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無邪気な悪意
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「ちゃんと理沙ちゃん連れてきてくれたんだぁ。すごーい、ありがとお」
死ぬほど嫌いな甘ったるい声が聞こえて、今日ほど麗奈を恐ろしいと感じたことはなかった。
いつもどおりに奇麗な髪を緩く巻いて、上品なワンピースを身に着けている。
久しぶりに見た麗奈は驚くほど変わらない。むしろ以前よりも奇麗さに磨きがかかったように見える。
ゆったりとしたソファに腰かけ、何か古い映画を鑑賞している最中だったらしい。スクリーンに男女が抱き合う姿が映っている。
映画の光に照らされながら麗奈はねっとりした声で理沙に呼びかけてきた。
縛られている理沙を見て、さも嬉しそうにニコニコと笑っている。
麗奈が得体のしれない化け物に見えて、くらりと眩暈がした。
「麗奈……なんでこんな」
「あっ、急に連れてきちゃってゴメンね。でもね、どうしても理沙ちゃんと話がしたくって、お友達に協力してもらったんだ。知らない人たちだったからびっくりしちゃった? でも幸生くんもいたし他の二人もすっごくいい人たちだから大丈夫かなっ」
「……っふ、ふざけないで! こんなの犯罪だよ! おかしいよ何考えてんのよ麗奈!」
我慢できなくて震える声で怒鳴ると、後ろに立っていた男に頭を叩かれた。
「お前自分の立場理解してねーの? まずは跪いてゴメンナサイだろー? 麗奈が優しいからって調子に乗ってんじゃねえよこのクソアマ」
「いいよおタイシ君。理沙ちゃんは私になんて謝りたくないって思ってるから仕方がないよ。でもね、ちゃんと話せばきっと分かってもらえると思うんだあ」
「マジ麗奈天使すぎじゃね? 俺だったら反省を促すとかダルすぎて無理だわ」
「んー、でも理沙ちゃんは親友だから、どんなにひどいことされても簡単に諦めたくないんだ」
「レーナ優しいなあ。でも優しすぎると相手を調子に乗らせるから考えものだな」
麗奈の言葉を聞いて男たちが次々と賛辞を贈る。
嘘まみれの会話を聞かされて吐き気がしてきそうだった。
会話の内容から察するに、またもや理沙は何らかの理由で悪者にされていてこの男たちは麗奈の嘘をまるっと信じている。
理沙に非があるのだから少々手荒に拉致してきても許されるとでも思っているのだろうか。今度はどんな悪者に仕立てられているのか分かったものではない。
もし事実と違うと弁明しても無駄だというのはこれまでの経験で分かっている。だからこそ、幸生が麗奈の言葉に疑問を持ってくれて希望を見いだせたと思ったのに、すっかり騙されてしまったのが悔しくてたまらない。
憎しみを込めて幸生を睨むと、ビクッと怯えあからさまに目を逸らされた。
見知らぬ男たちと違って多少の後ろめたさはあるのかもしれない。
「理沙ちゃんと二人でお話がしたいの。みんなは席を外してくれる?」
「おー、じゃあリビングにいるから何かあったら呼べよ? あと麗奈と二人きりじゃあぶねーからコイツの拘束解いたらダメだからな」
幸生を含めた男たちはぞろぞろと別室へ移動していく。
ソファやキッチンがあるこの部屋は窓がひとつもない。地下にあるシアタールームなのだろう。だとすると、防音性が高いこの部屋で叫んでも外に声が聞こえない。拉致監禁して暴行するにはぴったりの場所だ。
絶望的な状況に心が折れそうになる。
怯えを隠せずにいる理沙を見下ろして、麗奈は嬉しくてたまらないといった様子でくふくふと笑いを漏らす。
「よーやく捕まえたぁ。ねえ今どんな気持ち? まな板の上の理沙ちゃん♡」
「ふ、ふざけないで。こんなの犯罪だって分かってるでしょ? 馬鹿じゃないの? 前科ついたらアンタの人生終わるわよ」
「あは♡ 人生終わるのは理沙ちゃんのほうだって、ホントは分かってるんでしょ? 前科なんてつかないよぉ。犯罪っていうのは、バレなきゃ罪にならないの。そんなことも知らないの?」
天真爛漫という比喩がぴったりな可愛らしい顔できゃっきゃと笑う。
拉致された時から無事には帰してもらえるわけがないと分かっていたが、いよいよ死を覚悟しなければならない状況になったのだと実感した。
危機的状況を悟って逆に気持ちが冷えて恐怖の代わりに静かな怒りが湧いてくる。
意味不明なまま殺されるのなんて御免だ。殺されるほど何か悪いことをした覚えもないし、むしろ麗奈のほうが恨まれる立場にあるのに自分がこんな目に遭うなど理不尽で許せない。
「……麗奈はなんでこうまで私に拘るの? 人生終わりっていうのなら、その理由くらい教えてくれたっていいでしょう」
これまで麗奈を避け続けてきたから、彼女がどんな理由で理沙に付きまとってくるのか直接訊ねたことがなかった。訊いたってどうせ答えてはくれないだろうと思ったが、意外なことに麗奈は小首をかしげて質問されたことに驚いている。
「理由……ねえ? 理沙ちゃんはずっと、自分は何も悪くないのにどうしてこんな目に~っとかって思ってたの? なーんも自覚ない?」
「自覚って……分からないわよ。だから聞いているんでしょ……」
「ふぅん、そっかー。まぁよく言うよね。被害者はされたことをずっと忘れないけど、加害者は覚えてもいないって。悪いと思ってないから忘れても平気でいられるんだよねー」
「被害者って……」
どの口が言うのか、と言いたいのをぐっとこらえる。
売り言葉に買い言葉で激高させてしまったらどんな目に遭うか分からない。今は刺激せず会話を続けて、できれば逃げる糸口をつかみたい。
「そぉだよ。理沙ちゃんは私を傷つけた加害者なのに、全然その自覚がないんだから、ホントにひどいよねえ」
「……悪いけど、麗奈が何のことで怒っているのか分からないの。自覚してって言うならちゃんとその理由を説明してよ。そのうえで、もし本当に私が悪いなら謝るし」
会話を続けたくて穏やかに言葉を返すと、その受け答えが気に入ったのか麗奈はちょっと嬉しそうに顔をほころばせた。
「んーじゃあ教えてあげようかな。私だって理沙ちゃんと喧嘩したかったわけじゃないんだしね。えっとねーどっから話そうかなー。何から聞きたいっ?」
何が楽しいのか、ウキウキと声を弾ませた麗奈が理沙の隣に密着して座り込む。
そして彼女は、昔を懐かしむように己の過去を語りだした。
***
死ぬほど嫌いな甘ったるい声が聞こえて、今日ほど麗奈を恐ろしいと感じたことはなかった。
いつもどおりに奇麗な髪を緩く巻いて、上品なワンピースを身に着けている。
久しぶりに見た麗奈は驚くほど変わらない。むしろ以前よりも奇麗さに磨きがかかったように見える。
ゆったりとしたソファに腰かけ、何か古い映画を鑑賞している最中だったらしい。スクリーンに男女が抱き合う姿が映っている。
映画の光に照らされながら麗奈はねっとりした声で理沙に呼びかけてきた。
縛られている理沙を見て、さも嬉しそうにニコニコと笑っている。
麗奈が得体のしれない化け物に見えて、くらりと眩暈がした。
「麗奈……なんでこんな」
「あっ、急に連れてきちゃってゴメンね。でもね、どうしても理沙ちゃんと話がしたくって、お友達に協力してもらったんだ。知らない人たちだったからびっくりしちゃった? でも幸生くんもいたし他の二人もすっごくいい人たちだから大丈夫かなっ」
「……っふ、ふざけないで! こんなの犯罪だよ! おかしいよ何考えてんのよ麗奈!」
我慢できなくて震える声で怒鳴ると、後ろに立っていた男に頭を叩かれた。
「お前自分の立場理解してねーの? まずは跪いてゴメンナサイだろー? 麗奈が優しいからって調子に乗ってんじゃねえよこのクソアマ」
「いいよおタイシ君。理沙ちゃんは私になんて謝りたくないって思ってるから仕方がないよ。でもね、ちゃんと話せばきっと分かってもらえると思うんだあ」
「マジ麗奈天使すぎじゃね? 俺だったら反省を促すとかダルすぎて無理だわ」
「んー、でも理沙ちゃんは親友だから、どんなにひどいことされても簡単に諦めたくないんだ」
「レーナ優しいなあ。でも優しすぎると相手を調子に乗らせるから考えものだな」
麗奈の言葉を聞いて男たちが次々と賛辞を贈る。
嘘まみれの会話を聞かされて吐き気がしてきそうだった。
会話の内容から察するに、またもや理沙は何らかの理由で悪者にされていてこの男たちは麗奈の嘘をまるっと信じている。
理沙に非があるのだから少々手荒に拉致してきても許されるとでも思っているのだろうか。今度はどんな悪者に仕立てられているのか分かったものではない。
もし事実と違うと弁明しても無駄だというのはこれまでの経験で分かっている。だからこそ、幸生が麗奈の言葉に疑問を持ってくれて希望を見いだせたと思ったのに、すっかり騙されてしまったのが悔しくてたまらない。
憎しみを込めて幸生を睨むと、ビクッと怯えあからさまに目を逸らされた。
見知らぬ男たちと違って多少の後ろめたさはあるのかもしれない。
「理沙ちゃんと二人でお話がしたいの。みんなは席を外してくれる?」
「おー、じゃあリビングにいるから何かあったら呼べよ? あと麗奈と二人きりじゃあぶねーからコイツの拘束解いたらダメだからな」
幸生を含めた男たちはぞろぞろと別室へ移動していく。
ソファやキッチンがあるこの部屋は窓がひとつもない。地下にあるシアタールームなのだろう。だとすると、防音性が高いこの部屋で叫んでも外に声が聞こえない。拉致監禁して暴行するにはぴったりの場所だ。
絶望的な状況に心が折れそうになる。
怯えを隠せずにいる理沙を見下ろして、麗奈は嬉しくてたまらないといった様子でくふくふと笑いを漏らす。
「よーやく捕まえたぁ。ねえ今どんな気持ち? まな板の上の理沙ちゃん♡」
「ふ、ふざけないで。こんなの犯罪だって分かってるでしょ? 馬鹿じゃないの? 前科ついたらアンタの人生終わるわよ」
「あは♡ 人生終わるのは理沙ちゃんのほうだって、ホントは分かってるんでしょ? 前科なんてつかないよぉ。犯罪っていうのは、バレなきゃ罪にならないの。そんなことも知らないの?」
天真爛漫という比喩がぴったりな可愛らしい顔できゃっきゃと笑う。
拉致された時から無事には帰してもらえるわけがないと分かっていたが、いよいよ死を覚悟しなければならない状況になったのだと実感した。
危機的状況を悟って逆に気持ちが冷えて恐怖の代わりに静かな怒りが湧いてくる。
意味不明なまま殺されるのなんて御免だ。殺されるほど何か悪いことをした覚えもないし、むしろ麗奈のほうが恨まれる立場にあるのに自分がこんな目に遭うなど理不尽で許せない。
「……麗奈はなんでこうまで私に拘るの? 人生終わりっていうのなら、その理由くらい教えてくれたっていいでしょう」
これまで麗奈を避け続けてきたから、彼女がどんな理由で理沙に付きまとってくるのか直接訊ねたことがなかった。訊いたってどうせ答えてはくれないだろうと思ったが、意外なことに麗奈は小首をかしげて質問されたことに驚いている。
「理由……ねえ? 理沙ちゃんはずっと、自分は何も悪くないのにどうしてこんな目に~っとかって思ってたの? なーんも自覚ない?」
「自覚って……分からないわよ。だから聞いているんでしょ……」
「ふぅん、そっかー。まぁよく言うよね。被害者はされたことをずっと忘れないけど、加害者は覚えてもいないって。悪いと思ってないから忘れても平気でいられるんだよねー」
「被害者って……」
どの口が言うのか、と言いたいのをぐっとこらえる。
売り言葉に買い言葉で激高させてしまったらどんな目に遭うか分からない。今は刺激せず会話を続けて、できれば逃げる糸口をつかみたい。
「そぉだよ。理沙ちゃんは私を傷つけた加害者なのに、全然その自覚がないんだから、ホントにひどいよねえ」
「……悪いけど、麗奈が何のことで怒っているのか分からないの。自覚してって言うならちゃんとその理由を説明してよ。そのうえで、もし本当に私が悪いなら謝るし」
会話を続けたくて穏やかに言葉を返すと、その受け答えが気に入ったのか麗奈はちょっと嬉しそうに顔をほころばせた。
「んーじゃあ教えてあげようかな。私だって理沙ちゃんと喧嘩したかったわけじゃないんだしね。えっとねーどっから話そうかなー。何から聞きたいっ?」
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