28 / 117
X'mas if 前編 聖夜の祝福と絶対零度
しおりを挟む
十二月二十四日、世間はクリスマスと騒ぐが、冬真はクリスマスが好きではなかった。
厳格な父と母に育てられ、クリスマスだからといって特別に何かをする事もなく、プレゼントなんかも貰った事がなかった。
いや、正確に言えば、二十五日、クリスマスが誕生日でもあるが故にクリスマス兼誕生日プレゼントになってしまうのはいつもの事だった。
真面目過ぎる両親が選ぶ物と言えば、ある年は図鑑、ある年は辞書、ある年は算数ドリル等、自分が欲しいと思った物を貰った事はなかった。
そして、高校生にもなると両親の仕事はより忙しくなり、殆ど家には帰ってこなくなった。
そんな家族が誕生日に用意した物と言えば・・・・・・。
冬真はダイニングのテーブルを見た。
そこには「これで好きな物を買いなさい」とだけ書かれたメモと、裸で置かれた三万円があるだけだった。
三万円ともなると、高校生には少し大きな額だが、当面の生活費も含んでいるのだろうと冬真は計算した。
それでも、テーブルの上に参考書が置いてあるよりはまだましだと思いながらそのお金を財布に入れた。
軍資金を手に入れた冬真は、どうせなら休日を豪遊して過ごしてやろうと考えた。
町は十二月特有の緑や赤や金に銀と鮮やかなクリスマスカラーに包まれていた。
至る所でリースやツリーにモールの装飾が目につく。
それを特に綺麗だとか、楽しそうだとか思う事もなく冬真は歩いていた。
通りでは幸せそうな家族や、恋人達の姿で溢れていた。
そんな人々を見て冬真は苛立った。
「クリスマスなんてバカバカしい」
冬真は鼠色の空を見てそう呟いた。
「ホウホウホーウ、それは聞き捨てならないな」
「え?」
いきなり後ろからそんな声がして冬真は振り向いた。
そこには丸いサングラスをかけ、偽物の白い髭をつけ、派手な赤いサンタ服を着た二十代位の金髪の男が古びた白い布の袋を担ぎながら立っていた。
その大きな布の袋には中身は分からないがプレゼントの箱でも入っているのかあちこち凸凹ができていた。
明らかにどこかの店のバイトか何かだろうと冬真は考えた。
「君、なんでクリスマスがバカバカしいのかね?」
その怪しい男は冬真に顔をずいっと近付けそう言った。
「なんですか、いきなり・・・・・・。日本の行事でもないのにバカバカしいと言って何が悪いんですか?」
冬真は場が凍りつく様な瞳で男にそう言った。
その冷たさと言えば子供が見れば泣き出しそうな程だった。
「ホウホウホーウ、悲しいねぇ。少年、もっとこうクリスマスらしくワクワク! とか、ドキドキ! とかないのかね?」
「ないです。あの、もういいですか? 急いでるんで」
冬真はこれ以上変な奴と関わるまいとそう言った。
「何を言っているんだ少年! クリスマスだぞ? もっと楽しまないと!」
「いちいち余計なお世話なんですけど。そもそも、名前も知らない様な人からそんな事言われる筋合いは・・・・・・」
「俺の名前は・・・・・・サ、・・・・・・黒須 三太だ! どうだ、これで俺達は立派な知り合いだ!」
その黒須 三太と名乗る男はぐっ、と親指を立ててそう言った。
「知り合いって、そういう問題じゃ・・・・・・。っていうか何その胡散臭い名前」
「細かい事は気にしない! 君あれだろ、そのひねくれ方はクリスマスにいい思い出がなかっただろう? もしくは小さい頃サンタさんを信じない派閥の人間だったんじゃないか?」
「・・・・・・何その派閥? そもそも、サンタなんか居ないし、小学生時代に超リアルな人体模型とか、ノート一年分とか貰うような家庭に居て、いい思い出も何もないし」
冬真は過去のクリスマスを思い出し、より一層暗い表情になった。
物心ついた頃からサンタは居ないと分かっていたし、クリスマスに欲しいおもちゃを貰っている友達を見ても、自分には関係の無い事だと諦めていた。
自分の家はクリスマスとは無縁なのだと。
「ホウホウホーウ、少年スレてるねぇ。そんなのこれからのクリスマスを楽しめばいいんだよ!」
「はあ・・・・・・」
冬真は段々とやたらとテンションの高い男の相手をするのに疲れてきた。
「うーん、うーん、そうだ、君あれでしょ、サンタさんから祝福を貰いたかったとかじゃない?」
「は?」
祝福・・・・・・普通はプレゼントではないのかと冬真は違和感を覚えた。
「よし、ここは俺とゲームをしようじゃないか」
「いえ、結構です」
冬真は間髪入れずにそう言った。
「この町のどこかにサンタさんからの祝福を隠したから、それを見つける事!」
「おい、人の話を聞けよ」
冬真はそう言うも男は聞く耳を持たない。
「あ、ちょっと待って」
そう言うと男は物凄い速さで走り出したかと思うと数秒後には何かを連れて戻って来た。
「え、なんで・・・・・・?」
男が猫の首根っこでも掴むように連れてきたのはほのかだった。
「一人じゃ寂しいかと思ってその辺に居たからお友達を連れてきたよー。二人とも! 祝福を見つけるまでこの町、具体的にはこのマップから出られないからファイト! んじゃ、俺は仕事に戻るから。諸君! 健闘を祈る! メリークリスマース!!」
「ちょっ、おい!!」
一方的にそう言い残して男は軽快にハンドベルを鳴らしながら去っていった。
【氷室君、こんにちは。さっきの人は知り合い?】
「いや、知らない。きっとただの変人だろう。・・・・・・なんか巻き込んだみたいでごめん」
【暇だったから大丈夫!】
ほのかは笑ってスケッチブックにそう書いた。
「はあ・・・・・・なんかどっと疲れたから俺はもう帰るよ。月島さん、良いお年を」
【良いお年を】
冬真は真っ直ぐに来た道を戻ろうと歩みだした。
だが、暫くして冬真は異変に気が付いた。
【氷室君、帰ったんじゃ?】
冬真はウィンドウショッピングをしていたほのかに出くわした。
「え?」
帰ろうとしていた筈なのに冬真は元の場所に戻って来てしまっていた。
「どういう事なんだ?」
もう一度と真っ直ぐに道を歩くも結果は同じでほのかの居る通りに辿り着いてしまう。
冬真は何度もルートを変えながら走ってみたが、結果は一緒だった。
ほのかは何度も何度も自分の目の前を走ってくるそんな冬真を不思議そうな顔で見ていた。
「はー、はー、嘘だろ・・・・・・」
冬真は歩き慣れた町の道を間違える筈はないと道に立っている地図の看板を見た。
そしてある事に気がついた。
「まさか・・・・・・」
丁度戻ってしまう辺りは地図の境い目だった。
そして、あの男の言葉を思い出した。
『・・・・・・二人とも! 祝福を見つけるまでこの町、具体的にはこのマップから出られないから・・・・・・』
「あいつか・・・・・・ふざけんなよ」
冬真はワナワナと拳を震わせた。
こんな非科学的な事、とても信じられなかったが、実際起きてしまっている。
願わくば、これが夢であって欲しいと冬真は思ったが、拳に食い込む爪の痛みはそれを否定していた。
「月島さん、どうやらこの町から出られないようだ・・・・・・」
冬真がそう言うと、ほのかはキョトンとした顔で冬真を見ながら小首を傾げた。
厳格な父と母に育てられ、クリスマスだからといって特別に何かをする事もなく、プレゼントなんかも貰った事がなかった。
いや、正確に言えば、二十五日、クリスマスが誕生日でもあるが故にクリスマス兼誕生日プレゼントになってしまうのはいつもの事だった。
真面目過ぎる両親が選ぶ物と言えば、ある年は図鑑、ある年は辞書、ある年は算数ドリル等、自分が欲しいと思った物を貰った事はなかった。
そして、高校生にもなると両親の仕事はより忙しくなり、殆ど家には帰ってこなくなった。
そんな家族が誕生日に用意した物と言えば・・・・・・。
冬真はダイニングのテーブルを見た。
そこには「これで好きな物を買いなさい」とだけ書かれたメモと、裸で置かれた三万円があるだけだった。
三万円ともなると、高校生には少し大きな額だが、当面の生活費も含んでいるのだろうと冬真は計算した。
それでも、テーブルの上に参考書が置いてあるよりはまだましだと思いながらそのお金を財布に入れた。
軍資金を手に入れた冬真は、どうせなら休日を豪遊して過ごしてやろうと考えた。
町は十二月特有の緑や赤や金に銀と鮮やかなクリスマスカラーに包まれていた。
至る所でリースやツリーにモールの装飾が目につく。
それを特に綺麗だとか、楽しそうだとか思う事もなく冬真は歩いていた。
通りでは幸せそうな家族や、恋人達の姿で溢れていた。
そんな人々を見て冬真は苛立った。
「クリスマスなんてバカバカしい」
冬真は鼠色の空を見てそう呟いた。
「ホウホウホーウ、それは聞き捨てならないな」
「え?」
いきなり後ろからそんな声がして冬真は振り向いた。
そこには丸いサングラスをかけ、偽物の白い髭をつけ、派手な赤いサンタ服を着た二十代位の金髪の男が古びた白い布の袋を担ぎながら立っていた。
その大きな布の袋には中身は分からないがプレゼントの箱でも入っているのかあちこち凸凹ができていた。
明らかにどこかの店のバイトか何かだろうと冬真は考えた。
「君、なんでクリスマスがバカバカしいのかね?」
その怪しい男は冬真に顔をずいっと近付けそう言った。
「なんですか、いきなり・・・・・・。日本の行事でもないのにバカバカしいと言って何が悪いんですか?」
冬真は場が凍りつく様な瞳で男にそう言った。
その冷たさと言えば子供が見れば泣き出しそうな程だった。
「ホウホウホーウ、悲しいねぇ。少年、もっとこうクリスマスらしくワクワク! とか、ドキドキ! とかないのかね?」
「ないです。あの、もういいですか? 急いでるんで」
冬真はこれ以上変な奴と関わるまいとそう言った。
「何を言っているんだ少年! クリスマスだぞ? もっと楽しまないと!」
「いちいち余計なお世話なんですけど。そもそも、名前も知らない様な人からそんな事言われる筋合いは・・・・・・」
「俺の名前は・・・・・・サ、・・・・・・黒須 三太だ! どうだ、これで俺達は立派な知り合いだ!」
その黒須 三太と名乗る男はぐっ、と親指を立ててそう言った。
「知り合いって、そういう問題じゃ・・・・・・。っていうか何その胡散臭い名前」
「細かい事は気にしない! 君あれだろ、そのひねくれ方はクリスマスにいい思い出がなかっただろう? もしくは小さい頃サンタさんを信じない派閥の人間だったんじゃないか?」
「・・・・・・何その派閥? そもそも、サンタなんか居ないし、小学生時代に超リアルな人体模型とか、ノート一年分とか貰うような家庭に居て、いい思い出も何もないし」
冬真は過去のクリスマスを思い出し、より一層暗い表情になった。
物心ついた頃からサンタは居ないと分かっていたし、クリスマスに欲しいおもちゃを貰っている友達を見ても、自分には関係の無い事だと諦めていた。
自分の家はクリスマスとは無縁なのだと。
「ホウホウホーウ、少年スレてるねぇ。そんなのこれからのクリスマスを楽しめばいいんだよ!」
「はあ・・・・・・」
冬真は段々とやたらとテンションの高い男の相手をするのに疲れてきた。
「うーん、うーん、そうだ、君あれでしょ、サンタさんから祝福を貰いたかったとかじゃない?」
「は?」
祝福・・・・・・普通はプレゼントではないのかと冬真は違和感を覚えた。
「よし、ここは俺とゲームをしようじゃないか」
「いえ、結構です」
冬真は間髪入れずにそう言った。
「この町のどこかにサンタさんからの祝福を隠したから、それを見つける事!」
「おい、人の話を聞けよ」
冬真はそう言うも男は聞く耳を持たない。
「あ、ちょっと待って」
そう言うと男は物凄い速さで走り出したかと思うと数秒後には何かを連れて戻って来た。
「え、なんで・・・・・・?」
男が猫の首根っこでも掴むように連れてきたのはほのかだった。
「一人じゃ寂しいかと思ってその辺に居たからお友達を連れてきたよー。二人とも! 祝福を見つけるまでこの町、具体的にはこのマップから出られないからファイト! んじゃ、俺は仕事に戻るから。諸君! 健闘を祈る! メリークリスマース!!」
「ちょっ、おい!!」
一方的にそう言い残して男は軽快にハンドベルを鳴らしながら去っていった。
【氷室君、こんにちは。さっきの人は知り合い?】
「いや、知らない。きっとただの変人だろう。・・・・・・なんか巻き込んだみたいでごめん」
【暇だったから大丈夫!】
ほのかは笑ってスケッチブックにそう書いた。
「はあ・・・・・・なんかどっと疲れたから俺はもう帰るよ。月島さん、良いお年を」
【良いお年を】
冬真は真っ直ぐに来た道を戻ろうと歩みだした。
だが、暫くして冬真は異変に気が付いた。
【氷室君、帰ったんじゃ?】
冬真はウィンドウショッピングをしていたほのかに出くわした。
「え?」
帰ろうとしていた筈なのに冬真は元の場所に戻って来てしまっていた。
「どういう事なんだ?」
もう一度と真っ直ぐに道を歩くも結果は同じでほのかの居る通りに辿り着いてしまう。
冬真は何度もルートを変えながら走ってみたが、結果は一緒だった。
ほのかは何度も何度も自分の目の前を走ってくるそんな冬真を不思議そうな顔で見ていた。
「はー、はー、嘘だろ・・・・・・」
冬真は歩き慣れた町の道を間違える筈はないと道に立っている地図の看板を見た。
そしてある事に気がついた。
「まさか・・・・・・」
丁度戻ってしまう辺りは地図の境い目だった。
そして、あの男の言葉を思い出した。
『・・・・・・二人とも! 祝福を見つけるまでこの町、具体的にはこのマップから出られないから・・・・・・』
「あいつか・・・・・・ふざけんなよ」
冬真はワナワナと拳を震わせた。
こんな非科学的な事、とても信じられなかったが、実際起きてしまっている。
願わくば、これが夢であって欲しいと冬真は思ったが、拳に食い込む爪の痛みはそれを否定していた。
「月島さん、どうやらこの町から出られないようだ・・・・・・」
冬真がそう言うと、ほのかはキョトンとした顔で冬真を見ながら小首を傾げた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
課長と私のほのぼの婚
藤谷 郁
恋愛
冬美が結婚したのは十も離れた年上男性。
舘林陽一35歳。
仕事はできるが、ちょっと変わった人と噂される彼は他部署の課長さん。
ひょんなことから交際が始まり、5か月後の秋、気がつけば夫婦になっていた。
※他サイトにも投稿。
※一部写真は写真ACさまよりお借りしています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる