いするのが酷くなってきているしね」
頬を膨らませて、むむっと唸る燦。
最近の抱っこなど、『高い高い』レベルの雑さである。
どうにも、不当な扱いを受けている気がする。
だからこそ、今回の機会で、自分の女の子としての魅力を見せつけるつもりだった。
もちろん、この計画には月子も参加している。
ただ、月子の方は、少し控えめにして、とお願いしていた。
相棒が本気でフォーマルな姿になると、もう小学生には見えないからだ。
――そう。思い出すのは、初めて火緋神家に月子を紹介した日。
公式の場ゆえに着飾った月子を前にして、異母兄たちを筆頭に若い引導師たちが「……天使か」と騒めいたことは、今も強く印象に残っている。
つくづく反則的な相棒だと思う。
「むむっ! だけど!」
燦は、グッと拳を固めた。
「月子にはほんのちょっとだけ負けるかもしれないけど、あたしだって本気で着飾ったら凄いんだから! おじさんをメロメロにしてやるの! そして!」
ムフー、と息を吐いて頷く。
「ドーンタワーで、あたしと月子は正式に隷者にしてもらうの!」
流石に第二段階とは言わない。
いつかはと思っているが、それはまだまだ先の話である。
ただ、この機会に第一段階ぐらいには至っておきたかった。
「あのおばさんたちに、いつまでも偽物なんて言わせないわ!」
拳を振り上げ、強く意気込む燦。
学校の授業だと、第一段階とは、魂を繋げる儀式とのことだ。
少し程度の痛みはあるらしいのだが、大抵は数秒ほどで済む話らしい。
一応、各小学校では《魂結び》の使用は原則禁止されている。しかしながら、実のところ、第一段階までならば、燦たちの世代でも試しに行う者はかなり多かった。
無論、決闘自体は本気で行う。相手を屈服させなければ儀式は成立しない。
ただ、その後の契約時に、《隷属誓文》の文面に『双方のいずれかが破棄を望んだ場合、この契約は無効とする』とでも記載しておけば、簡単に契約破棄も可能なのだ。これならば、燦たちにしても偽装の範疇にも納まる内容だった。
――そう。第一段階までなら、別に行っていても大きな問題はないのだ。
建前である偽装の件もクリアできて、正式な隷者にもなれる。
燦と月子としては、是非ともしておきたい儀式だった。
「えへへ」
燦は、口元を綻ばせる。
「おじさんにね、本気で着飾ってお願いするの。そしたら、きっと……」
そう呟いて、両頬を押さえて、くねくねと体を揺らす燦。
ただ、この願いは、実際のところ、途方もなくハードルが高い。それはエルナたちならば実体験でよく知っているのだが、新参の燦や月子が知るはずもなかった。
彼女が今、気にしていることと言ったら……。
「……う~ん」
ふと、スタンドミラーの自分の姿を見やり、燦は眉をしかめた。
この衣装。
勝気な顔立ちの自分には、よく似合っていると思う。
しかし、この衣装は――。
「…………」
燦は、自分の慎ましい胸に視線を落とした。
この衣装、自分よりも、あの三人の方が似合いそうだ。
特に自分と同じ、勝気な顔立ちの参妃には――。
「……むむむ」
燦は、眉間にしわを寄せて呻いた。
何というか、この服で行くと比べられてしまいそうだ。
「これはダメかあ」
言って、燦は中華服を脱ぎ捨てた。
再び下着姿になって、燦はクローゼットを覗き込んだ。
「他にいいのはないのかな? あたしの魅力を100%引き出すような……」
次から次へと衣装を取り出す燦。
それらを幾度となく着替えていく。
壱妃に続き、肆妃『星姫』も、決戦に向けて意気込みは充分だった。
肆妃『星姫』・火緋神燦は、自宅にいた。
フォスター邸ではない。火緋神家の本邸だ。
彼女は今、自室にいた。
学校の帰りに立ち寄ったのである。
火緋神家の本邸は、とても古い日本家屋のため、燦の部屋も和室だ。
ただ、なかなかに広大な部屋には、上質の絨毯を敷き、ドンっと大きなベッドも鎮座している。そこには特注なのか、燦の炎獣のぬいぐるみが置かれていた。他には、桐製のクローゼットに小さな机。スタンドミラーもある。内装は完全に洋風だった。
さて。どうして燦がここにいるかというと……。
「ふん、ふ~ん♪」
鼻歌混じりに、燦はクローゼットを開けた。
大量のある衣服。その中から、これぞというモノを見定める。
「うん。これにしようかな」
燦は、その服を取り出した。
それをベッドの上に置くと、燦は自分の襟首に手をやった。
そうして一気に制服の上着を脱ぐ。
現れ出たのは、平野……と呼ぶのは流石に酷だろうか。まだまだささやかではあるが、確かなる双丘が連なる黒いスポーツブラだった。
次いでスカートを。最後にベッドに腰をかけて、黒いストッキングも脱ぎ捨てた。
燦は、瞬く間に下着姿になった。
幼いながらも、その美しい容姿から、将来性が抜群なのは分かるのだが、いかんせん、下着に縫い付けられた炎獣のアップリケがいただけない。
とは言え、その姿も十数秒の間だけのことだ。
燦はすぐにベッドに用意しておいた服を取り、それに袖を通した。
それから、リップを取り出して、スタンドミラーの前で唇をなぞる。
ただでさえ瑞々しい彼女の唇は、さらに艶めきを増した。
「うん。よし!」
燦は、ガッツポーズをとる。
それから、スタンドミラーの前でくるりと回転する。
「うん。似合ってるよね」
笑みを零して、燦はご満悦だった。
彼女は今、真紅の中華服を着ていた。
燦の美脚の白さが際立つ大きなスリットが入った衣服。足から胸元にかけて大きな金の龍の刺繍も施されていた。
これは、燦が所有する余所行きのドレスの一つだった。
着る者によってはコスプレ感が強く出る衣装だが、燦にはよく似合っていた。
「出来れば、月子の意見も聞きたかったなあ」
と、呟く。
月子とは、今日は別行動だ。
たまたま月子が先生に声を掛けられ、帰宅のタイミングがずれてしまったのだ。
燦にも、今日は自宅に寄る用があったため、仕方がなく別行動をしているのである。
そして、その用こそが、この衣装だった。
「……ドーンワールドかあ」
スタンドミラーに映る燦が、ふふっと笑う。
ドーンワールドとは、今週末に行く予定のレジャーランドだった。その立地条件と桁違いの大きさで有名なランドであり、実は、燦はすでに二度行ったことがあった。
あそこは家族連れにも好評だが、それ以上に恋人同士で行くスポットでも有名だった。
特に、宿泊施設は豪華であり、中央に立つセントラルホテル・『ドーンタワー』の最上階のレストランフロアは、ドレスコードまであるという本格的な趣だった。
燦としては、食事にも興味はあるが、それ以上に、おじさんに自分のフォーマルな姿をお披露目したかった。そのために衣装が豊富にある実家に戻ってきたのである。
「おじさんって、最近あたしたちを子供扱いするのが酷くなってきているしね」
頬を膨らませて、むむっと唸る燦。
最近の抱っこなど、『高い高い』レベルの雑さである。
どうにも、不当な扱いを受けている気がする。
だからこそ、今回の機会で、自分の女の子としての魅力を見せつけるつもりだった。
もちろん、この計画には月子も参加している。
ただ、月子の方は、少し控えめにして、とお願いしていた。
相棒が本気でフォーマルな姿になると、もう小学生には見えないからだ。
――そう。思い出すのは、初めて火緋神家に月子を紹介した日。
公式の場ゆえに着飾った月子を前にして、異母兄たちを筆頭に若い引導師たちが「……天使か」と騒めいたことは、今も強く印象に残っている。
つくづく反則的な相棒だと思う。
「むむっ! だけど!」
燦は、グッと拳を固めた。
「月子にはほんのちょっとだけ負けるかもしれないけど、あたしだって本気で着飾ったら凄いんだから! おじさんをメロメロにしてやるの! そして!」
ムフー、と息を吐いて頷く。
「ドーンタワーで、あたしと月子は正式に隷者にしてもらうの!」
流石に第二段階とは言わない。
いつかはと思っているが、それはまだまだ先の話である。
ただ、この機会に第一段階ぐらいには至っておきたかった。
「あのおばさんたちに、いつまでも偽物なんて言わせないわ!」
拳を振り上げ、強く意気込む燦。
学校の授業だと、第一段階とは、魂を繋げる儀式とのことだ。
少し程度の痛みはあるらしいのだが、大抵は数秒ほどで済む話らしい。
一応、各小学校では《魂結び》の使用は原則禁止されている。しかしながら、実のところ、第一段階までならば、燦たちの世代でも試しに行う者はかなり多かった。
無論、決闘自体は本気で行う。相手を屈服させなければ儀式は成立しない。
ただ、その後の契約時に、《隷属誓文》の文面に『双方のいずれかが破棄を望んだ場合、この契約は無効とする』とでも記載しておけば、簡単に契約破棄も可能なのだ。これならば、燦たちにしても偽装の範疇にも納まる内容だった。
――そう。第一段階までなら、別に行っていても大きな問題はないのだ。
建前である偽装の件もクリアできて、正式な隷者にもなれる。
燦と月子としては、是非ともしておきたい儀式だった。
「えへへ」
燦は、口元を綻ばせる。
「おじさんにね、本気で着飾ってお願いするの。そしたら、きっと……」
そう呟いて、両頬を押さえて、くねくねと体を揺らす燦。
ただ、この願いは、実際のところ、途方もなくハードルが高い。それはエルナたちならば実体験でよく知っているのだが、新参の燦や月子が知るはずもなかった。
彼女が今、気にしていることと言ったら……。
「……う~ん」
ふと、スタンドミラーの自分の姿を見やり、燦は眉をしかめた。
この衣装。
勝気な顔立ちの自分には、よく似合っていると思う。
しかし、この衣装は――。
「…………」
燦は、自分の慎ましい胸に視線を落とした。
この衣装、自分よりも、あの三人の方が似合いそうだ。
特に自分と同じ、勝気な顔立ちの参妃には――。
「……むむむ」
燦は、眉間にしわを寄せて呻いた。
何というか、この服で行くと比べられてしまいそうだ。
「これはダメかあ」
言って、燦は中華服を脱ぎ捨てた。
再び下着姿になって、燦はクローゼットを覗き込んだ。
「他にいいのはないのかな? あたしの魅力を100%引き出すような……」
次から次へと衣装を取り出す燦。
それらを幾度となく着替えていく。
壱妃に続き、肆妃『星姫』も、決戦に向けて意気込みは充分だった。
0
あなたにおすすめの小説
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
転職したら陰陽師になりました。〜チートな私は最強の式神を手に入れる!〜
万実
キャラ文芸
う、嘘でしょ。
こんな生き物が、こんな街の真ん中に居ていいの?!
私の目の前に現れたのは二本の角を持つ鬼だった。
バイトを首になった私、雪村深月は新たに見つけた職場『赤星探偵事務所』で面接の約束を取り付ける。
その帰り道に、とんでもない事件に巻き込まれた。
鬼が現れ戦う羽目に。
事務所の職員の拓斗に助けられ、鬼を倒したものの、この人なんであんな怖いのと普通に戦ってんの?
この事務所、表向きは『赤星探偵事務所』で、その実態は『赤星陰陽師事務所』だったことが判明し、私は慄いた。
鬼と戦うなんて絶対にイヤ!怖くて死んじゃいます!
一度は辞めようと思ったその仕事だけど、超絶イケメンの所長が現れ、ミーハーな私は彼につられて働くことに。
はじめは石を投げることしかできなかった私だけど、式神を手に入れ、徐々に陰陽師としての才能が開花していく。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる