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第17話
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彼氏がいるだなんて……どの口が言ったんだか……。
吉澤は雛実に彼氏がいないことは調査済みだった。だからアプローチした。
それなのに雛実は彼氏がいると言った。一体いつ出来たのだろうか?
思案していると、外商部の癒やしトリオこと大本と坪内、薮田の会話が聞こえてきた。
「細川さん、最近またノってきてるみたいですからね。」
「誘っても来てくれるかどうか……」
「あ、だったら雛実ちゃんも呼べば……」
「それいいねー、確実」
ーーどういうことだ?……細川さんを呼ぶために雛実ちゃんを?!
癒しトリオの話に食いつきたいが、こういう時に限って嫁から電話がかかる。
しかも内容は『帰りに牛乳買ってきて』ってやつだ。メールでもいいのに。
結局嫁とのやりとりの間に癒しトリオはどこかへ行ってしまった。
吉澤の中で、”雛実の彼氏は細川”なんじゃないかと疑惑が生まれた。
細川は細川で、食堂で婦人服売場の販売員達の会話を耳にしていた。
「ヨッシー、6階ばかりでさぁ、最近つかまんないのよ。もしかしたら他に誰かいるのかも。」
「誰かって?6階で?」
「うんうん、例えばサロンとかー」
「ああ、あり得るー、確かサロンに若い子いたよねー、まさかのまさか?」
ーーヨッシーって吉澤だよな?……ええ?サロンの若い子といったら……雛実ちゃんのことじゃないか?!
めちゃくちゃ食いつきたい話題ではあるが、こういう時に限って、嫁から電話がかかる。しかも内容は『帰りに食パン買ってきて』ってやつだ。メールでもいいのに。
結局嫁とのやりとりの間に、婦人服売場御一行はどこかへ行ってしまった。
細川の中で、”吉澤も雛実ちゃん狙い”だという確信がわいた。
そしてその日の退勤時、駆け込んだエレベーターで偶然吉澤と細川に挟まれてしまった雛実。
その不穏な空気に息苦しさを覚えたのはいうまでもない。
1階についてドアが開くとすぐさま出て行きたかったが、ここは先輩をたてるべく、「お先にどうぞ」と軽く2人に会釈した。
その雛実の様子に、一旦2人はエレベーターから出て、従業員出入り口から外に出た。と、同時に後ろを振り返り、雛実を見た。
前を歩く男性2人が、一斉にこちらを向いたので、雛実は驚き「ひっ」と、声をあげた。
2人の目があまりにも、必死だったから。
吉澤は雛実に彼氏がいないことは調査済みだった。だからアプローチした。
それなのに雛実は彼氏がいると言った。一体いつ出来たのだろうか?
思案していると、外商部の癒やしトリオこと大本と坪内、薮田の会話が聞こえてきた。
「細川さん、最近またノってきてるみたいですからね。」
「誘っても来てくれるかどうか……」
「あ、だったら雛実ちゃんも呼べば……」
「それいいねー、確実」
ーーどういうことだ?……細川さんを呼ぶために雛実ちゃんを?!
癒しトリオの話に食いつきたいが、こういう時に限って嫁から電話がかかる。
しかも内容は『帰りに牛乳買ってきて』ってやつだ。メールでもいいのに。
結局嫁とのやりとりの間に癒しトリオはどこかへ行ってしまった。
吉澤の中で、”雛実の彼氏は細川”なんじゃないかと疑惑が生まれた。
細川は細川で、食堂で婦人服売場の販売員達の会話を耳にしていた。
「ヨッシー、6階ばかりでさぁ、最近つかまんないのよ。もしかしたら他に誰かいるのかも。」
「誰かって?6階で?」
「うんうん、例えばサロンとかー」
「ああ、あり得るー、確かサロンに若い子いたよねー、まさかのまさか?」
ーーヨッシーって吉澤だよな?……ええ?サロンの若い子といったら……雛実ちゃんのことじゃないか?!
めちゃくちゃ食いつきたい話題ではあるが、こういう時に限って、嫁から電話がかかる。しかも内容は『帰りに食パン買ってきて』ってやつだ。メールでもいいのに。
結局嫁とのやりとりの間に、婦人服売場御一行はどこかへ行ってしまった。
細川の中で、”吉澤も雛実ちゃん狙い”だという確信がわいた。
そしてその日の退勤時、駆け込んだエレベーターで偶然吉澤と細川に挟まれてしまった雛実。
その不穏な空気に息苦しさを覚えたのはいうまでもない。
1階についてドアが開くとすぐさま出て行きたかったが、ここは先輩をたてるべく、「お先にどうぞ」と軽く2人に会釈した。
その雛実の様子に、一旦2人はエレベーターから出て、従業員出入り口から外に出た。と、同時に後ろを振り返り、雛実を見た。
前を歩く男性2人が、一斉にこちらを向いたので、雛実は驚き「ひっ」と、声をあげた。
2人の目があまりにも、必死だったから。
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