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第二話※
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「買い出しに出かけたいなど、変わったことを言うものだな」
神官長が驚いている。それはそうだ。修道士見習いにとって買い出し当番は懲罰であり、見せしめだからだ。修道服を見れば、誰だって俺が「やらかして島流しに遭ったお偉いさんのメス」だとわかってしまう。平民の好奇の視線に晒されることは、名誉を重んじる貴族にとって耐え難い屈辱だ。買い出しは、修道士見習いがよほどのことをやらかした場合に限られ、普段は孤児院上がりの見習い神官がお遣いに出ることとなっている。
「己の罪を悔い改めるためにも、世俗を知るべきかと」
俺がもっともらしいことを言うと、あっさりと許可が降りた。彼も元は修道士見習い上がりだ。新参の俺が世間の目に晒されてザマァされるのが見たいと顔に書いてある。どいつもこいつも腐ってやがる。まあ品行方正だったヴァルと違って、俺にはこういう場所がお似合いなのかもしれない。
「余計なことはせず、おとなしくついて来てくださいね」
一緒に出かける羽目になった見習い神官アレンは、嫌そうな顔を隠しもしなかった。そりゃそうだ。やらかしたお貴族様のメスのお守りなんて、俺だって御免だ。しかしパッと見、小学校高学年か、中坊になり立てみたいな子供だ。精一杯イキがってて微笑ましい。
修道院から一キロほどの町イェイツは、辺境ヤードリー領の領都だ。王都などとは比べるべくもないが、中心部は農産物や乳製品、織物などの取引で賑わっている。人混みの中、アレンに続いてしずしずと歩く俺に、視線が集まって仕方ない。灰色の修道服を着た若者が見習い神官に連れられて歩いているのだ、何かやらかしたに決まってる。中には「あらやだ」とか「ふしだらな」とか、聞こえよがしに眉を顰めるものも少なくない。
だが生憎、俺はヴァルと違ってそういうの痛くも痒くもねぇんだ。ふしだらでロクでもねぇのは事実だしな。そしてそんな俺とは対照的に、ヴァルは童貞処女の綺麗な体だ。不吉な闇属性だからって、不貞どころか指一本触られたことがない。疾しいところがなけりゃ、堂々としてりゃいい。濡れ衣を着せられたヴァルとしては、やるせないだろうがな。
アレンは居心地が悪そうに市場を回り、そそくさと用事を済ませる。彼の役割は、古ぼけた木の板を商人に渡して回ることだ。板には食材や生活用品の内容や数量が記載されている。商人は後からその内容通りの品物を納品し、修道院で支払いを受ける仕組み。随分まどろっこしいやり方だ。そんなことなら、納品と発注を修道院で一度に済ませればいいじゃないか。しかし、何軒か回っている間にその方式を採用している理由がわかった。
「最近アルフの奴、回って来ねぇじゃねぇか」
「アルフレッドは王都へ参りました」
「おお、とうとう出荷されたか。まあ、具合がよかったもんな。お前も頑張って肉を付けないとな!」
商店の男はアレンのケツを撫でまわし、懐に干し肉を捩じ込む。
「成人したら指名してやる。神官長様にもよろしくなァ」
「……ありがとうございます」
なんだかな。孤児院と神官って、そっち系かよ。修道院は一応お偉いさんのメスが集められているから、ウリなんてなかった。だけど一定期間預けられた後、還俗の受け入れ先がなければ、後は神官になって体でも売って稼いでねってことだ。花嫁修行しかしたことないようなナヨナヨした男なんて、そんくらいしか使い道なさそうだしな。
だが俺たちはまだいい。孤児院のガキとか逃げ場ないじゃん。ちくしょう、いいシステムしてやがる。
俺自身、泥水を啜って生きてきた。だから別に今更、体を売ることに対してどうこう思わない。だが、この世の理不尽にムシャクシャするのは体の持ち主、ヴァルのせいなのか。柄にもなく「どうにかできないか」と考えている自分がいる。
「それを知り、声を上げたところでなんとする」
しかし神官長の答えももっともだ。謎の衝動に駆られて神官長に談判したものの、すげなくあしらわれた。
「でっ、ですが神官長、あなたも……」
「ヴァレンタイン、お前は本当に世間を知らない。しかし無理もない、そのように育てられたのだからな——この世とはそういうものなのだ。そしてお前のような者が真実を知り、絶望する瞬間。多くの貴人は、その瞬間を珍重し好まれる。お前たちはそのために育てられた、たわわな果実なのだ」
ショックを受けるヴァル、そして冷静に受け止める俺。要は、神殿はセックスワーカーのブローカーなのだ。そしてここに出荷されるのは、実際に不貞を犯した瑕疵のついたメスもいるだろう。しかし彼の口ぶりだと、俺みたいな冤罪組もいっぱいいるに違いない。俺は実家に売られ、婚家に売られたんだ。みんなグル。世間ってのは世知辛いな。
「なぁに、受け入れて委ねてしまえば簡単なことだ。性技を身につけ、美貌を武器に快楽を貪るだけで、この世の全てが手に入る。予定より少し早まったが、お前もこちら側に来るといい。楽になれる」
早速神官就任の推薦状を書いてやろう、とペンを取り出した神官長の手を、俺はぐっと掴む。
「どうした。神官になれば衣食住も思いのまま、今のような清貧生活とは無縁になるのだぞ?」
「——いえ。神官長の自慢の性技とやらがどんなものなのか、ご教示願いたく思いまして」
俺はさっさと神官長の腕を捻り上げ、腰紐で手首を後ろ手に縛り、そしてライティングデスクにうつ伏せに押さえつけた。ロクに喧嘩もしたことのないヘナチョコ男の抵抗なんて他愛ないものだ。ヴァルも大概軟弱だが、そこは経験の差がものを言う。
「ま、待て……ッ!
なるほど、神官長のアヌスは使い込まれていた。うっすらと縦に割れ、指を這わせただけでヒクヒクしている。しかしこの世界の魔法って便利だな。体内の洗浄も粘度の高い水の生成も、生活魔法レベルで思いのままだ。この辺は、メス向けの閨教育で叩き込まれたから心得ている。まあヴァル自身は、役立てる機会がなかったわけだが。
しかし違うのはここから。指で穴を広げるのはこっちでも同じ。だが俺にはあっちで身につけたテクニックがある。手マンは得意だ。ガシマンではなく、あくまでゆっくり、優しい刺激を繰り返す。
「そんなッ、あ、あ、あ……」
神官長はあっという間にメスイキを極めた。なんだ、随分早いな。こんなもんか?
「じゃあちょっとこっちも味見させていただいて」
「はっ! まさかお前ッ、ひああッ!!」
ピクピクアクメマンコにお邪魔しまーす。おお、程よい締め付け。久々の挿入感に背筋がぞくぞくする。そうか、ヴァルにとっては筆おろしだもんな。こんなんじゃ、すぐにもってかれそう。
「あーきもちー。神官長も楽しんでますぅ?」
「ああっ、あっ、そんなッ、おま」
「へへ、チンコ寂しい? こっちも構ってやるから」
小刻みに腰を使いながら、神官長の息子も可愛がってやる。そう、俺たちはメスになるために教育されたが、別にコッチがお粗末なわけではない。神官長の立派なものを優しく扱いてやると、バッキバキのそれからいやらしい蜜がたらたらと溢れる。
「触るな! 駄目だ、イくッ……ああッ……!」
俺のものを切なく締め付けながら、神官長が果てる。開発済みだからか、それとも元から敏感なのか。エロい体してやがる。俺もついうっかりイきそうになるが、ここでイってはホストなんか務まらない。
「へへっ。良かった? じゃあもっと楽しめよ」
「あっやっ、待てっ、待ってッ、ああッ」
俺はゆっくりと抜き差ししつつ、神官長の中を捏ね回す。強いピストンなんか要らない。いいところを優しく、執拗に。
ネコだからわかる。メスイキって際限ない。絶頂まで多少時間がかかるが、一度丁寧に導いてやればあとはヌルゲーだ。一定のリズムを崩さないこと、そしてイったら一旦動きを止めてアクメの邪魔をしないこと。数拍置いて落ち着いたら、また同じリズムの繰り返し。快感を追うのに没頭させてやれば、オンナってのは簡単に堕ちる。
「はへっ、あ、も、やぁ……」
何度かのアクメでトロトロに溶け切って、神官長がだらしないアヘ声を上げている。そろそろいいかな。
「じゃあ俺も……っと」
「あっあっ、らめ、そん、あああ!」
最後は細腰を掴んでラストスパート。神官長の悲鳴を楽しみながら、中出しブッパでフィニッシュ。はあ、爽快感たまんねぇ。ヴァル、童貞卒業おめでとう。
ぐったりと動かなくなった神官長の手首を解放し、生活魔法で後始末。魔法って素晴らしいな。ドロドロの腰回りから床に滴った体液まで綺麗さっぱりだ。ついでにヒールでアヌスもケアしておいた。傷がついた様子はないが、彼にも「仕事」があるかもしれないしな。
「……お前……『花嫁』ではなかったのか……」
ライティングチェアに座らせた神官長が、ぐったりと机にもたれながらつぶやく。『花嫁』とはメス要員のことだ。
「花嫁もなにも、生物学的には男だと思いますが」
「……このことは内密にせよ……身の安全に関わるぞ……」
「はぁ、それはまぁ」
俺たちは商品だ。秘術を使わなければ妊娠しないとはいえ、メスの中にオスが混じって商品を食い散らかしてたんじゃ、排除されるに決まってる。
「……もはやお前を修道士見習いにしておくわけにはいかぬ。本日をもって神官とする。いいな?」
神官長が驚いている。それはそうだ。修道士見習いにとって買い出し当番は懲罰であり、見せしめだからだ。修道服を見れば、誰だって俺が「やらかして島流しに遭ったお偉いさんのメス」だとわかってしまう。平民の好奇の視線に晒されることは、名誉を重んじる貴族にとって耐え難い屈辱だ。買い出しは、修道士見習いがよほどのことをやらかした場合に限られ、普段は孤児院上がりの見習い神官がお遣いに出ることとなっている。
「己の罪を悔い改めるためにも、世俗を知るべきかと」
俺がもっともらしいことを言うと、あっさりと許可が降りた。彼も元は修道士見習い上がりだ。新参の俺が世間の目に晒されてザマァされるのが見たいと顔に書いてある。どいつもこいつも腐ってやがる。まあ品行方正だったヴァルと違って、俺にはこういう場所がお似合いなのかもしれない。
「余計なことはせず、おとなしくついて来てくださいね」
一緒に出かける羽目になった見習い神官アレンは、嫌そうな顔を隠しもしなかった。そりゃそうだ。やらかしたお貴族様のメスのお守りなんて、俺だって御免だ。しかしパッと見、小学校高学年か、中坊になり立てみたいな子供だ。精一杯イキがってて微笑ましい。
修道院から一キロほどの町イェイツは、辺境ヤードリー領の領都だ。王都などとは比べるべくもないが、中心部は農産物や乳製品、織物などの取引で賑わっている。人混みの中、アレンに続いてしずしずと歩く俺に、視線が集まって仕方ない。灰色の修道服を着た若者が見習い神官に連れられて歩いているのだ、何かやらかしたに決まってる。中には「あらやだ」とか「ふしだらな」とか、聞こえよがしに眉を顰めるものも少なくない。
だが生憎、俺はヴァルと違ってそういうの痛くも痒くもねぇんだ。ふしだらでロクでもねぇのは事実だしな。そしてそんな俺とは対照的に、ヴァルは童貞処女の綺麗な体だ。不吉な闇属性だからって、不貞どころか指一本触られたことがない。疾しいところがなけりゃ、堂々としてりゃいい。濡れ衣を着せられたヴァルとしては、やるせないだろうがな。
アレンは居心地が悪そうに市場を回り、そそくさと用事を済ませる。彼の役割は、古ぼけた木の板を商人に渡して回ることだ。板には食材や生活用品の内容や数量が記載されている。商人は後からその内容通りの品物を納品し、修道院で支払いを受ける仕組み。随分まどろっこしいやり方だ。そんなことなら、納品と発注を修道院で一度に済ませればいいじゃないか。しかし、何軒か回っている間にその方式を採用している理由がわかった。
「最近アルフの奴、回って来ねぇじゃねぇか」
「アルフレッドは王都へ参りました」
「おお、とうとう出荷されたか。まあ、具合がよかったもんな。お前も頑張って肉を付けないとな!」
商店の男はアレンのケツを撫でまわし、懐に干し肉を捩じ込む。
「成人したら指名してやる。神官長様にもよろしくなァ」
「……ありがとうございます」
なんだかな。孤児院と神官って、そっち系かよ。修道院は一応お偉いさんのメスが集められているから、ウリなんてなかった。だけど一定期間預けられた後、還俗の受け入れ先がなければ、後は神官になって体でも売って稼いでねってことだ。花嫁修行しかしたことないようなナヨナヨした男なんて、そんくらいしか使い道なさそうだしな。
だが俺たちはまだいい。孤児院のガキとか逃げ場ないじゃん。ちくしょう、いいシステムしてやがる。
俺自身、泥水を啜って生きてきた。だから別に今更、体を売ることに対してどうこう思わない。だが、この世の理不尽にムシャクシャするのは体の持ち主、ヴァルのせいなのか。柄にもなく「どうにかできないか」と考えている自分がいる。
「それを知り、声を上げたところでなんとする」
しかし神官長の答えももっともだ。謎の衝動に駆られて神官長に談判したものの、すげなくあしらわれた。
「でっ、ですが神官長、あなたも……」
「ヴァレンタイン、お前は本当に世間を知らない。しかし無理もない、そのように育てられたのだからな——この世とはそういうものなのだ。そしてお前のような者が真実を知り、絶望する瞬間。多くの貴人は、その瞬間を珍重し好まれる。お前たちはそのために育てられた、たわわな果実なのだ」
ショックを受けるヴァル、そして冷静に受け止める俺。要は、神殿はセックスワーカーのブローカーなのだ。そしてここに出荷されるのは、実際に不貞を犯した瑕疵のついたメスもいるだろう。しかし彼の口ぶりだと、俺みたいな冤罪組もいっぱいいるに違いない。俺は実家に売られ、婚家に売られたんだ。みんなグル。世間ってのは世知辛いな。
「なぁに、受け入れて委ねてしまえば簡単なことだ。性技を身につけ、美貌を武器に快楽を貪るだけで、この世の全てが手に入る。予定より少し早まったが、お前もこちら側に来るといい。楽になれる」
早速神官就任の推薦状を書いてやろう、とペンを取り出した神官長の手を、俺はぐっと掴む。
「どうした。神官になれば衣食住も思いのまま、今のような清貧生活とは無縁になるのだぞ?」
「——いえ。神官長の自慢の性技とやらがどんなものなのか、ご教示願いたく思いまして」
俺はさっさと神官長の腕を捻り上げ、腰紐で手首を後ろ手に縛り、そしてライティングデスクにうつ伏せに押さえつけた。ロクに喧嘩もしたことのないヘナチョコ男の抵抗なんて他愛ないものだ。ヴァルも大概軟弱だが、そこは経験の差がものを言う。
「ま、待て……ッ!
なるほど、神官長のアヌスは使い込まれていた。うっすらと縦に割れ、指を這わせただけでヒクヒクしている。しかしこの世界の魔法って便利だな。体内の洗浄も粘度の高い水の生成も、生活魔法レベルで思いのままだ。この辺は、メス向けの閨教育で叩き込まれたから心得ている。まあヴァル自身は、役立てる機会がなかったわけだが。
しかし違うのはここから。指で穴を広げるのはこっちでも同じ。だが俺にはあっちで身につけたテクニックがある。手マンは得意だ。ガシマンではなく、あくまでゆっくり、優しい刺激を繰り返す。
「そんなッ、あ、あ、あ……」
神官長はあっという間にメスイキを極めた。なんだ、随分早いな。こんなもんか?
「じゃあちょっとこっちも味見させていただいて」
「はっ! まさかお前ッ、ひああッ!!」
ピクピクアクメマンコにお邪魔しまーす。おお、程よい締め付け。久々の挿入感に背筋がぞくぞくする。そうか、ヴァルにとっては筆おろしだもんな。こんなんじゃ、すぐにもってかれそう。
「あーきもちー。神官長も楽しんでますぅ?」
「ああっ、あっ、そんなッ、おま」
「へへ、チンコ寂しい? こっちも構ってやるから」
小刻みに腰を使いながら、神官長の息子も可愛がってやる。そう、俺たちはメスになるために教育されたが、別にコッチがお粗末なわけではない。神官長の立派なものを優しく扱いてやると、バッキバキのそれからいやらしい蜜がたらたらと溢れる。
「触るな! 駄目だ、イくッ……ああッ……!」
俺のものを切なく締め付けながら、神官長が果てる。開発済みだからか、それとも元から敏感なのか。エロい体してやがる。俺もついうっかりイきそうになるが、ここでイってはホストなんか務まらない。
「へへっ。良かった? じゃあもっと楽しめよ」
「あっやっ、待てっ、待ってッ、ああッ」
俺はゆっくりと抜き差ししつつ、神官長の中を捏ね回す。強いピストンなんか要らない。いいところを優しく、執拗に。
ネコだからわかる。メスイキって際限ない。絶頂まで多少時間がかかるが、一度丁寧に導いてやればあとはヌルゲーだ。一定のリズムを崩さないこと、そしてイったら一旦動きを止めてアクメの邪魔をしないこと。数拍置いて落ち着いたら、また同じリズムの繰り返し。快感を追うのに没頭させてやれば、オンナってのは簡単に堕ちる。
「はへっ、あ、も、やぁ……」
何度かのアクメでトロトロに溶け切って、神官長がだらしないアヘ声を上げている。そろそろいいかな。
「じゃあ俺も……っと」
「あっあっ、らめ、そん、あああ!」
最後は細腰を掴んでラストスパート。神官長の悲鳴を楽しみながら、中出しブッパでフィニッシュ。はあ、爽快感たまんねぇ。ヴァル、童貞卒業おめでとう。
ぐったりと動かなくなった神官長の手首を解放し、生活魔法で後始末。魔法って素晴らしいな。ドロドロの腰回りから床に滴った体液まで綺麗さっぱりだ。ついでにヒールでアヌスもケアしておいた。傷がついた様子はないが、彼にも「仕事」があるかもしれないしな。
「……お前……『花嫁』ではなかったのか……」
ライティングチェアに座らせた神官長が、ぐったりと机にもたれながらつぶやく。『花嫁』とはメス要員のことだ。
「花嫁もなにも、生物学的には男だと思いますが」
「……このことは内密にせよ……身の安全に関わるぞ……」
「はぁ、それはまぁ」
俺たちは商品だ。秘術を使わなければ妊娠しないとはいえ、メスの中にオスが混じって商品を食い散らかしてたんじゃ、排除されるに決まってる。
「……もはやお前を修道士見習いにしておくわけにはいかぬ。本日をもって神官とする。いいな?」
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