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ep.24
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お仕置きと称された行為は、貴和子の熱を更に昂ぶらせた。
「貴和子ちゃん、結婚、する?」
「はぁ、はぁ、ん……ぁっ」
「何?いい?いいってこと、だよね?」
「ぁあん……はん……ん…」
「“あんあん”言ってさ、ヤダって言わないし、ん、もう、いいじゃん、結婚して。いや、するからねっ、わかった?」
「ああっ……ぅん……やっ」
「先に“うん”って言ったよねっ。聞いたから。もう、記憶なくされたら困るからイクよっ!」
「ぁーーんっ!」
まるでコントのような濃厚なやりとり。
もう、ダメ。
ううん、多分もう、こんな快感知ってしまったら離れられない。
「桂木さん、よろしく、お願いします。」
「はぁ、はぁ、はぁ、貴和子ちゃんっ!」
果てたばかりの桂木は、そのまま貴和子に抱きついた。その勢いがあまりにも強く、貴和子は苦しがったが、桂木は尚、ぎゅうっと抱きしめた。
そしてそのまま二人は目を閉じ、気づいた時にはまた夜になっていた。
片付けられていない貴和子の部屋は、二人の衣服も散乱し、足の踏み場もなかった。その様子に、目を開けた桂木はニヤリと含ませた笑いをする。
上に重なるものが動いたことで、貴和子も目を開けて、鈍い痛みを下腹部に感じた。久しぶりの行為は、あまりにも激しく、また桂木のソレは果てた後も幾分か硬さを失っていなかったので、貴和子は長い時間繋がれたままの状態だった。
今は処理されていないままの避妊具がグシャっと二人の間に挟まっていて、卑猥感この上ない。
そしてそれに気づいた貴和子は、慌てて桂木に片付けを頼んだ。
「ちょっと、桂木さんっ!これはないですっ。すぐに片付けてくださいっ!」
「あっ、あわわっ、ごめんね。あまりにもよかったから忘れてたよ。すぐ綺麗にするから。」
桂木が気づいていたかどうかはわからないが、桂木の言葉に赤面した貴和子は、触れられる素肌に緊張を覚えた。
そのせいか、敏感な部分は誇張するようにとがり、その膨らみは桂木の目を楽しませた。
「お風呂、入ろうか。一緒に。」
拒絶を許さないように、桂木は貴和子にキスをしながら腕を引き上げ、これまた散乱した貴和子の部屋の浴室に向かった。
シャワーを浴びながらも、桂木は口付けをやめない。貴和子は自分のだらしない癖を恥ずかしく思いながらもまた翻弄されていく。
自分の素顔を知ったにも関わらず、愛を降らせてくれる桂木。
「どんな貴和子ちゃんでも大好きだよ。」
と、自分に甘く囁いてくれる男は、この世には彼しかいないだろうと貴和子は思った。それはつまり、自分が生涯を共にするのは桂木嘉人しかいないという事実になる。
「桂木さん……好きに、なります。」
水の滴るいい男、桂木嘉人を見上げながら、貴和子は勇気を出して言った。
桂木はその声にニコッと笑いながら、
「僕は、貴和子ちゃんをもっと好きになるよ。自分でもわからないくらい、執着したいんだ。誰にも見せたくないくらい、僕の腕の中に閉じこめておきたい。」
と、殺し文句を並べた。
それは決して現実的ではないけれど、貴和子の心を掴むには十分な言葉だった。
桂木嘉人にとっては、本気の言葉だったけれど。
「貴和子ちゃん、結婚、する?」
「はぁ、はぁ、ん……ぁっ」
「何?いい?いいってこと、だよね?」
「ぁあん……はん……ん…」
「“あんあん”言ってさ、ヤダって言わないし、ん、もう、いいじゃん、結婚して。いや、するからねっ、わかった?」
「ああっ……ぅん……やっ」
「先に“うん”って言ったよねっ。聞いたから。もう、記憶なくされたら困るからイクよっ!」
「ぁーーんっ!」
まるでコントのような濃厚なやりとり。
もう、ダメ。
ううん、多分もう、こんな快感知ってしまったら離れられない。
「桂木さん、よろしく、お願いします。」
「はぁ、はぁ、はぁ、貴和子ちゃんっ!」
果てたばかりの桂木は、そのまま貴和子に抱きついた。その勢いがあまりにも強く、貴和子は苦しがったが、桂木は尚、ぎゅうっと抱きしめた。
そしてそのまま二人は目を閉じ、気づいた時にはまた夜になっていた。
片付けられていない貴和子の部屋は、二人の衣服も散乱し、足の踏み場もなかった。その様子に、目を開けた桂木はニヤリと含ませた笑いをする。
上に重なるものが動いたことで、貴和子も目を開けて、鈍い痛みを下腹部に感じた。久しぶりの行為は、あまりにも激しく、また桂木のソレは果てた後も幾分か硬さを失っていなかったので、貴和子は長い時間繋がれたままの状態だった。
今は処理されていないままの避妊具がグシャっと二人の間に挟まっていて、卑猥感この上ない。
そしてそれに気づいた貴和子は、慌てて桂木に片付けを頼んだ。
「ちょっと、桂木さんっ!これはないですっ。すぐに片付けてくださいっ!」
「あっ、あわわっ、ごめんね。あまりにもよかったから忘れてたよ。すぐ綺麗にするから。」
桂木が気づいていたかどうかはわからないが、桂木の言葉に赤面した貴和子は、触れられる素肌に緊張を覚えた。
そのせいか、敏感な部分は誇張するようにとがり、その膨らみは桂木の目を楽しませた。
「お風呂、入ろうか。一緒に。」
拒絶を許さないように、桂木は貴和子にキスをしながら腕を引き上げ、これまた散乱した貴和子の部屋の浴室に向かった。
シャワーを浴びながらも、桂木は口付けをやめない。貴和子は自分のだらしない癖を恥ずかしく思いながらもまた翻弄されていく。
自分の素顔を知ったにも関わらず、愛を降らせてくれる桂木。
「どんな貴和子ちゃんでも大好きだよ。」
と、自分に甘く囁いてくれる男は、この世には彼しかいないだろうと貴和子は思った。それはつまり、自分が生涯を共にするのは桂木嘉人しかいないという事実になる。
「桂木さん……好きに、なります。」
水の滴るいい男、桂木嘉人を見上げながら、貴和子は勇気を出して言った。
桂木はその声にニコッと笑いながら、
「僕は、貴和子ちゃんをもっと好きになるよ。自分でもわからないくらい、執着したいんだ。誰にも見せたくないくらい、僕の腕の中に閉じこめておきたい。」
と、殺し文句を並べた。
それは決して現実的ではないけれど、貴和子の心を掴むには十分な言葉だった。
桂木嘉人にとっては、本気の言葉だったけれど。
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