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第三話※
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「ちっ、どんな汚い手を使ったんだよ、このビッチが!」
「そうだそうだ!」
わずかな手荷物を取りに修道院棟に戻ると、相変わらずキャンキャンとうるさいメス犬どもに吠えられる。しかし俺に付き従った神官は神妙な顔つきだ。そりゃそうだ、彼らには太い実家があって、還俗されれば元通り。しかし神官になれば、これから長い男娼生活が待っている。あとは有力者のパトロンを捕まえるか、それとも出世して売春システムの元締めになるか、もしくは最後まで下働きとしてこき使われるか。隅っこで恨めしそうに見ている長期残留組、お前たちもだぞ。いずれ出荷可能になるまで、絶望に慣らされ、従順に躾けられるだけだからな。
そしてその夜、俺は初めてまともに具の入ったスープを口にした。寝室は質素ながら快適、すきま風もない。まあ、今後ここで客を取らされることを考えれば、地獄っちゃあ地獄だが。
——しかし、俺がその部屋で客を取ることはなかった。
「あ……ッ、あっ、はう……」
俺は神官長の部屋に呼び出され、ほぼ毎晩お相手させられている。彼もなんだかんだで二十代そこそこ、まだ性欲が旺盛なお年頃だ。
「しかしいいんですか、俺とこんなことしちゃって」
「問題ない……ッ。性技を磨く、のも、大事な務め……ッ、ああッ!」
再び甘イキをキめ、とろんとした目で答える神官長。しかし淫穴は貪欲に俺の肉を喰み、もっともっとと快楽を強請っている。俺としては、神官長とセックスをすることに対して否やはない。細く引き締まった肉体、汗で張り付く長い銀糸。いつもは鋭く射抜いてくる薄氷のアクアマリンが熱に溶け、上目遣いで甘い吐息を漏らす様は目を見張るほど美しい。彼は侯爵家の五男として幼少期から念入りに仕込まれ、王太子の愛人として長く寵愛されたという。しかし、正妻に疎まれて島流し。いずれほとぼりが冷めたら王都の中央神殿に入り、出世コースに乗るのは確定してるが、出自が出自なために下手に客を取るわけにもいかず。なので彼の縦割れアヌスは、もっぱら玩具を使ったセルフプレイの賜物らしい。そりゃあ、生チンコ欲しくなるよな。
だが、商品が商品とヤっちゃうのは対外的によろしくない。それは神官長が最初に言ったことでもあるし、また他の神官たちから同様の苦言が呈されている。
というわけで、神官長が下した決断とは。
「エイルマー。これはどういうことだ」
「ベイリー卿、この者は先日神官となった者です。本日は私めの助手として卿の礼拝の手伝いを任せたく」
「お初にお目にかかります。私めはヴァレンタイン、どうかお見知りおきを」
「ふん、ヴィンセントの。なかなかの美形と聞いていたが、噂以上だな」
金で爵位を買った男、ベイリー準男爵。彼はわざわざ隣領からこの神殿に礼拝に訪れる。神殿を訪れることは、アッパークラスのステータスだ。やることは民間の娼館と変わらないものの、合法的に貴族の男を買い、嬲ることができる。特にこの男は嗜虐趣味があり、性に不慣れな神官を甚振るのが大好物な、腐った野郎だ。
エイルマーはちょっと毛色の変わった神官だ。彼の生家は騎士の家系で、彼自身も途中までは騎士になるべく育てられた。しかし父親が上官の不祥事に巻き込まれ、長男の彼がお家のために身売り。そして嫁入りしたものの、飽きられて放逐ということらしい。そういうわけで、彼はセックスはからっきし。しかし逆に、屈強な男を屈服させ、苦痛に耐える様子に興奮する層も一定数いるわけで、彼はその需要を満たすために神官にされたということだ。俺もこれまで大概な目に遭ったけど、エイルマーもひでぇモンだな。
俺が同席することに、ベイリーは気にも留めなかった。というか、俺に見られることでエイルマーがより羞恥と苦痛を感じるだろうと、気を良くしているようだ。そして俺自身も侯爵夫人から追い落とされた身、神官という名の性奴に身を落とした姿もメシウマなんだろう。助手だから追加料金もかからないしな。
しかし。
「あっ?! あ、あああッ!!!」
今日の趣向として、客の目の前で準備をする。そう告げて、ベイリーの前でエイルマーのアヌスを解した結果。彼は弓なりに跳ね、あらぬ体液を吹き出してベッドを汚した。
「ふふっ。はしたないですよ、エイルマー。ベイリー様に粗相を罰していただかなければ」
「もっ、申し訳ござい……ああッ、申し訳ございばぜ……ぼうしわげッ! イギッ!」
「……」
粗相を処罰せよと言いながら、手マンを続ける俺。そして狂ったようにアクメをキめるエイルマー。ベイリーはその光景を呆然と眺めている。だってエイルマーは、これまでロクにメスイキを知らなかったのだ。騎士として育てられ、メスの作法もそこそこにオンナにさせられた男。ベイリーは、その彼の後孔を強引にこじ開け、痛みと屈辱に耐える姿に欲情していた変態だ。それが、ぽっと出の俺にメロメロにメス堕ちさせられては、台無しもいいところ。
だが。
「さあ、ベイリー様。その逞しいもので、哀れなエイルマーにご慈悲を」
俺は十分に解れたマンコから指を引き抜き、エイルマーの背後に回って大股を開かせる。そこにはいろいろな液体を吹き出した巨根と、てらてらと濡れたいやらしい穴。アクメの余韻でパクパクと誘うそこに、ベイリーの視線は釘付けだ。いつもはしつこいほどフェラを強要するというベイリーの中年チンコが、バキバキに起っきしている。
ベイリーはごくりと唾を飲んで、そこに狙いを定めた。
「あッ! ああッ! ばっでぐらざい!! バッでェェ!!」
「っははッ……!」
先端からゆっくりと差し込んでいくと、エイルマーは泣き叫んで極めた。固く閉じた孔とは違う、解れ切ったそれの吸い付くような感触。ベイリーはすぐに夢中になって腰を振り始めた。
神官のほとんどは、貞淑を求められる貴族のメスの成れの果て。閨教育を受けたからといって、エイルマー同様に実践経験が乏しく、快楽を知らない奴の方が多い。というわけで、神官長から言い渡されたのは、神官たちの肉体開発だ。助手という名目で俺が神官たちの体を仕込んでやれば、みんな共犯、神官たちもハッピー。男社会の底辺に組み込まれた俺たちだが、セックスだけでいえばボトムの方が断然いい。気持ちいいは正義。これから神殿で客を取らされようと、還俗という名目で太客に水揚げされようと、快楽さえあれば耐えることができる。
「あっあっ! ぼうおゆるじぐだざいッ!! おゆるじぐださいッ!!」
「ほれ救済だ、受け取れッ!」
「はああああッ!!!」
ベイリーがでっぷりと肥えた腹をエイルマーに押し付けると同時に、エイルマーはまた派手にぷしゃっと潮を吹いた。いいな、気持ち良さそう。ちょっとフニャった赤黒いチンコが引き抜かれると、がくりと力を失うエイルマー、そして満足そうにため息をつくベイリー。
「はぁ、はぁ。久々にいい思いをした。ヴァレンタインと言ったか、いい働きだ」
「恐れ多いお言葉にございます」
「褒美にお前も相手してやろうかと思ったが、今日はちとキツいな。いずれ指名してやろう」
「そのことなのですが、ベイリー様」
怪訝な顔をするベイリーの股間に唇を寄せ、お掃除フェラ。大丈夫、こっちには浄化魔法があるからな。スキルで簡単に綺麗になるんだが、これは雰囲気のもんだ。
「お前っ……そんなに欲しいのか?」
「失礼、ベイリー様。私たちの体の奥には、こちらを元気にするツボがございまして」
フェラを続けながらベイリーのアヌスに指を伸ばすと、さすがにオッサンも抵抗した。しかし所詮はブヨブヨの成金中年、喧嘩慣れした俺に敵うわけがない。俺はさっさとケツ穴を浄化して、粘度の高い水とともに指を突っ込む。
「ちょっとお前、何をする! ヒッ!」
「ほらここ、いいでしょう。エイルマーはここでベイリー様を感じ、極めるのです」
中から前立腺を探し当て、くるくるとマッサージしながらヒールをかける。俺のとっておきの裏技だ。くたびれた中年摩羅がみるみる力を取り戻していく。
「まさかそんな……」
「覚えておいてくださいね。ここを愛でて差し上げれば、奥方様もお悦びになります。そしてエイルマーも。——まだご慈悲をいただけるでしょう?」
目の前には、体中をいろんな体液でベトベトにして、ぽっかりと開いた孔から白濁をたらりと垂らすエイルマー。散々イかされて目の焦点が合わず、今にも気絶寸前だ。そんな彼を見つめるベイリーの目に、獰猛な嗜虐の光が宿る。
「そうだな。そういうことなら」
ギシリとベッドが軋み、満足したはずの男が再びのしかかる。その体重に、エイルマーが意識を取り戻した。
「喜べエイルマー。今宵はまだまだ慈悲をくれてやるぞ?」
「え、あ……うそッ……」
乱暴に広げられた脚の間には、たぷたぷの腹とバキバキチンコ。ベイリーは最近精力と持続力に悩み、ほんの一時苦痛に耐えれば、苦行は済んでいたはずだった。しかし覚えたばかりのメスイキでヘトヘトになったマンコに、往年の力を取り戻したオッサンチンコが迫ってくる。
「やだッ……やだ、もうやめてくださいッ……」
「ははっ、何が嫌か。罪深い神の徒に天罰をくれてやろう。それッ!」
「やらあァ!!!」
ずりずりとベッドの上へ逃げるエイルマーの足首を掴んでぐいと引っ張ると、ベイリーは勢いよく魔羅を突っ込んだ。
「今日はコリン、デリック、イーデンの助手に」
「わかりました」
デスクから顔を上げず、淡々と告げる神官長。あれから俺は、ひたすら神官たちのヘルプに入る日々が続いている。俺の肉体開発は好評だ。エイルマーをはじめ修道士見習いから神官になった者たちは軒並み高値で水揚げされ、神官たちからも水揚げ先からも大層喜ばれた。異世界仕込みの俺の淫技が正妻たちをも悦ばせ、購入先では愛人共々夫婦円満で大団円なのだそうだ。
そして今では孤児院上がりの神官にも調教を施すようになり、こちらもどんどん売れている。特に彼らには読み書きマナーなどの教育、そして簡単な魔法スキルを叩き込み、商品価値を高めてやった。おかげで中央神殿への上納額が爆上がりし、神官長は中央復帰を待たずに司教の地位を賜った。
あれっ、おかしいな。俺、こんな生活を望んだんだっけか。確かに最初は、粗末なベッドと悲惨な食事、そしてクソみたいな修道士見習いに辟易しながらも、あとは娯楽さえあればいいんじゃないかと呑気に構えていたものだ。無実の罪を着せられて人生に絶望していたヴァルには申し訳ないが、その分俺がなんとか生き延びてやろうと足掻いた結果がこれ。
「——何だ。腑に落ちないといった表情だな」
「いえ、成り行きとはいえ不思議なご縁だなと」
「ふふっ。私が中央に帰る時には、共に連れて行ってやろう」
「はぁ」
不服そうだな? と片眉を上げて笑う神官長。このやりとりも何度目だろうか。彼は俺と組んで神殿のテッペンを獲る気らしい。この調子だと不可能じゃなさそうだが、そもそも闇属性の俺が彼の愛人として堂々と中央に乗り込んでいいものか。てか俺、どっちかっていうとネコなんだが。そして今世、まだ処女なんだが。おかしいな、不貞で追放されたはずなのに、どうしてこうなった。
しかし、俺が司教にでもなって王都に返り咲いた日には、実家のヴィンセント家も元婚家のウォルシュ家も焦るだろうな。神官長を追放した王家も。そしてその日は遠くない。元々アウトローな俺の異世界ざまぁとしては、上出来なんじゃないだろうか。
「そうだそうだ!」
わずかな手荷物を取りに修道院棟に戻ると、相変わらずキャンキャンとうるさいメス犬どもに吠えられる。しかし俺に付き従った神官は神妙な顔つきだ。そりゃそうだ、彼らには太い実家があって、還俗されれば元通り。しかし神官になれば、これから長い男娼生活が待っている。あとは有力者のパトロンを捕まえるか、それとも出世して売春システムの元締めになるか、もしくは最後まで下働きとしてこき使われるか。隅っこで恨めしそうに見ている長期残留組、お前たちもだぞ。いずれ出荷可能になるまで、絶望に慣らされ、従順に躾けられるだけだからな。
そしてその夜、俺は初めてまともに具の入ったスープを口にした。寝室は質素ながら快適、すきま風もない。まあ、今後ここで客を取らされることを考えれば、地獄っちゃあ地獄だが。
——しかし、俺がその部屋で客を取ることはなかった。
「あ……ッ、あっ、はう……」
俺は神官長の部屋に呼び出され、ほぼ毎晩お相手させられている。彼もなんだかんだで二十代そこそこ、まだ性欲が旺盛なお年頃だ。
「しかしいいんですか、俺とこんなことしちゃって」
「問題ない……ッ。性技を磨く、のも、大事な務め……ッ、ああッ!」
再び甘イキをキめ、とろんとした目で答える神官長。しかし淫穴は貪欲に俺の肉を喰み、もっともっとと快楽を強請っている。俺としては、神官長とセックスをすることに対して否やはない。細く引き締まった肉体、汗で張り付く長い銀糸。いつもは鋭く射抜いてくる薄氷のアクアマリンが熱に溶け、上目遣いで甘い吐息を漏らす様は目を見張るほど美しい。彼は侯爵家の五男として幼少期から念入りに仕込まれ、王太子の愛人として長く寵愛されたという。しかし、正妻に疎まれて島流し。いずれほとぼりが冷めたら王都の中央神殿に入り、出世コースに乗るのは確定してるが、出自が出自なために下手に客を取るわけにもいかず。なので彼の縦割れアヌスは、もっぱら玩具を使ったセルフプレイの賜物らしい。そりゃあ、生チンコ欲しくなるよな。
だが、商品が商品とヤっちゃうのは対外的によろしくない。それは神官長が最初に言ったことでもあるし、また他の神官たちから同様の苦言が呈されている。
というわけで、神官長が下した決断とは。
「エイルマー。これはどういうことだ」
「ベイリー卿、この者は先日神官となった者です。本日は私めの助手として卿の礼拝の手伝いを任せたく」
「お初にお目にかかります。私めはヴァレンタイン、どうかお見知りおきを」
「ふん、ヴィンセントの。なかなかの美形と聞いていたが、噂以上だな」
金で爵位を買った男、ベイリー準男爵。彼はわざわざ隣領からこの神殿に礼拝に訪れる。神殿を訪れることは、アッパークラスのステータスだ。やることは民間の娼館と変わらないものの、合法的に貴族の男を買い、嬲ることができる。特にこの男は嗜虐趣味があり、性に不慣れな神官を甚振るのが大好物な、腐った野郎だ。
エイルマーはちょっと毛色の変わった神官だ。彼の生家は騎士の家系で、彼自身も途中までは騎士になるべく育てられた。しかし父親が上官の不祥事に巻き込まれ、長男の彼がお家のために身売り。そして嫁入りしたものの、飽きられて放逐ということらしい。そういうわけで、彼はセックスはからっきし。しかし逆に、屈強な男を屈服させ、苦痛に耐える様子に興奮する層も一定数いるわけで、彼はその需要を満たすために神官にされたということだ。俺もこれまで大概な目に遭ったけど、エイルマーもひでぇモンだな。
俺が同席することに、ベイリーは気にも留めなかった。というか、俺に見られることでエイルマーがより羞恥と苦痛を感じるだろうと、気を良くしているようだ。そして俺自身も侯爵夫人から追い落とされた身、神官という名の性奴に身を落とした姿もメシウマなんだろう。助手だから追加料金もかからないしな。
しかし。
「あっ?! あ、あああッ!!!」
今日の趣向として、客の目の前で準備をする。そう告げて、ベイリーの前でエイルマーのアヌスを解した結果。彼は弓なりに跳ね、あらぬ体液を吹き出してベッドを汚した。
「ふふっ。はしたないですよ、エイルマー。ベイリー様に粗相を罰していただかなければ」
「もっ、申し訳ござい……ああッ、申し訳ございばぜ……ぼうしわげッ! イギッ!」
「……」
粗相を処罰せよと言いながら、手マンを続ける俺。そして狂ったようにアクメをキめるエイルマー。ベイリーはその光景を呆然と眺めている。だってエイルマーは、これまでロクにメスイキを知らなかったのだ。騎士として育てられ、メスの作法もそこそこにオンナにさせられた男。ベイリーは、その彼の後孔を強引にこじ開け、痛みと屈辱に耐える姿に欲情していた変態だ。それが、ぽっと出の俺にメロメロにメス堕ちさせられては、台無しもいいところ。
だが。
「さあ、ベイリー様。その逞しいもので、哀れなエイルマーにご慈悲を」
俺は十分に解れたマンコから指を引き抜き、エイルマーの背後に回って大股を開かせる。そこにはいろいろな液体を吹き出した巨根と、てらてらと濡れたいやらしい穴。アクメの余韻でパクパクと誘うそこに、ベイリーの視線は釘付けだ。いつもはしつこいほどフェラを強要するというベイリーの中年チンコが、バキバキに起っきしている。
ベイリーはごくりと唾を飲んで、そこに狙いを定めた。
「あッ! ああッ! ばっでぐらざい!! バッでェェ!!」
「っははッ……!」
先端からゆっくりと差し込んでいくと、エイルマーは泣き叫んで極めた。固く閉じた孔とは違う、解れ切ったそれの吸い付くような感触。ベイリーはすぐに夢中になって腰を振り始めた。
神官のほとんどは、貞淑を求められる貴族のメスの成れの果て。閨教育を受けたからといって、エイルマー同様に実践経験が乏しく、快楽を知らない奴の方が多い。というわけで、神官長から言い渡されたのは、神官たちの肉体開発だ。助手という名目で俺が神官たちの体を仕込んでやれば、みんな共犯、神官たちもハッピー。男社会の底辺に組み込まれた俺たちだが、セックスだけでいえばボトムの方が断然いい。気持ちいいは正義。これから神殿で客を取らされようと、還俗という名目で太客に水揚げされようと、快楽さえあれば耐えることができる。
「あっあっ! ぼうおゆるじぐだざいッ!! おゆるじぐださいッ!!」
「ほれ救済だ、受け取れッ!」
「はああああッ!!!」
ベイリーがでっぷりと肥えた腹をエイルマーに押し付けると同時に、エイルマーはまた派手にぷしゃっと潮を吹いた。いいな、気持ち良さそう。ちょっとフニャった赤黒いチンコが引き抜かれると、がくりと力を失うエイルマー、そして満足そうにため息をつくベイリー。
「はぁ、はぁ。久々にいい思いをした。ヴァレンタインと言ったか、いい働きだ」
「恐れ多いお言葉にございます」
「褒美にお前も相手してやろうかと思ったが、今日はちとキツいな。いずれ指名してやろう」
「そのことなのですが、ベイリー様」
怪訝な顔をするベイリーの股間に唇を寄せ、お掃除フェラ。大丈夫、こっちには浄化魔法があるからな。スキルで簡単に綺麗になるんだが、これは雰囲気のもんだ。
「お前っ……そんなに欲しいのか?」
「失礼、ベイリー様。私たちの体の奥には、こちらを元気にするツボがございまして」
フェラを続けながらベイリーのアヌスに指を伸ばすと、さすがにオッサンも抵抗した。しかし所詮はブヨブヨの成金中年、喧嘩慣れした俺に敵うわけがない。俺はさっさとケツ穴を浄化して、粘度の高い水とともに指を突っ込む。
「ちょっとお前、何をする! ヒッ!」
「ほらここ、いいでしょう。エイルマーはここでベイリー様を感じ、極めるのです」
中から前立腺を探し当て、くるくるとマッサージしながらヒールをかける。俺のとっておきの裏技だ。くたびれた中年摩羅がみるみる力を取り戻していく。
「まさかそんな……」
「覚えておいてくださいね。ここを愛でて差し上げれば、奥方様もお悦びになります。そしてエイルマーも。——まだご慈悲をいただけるでしょう?」
目の前には、体中をいろんな体液でベトベトにして、ぽっかりと開いた孔から白濁をたらりと垂らすエイルマー。散々イかされて目の焦点が合わず、今にも気絶寸前だ。そんな彼を見つめるベイリーの目に、獰猛な嗜虐の光が宿る。
「そうだな。そういうことなら」
ギシリとベッドが軋み、満足したはずの男が再びのしかかる。その体重に、エイルマーが意識を取り戻した。
「喜べエイルマー。今宵はまだまだ慈悲をくれてやるぞ?」
「え、あ……うそッ……」
乱暴に広げられた脚の間には、たぷたぷの腹とバキバキチンコ。ベイリーは最近精力と持続力に悩み、ほんの一時苦痛に耐えれば、苦行は済んでいたはずだった。しかし覚えたばかりのメスイキでヘトヘトになったマンコに、往年の力を取り戻したオッサンチンコが迫ってくる。
「やだッ……やだ、もうやめてくださいッ……」
「ははっ、何が嫌か。罪深い神の徒に天罰をくれてやろう。それッ!」
「やらあァ!!!」
ずりずりとベッドの上へ逃げるエイルマーの足首を掴んでぐいと引っ張ると、ベイリーは勢いよく魔羅を突っ込んだ。
「今日はコリン、デリック、イーデンの助手に」
「わかりました」
デスクから顔を上げず、淡々と告げる神官長。あれから俺は、ひたすら神官たちのヘルプに入る日々が続いている。俺の肉体開発は好評だ。エイルマーをはじめ修道士見習いから神官になった者たちは軒並み高値で水揚げされ、神官たちからも水揚げ先からも大層喜ばれた。異世界仕込みの俺の淫技が正妻たちをも悦ばせ、購入先では愛人共々夫婦円満で大団円なのだそうだ。
そして今では孤児院上がりの神官にも調教を施すようになり、こちらもどんどん売れている。特に彼らには読み書きマナーなどの教育、そして簡単な魔法スキルを叩き込み、商品価値を高めてやった。おかげで中央神殿への上納額が爆上がりし、神官長は中央復帰を待たずに司教の地位を賜った。
あれっ、おかしいな。俺、こんな生活を望んだんだっけか。確かに最初は、粗末なベッドと悲惨な食事、そしてクソみたいな修道士見習いに辟易しながらも、あとは娯楽さえあればいいんじゃないかと呑気に構えていたものだ。無実の罪を着せられて人生に絶望していたヴァルには申し訳ないが、その分俺がなんとか生き延びてやろうと足掻いた結果がこれ。
「——何だ。腑に落ちないといった表情だな」
「いえ、成り行きとはいえ不思議なご縁だなと」
「ふふっ。私が中央に帰る時には、共に連れて行ってやろう」
「はぁ」
不服そうだな? と片眉を上げて笑う神官長。このやりとりも何度目だろうか。彼は俺と組んで神殿のテッペンを獲る気らしい。この調子だと不可能じゃなさそうだが、そもそも闇属性の俺が彼の愛人として堂々と中央に乗り込んでいいものか。てか俺、どっちかっていうとネコなんだが。そして今世、まだ処女なんだが。おかしいな、不貞で追放されたはずなのに、どうしてこうなった。
しかし、俺が司教にでもなって王都に返り咲いた日には、実家のヴィンセント家も元婚家のウォルシュ家も焦るだろうな。神官長を追放した王家も。そしてその日は遠くない。元々アウトローな俺の異世界ざまぁとしては、上出来なんじゃないだろうか。
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